タイケルブ1錠5日間を無事クリアし、更に2錠にしてから5日が経過した。今日は2週間ぶりの通院日だ。
相変わらず週末の大雪が溶けず、路肩には汚れた残雪の山。朝になると路面が凍りついてツルツルだ。夫は昨日自転車で坂を下りたところですってんころりんしたらしい。息子は、縁起が悪いから来週の入試が終わるまでは自転車には乗らない、と宣言している。賢明なことだ。
夫が出かけた後、今日は採血もなく診察だけなので、息子にしっかりね、と言い残していつもより2台ほど遅い電車に乗る。2錠に増やして3日後、また顔に湿疹が出てきた。ステロイド軟膏の塗布を止めたのだが、やむなく昨日からまた再開している。前回ほどではなく、おでこと鼻の周りだけなのでマスクもしていない。
予定通りの私鉄に乗り、JR乗換駅では始発電車だったので席を確保して、読書タイム。
病院の最寄駅前にはもう殆ど雪は残っていなかった。いつもより15分ほど遅い時間に病院に入ると、自動再来受付機前は長蛇の列。IDカードを通し、直接腫瘍内科受付へ移動した。受付でも若干待ったが、待合椅子はそこそこ埋まっている。
採血結果を待つわけでもないので、今日は早く呼ばれるかしらと思ったけれど、“中待合へどうぞ”のランプが点くまでにたっぷり2時間近く待った。自動血圧測定機で計測した結果は117-64、脈は81。今日も私にしてはやや高めの数値だ。電光掲示板には “診察30分遅れ”と出た。中待合に入って読書を続けていると、今日もかつて化学療法室にいらした認定看護師のKさんがいらした。2週間前に「こんな顔になってしまって・・・」とこぼしたので、心配してくださって「良かったらあちらで話を聴かせてもらえますか。」と言って診察室に案内してくださる。2週間前より湿疹も収まっているし、随分元気になった様子を見て、「さすが○○さん、また乗り越えましたね」と言われる。
この2週間の経過をお話しすると、電子カルテにどんどん打ち込んでくださる。9日からタイケルブ1錠を再開し、指示通り5日後の14日から2錠に増やしたこと、相変わらず早朝に泥便か軟便があり、朝食後にもう1度、さらに昼食後に1度と1日3回もお通じがあるが、このくらいなら普通に仕事をしながらやり過ごせること、しかし、いかんせん普段より便の出が良いので体重が戻らないこと。手袋をしているので大分楽になったが、手指の先が切れ易く、相変わらず痛むので保湿ローションはたっぷりつけていること。口内炎はすっかり良くなり、食事はしっかり摂れていること、顔や足の湿疹は良くなっているが、2錠に増やしてまた出てきたのでステロイドを再開したことなどなど。
そして、今月から4月までは仕事が繁忙期、息子の受験・卒業・入学等の予定が立て込んでいるので、出来ればこのままタイケルブ2錠で様子を見たいことも一気にお話しする。
Kさんは再発直後からの私の経過を全てご存知。針刺名人のOさんとともに、息子が中学受験した6年前からのおつきあいだ。よく耳を傾けて頂けて嬉しく、調子に乗って息子の受験用の写真まで見せてしまう。「もう大学受験ですか・・・」と驚かれる。そう、再発直後の転院当時は、息子の高校卒業式まで生きていられるか自信がなかったのだけれど。
15分くらい、目いっぱいお話しして廊下に出ると、先生がお顔を出された。今日もKさんが一緒に診察室へ入ってくださった。お昼少し前になっていた。
ご挨拶の後、Kさんにお話しを聞いて頂いたので、とPCの画面を確認されている先生に概要だけかいつまんでお話しする。診察室での検温は6度6分。
そして、出来ればタイケルブ2錠のままで行きたいことを言ってみる。先生は、「まだ(副作用が)出ているようなので、ひと段落するまでこのまま様子を見てから増量を検討しましょう。」とおっしゃる。次回は2週間後に採血、レントゲン予約が入った。その結果を見て必要があれば増量も、ということだ。CT撮影もその結果を見た後でよさそうである。
今後の通院頻度について伺うと、増量等があれば少し頻繁に来院してもらわなければならないが、落ち着けば月1度の診察とポートフラッシュで良いとのこと。月1度の通院で済むとは何とも嬉しいことだ。「それにしても、あんな(大変な副作用の)状況でよく飲み続けましたね。若い人はキツいとすぐやめてしまうんですが・・・」とおっしゃる。「まあ、何というか真面目にバカがつきますよね。」とお答えする。「何より“無理をしないで長く続ける”ことが大事です。」と先生から念を押された。
今日も湿疹対策にステロイドのロコイド軟膏、引き続き保湿のヒルドイドローション、それにタイケルブ2錠の不足分、下痢対策の小建中湯、ラックビーを処方して頂いた。
挨拶して診察室を出て、中廊下でポートフラッシュに呼んで頂くまで待つ。
診察室担当の看護師さんから化学療法室へ案内されて、ベッドに横になってポートチェックのため生理食塩水を流す。逆血も確認出来て問題なし。久々のポートの針刺しはやっぱり顔をしかめてしまう。化学療法室の看護師さんたちにまた2週間後に、とご挨拶してお部屋を後にした。
会計が出来るまで15分ほど待ちながら、夫や友人たちに報告メール。そして自動支払機で支払を済ませる。今回は1,000円でお釣りがきてしまう。
例年のように、ロビーには立派な七段飾りのお雛様が飾ってあった。このお雛様を見るもの数えてみれば7回目か。携帯で写真を撮って、お嬢さんがいらっしゃるお友達に送る。
そして、院外薬局へ移動すると、待合椅子は満席。今日も15分くらい待っていると、またしても私より後の番号の方が呼ばれ始めた。沢山あるし後回しだな、と思いながらメールやラインで連絡。その後15分ほどして、ようやく番号を呼ばれる。引き続きゼローダはお休み、タイケルブ減量して治療を続ける旨をお話しして、袋一杯の薬を受け取る。タイケルブが2錠が5日分だけだったので支払は7,000円ほど。
本日の病院と薬局を含めた滞在時間は4時間弱。夕方、息子を試験前泊のために送り出さなければいけないので、駅ビルのファストフードで軽食を摂ってJRに乗る。途中、乗換駅では、このところ夕方仕事が終わってからではなかなか買えなかった朝食用や息子のおやつ用のパンをゲットして最寄駅へ。タクシーに乗らずしっかり歩いて、明るいうちに帰宅した。外出時間は7時間ちょっと。
帰宅すると今月2回目のお花が届いているはずだったが、雪道の影響かどうか届いていなかった。前回のお花はまだ全然元気なのだけれど。
相変わらず週末の大雪が溶けず、路肩には汚れた残雪の山。朝になると路面が凍りついてツルツルだ。夫は昨日自転車で坂を下りたところですってんころりんしたらしい。息子は、縁起が悪いから来週の入試が終わるまでは自転車には乗らない、と宣言している。賢明なことだ。
夫が出かけた後、今日は採血もなく診察だけなので、息子にしっかりね、と言い残していつもより2台ほど遅い電車に乗る。2錠に増やして3日後、また顔に湿疹が出てきた。ステロイド軟膏の塗布を止めたのだが、やむなく昨日からまた再開している。前回ほどではなく、おでこと鼻の周りだけなのでマスクもしていない。
予定通りの私鉄に乗り、JR乗換駅では始発電車だったので席を確保して、読書タイム。
病院の最寄駅前にはもう殆ど雪は残っていなかった。いつもより15分ほど遅い時間に病院に入ると、自動再来受付機前は長蛇の列。IDカードを通し、直接腫瘍内科受付へ移動した。受付でも若干待ったが、待合椅子はそこそこ埋まっている。
採血結果を待つわけでもないので、今日は早く呼ばれるかしらと思ったけれど、“中待合へどうぞ”のランプが点くまでにたっぷり2時間近く待った。自動血圧測定機で計測した結果は117-64、脈は81。今日も私にしてはやや高めの数値だ。電光掲示板には “診察30分遅れ”と出た。中待合に入って読書を続けていると、今日もかつて化学療法室にいらした認定看護師のKさんがいらした。2週間前に「こんな顔になってしまって・・・」とこぼしたので、心配してくださって「良かったらあちらで話を聴かせてもらえますか。」と言って診察室に案内してくださる。2週間前より湿疹も収まっているし、随分元気になった様子を見て、「さすが○○さん、また乗り越えましたね」と言われる。
この2週間の経過をお話しすると、電子カルテにどんどん打ち込んでくださる。9日からタイケルブ1錠を再開し、指示通り5日後の14日から2錠に増やしたこと、相変わらず早朝に泥便か軟便があり、朝食後にもう1度、さらに昼食後に1度と1日3回もお通じがあるが、このくらいなら普通に仕事をしながらやり過ごせること、しかし、いかんせん普段より便の出が良いので体重が戻らないこと。手袋をしているので大分楽になったが、手指の先が切れ易く、相変わらず痛むので保湿ローションはたっぷりつけていること。口内炎はすっかり良くなり、食事はしっかり摂れていること、顔や足の湿疹は良くなっているが、2錠に増やしてまた出てきたのでステロイドを再開したことなどなど。
そして、今月から4月までは仕事が繁忙期、息子の受験・卒業・入学等の予定が立て込んでいるので、出来ればこのままタイケルブ2錠で様子を見たいことも一気にお話しする。
Kさんは再発直後からの私の経過を全てご存知。針刺名人のOさんとともに、息子が中学受験した6年前からのおつきあいだ。よく耳を傾けて頂けて嬉しく、調子に乗って息子の受験用の写真まで見せてしまう。「もう大学受験ですか・・・」と驚かれる。そう、再発直後の転院当時は、息子の高校卒業式まで生きていられるか自信がなかったのだけれど。
15分くらい、目いっぱいお話しして廊下に出ると、先生がお顔を出された。今日もKさんが一緒に診察室へ入ってくださった。お昼少し前になっていた。
ご挨拶の後、Kさんにお話しを聞いて頂いたので、とPCの画面を確認されている先生に概要だけかいつまんでお話しする。診察室での検温は6度6分。
そして、出来ればタイケルブ2錠のままで行きたいことを言ってみる。先生は、「まだ(副作用が)出ているようなので、ひと段落するまでこのまま様子を見てから増量を検討しましょう。」とおっしゃる。次回は2週間後に採血、レントゲン予約が入った。その結果を見て必要があれば増量も、ということだ。CT撮影もその結果を見た後でよさそうである。
今後の通院頻度について伺うと、増量等があれば少し頻繁に来院してもらわなければならないが、落ち着けば月1度の診察とポートフラッシュで良いとのこと。月1度の通院で済むとは何とも嬉しいことだ。「それにしても、あんな(大変な副作用の)状況でよく飲み続けましたね。若い人はキツいとすぐやめてしまうんですが・・・」とおっしゃる。「まあ、何というか真面目にバカがつきますよね。」とお答えする。「何より“無理をしないで長く続ける”ことが大事です。」と先生から念を押された。
今日も湿疹対策にステロイドのロコイド軟膏、引き続き保湿のヒルドイドローション、それにタイケルブ2錠の不足分、下痢対策の小建中湯、ラックビーを処方して頂いた。
挨拶して診察室を出て、中廊下でポートフラッシュに呼んで頂くまで待つ。
診察室担当の看護師さんから化学療法室へ案内されて、ベッドに横になってポートチェックのため生理食塩水を流す。逆血も確認出来て問題なし。久々のポートの針刺しはやっぱり顔をしかめてしまう。化学療法室の看護師さんたちにまた2週間後に、とご挨拶してお部屋を後にした。
会計が出来るまで15分ほど待ちながら、夫や友人たちに報告メール。そして自動支払機で支払を済ませる。今回は1,000円でお釣りがきてしまう。
例年のように、ロビーには立派な七段飾りのお雛様が飾ってあった。このお雛様を見るもの数えてみれば7回目か。携帯で写真を撮って、お嬢さんがいらっしゃるお友達に送る。
そして、院外薬局へ移動すると、待合椅子は満席。今日も15分くらい待っていると、またしても私より後の番号の方が呼ばれ始めた。沢山あるし後回しだな、と思いながらメールやラインで連絡。その後15分ほどして、ようやく番号を呼ばれる。引き続きゼローダはお休み、タイケルブ減量して治療を続ける旨をお話しして、袋一杯の薬を受け取る。タイケルブが2錠が5日分だけだったので支払は7,000円ほど。
本日の病院と薬局を含めた滞在時間は4時間弱。夕方、息子を試験前泊のために送り出さなければいけないので、駅ビルのファストフードで軽食を摂ってJRに乗る。途中、乗換駅では、このところ夕方仕事が終わってからではなかなか買えなかった朝食用や息子のおやつ用のパンをゲットして最寄駅へ。タクシーに乗らずしっかり歩いて、明るいうちに帰宅した。外出時間は7時間ちょっと。
帰宅すると今月2回目のお花が届いているはずだったが、雪道の影響かどうか届いていなかった。前回のお花はまだ全然元気なのだけれど。