昨夜はブログをアップした後、一番遠い所から、と別棟の露天風呂のある大浴場へ向かった。先に二人いらしたが、私が入ったらもう出ていかれるところ。やった!の貸し切り。
内風呂で温まった後は、意を決して露天風呂へ。ここにはエゾシカがお散歩に来ることもあるとガイドさんに言われていたけれど、残念ながらその姿は見えなかった。風が強くてとんでもなく寒く感じる。実際その時の気温は零下3度だったようだ。
風を避けたお湯の沸きだし口に浸かると、温かく快適だった。再び洗い場に戻って内湯に入ると、お母さんと小さな女の子が2人やってきたが、私がもう一度露天風呂に入ってあがり、髪の毛を乾かしていたらぱぱっと出ていかれた。そんなわけでやっぱり貸し切り。贅沢なことだ。
少し硫黄が混じっているけれど白濁まではしていない層雲峡温泉のお湯。お肌がつるつるである。入口には現地保健所のピンクリボンの張り紙があり、湯あみ着を着て入浴しても衛生上全く問題ない、とあった。乳がん患者には有難い配慮だと思う。
夫と湯上り場所で合流。男性もやはりほぼ貸し切りだったようだ。
売店でお土産等を物色して、エントランス奥の本棚を設えたラウンジエリアで一休み。部屋に戻るともうお布団が敷いてあった。久しぶりに純和室の部屋だ。そして夕食へ。バイキングは80品目。数えきれないほどの海の幸、山の幸を使った小皿の数々とライブキッチンのお料理で、もう目移りするばかり。
夫がなかなか戻ってこないと心配していたら、なんと案内された席を間違えて座ってしまったようで、本人はいたって幸せそうだった。うーん。大丈夫か。
デザートまで3回行ったり来たりしてお腹はぱんぱん。添乗員さんの「北海道に来て痩せて帰るわけにはいきません」の声に後押しされるが、既に今回の治療後の痩せた分は取り返せた模様。
お腹が満ちた夫は、「もうお風呂はいいかな~」などととんでもないことを宣うが、何せこのホテルは道内唯一大浴場3つ、露天風呂2つを有するのが自慢である。これを制覇せずになんとしよう、ということで、夕食後は宿泊棟にあるレンガスタイルとステンドグラスの設えがエキゾチックで、他の大浴場と異なった雰囲気を楽しめる欧風大浴場お風呂へ。職員の方かな、と思う人が2,3人いらして5人ほどだった。寝湯を含めて内湯が3つ制覇した。
そのまま部屋に戻って早寝。今朝はお手洗いで4時過ぎに目が覚める。今日の日の出は6時11分。気温は零下5度。その後、結局眠れず、まだ夢の中の夫を6時前に起こし、層雲峡温泉の中でも最も高台にあるという展望露天風呂付のお風呂に向かった。
さらに早起きの方がお二人先着されていた。こちらには内湯と露天風呂とサウナがあったが、サウナはあいにく6時半からとのこと。外は強風で露天風呂はちょっと寒かったが、渓谷からの朝焼けが一刻一刻とピンクがかって明るさを増して、青空が広がってくる。今日も良いお天気だ。
夫と待ち合わせ、部屋に戻り、身支度を整えて朝食会場へ。今日は自由席だ。朝も和洋中と充実した品揃えだ。ちょっとずつ色々頂き、エネルギーチャージ。すっかり満足して部屋に戻る。
荷物整理を終えて、朝ドラを視終わり、3か所の湯めぐりスタンプラリーが一杯になったので、ショップへ行くと、バスソルトが頂けた。ゆるゆるとチェックアウトのためフロントへ。
今朝も健康チェックシートを提出し、検温をしてバスに乗り込む。今回ご一緒している皆さんはとてもパンクチュアルでいつも集合時間前にバスは出発する。
旅は2日目、今日は層雲峡温泉を後にして、網走を経由、一路知床半島を目指す。
まずは車窓から渓谷美を眺めながら1時間ほどバスは走る。旭川から来られた海産物店の方が同乗しての車内販売。今日まで有効のクーポンも使えます、と乗せられてお正月用に奮発してタラバガニを送ってもらうことに。
説明を聞きながらメモを取っていたら、気分が悪くなったので、外を見ることに。途中でエゾシカの姿を2頭も見ることが出来た。立派な角が素晴らしい。
雪が残る渓谷を抜けると、どこまでも美しくまだ紅葉が残る道である。カラマツの黄色が青い空に映える。最初の目的地はキタキツネ牧場。ここで車内販売の方が下りる。
キタキツネは冬毛になっており、夏毛に比べて1.7倍の太さに見えるそうだ。しっぽはそのまま襟巻になりそうだ。皆、陽の当たる温かい場所で気持ちよさそうにお昼寝中である。スタスタと自由気ままに歩いているが、しゃがむとマスクを取られるということで、どんどん歩くように言われる。
かつては餌遣りもできたようだが今は中止。一緒に狸もいて、ちょっと笑ってしまう。夫は気を付けてと言っているそばからフンを思いっきり踏んでしまって運の尽きである。
残念だったのはお手洗いが1つ以外すべて和式だったことと、今時では考えられないほどの古さと汚さだったこと。うーん、これでは寂れてしまいそうだ。
次なる目的地は天都山展望台だ。途中の車窓からの景色は、本当に来てよかったねと夫と何度も言い合うほどのものだった。黄色と茶色、それにまだ残っている緑のコントラストはどこを撮っても絵になるので、ついついスマホの写真を撮りすぎてしまう。
展望台の建物に到着し、まずはエレベーターで3階まで。昨日とは打って変わってとても暖かい。ダウンコートは羽織っていても前を開けていて全く問題なし。建物の中はぽかぽかである。遠くには雪を被った知床連山も見え、スタッフの方が、こんなに綺麗に知床半島が望めることはない、と仰る。海も空も、そして山々の紅葉も絵ハガキのよう。振り返って網走湖方面を見ると、遠く山々の稜線が重なり、あの三角が層雲峡ですよ、と教えて頂く。
2階に降りて、クリオネの捕食の説明も受けてひとつお利巧になる。かわいい姿で結構残酷に召し上がるようである。さらに1階で外せないのが、世界一美味しいソフトクリームだという。ジェラートコンテストで、日本人で初優勝した方がプロデュースしたという、オホーツクの塩を使ったキャラメル味のソフトクリーム。
夫はソフトクリームに目がないが、私もお相伴。なるほど、とても美味だった。
そこからほどなくしてランチタイム。自由昼食だったが、昨日のうちにオプションで注文済み。海鮮丼と知床鶏ザンギ丼をぺろりとたいらげて、網走川を渡り、向いにある網走刑務所まで足を延ばす。
正門で写真を撮り、その向かいにある受刑者が作った作品を売る店舗へ。ニポポ人形が有名とのことで買いたかったのだけれど、残念ながら売り切れで、コースターを記念に買ってバスに戻った。
お腹が一杯になったら、もう眠い。車窓からの網走観光を楽しみ、ガイドさんのお話を聞きつつ、船を漕ぐ。オホーツク海の濃い青の美しさ、知床半島の山々の美しさに目を見張りながら、最後の目的地、オシンコシンの滝へ。
階段を上り、フォトスポットへ。青空がどこまでも高く、本当に素晴らしい。水滴が飛んでくるほどの近さだ。
ほどなくしてホテルにチェックイン。案内されたのは6階の和洋室。新しい棟でお部屋が広く、素晴らしい。ラッキーだ。日の入りは4時2分。それに間に合うように、知床八景のひとつ夕陽台から世界遺産知床の夕陽を眺望にお散歩に。
ウトロ港はGW前にあの痛ましい海難事故が起こった場所だ。夫と2人で黙祷を捧げる。水平線に落ち行く夕陽は、まさに絶景以外の何物でもない。刻々と変わる空と雲と海の色に、ああ、やっぱりまだまだ生きなければ、と強く思う。
さて、今日のお風呂は1か所だけれど、天然翡翠が使われているとのことで、これまた楽しみである。そして昨日よりもブッフェ夕食が期待できるとのガイドさんの弁。
2日目も無事終わりに近づいている。有難いことである。
内風呂で温まった後は、意を決して露天風呂へ。ここにはエゾシカがお散歩に来ることもあるとガイドさんに言われていたけれど、残念ながらその姿は見えなかった。風が強くてとんでもなく寒く感じる。実際その時の気温は零下3度だったようだ。
風を避けたお湯の沸きだし口に浸かると、温かく快適だった。再び洗い場に戻って内湯に入ると、お母さんと小さな女の子が2人やってきたが、私がもう一度露天風呂に入ってあがり、髪の毛を乾かしていたらぱぱっと出ていかれた。そんなわけでやっぱり貸し切り。贅沢なことだ。
少し硫黄が混じっているけれど白濁まではしていない層雲峡温泉のお湯。お肌がつるつるである。入口には現地保健所のピンクリボンの張り紙があり、湯あみ着を着て入浴しても衛生上全く問題ない、とあった。乳がん患者には有難い配慮だと思う。
夫と湯上り場所で合流。男性もやはりほぼ貸し切りだったようだ。
売店でお土産等を物色して、エントランス奥の本棚を設えたラウンジエリアで一休み。部屋に戻るともうお布団が敷いてあった。久しぶりに純和室の部屋だ。そして夕食へ。バイキングは80品目。数えきれないほどの海の幸、山の幸を使った小皿の数々とライブキッチンのお料理で、もう目移りするばかり。
夫がなかなか戻ってこないと心配していたら、なんと案内された席を間違えて座ってしまったようで、本人はいたって幸せそうだった。うーん。大丈夫か。
デザートまで3回行ったり来たりしてお腹はぱんぱん。添乗員さんの「北海道に来て痩せて帰るわけにはいきません」の声に後押しされるが、既に今回の治療後の痩せた分は取り返せた模様。
お腹が満ちた夫は、「もうお風呂はいいかな~」などととんでもないことを宣うが、何せこのホテルは道内唯一大浴場3つ、露天風呂2つを有するのが自慢である。これを制覇せずになんとしよう、ということで、夕食後は宿泊棟にあるレンガスタイルとステンドグラスの設えがエキゾチックで、他の大浴場と異なった雰囲気を楽しめる欧風大浴場お風呂へ。職員の方かな、と思う人が2,3人いらして5人ほどだった。寝湯を含めて内湯が3つ制覇した。
そのまま部屋に戻って早寝。今朝はお手洗いで4時過ぎに目が覚める。今日の日の出は6時11分。気温は零下5度。その後、結局眠れず、まだ夢の中の夫を6時前に起こし、層雲峡温泉の中でも最も高台にあるという展望露天風呂付のお風呂に向かった。
さらに早起きの方がお二人先着されていた。こちらには内湯と露天風呂とサウナがあったが、サウナはあいにく6時半からとのこと。外は強風で露天風呂はちょっと寒かったが、渓谷からの朝焼けが一刻一刻とピンクがかって明るさを増して、青空が広がってくる。今日も良いお天気だ。
夫と待ち合わせ、部屋に戻り、身支度を整えて朝食会場へ。今日は自由席だ。朝も和洋中と充実した品揃えだ。ちょっとずつ色々頂き、エネルギーチャージ。すっかり満足して部屋に戻る。
荷物整理を終えて、朝ドラを視終わり、3か所の湯めぐりスタンプラリーが一杯になったので、ショップへ行くと、バスソルトが頂けた。ゆるゆるとチェックアウトのためフロントへ。
今朝も健康チェックシートを提出し、検温をしてバスに乗り込む。今回ご一緒している皆さんはとてもパンクチュアルでいつも集合時間前にバスは出発する。
旅は2日目、今日は層雲峡温泉を後にして、網走を経由、一路知床半島を目指す。
まずは車窓から渓谷美を眺めながら1時間ほどバスは走る。旭川から来られた海産物店の方が同乗しての車内販売。今日まで有効のクーポンも使えます、と乗せられてお正月用に奮発してタラバガニを送ってもらうことに。
説明を聞きながらメモを取っていたら、気分が悪くなったので、外を見ることに。途中でエゾシカの姿を2頭も見ることが出来た。立派な角が素晴らしい。
雪が残る渓谷を抜けると、どこまでも美しくまだ紅葉が残る道である。カラマツの黄色が青い空に映える。最初の目的地はキタキツネ牧場。ここで車内販売の方が下りる。
キタキツネは冬毛になっており、夏毛に比べて1.7倍の太さに見えるそうだ。しっぽはそのまま襟巻になりそうだ。皆、陽の当たる温かい場所で気持ちよさそうにお昼寝中である。スタスタと自由気ままに歩いているが、しゃがむとマスクを取られるということで、どんどん歩くように言われる。
かつては餌遣りもできたようだが今は中止。一緒に狸もいて、ちょっと笑ってしまう。夫は気を付けてと言っているそばからフンを思いっきり踏んでしまって運の尽きである。
残念だったのはお手洗いが1つ以外すべて和式だったことと、今時では考えられないほどの古さと汚さだったこと。うーん、これでは寂れてしまいそうだ。
次なる目的地は天都山展望台だ。途中の車窓からの景色は、本当に来てよかったねと夫と何度も言い合うほどのものだった。黄色と茶色、それにまだ残っている緑のコントラストはどこを撮っても絵になるので、ついついスマホの写真を撮りすぎてしまう。
展望台の建物に到着し、まずはエレベーターで3階まで。昨日とは打って変わってとても暖かい。ダウンコートは羽織っていても前を開けていて全く問題なし。建物の中はぽかぽかである。遠くには雪を被った知床連山も見え、スタッフの方が、こんなに綺麗に知床半島が望めることはない、と仰る。海も空も、そして山々の紅葉も絵ハガキのよう。振り返って網走湖方面を見ると、遠く山々の稜線が重なり、あの三角が層雲峡ですよ、と教えて頂く。
2階に降りて、クリオネの捕食の説明も受けてひとつお利巧になる。かわいい姿で結構残酷に召し上がるようである。さらに1階で外せないのが、世界一美味しいソフトクリームだという。ジェラートコンテストで、日本人で初優勝した方がプロデュースしたという、オホーツクの塩を使ったキャラメル味のソフトクリーム。
夫はソフトクリームに目がないが、私もお相伴。なるほど、とても美味だった。
そこからほどなくしてランチタイム。自由昼食だったが、昨日のうちにオプションで注文済み。海鮮丼と知床鶏ザンギ丼をぺろりとたいらげて、網走川を渡り、向いにある網走刑務所まで足を延ばす。
正門で写真を撮り、その向かいにある受刑者が作った作品を売る店舗へ。ニポポ人形が有名とのことで買いたかったのだけれど、残念ながら売り切れで、コースターを記念に買ってバスに戻った。
お腹が一杯になったら、もう眠い。車窓からの網走観光を楽しみ、ガイドさんのお話を聞きつつ、船を漕ぐ。オホーツク海の濃い青の美しさ、知床半島の山々の美しさに目を見張りながら、最後の目的地、オシンコシンの滝へ。
階段を上り、フォトスポットへ。青空がどこまでも高く、本当に素晴らしい。水滴が飛んでくるほどの近さだ。
ほどなくしてホテルにチェックイン。案内されたのは6階の和洋室。新しい棟でお部屋が広く、素晴らしい。ラッキーだ。日の入りは4時2分。それに間に合うように、知床八景のひとつ夕陽台から世界遺産知床の夕陽を眺望にお散歩に。
ウトロ港はGW前にあの痛ましい海難事故が起こった場所だ。夫と2人で黙祷を捧げる。水平線に落ち行く夕陽は、まさに絶景以外の何物でもない。刻々と変わる空と雲と海の色に、ああ、やっぱりまだまだ生きなければ、と強く思う。
さて、今日のお風呂は1か所だけれど、天然翡翠が使われているとのことで、これまた楽しみである。そして昨日よりもブッフェ夕食が期待できるとのガイドさんの弁。
2日目も無事終わりに近づいている。有難いことである。