金曜日。在宅勤務日。
一昨日帰宅後、なんとなく喉がイガイガすると思ったらちょっと咳が出るようになった。空気が乾燥しているので、職場では机上に置いたマイ加湿器で湿度を上げていたつもりだったのだけれど・・・。
慌てて葛根湯を飲んで寝た。夫が数日前からやはり同じ症状だったからだ。
朝目が覚めたら、頭が痛い。喉も痛いし、痰が絡むし、節々が痛む。これは本格的に夫から風邪を引き受けてしまったか。コロナ禍でうがい手洗いは徹底的にやっているし、この2年間風邪をひかずに済んできたのに・・・と唇を噛むが後の祭り。
朝食前に再度葛根湯を飲み、頭痛のためにロキソニンを足す。今日で遅発性吐き気止めカイトリルやエルカルチンは終わりだ。夫を送り出して廻し終えた洗濯物を干す。いいお天気なので寝具類も。熱は6度9分。SPO2は98％。
午前中の仕事を終え、いつも通りレンチンランチ。どうも食欲がない。夕飯の下ごしらえだけ済ませて、午後の仕事。何やらどんどん体調が悪化してくる。風邪ってこんなにしんどかったっけ。懸案だった便秘は一昨日からのマグネシウムで順調に回復したのだけれど・・・。
冷たくならないうちに洗濯物を取り込む。
夕方階下に新聞を取りに降りるのも億劫だ。念のため熱を測ったら7度4分である。アチャー。力を振り絞ってポスト往復だけして、夕食の支度。夫が帰ってくるまでリビングに横になる。いつの間にかウトウトしてしまう。
ひとまず夕食を用意するけれど、どうにも食欲がなく、途中離脱。そのままリビングで3時間ほど寝てしまう。夫がお見舞いに紅マドンナを買ってきてくれたけれど、喉が痛いので柑橘系はちょっと、とつれない憎まれ口を叩く。
起きたら汗びっしょりかいていた。これで熱が下がった感じだけれど、相変わらず咳は出るし、喉も頭も痛い。
泣く泣く、明日（つまり今日）の午後、久しぶりに予約したリフレをキャンセルする。今年中はもう予約が取れそうにないので、ひとまず新年早々に入れた。さらには日曜日のお泊り予定もキャンセル。はあ。
月曜日はせっかく休暇を頂いたのだけれど、残念無念。体調不良は副作用だけで、風邪をひくなんて想定外だったと恨み節。
ドラマの録画を視て、入浴後、葛根湯を飲んでベッドへ。
今日、土曜日。
土曜日仕様の目覚ましで目覚める。割れそうに頭が痛い。痰の量が多い。朝ドラの復習を視てからベッドで新聞を一通り読み、二度寝に突入。夫も慣れたもので、起こしにこないでそっとしておいてくれる。
さすがにお昼になる前に、とノロノロ起き出す。やはり調子が悪い。夫はオニオングラタンスープを作っている。鼻が利かないので、スープではなくてまたジャムを作っているのかとびっくりする。冷蔵庫の上にどんどん作品が並び続けているのだ。
熱は平熱だけれど、この頭痛が辛い。
今夜は定例の高校オンライン同窓会。薬剤師のＲちゃんが「アルコールとの上手な付き合い方」という、時宜を得たお話をしてくれるそう。次回は私がスピーカーを仰せつかっているので、本当は一言ご挨拶もしなければならないのだけれど、浮腫んで具合悪そうな顔を晒すのはなあ、と。
元気だったら顔出しなしで参加したいのだけれど。
専門職でも起業家でもないただの大学事務職員の私が話せるのは、この17年間の病気との共存の話だ。これまで男性軍のグローバルなテーマが続いた後、いかにもプライベート駄々洩れなこんな話をしていいのかな～、とも思うけれど、生涯で2人が1人がんになる時代、全く無関係で居られる人はそうはいないだろう。
そして、カミングアウトしていなくともがんを経験した人が何人かはいるはずだ。何より、今の病院と主治医に出会えたのは、再発判明時にこの高校のメーリングリストで私が助けを求めたから。彼らに助けてもらえなかったら、今の私はなかったと思う。そのことを報告し、感謝の言葉を伝えたかった。
概して人はがんになったことをあえて話すことをしないように感じるけれど（特に治ってしまったらあえて言いたくないだろう。）、こういうことを先ずは自然に話せるような社会にしていかないと、生きづらさは変わらないように思う。
次回の告知のためのタイトルとサブタイトルを教えてね、と幹事のＡちゃんからのLINE。お引き受けしてすぐに、よっしゃーとパワーポイントの資料を作り始めたのだけれど、一度作ってみたら何やら終活のようになってしまって・・・。
しばらく寝かしておいたらあっという間に2週間後になった。結局これしか話せないな、と観念し、ボチボチブラッシュアップしながら仕上げていきたいと思う。
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