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ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2014.2.8 ゼローダ・タイケルブ休薬10日目~13年ぶり大雪警報発令!

2014-02-08 18:25:41 | 日記
 昨夜は花金シングル・ライフを満喫できたかといえば、なんだかんだと家事をしてしまい(一人でやるとかなり捗る)、お友達とメールやらLINEやらをしているうち、あっという間にベッドに入る時間になった。
 一方、都心のホテルライフを満喫中の2人は美味しい夕食を食べ、近所を散策し、高層階の部屋から普段見ることの出来ない都心の夜景もバッチリ楽しみ、いいリフレッシュになったようだった。

 そして今朝。6時にモーニングコールをする約束だったので携帯に連絡するも、20回コールしても誰も出ない。ようやく寝ぼけた息子の声。夫に後から聞いたら、部屋のモーニングコールは7時にセットしたけど、鳴らなかった、という。なんとも危険な人たちだ。
 「もう寝ちゃだめだからね!」とダメ押しをしてから窓の外を見ると、一面の雪景色。粉雪が吹雪いていて、これはかなり積もるな、と覚悟する。
 今日は楽しみにしていた月1回のマッサージの予約日だったのだが、担当のTさんは我が家よりもっと交通不便なところにお住まいで、彼女からのメールによると電車が止まっているとのこと。お昼からならなんとか、ということだったが、ますます強い降りになるということなので、無理せず延期にして頂いた。先週はリフレクソロジーも泣く泣くキャンセルしたが、薬のチェンジの時にはなかなか予定は入れられないものだ。

 そして今朝も明け方に泥便2回。午前中から出かけなくなったのをいいことに、ぬくぬくとしばしベッドに滞在。交通情報やら入試情報やらソチオリンピックの開会式の様子やら、を見ながらのんびり起き出す。
 息子からは予定通りの時間に「会場到着!」のLINEが入る。良かった、とほっと胸をなでおろすが、ほどなくして試験時間30分繰り下げとの連絡。1時間、2時間も遅らせるということだと緊張を保つのが大変だろうけれど、30分くらいなら想定内か。都心はうっすら雪景色だったようだが、とにかく無事に受験出来て良かったと思う。
 この雪の中、昨朝注文した綿の手袋が届いた。早速つけてみたらこれは具合が良い。やはり嵌めているといろいろな作業をするのも痛みなくとても楽である。とみきちさん、どうもありがとうございました。

 さて、チェックアウト後、タクシーで息子を会場に送り届けた夫はその足で帰宅したが、私鉄の特急は既に運休ということだった。気付けば、あっという間にシングル・ライフが終わってしまって、あらまあ、という感じ。

 簡単に昼食を済ませた後、一瞬迷ったが、ヨガスタジオに行くことにした。心配だから一緒に行くと夫が送ってくれた。帽子にダウンコートにストールをぐるぐる巻きにして、膝上まであるロングレインブーツを履いた重装備。さすがにこの悪天候のせいか参加者は6名。子守唄のようなインストラクターKさんの声に癒されて、瞑想の時間にはうとうとしてしまった。夫と待ち合わせて買い物。体の芯から温まったので、帰路はかなりの吹雪ではあったけれど、寒さは感じず無事帰還した。
 途中、坂道で立ち往生しているバスや車を何台も見かけた。いきなり回送にされてしまったバスの乗客はなんと不運なことか。

 このまま降り続いたら一体明朝までにどれだけ積もるだろう。すでに20センチくらい積もっているような気がする。明朝のアイスバーンが恐ろしい。
 ふと、6年前の2月3日、息子の中学受験の日を思い出した。あの時も予報通りの大雪だった。前泊をしていたけれど、朝起きてみたらあたりは真っ白で前も見えないくらいの猛吹雪。今日の雪よりももっと水分の多いベチャベチャした牡丹雪だった。試験終了時間にあわせてホテルをチェックアウトして迎えに行ったが、息子は待てど暮らせど出てこない。受験番号が一番後の方だったので、結局1時間半、外で立ちん坊。足元は滲みてくるし、あまりの寒さに鼻水は出るわ涙は出るわで、情けない雪だるま状態だった。
 当時は再発がわかったばかりで、治療も始めていなかったので空咳は出るし、痛みはあるし、で本当に辛かったなあ、と思う。
 それに比べれば今は天国のようだ。手や足の痛みも薄皮をはがすように収まってくることを願いたい。
コメント
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