アンニョンおじさんの韓国語・中国語・英語学習日記

ハングル能力検定1級、HSK6級、中検2級、英検2級のさらなる挑戦と鹿児島韓国語教室アンニョンクラブの感想を綴ります。

話してみよう韓国語・鹿児島大会が開催されました。

2020-12-13 23:07:05 | 韓国語
こんばんは。

本日の10時から、鹿児島女子短期大学の大ホールで「話してみよう韓国語」
鹿児島大会が開催されました。

例年通り、審査員として参加しました。

参加者は以下の通りでした。

中高校生スキット部門・7組(14人)

一般スキット部門・8組(16人)

スピーチ部門(7人)

全体の感想としては、参加者の皆さん、緊張した面持ちで壇上に上がられてしっかりと
練習した方々は初級学習者の段階としては素晴らしい演技をされていました。

緊張した表情を見ながら、「この大会への参加はきっと勇気をふるって参加されたのだろ
う、そして、かなりのエネルギーをかけて練習されたに違いない、その勇気と努力は
いつかきっと実を結ぶだろう」というような事を心の中でつぶやいていました。

発表の中で印象に残っているスピーチを一つ紹介しておきます。(入賞は惜しくもでき
なかったある大学生の発表でした)

「留学を終える頃、片道3時間かかる所でしたが、どうしても行きたい所があり友達と
高速バスに乗りました。話に夢中になり、降りる停留所を過ぎてから気がつき、急いで
運転手さんにその旨を伝え、次の停留所で降ろしてくれるよう頼みました。すると、バス
の運転手さんは・・・私がうっかりして二人を目的地で下ろすのを忘れていました。運賃
や受け取らないでください。二人をきちんと目的地まで連れて行ってください。よろしく
お願いします・・・というメモを渡してくれました。そのメモを見た瞬間感動して思わず
泣いてしまいました。季節は手がかじかむほどの寒い時期でしたが、暖かいメモのおかげで
心で感じた温かさが全身にまで広がった感覚を覚え、全く寒く感じませんでした。
今の不安で混乱した社会の中で、運転手さんのような思いやりが大切だと思います。私も
運転手さんのような思いやりの心を大事にして、生きていきたいです」

暖かいスピーチでした。

もしかしたら、公共交通機関の者がそんな私的な事をしていいのかという、批判をする人が
いるかもしれませんが、家族とか親戚に便宜を図ったなどどいう話とは全然、次元が違う
と思っています。

ひとり一人の心が大事だな、私も感じます。

特に日韓の政府間では対立がありますが、上記のような一人一人の交わり・交流がとても
大事だなと、スピーチを聞きながら改めて思いました。

最後に、スピーチで最優秀賞を獲得したのは本教室で学んでいる高校生のIさんでした。

原稿作成から、発表までに何度も練習を重ねました。最初はそれほどいいスピーチでは
ないなと感じていましたが、練習するにつれて本人が修正をしっかりとしていき、最後
は、自分で感情を込めて仕上げていきました。

外国語学習を含めて、なんでもやはり表面だけをなぞるのではなく、じっっくりと自分
の中に染み渡るくらい取り組めば、きっと納得できる実が結ぶなと感じた次第です。









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