ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2021.12.28 エンハーツ23クール目、さらに減量19回目投与後6日目のこと 心配事は今日のうちに・・・

2021-12-28 21:16:56 | 日記

 昨夜は夫が作ってくれたポトフを有難く頂き、その後、クラクラしながら年賀状のコメント書きを頑張る。もう悪筆以外の何物でもなかったけれど、とりあえず無味乾燥な印刷だけの賀状だけは避けたい、と殆ど意地である。
 
 息子は四国に別れを告げ、上り新幹線にうまく接続し、思いのほか早く帰宅出来た模様だ。せっかく予約出来た数室しかない夜行寝台をふいにしたのは残念だったけれど、これも天候不良だから如何ともしがたい。ゆっくり自宅のお風呂で手足を伸ばせたのは良かったのではないか。またいくらでも乗車するチャンスはあるよ、と慰める。

 もろもろ片付けて眠りにつけたのは日付が変わってから。あまりに寒いのとコメント書きで頭と手を使ったせいかなかなか眠れない。普段は入れないエアコンを入れたら、今度は暖まり過ぎて空気が乾燥。喉が心配になった。夫も同じだったようで、自分で夜中に起きて消していた。

 そして今朝。夫は仕事納め。私は昨日午後から引き続きの休暇である。夫には、昨夜なんとか用意した年賀状の投函を託す。元日に着かなかったらどうかお許しあれ、という気持ちだ。
 息子は朝の新幹線で帰京するというが、何分この大雪の状況で遅延は想定内だという。それでも日本の新幹線は実に素晴らしい。30分の遅延で無事東京駅到着という連絡があった。
 とんでもない大雪の米原付近を過ぎたかと思ったら、今度は快晴の浜名湖から富士山が見える素晴らしい車窓の風景が送られてきた。

 私は相変わらず吐き気が続いている。そして今朝は腹痛で目が覚めた。お腹が下痢に向かいそうな気配である。ナウゼリンを飲んでなんとかほぼ普段通りの朝食を摂ったら、もうそれだけで一仕事した感じで疲れてしまう。
 せめてダイニング周りはと片づけを始めるが、一つの作業をすると倍の時間休みが必要というくらい疲れやすい。すぐに横になりたくなってしまう。何もかもなかなか捗らず、滅入る。

 息子にはせっかく都心にいるので、話のタネに都内180か所で開始したという無料PCR検査場が見つかったらトライしてみたら、と投げかけたところ、途中のドラッグストアに立ち寄ったそう。けれど、昼前の段階で夜までの受付分は全て終了の看板が出ていたそうだ。実に使えないものである。
 
 そして心配事が。やけに咳が出る。昨日の暖房でのどを痛めたのか。ずっと収まっていた胸痛と圧痛、息苦しさが増している感じ。先般の風邪ひき以来、調子づいてコデインを飲まずに過ごしていたのだけれど、どうしたことだろう。
 エンハーツで発熱したのは今回が初めてだ。SPO2値は十分あるにせよ、万一間質性肺炎の症状だったら、待ったなしかもしれない、これは病院に連絡した方が良いかもしれない、と迷った末、病院代表のダイヤルを回した。

 腫瘍内科の外線に回して頂き、一昨日からの発熱、今日の息苦しさや咳等についてお話ししたところ、主治医に相談の上、折り返し電話をしますとのことだった。
 ほどなくして連絡があり、このまま症状が酷くなるようなら近隣のクリニックでレントゲンを撮って相談してほしい、それでもやはりこちらの病院へ、というならまた連絡を、とのこと。

 つまり、様子見で酷くならなければよいのだ、ということが分かってちょっとほっとする。やはり自己判断で放置しないで良かった。このまま年末年始休暇に入って、救急外来にでも行くようなことになったら、夫だけでなくせっかく帰省した息子にも申し訳なさすぎる。

 恐々動きながらお昼はレンチンで適当に済ませ、その後、申し訳程度の拭き掃除をした。これで動いていつもより酷い息切れや息苦しさになるのなら、いつもと違うことが分かると思ったからだ。
 それにしても、これが我が家の年末の大掃除かと思うと、情けないけれど、ない袖は振れないというか動けないのだから仕方ない。なんとか悪化しないで済んで胸をなでおろした。

 息子は気をきかせて、お昼を済ませてから帰宅してくれた。
 大きなスーツケースを抱え、まずはお土産を沢山テーブルに並べ、あれこれ説明してくれる。紅茶とお菓子を摘まみながら旅の思い出話が止まらない。
 こちらはだんだんまっすぐ座って受け答えするのがしんどくなってくる。

 洗濯物もスーツケース一杯持参なので出させて廻す。洗い上がったところ、手伝ってくれた(といってもほぼご本人のものではあるが)ので助かった。
 その後は、なんだか疲れてしまって、リビングでまた横になる態勢。母に、息子が無事帰宅した旨Duo通話で知らせる。明日は夫と息子と母で焼肉ランチの予定である(私は、そもそも焼肉はあまり得意ではないし、とても本調子ではないので留守番要員である。)。

 息子は都心で高校のクラス会とのこと。出たり入ったり大変なことだが、卒業以来集まるのだという。まあそれに合わせて帰ってきたらしい。それなりの人数になるようなので、気を付けて、と送り出した。

 夫も気を利かせて美容院を予約し、夕食不要とのこと。私は昨日食べきれなかったポトフを再び有難く頂き、夕食とした。

 相変わらずなんとなく咳が出るし、痛みがあるので夕食後はコデインを飲んだ。治療6日目、体力が落ちているのは否めない。特に今回は発熱も加わっているし、回復途上が少し長引いているのかもしれない。
 焦らず労りつつ過ごしていくしかない年末休暇である。
コメント
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