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ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2012.9.2 患者会のジレンマ

2012-09-02 15:55:45 | Ruban Rose
 春からお世話になっている患者会 Ruban Roseの「素敵にアロマテラピー講習会」のこと。
 現在お知らせ済みの来年2月迄の講習会を開催した後、しばらく充電期間に入ります、というお知らせを見つけた。

 そこには「“一人で病気と闘っている人を、少しでも応援したい”をテーマに、アロマテラピーやハーブを利用したセルフケアの方法を紹介し、仲間づくりを応援して参りましたが、乳がん経験者であるスタッフ一同の健康第一を考えましての充電期間です。しっかり充電出来た後は また講習会も再開したいと思っています。その際は 少し規模を小さくしその際は 少し規模を小さくしより一層皆様と触れ合えるアットホームな形式にてと構想しております。」とあった。

 とても納得出来ることである。文字通り「素敵な」講習会をとても楽しみにしている身としては、もちろん残念なことであるには違いない。が、これは文字通りスタッフの健康を考えた代表の英断だ、とも思う。
 
 患者会のスタッフは、その病を体験した人たちだ。乳がんは他の部位のがんと違って、再発なく5年過ごしたらめでたく卒業ではなく、10年、いやそれ以上経っても再発が十分あり得る、何とも“○○の深情け”(!?)と言えそうなしぶとい病気である。
 こうした患者会の運営は全くのボランティアだから、各々が自分の生活の合間に時間を捻出して、いわば他の色々なことを犠牲にしつつ、成り立っているものだろう。生身の、しかも病を体験した方たちだから、当然体調が優れない時もあるだろうが、一度周知してしまえば、直前になって中止することは難しい。だからといって、体験者であるスタッフの健康を考えれば、その準備で無理が祟って決して良いわけはない。仮に再発治療中での活動であるならば、それこそ身を挺しての準備になるだろうと慮る。何よりスタッフが体調を崩してしまっては、本末転倒であろう。

 一方、参加する側としてはお気楽なもので、講習会の内容が素敵にどんどんグレードアップすることを体験すると、それにおんぶにだっこで、期待度はますます増してしまうのも事実だ。けれど、こうした自主活動を成功させるため、実際に企画から準備、当日の手配から運営までもろもろにかかる精神的肉体的な負担を考えると、どれだけのご苦労かと本当に頭が下がる。

 何よりきめ細かく、痒い所に手が届くような準備が万端に整えられ、サプライズも満載、帰る時にはとても暖かく癒された気持ちになれる講習会。新しいいくつかの出逢いもあったこの講習会だ。
 スタッフの方々に長いことお疲れ様と、心から感謝の気持ちをお伝えするとともに、充電期間を静かに見守り、次なる再開を焦らずに待ちたいと思う。

 昨日に続き、今日も不安定なお天気だ。強い雨が降ったかと思うと、いきなりムッとするほどの日差し。昨夜は急に温度が下がったからか、これまでの寝苦しさが一気に解消出来るほど、目覚めた後も何度も寝直しして、家族全員、すっかり寝坊を決め込んだ。

 ここ3日間ロキソニンのお世話になった。今朝も念のため飲んでおこうかなと迷ったが、何とかいつもの感じに落ち着いたので、飲まずにいる。湿度が高くさすがに洗濯物は乾きが悪いが、掃除も無事完了。今日も今日とて夫が食事当番を引き受けてくれるのをいいことに、夕方はメディテーションヨガに参加して、心を鍛えてきたいと思う。
コメント (2)
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