ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.2.6 ゼローダ・タイケルブ休薬8日目~マスク、見直しました

2014-02-06 19:32:19 | 日記
 今日も寒い。風が冷たく突き刺さるようだ。週末はまた雪が降るかもしれないとのこと、想像しただけで身が縮み上がってしまう。

 まだまだ出続けている副作用とその後の体調のこと。
 昨朝、あまりのおてもやん顔にガックリきていたけれど、昨夜入浴したら、太腿からすねにかけても赤いポチポチが沢山出ていた。ああ、気付かないだけだったのね、という感じだ。まあ、外からわからない所ならいくらポチポチ出ても我慢するのだけれど。「さすがに顔は困ります!」と、昨日診察室で言ったところ、主治医も「わかります。」と言ってくださり、ちょっと心が落ち着いた。

 昨夜と今朝ステロイド軟膏を塗ったところ、湿疹の赤みは大分引いている。今日は昼前から都心会議だったので、往復4時間以上電車に乗らねばならないし、と大きなマスクをして出勤した。普段は空間除菌のペンダントをマスク替わりにしている。何といってもマスクをすると息苦しいし鬱陶しい。電話でも窓口でも喋り辛いので苦手なのだが、こと今回はマスクの威力をすっかり見直した。
 赤い湿疹が出ているのは鼻の周辺、両方の頬から顎までと額だが、額は前髪で隠し、それ以外はすべてマスクがすっぽり覆ってくれた。今の時期、皆インフルエンザ予防なり風邪なりでマスク人口は多いので、それほど違和感がない。私が「おてもやん顔なのでマスクをしています。」と宣言しなければ至極普通の情景である。唇にも軟膏を塗っているし、お化粧もままならないが、これだけ顔が隠れれば化粧直しをする必要もなく、目の周りだけチョチョイノチョイで何とかすれば、何とも有難く便利だ。湿疹が収まる(タイケルブを再開したら果たして収まる時はあるのだろうか。)まで当分マスクのお世話になろう、とすっかりマスクを見直した(今更・・・ですが)。

 そして手足症候群。今日は出張のおかげで、普段に増して歩いた距離が長かった。タイトなものではなく、わりと楽なブーツを履いていたものの、やはり足に負担がかかったのか、帰りの電車に座って温まってくると足裏がジンジンと痛み始めた。血行が良くなると痛みが出るというのでは、この時期なんとも辛いことだ。普通、痛みは温めると和らぐものなのだけれど。大好きな入浴もままならない。
 そして、足よりも何よりも手。手を使わないで日々を過ごすことなどとても出来ない。ずっと手袋をしてお姫様のようにじっとしているわけにはいかない。見れば10本の指の腹全部が赤紫色に変色して、指紋が殆どなくなって変な縦皺が入っている。ちょっと何か硬いものに触れたり(ブーツのファスナーを上げるために親指と人差し指で挟んだり)、摩擦があったり(ボタンをとめたり)するだけでジンジンズキズキ痛む。少し押したりすると変色が一層酷くなる。手の平全体がテカテカピカピカしているのは、浮腫みが酷かった時の足を彷彿させて、辛い。
 そして手の甲。爪の生え際の皮膚が全て黒ずんで変色している。爪には縦線。うーん、人前に出したくない、という感じだ。

 口内炎は大分収まってきたので食事が摂れるようになったら、こうして目に見えることが途端に気になり出す私だ。受け入れるしかないけれど、ああ、本当だったらゼローダは2週間飲んで1週間休んでまた飲むサイクルだったな、と考えると、とてもではないけれど続けられなかった、と思う。

 水仕事もお湯仕事も本当に億劫だ。冷たい水だと当然荒れそうだし、少し暖かいお湯を出すといきなり痛みが増す。お風呂に入っても手足を湯船の外に出したまま。もちろん、体全体が温まればじわじわと痛みがやってくるのだけれど。

 またまたグチグチと書き連ねてしまった。今日は夫が早かったので夕食当番を任せてしまった。今は水仕事を引き受けてくれるのが何より嬉しい。お父さん、ありがとう。
 とにもかくにもあと1日頑張れば、土日が待っている。息子は明日・明後日とまた入試で都心まで出かけていく。風邪をひかずに乗り切ってほしい、と心から願う毎日である。
コメント (3)
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