外国語学習、教師が引っ張り、生徒はついていく？

教室で習う外国語学習＝「教師が引っ張り、生徒はついていく」？

先週だったか、ある受講生の方が私に「先生が引っ張ってくれるので
私はそれを信じてついていきます」という趣旨の発言をされました。

私はその時、「私は生徒を引っ張るという気持ちで授業はしていません。
受講生を支える気持ちで、受講生の方が主体的に勉強し、教師を利用する
という気持ちで学習してほしいと思っています」というようなことを
言ったと思います。

でも、結果としては私が引っ張って授業をしているかもしれません。

その受講生の言葉を聞いて、「引っ張るという気持ちくらいで授業を
してもいいかな」と少し考えています。

でも、教師はあくまで学習者を支える存在だと思います。

受講生の中には、ただ、教えられる立場でなく自分で操縦かんをもって
私をうまく利用して自分のペースで学習しているなと感じる方もいらっ
しゃいます。

以前のブログに書いたことがありますが、私が韓国語を学習して１年
過ぎた時、「先生にはもちろん教えてもらっているが、それより、自分が
わからないことを聞く人だ。別の表現をすれば利用する存在だ」と感じ
るようになりました。

利用する存在は表現が少し露骨かもしれません。

とにかく、自分が主体的に学習して質問する人だという気持ち・
考えです。

こう考えるようになった時点が、韓国語学習飛躍のターニングポイント
だったと思っています。

ですので、外国語学習において教えてもらいながらも、けっして受け身
でない姿勢が生まれたら、その時点から確かな飛躍をしていくと思います。

本日の学習は

中国語　　　９５分

英語　　　　３５分

　　

毎日の継続学習、とても効果あると実感してます。

火曜日から高校英語（クラウン・コミュニケーション英語１）の学習を始めました。

新鮮で毎日、教科書の本文の音読や英語の辞書を調べるのが楽しみです。

たったの四日間ですが、学習しながら毎日、英語の栄養が染み渡っていく感じが
しています。

現在私が取り組んでいる中国語・韓国語の学習は、とても幅が広く、学習して
すぐに効果があるとか、成長しているとか感じられないのですが、（それでも
中国語は少し変化のきざしを感じています）英語は、私が初級段階のため、少し
勉強したら、毎日上達している感覚です。

この四日間は高校英語は１日平均平均５０分程度の学習です。

とにかく、高校英語の学習を習慣化させようと、優先的に学習しています。

時間は短いのですが、びんびんと学習効果を感じています。

初級段階の学習は範囲が限定されているためだと思います。

ＣＤを聞き、その後、音読をしながら本文を書き、関連の単語を単語集の例文と
一緒に覚える努力をしています。

３か国語とも短文をリピーティングできれば、発話につながると考えています
ので、とにかく３か国語とも、音読しながらリピーティングできるよう学習
しています。

しばらくは、高校英語が習慣化できるよう、３か国語学習を平均的に学習し
時間が取れそうな時に、中国語を重点的に学習することにする予定です。

毎日の継続学習、こんなに効果があるんだなと再確認しました。

本日の学習は

　韓国語　１時間

　中国語　１時間

　英語　　１時間

語学の成長は目に見えない。あまり考えすぎるとマイナスだと思います。

本日のある韓国語の授業の時、ある受講生が「今、スランプです」とおっしゃいました。

続けて、「勉強しても自分の力が伸びているのかわからない。他に、一緒に勉強した人
でとても上手になった人がいる。その人に比べて、自分は成長してないようだ。だから、
スランプです」

と、おっしゃいました。

私はとても不思議でなりませんでした。

かなり、力のある方です。

家でも、学習の時間を確保して、コツコツ学習していますので、これからも確実に
伸びていく人だと思っている所に、上記の言葉を聞いて内心、びっくりしました。

その方には、今も確実に実力は伸びているし、今後もしっかりと成長していきますよ、
もっと自分に自信を持ちましょうという話をしました。

語学の成長は目に見えにくいです。

でも、気持ちの持ち方次第だと思います。

できない自分と付き合う気持ちが必要だと思います。

今現在、できないところがあるのは当然と割り切る必要があると思います。

それには、完璧を求めず、欲張らずの精神が必要かな。

まじめに努力していれば、「これ以上のことはできないので、できないことはあきらめよう。
でも、いつかできるようになろう」という、気持ちになるのではないかと思います。

そう、今、できないことはあきらめて、コツコツ努力しましょう。

本日の学習は

韓国語　　２時間半

中国語　　１時間

英語　　　１時間

（特に高校英語１の学習を習慣づけるため、努力中です）

挑戦レベルを上げたら新鮮な気分です。

英語学習の好転のきっかけにするつもりで月曜日に三省堂の
クラウンコミュニケーション英語１を購入したことを報告しました。

合わせて単語集も購入しました。

昨日５０分間、そして本日５０分間だけ取り組みました。

気持ちが新鮮です。

なんか、挑戦しているという感じです。

ＣＤを聞いて半分程度しか聞き取れませんが、少しずつ紙の英和辞典
を引きながら、また、単語集の例文を覚えながら学習するのが
とても新鮮です。

ラジオの基礎英語３の学習はラジオが引っ張ってくれている感じで
ただ、ついていく感じです。

でも、高校英語１（クラウン）の学習は自分が自ら動いて学習して
いる感じで、気持ちがすがすがしいです。

内容も自分の学習で理解できるレベルですので、丁度いい
挑戦レベルだと感じます。

また、英単語集がすばらしい。

単語は使いながら覚えるのが理想だと思っていますが、この単語集
は最高です。

単語を例文の中で学習できるので記憶に残りそうですし、その例文の
中で関連した他の単語も学習できます。

韓国語・中国語もこのような教材に付随した単語集ができれば、
いいのですが・・・

さてさて、今後のポイントは継続です。

今週は中国語の学習時間がへっても、英語学習の習慣化にすこし
エネルギーを使った方がよさそうです。

昨日の学習は

　韓国語　　　２時間

　中国語　　　１時間１０分

　英語　　　　１時間１０分

本日の学習は

　韓国語　　　１時間１０分

　中国語　　　２０分

　英語　　　　５０分

必要に迫られた外国語？それとも喜びとしての外国語？

私が大学生の時「外国語は必要に迫られないとものにならない」という趣旨
の本を読んだことがあります。

私はその時、「そうだ」と納得して英語を学ばなくなりました。

専攻が日本史で特に英語を特に必要とする状況ではなかったので・・

でも、韓国語を勉強するようになり、喜びとしての外国語があることに
気付きました。

「韓国語を学ぶのも自由、学ばないのも自由。自分が学んでいる韓国語は
賃金があがるとか、出世できるとか現実的利益とは関係のない、喜びとし
ての外国語だ」

その後、中国語・英語学習に取り組んでいますが、人生の喜びとしての
外国語と付き合っています。

以前、中国語の先生から「あなた楽しそうに学んですね。あなたみたいに
楽しそうに学んでいる人は、はじめてです」

といわれたことがあります。

必要に迫られて上達する例も多いでしょう。

しかし、喜びとして学んでいる人も大いに進歩しています。

私の教室に通われる

Ｔさんは「人生を濃いものにしたい」と言いながら

Ｓさんは難関試験の勉強をしながら「中国語学習は私の息抜きです」
と言いながら

Ｙさんと高校生のＴさんはあるアイドルグループが好きで、楽しそうに
かつまじめに学習に取り組んでいます。

外国語を学ぶことがその人の人生を大いに楽しく、、充実させてくれます。

これからも、しっかりと学びながら、喜びとしての韓国語・中国語を
伝えていきたいと思っています。