ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.2.4 立春・・・9年生存率100%!ゼローダ・タイケルブ休薬後6日目、よりによって顔!

2014-02-04 19:57:35 | 日記
 昨夜は例年通り夫が鬼のお面をかぶり、息子が豆を投げ、私が写真担当ということで恒例の豆まきを終えた。
 息子は「鬼は~外、合格するぞ!(投げる)、福は~内、合格するぞ!(投げる)」と。
 その後、夫が買ってきてくれた面白ロールケーキ(恵方巻きを模しており、中はフルーツロールケーキ、周りを黒っぽいクレープで覆ってある)を3人で分け、東北東に向かって黙々と食した。我が家はこれまで恵方巻きたるものを実際に頂いたことはないのだが、これでは邪道だろうか。いずれにせよ、皆で同じ方向を向いて無言でロールケーキをほおばる図というのはなんとも・・・。

 それから、試験の支度と入浴をさせ、息子を早々にベッドに追いやった。私もその後、早く休んだが、夜中3時に目が覚めた後は結局そのまま眠れずじまいだった。頭痛で目覚め、ベッドの中で暖まると手足のチリチリヒリヒリした痛みがずっと気になって嫌になる。4時、5時と時間は過ぎ、あっという間に目覚ましが鳴る。

 今朝は天気が悪いかもしれないし、と2人は予定より1台早めの電車に乗って出かけた。急にLINEが繋がらないとかなんとかドタバタしていたけれど、無事試験会場とである大学の最寄り駅に到着したところまで夫と一緒だったそうだ。
 予報では昼から雪。朝からぽつぽつと霧雨が降り出し、昼過ぎから予報通りの雪になった。辺りはあっという間に一面の雪景色に変わったが、帰宅する頃には小止みになっていた。明朝、路面の凍結が心配だ。

 さて、9年前の今日2月4日が初発の手術だった。2月2日の入院前日までずっと残業続きで、新しいパジャマを買うことすら出来ないまま、2月2日、朝一番で病院入りした。3日の夕食には節分の福豆が付いたのを覚えている。 
 あれから9年。一般に、いったん卒業とされる5年に至る前に再発転移はしたけれど、再発後様々な治療を続けながら6年間、何とか生き延びることが出来た。

 そして、明日からは乳がん10年生ライフが始まる。これまで通りごく普通の日常を淡々と、そして大切に過ごしていきたいと思うことは変わりない。
 だが、また心が折れそうな副作用が出てしまった。
 タイケルブの副作用である湿疹だ。首筋、顔、手、足、背中等に出やすいというが、なんとよりによって顔。昨夜から鼻の周りから両方の頬にかけて赤いポツポツがかなり広範囲に出始めた。なんとなく顔が火照って熱っぽく鬱陶しい。まだ痒みはそれほど感じないので、とりあえず敏感肌用のいつもの化粧品を使っているけれど、これについても明日相談してこなければ。仕事に行かなければ、家で最低限の保湿だけして化粧等したくないのだけれど。酷くなったらひと前に出る時はマスクするのかなあ、とため息が出る。

 いやはや、休薬6日目にしてリーフレットにある想定される副作用が全て出揃ってしまった。下痢、吐き気・食欲不振、口内炎、全身の疲労感、発疹、手足症候群。
 どうしてこう、出るかもしれないとされる(全員が全員出るわけではない。一番多いもので6割程度)副作用を全て受け容れてしまう律義な(単純な)身体なのだろう。・・・と、ぼやいてみたところで仕方ないのだけれど。
コメント (2)
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