ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.9.7 週末を前に、心に浮かぶあのこと、このこと

2012-09-07 20:03:55 | 日記
 陽射しはそこそこ強いから、まだ日傘を手放すわけにはいかないけれど、肌に当たる風が随分涼しく爽やかに感じるようになった。
 昨夕から夜にかけて降った雨のおかげで、気温が下がって昨夜は良く眠れた。朝、なんとなく痛みがあったので、迷わずロキソニンを飲んで出勤した。

 週が明ければ早くも9月中旬になる。
 一旦治療が始まってしまえば、なかなかこれまでのように身軽には動けなくなるだろうから、やれることはなるべくこの土日でやっておかなければ、と思う。
 特に、初回投与後の副作用のダメージは予測がつかないのが困りものだ。
 当分使いたくないから、と見えないところに仕舞いこんでしまった脱毛関係のグッズ(バンダナやらケア帽子やかつらのケア用品一式)も、点検しておかなければいけない。
 来週は出来るだけ何もしないで済むように、家事もある程度は済ませておかなくては。
 あいにく土日とも前からの予定が入っている。明日は午後から3人揃って義母の所へお見舞いに行く予定だ。
 義母はもちろん、夫や義妹には申し訳ないが、治療が始まったらこれまでよりお見舞いの頻度は下がらざるを得ないだろうと思っている。誤解を恐れずに自己中心的な言い方をさせてもらえば、この後、年内一杯は間違いなく自分のことで精一杯になるだろうから、この際、ダメ嫁はいないものとして考えてもらおう。治療が無事一段落すれば、またペースを戻していく、ということで。

 さて、夫の誕生日が近い(世界中の人にとって忘れられない日になった、あの9.11なのだ。)。
 実家の両親からは、以前から食事会をしようと誘われているのだけれど、今後の治療がどうなるかもわからなかったので、のらりくらりとかわしていた。今回の治療変更についてはまだ話をしていない(詳しい話をするつもりも、あまりない。)。
 この夏に一緒に出かけたベトナム旅行で、私の(この5回の夏で一番)元気な様子を見たので、すっかり安心しているようだ。病状が進行しているなどとはゆめゆめ思っていないのだろう。だが、残念ながら来週末はおそらくお食事会どころではないだろうし、その次の土日も予定があるし・・・、で、どうやって先延ばしにする(もしくはなかったことにしてしまう、あるいは夫と息子だけ送りこむ。)のか頭を抱えている。

 考えても仕方のないことは考えないようにしたい、と常々思っているのだが、情けないことにこの性分、なかなか変えられないものである。
コメント (2)
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