ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.12.29 エンハーツ23クール目、さらに減量18回目投与後7日目のこと 元気な人たちはニクの日だけど

2021-12-29 22:40:05 | 日記
 昨夜、卒業以来の高校クラス会に参加した息子は、案の定終電でのご帰還だった。クラスの3分の1以上が参加し、現在地方在住組も結構いたという。数人はもう結婚していたり籍を入れていたり、だったそうだが、総じて髪の毛の黒い勤め人だったようだ。早めに抜けたため最後に撮る筈の集合写真にも加われずじまいだったという。

 コロナ禍で、以前走行していた日付が変わってからのライナーが運休になり、終電が1時間以上早まってしまったようだ。帰宅をずっと待っている元気もなかったので、入浴を済ませLINEで先に休む旨連絡した。
 ベッドに入るまではちょっとしたタイミングで咳が出て、一旦出るとなかなか止まらず、嫌な感じだった。けれど、眠ってからは咳込むこともなく再び熱が上がることもなかった。

 今朝は通常通りの時間に目覚ましが鳴ったけれど、しっかり消して眠り直す。朝ドラも昨日までだし・・・、と二度寝を決め込んでいたら、夫が「総集編をやっているよ」というのでそのままダラダラと視てからのろのろ起きる。
 朝食の支度は夫にお任せ。3人の食卓は賑やかだ。息子の喋りが止まらずなかなかテーブルが片付かない。
 息苦しさも咳もとりあえず収まったようでとにかくほっとした。コデインも飲まずに済ませられた。昨日はエンハーツの最新副作用情報がアップされたのを見て、急性増悪の間質性肺炎があっという間に死に至ることもよくわかり、かなり焦っていた。

 たっぷり眠った筈なのになんだか疲れている。体力回復はまだまだの感じだ。まあ、年内は吐き気止めや疲労止めのお世話になっているわけだから致し方ないのだけれど。
 今年最後の生協のお届け品が届く。男2人が取り入れてくれて私は収納だけ。随分楽ちんだった。

 お昼過ぎ、2人は母と焼肉ランチのため出かけた。家の中がしんと静かになる。
 途端にドッと疲れてリビングに横になったら、2時間そのままぴくりとも動けなかった。母と無事合流して焼肉屋レストランにいる写真が送られて来るのを見るのさえ大儀だ。

 意を決して夕食の支度をのろのろと始める。久しぶりに料理をした。ひたすら野菜を切るのは瞑想だなあとぼんやりと思う。
 1時間台所に立っただけで、ぐったりとしてしまい、貧血気味。またリビングで横になる。食事を摂って腸が動き出すと、胃が痛くなる。ずっと胃の重いのが気になるので、ついつい食べるのが億劫になる。

 3人はたらふく食べて母を帰りのバスに乗せて別れたようだったけれど、私がようやくお腹が空いてレンチンランチをお腹に入れたのはもう夕方近かった。
 夫は、せっかく書いて出すだけになっていた年賀状を忘れて出かけた(信じられない・・・)。元気なら近くのポストまで代わりに出すくらい何のことないのだけれど、それさえもハードルが高すぎて出来なかった。

 夫と息子は私鉄を乗り継いでみなとみらい地区まで移動し、暮れなずむ一番良い時間帯にロープウエイに乗って帰ってきた。
私はずっと一人の時間があった筈なのに、洗濯も掃除もせず、夕飯の支度とお風呂洗いをしただけ。とにかくすぐに横になりたくなる。母にDuo通話で今日のお礼を言う(2人は母にご馳走になった。)が、まだ不調だと早々に切る。

 昨日に続き1歩たりとも外に出なかった。今日からは夕刊もないので、階下の郵便受けにさえ出なかった。
 2人が帰宅してから夕食。ちょっと多すぎるかな、と作り過ぎた感満載だった夕食は息子のお陰で綺麗に片付いた。
 北海道の叔母から頂いた日本酒を片手に2人で楽しそうだった。飲めると楽しいのだろうなあ。

 それにしても今クールのこの体たらく。1週間経っても目に見えて回復の兆しがあまり見えない。いつもは仕事だから強引に回復したことにしてしまうが、休みとなるとこのザマなのかどうなのか。
 食事は大分摂れるようになったけれど、とにかく全くやる気が出ない。何にもしたくない。
 今年も残すところあと2日。12月に体調が良かったのは一体何日あったのだろう、とため息交じりのニクの日の夜である。
コメント
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