アンニョンおじさんの韓国語・中国語・英語学習日記

ハングル能力検定1級、HSK6級、中検2級、英検2級のさらなる挑戦と鹿児島韓国語教室アンニョンクラブの感想を綴ります。

大連最後の夜を迎えました。人との輪が広がり今後の中国語学習の努力を誓う留学となりました。

2016-09-30 20:26:54 | 遼寧師範大学留学
8月17日(水)に大連に来てから、丁度45日になります。

明日、ソウルに出発してあさって日本に帰ります。

大連最後の夜を、この間お世話になった高瀬さん、亀田さん、そしてNさんの
4人で食事をしました。



すべてはNさんが、私に遼寧師範大学留学に関して質問メールを送ってきたこと
から始まりました。

そのメールをきっかけに、大連で初めてNさんにお会いし、彼女を通じて高瀬さんと
知りあいになり、また、高瀬さんを通じて亀田さんと知り合うようになりました。

Nさんは、私にとっては人と人とを結び付けてくれた幸せの伝達人です。

また、高瀬さんを通じていろいろな人と出会い、中国や留学生活についていろいろ
教えていただき、そして人と人とのきずなの大切さを再確認させていただきました。

亀田さんには、日本語教師の情報や中国に関する情報を教えていただき、また、大学
での実際の授業を見学もさせていただき、中国の学生の実情の一端を理解できました。

さらに、延吉旅行に際しては延吉在住の方へ連絡していただき、最高の旅行ができる
素地を作っていただきました。

3人の方々には心から感謝しています。

本当にありがとうございました。

さて、6週間の留学で中国語の文章理解能力がかなり増進したと感じています。
中国語の文章を読む速度がかなり早くなっています。

また、1回読んだ時点での概要把握能力がかなり上達してきたと感じます。

そして、自分の伝えたいことをとっさに、現在把握している単語、文章表現をつかって
言葉にする力はできてきていると感じますが、まだまだ、自然な文章でなかったり
現地の人の会話を聞きとったり、ラジオを理解できる能力までには至っていません。

学習の成果とこれからの課題が併存しています。

6週間の短期学習が本日で終わりましたので、ここで気持ちをリセットしなおして、
気持ちをすっきりとさせたいと思っています。

日本に帰ってから、新たなチャレンジが始まると考えています。

しばらくは、韓国語・中国語の授業準備で忙しいですが、ひと段落ついたら中国語を
捕まえる新たな挑戦を始めようと考えています。

まずは、しっかりと授業の準備をして、鹿児島韓国語教室アンニョンクラブの受講生
の皆さんの学習を支えることにエネルギーを注ぎます。

これからも、気持ちを充実させて学ぶことと、教えることにエネルギーを注ぎ納得の
いく人生を送りたいと考えています。

ここからは番外編です。

本日は遼寧師範大学日本語科4年生の牟玲さんに大連の街を案内してもらい、いくつか
面白い発見をしました。



大連駅の近くに韓国の설빙(かき氷の店)を発見しました。



次は自販機のコカ・コーラの宣伝文句にとても面白い文字が書いてあるのを発見
しました。



分享可口可乐给 超棒的

  コカ・コーラを飲んだら最高(意訳しました)

分享可口可乐给 超有才的

  コカ・コーラを飲んだら天才になれる(意訳しました)


さらに、補足説明です。昨日掲載した豚と鴨の血、中国の人は食べるそうです。



豚の血は固形にしたものを食べるそうです。

食感は豆腐のような感じで弾力性があるそうで、結構おいしいとのことです。

また、鴨の血も他の材料と一緒に料理の材料にしているそうです。

これらの血は肺をきれいにするのに効果があるそうで、道で多くのゴミを吸ったときなど
に食べると効果があると考えて食べるそうです。





















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大連の街をぶらっと歩き、日本食を食べました。

2016-09-29 20:38:40 | 遼寧師範大学留学
午後の授業終了後、日本語教師の亀田先生の案内で大連の西安路にある
家楽福や日本食を打っているお店(カーライル)に散歩に行きました。



そこに、珍しいものを発見しました。

豚の血、鴨の血を売っていました。



この血を食用にしているのか、明日先生に聞いてみようと思います。

その後、日本食を打っている店(カーライル)を見学しました。

日本のお味噌や調味料、ラーメンその他日本食が売っていました。





値段が高いのですが、どうしても日本の食べ物が欲しい場合は手に入る
状況にあることを確認しました。

その後、ある日本食のお店に行きましたが、完全に日本の居酒屋の
世界でした。

こんなお店が中国にあるなんて、予想もしていませんでした。









この店の常連だそうですが、Yさんはアニメの仕事をしているそうです。

日本からのアニメ制作を請け負っているそうです。

中国のスタッフを10人くらい雇用しているということでした。

また、常連のNさんはIT関連のコールセンターで働いているそうで、
100人ちょっとの人が電話で日本からのコンピューターに関する質問に
受け答えする仕事をしているということでした。

コールセンターで働く女性は、みな日本語のできる人を採用しているそうです。

このお店には大連で働いている日本人の方々がたくさん来られるそうです。一つの
日本人の小社会を作っていると感じました。

中国語を学ぶ上ではあまりいい環境とは思いませんが、大連に関するいろいろな
情報を教えてもらい、あるいはお互いに助け合うには、とてもいい環境だと感じました。

さて、いよいよ授業が明日1日を残すのみとなりました。

外国語学習はやっぱり時間がかかるというのが、実感です。

ここに来て、確実に成長していますが、まだまだ頑張りが必要だと痛感しています。

とにかく学習を続ける。

自分が納得できる段階まで学習を頑張ります。





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遼寧師範大学の運動会を見学しました。

2016-09-28 19:39:55 | 遼寧師範大学留学
今日と明日の2日間、大学の運動会があると聞いて、午後の授業が終わった
4時過ぎに、見学に行きました。

2日でないと学生数が多く消化できないそうです。

また、中国では他の大学でも運動会をしているということでした。

数日前から、あちこちで行進の練習をしていたり、朝の6時半くらいに集まって
声を張り上げながら、なにかよくわからないのですが、集団訓練をしていました。



日本でいう学部がここでは学院となっていて、その学院ごとにグランドに陣取って
応援をしていました。



また、障害物競走のようなリレーをしていて、その傍から一緒に走りながら応援
している学生もいました。





あるいは、砲丸投げの競技をしていましたが、男女ともものすごい距離に投げて
いましたので、砲丸投げはかなりなハイレベルだと感じました。



さらに、各学院ごとに並んで行進を待っていました。



日本では見れない光景で、このような運動会の行事を通じて(練習も一生懸命
していましたし、競技も真剣そのものでした)、団結心や・友情が生まれたり
するのだろうと思います。

中国の学生は4人部屋だったり、8人部屋だったり、ほとんどの学生が学生寮に
すんでいます。

かなり強固な絆が生まれるだろうと想像します。

ただ、文化が違えば考え方も違います。

日本の一人一人を大切にする文化はとても大切です。

その文化を大切にしながら、若者たちがどんどん海外にでる積極性を持ってくれる
ことを願っています。

さて、私の短期留学も木曜日と金曜日を残すだけとなりました。

土曜日には大連を離れ、ソウルに一泊し、日曜日に日本に帰ります。

最後まで、できる努力を続けようと考えています。


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中国の求人広告からいろいろ考えます。

2016-09-28 18:39:49 | 遼寧師範大学留学
本日、食堂の壁に求人広告があるのを発見しました。



この求人広告を見ながらいろいろなことを考えます。

まず、この広告には以下のようなことが書いてあります。

收银员(レジカウンター)2700元(4万2800円)

面案工(ラーメンやうどんの面を作る人)2700~3000元
                 (4万2800円~4万7600円)

保洁员(掃除などして清潔に保つ人)2500元(3万9600円)

凉菜厨师(コックさん)3000元以上(4万7600円以上)

1か月の給料です。

最低限、食べて生活ができる賃金だと思います。

ホテルや食堂、レストランで働く従業員(服务员)の方々も似たような
状況だろうと想像します。

授業中に先生に聞いてみました。

大多数は農村から来ている人たちで、中には地元の人や、大学生で家庭状況
が厳しい人がアルバイトをしているという説明でした。

これらの従業員(服务员)の仕事は労働条件が厳しいので、入れ替わりが
激しく、3か月くらいしていってみるとよく従業員(服务员)が、変わって
いるということでした。

この広告を見ながら考えてしまいます。

中国は生まれによって自分の人生が大きく左右されます。

先生が付け加えて言いました。

「農村の子と、都会の子の必死さは全然違います。一目瞭然です。農村に
置かれた自分の人生を変えるのは勉強しかないと思って頑張る子が結構
います」という、説明でした。

よくわかります。

もし、自分が中国の農村に生まれていたら、とても自分の努力だけでは
自分の置かれた環境を変えるのは難しいだろうなと思います。

また、今の自分があるのは一生懸命働いて私たち子供を支えてくれた
父母や、結婚してからの妻や多くの喜びを与えてくれた子供たちのお蔭だ。

父母を始め周りの多くの助けにより、また、偶然の運もからみ、それに
自分の努力が合わさっての結果だなと、なんか感傷的なことを考えて
しまいました。

家族を始め、周りの人たちに感謝しながら、努力しないといけないな
と感じました。

たぶん、食事をした昼頃の気温が16度くらいで大部寒く、その影響で
感傷的な気持ちになったかもしれません。



この世の中には、自分の力ではどうすることもできないこともあります。

自分の力でどうすることもできないことはあきらめよう。

ただ、自分の力でなんとかなることもたくさんある。

自分の力でなんとかなることは、せっかくの人生ですのでしっかりと努力
していこうと改めて思いました。









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遼寧師範大学留学中の韓国の方(3名)と交流しました。

2016-09-27 13:57:54 | 遼寧師範大学留学
昼食時に韓国の方々(3名)と交流しました。

大連生活7年目の高瀬さんに遼寧師範大学に韓国の人で中年の人も
留学していますという話を聞いて、先週、教室まで行き本日の午後
会いましょうという約束をしていました。

その結果、韓国の金さん、朴さん、ペさんの3人と、私、高瀬さん、
日本語教師の亀田さん、そして韓国に1年住んだことのあるYさんの
合計7人で食事をしました。



ペさんは、50代半ばの方で、前の仕事をやめて韓国で中国語通訳の
資格をとられたそうです。

慶尚北道(南道?)に住んでいて、中国語通訳の資格を取るために、
バスに乗ってソウルの学院に通ったそうです。

今年の3月からこの大学で学び、来年の1月に帰国して観光関係の
仕事を始める予定だとのことです。

朴さんは主婦だそうですが、昨年の3月から1年学び、韓国に帰って
中国語の通訳を目指すそうです。

そして、金さんは今年会社を退職して、9月から1年間中国語を学ぶ
予定だそうです。

そして、中国のいくつかの大学で40・50代と思われる韓国の方々
に会いましたが、みなさんこれから中国と関係のある仕事をするために
中国に勉強しに来ていました。

しかし、金さんは全く人生の喜びのために中国に中国語を学びに来た
そうです。

はじめてです。

多くの日本人の退職者が人生の喜びのために中国に中国語を学びに来て
いますが、そのように人生の喜びとして中国語を学びに来たという
韓国人に初めて出会いました。

韓国も今後喜びとしての外国語を学ぶ人たちが増えてくるかもしれません。

さて、いろいろ勉強になる話をいくつか聞きました。

まず、韓国では以前は日本からの観光客が多く、日本語通訳が多く必要
であったが、現在は日本人は減って、中国語通訳が必要になっている。

その結果、日本語通訳の仕事ができなくなって、中国語を学びなおして
日本語通訳から中国語通訳に変更する人が出てきている。

また、韓国では多くの朝鮮族の中国人が通訳をしているが、彼らは通訳
するときに中国に都合のいい歴史解釈をして観光客に説明している。

そこで、韓国政府が通訳する人は免許を持っている人でないという規則
を作った。

取り締まるために観光警察という部署があり、この警察のひとは私服で
中国語の通訳を聞いて、そして通訳している人に免許の提出を求めて
ない場合は検挙するのだそうです。

この3人は現在高級1班で学んでいますが、そこに所属している韓国人
の若者はとてもまじめに学習していますということでしたので、この前
聞いた初級班の韓国の若者とは全然違います。

(初級班の韓国の若者の中に、よく欠席をするし、たまに授業にでれば
まじめでないので、授業の雰囲気を壊す若者がいるそうです)

どこの国にも、まじめな人、不真面目な人いますね。

さて、話を聞きながら思いました。

人を動かすのは「ハート」だと。

ペさんは、中国語の通訳の免許をとるために、慶尚道から定期的にバスに
のってソウルの学院に通い、資格をとり、さらに中国に来て学んでいます。

朴さんは家庭の主婦でありながら帰国後中国語の通訳を目指すために、
中国にきて学んでいます。

大きな決断と実行力が必要だったと思います。

とにかく「意志ある所に道がある」と強く思います。

「こうしたい」とか「こうなりたい」とか、このようなハートが人を
動かすとずっと思っています。

そうです。やっぱり「ハート」が大事。

「ハート」があれば、きっと自分の思いが成就する。

「ハート」があれば、なんとかなる。

私も自分の「ハート」を大事にして学び続けます。



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