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生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

161104 ・アベノミクスは、すでに「ウソツキミクス」に変わりました

2016-11-04 08:34:31 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161104(2801)をお届けします。

・アベノミクスは、すでに「ウソツキミクス」に変わりました

 朝日新聞は本日11月4日の社説で、安倍首相の言動を「アベノミクス――誇大広告はもうやめよ」と、こっぴどく批判しました。実際のところ、こんなにもウソをつく首相がいるとは、信じられません。そんな首相を、どういうわけか「高支持率」で支援している人がいる。これもまた信じられません。あえていえば、野党がだらしないからだといえます。

 「日本銀行が物価上昇目標の見通しを、また先送りした。2013年春には『2年で2%』と宣言していたが、『18年ごろ』になるという」と言い、それも「後ずれは、もう5回目だ」と、朝日新聞は念を押しました。さらに、「どう言い訳をしても3年前の宣言が『誇大広告』だったことは否定できない」と厳しい𠮟責です。

 ただ、この社説は、「金融政策と機動的な財政、成長戦略は、それ自体は経済政策のメニューである」と言い切ります。しかし、そうではない経済政策があるはずなのです。人間はパンのみにて生くるにあらず、の方向を取りさえすれば、素直に生きる方向性がみえるはずです。もちろん、その方向性には、単に人間の欲望はなくす必要があります。人間自体も変わる必要があります。いっぺんにその方向性に進むかどうかは、まだわかりません。ただ、このことだけをしっかり身につけておけば、いずれ対処する時期が来るはずです。


161103 ・憲法公布の日であり、「9条の日」です

2016-11-03 09:42:28 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161103(2780)をお届けします。

・憲法公布の日、なにより「9条の日」です

 今日は、憲法公布70周年の日です。一般にひろく交付して、翌年から施行されました。この時は、みんなが「新しい憲法だ」として日本中がともに喜びあいました。沖縄が1972年5月に、「日本復帰」を喜んだのも、そこに「9条」があり、戦争をしないで済むからでした。

 私たちは昨日、小さな集まりを持ち、「9条の願い」を学びました。それはなにより「押し付け論」に負けない、平和な生存権をしっかりと確立するためでした。

 朝日新聞は、本日から「押し付け憲法論は現実逃避」をはじめ、連日「押し付け」を論じます。つまり、自民党の改憲論がひとえに「押し付け」によるものと決めつけています。

 私たちの「平和主義」も、戦争放棄・軍備撤廃・交戦権否認であり、国際協調主義、非戦思想です。そのなかで、「押し付け」とはいかに違うか、つまり1791年のフランス憲法から延々と流れてくる思想です。それを、時の幣原喜重郎首相が、戦争放棄の発案者としてマッカーサーに発案、当時の天皇存続と一緒に提案したのでした。

 こうして、「9条」は国際公約として日本に根付きました。

 しかし、安倍首相はこの「9条」をなんとしても潰そうと企んでいます。この「押し付け憲法」を、自前の憲法にしたいといい、自民党の党是としています。

 しかし、日本に必要なのは、日本人が生きるために大事な資質です。日本がアメリカから輸入したとしても、それは日本が世界から学び取った大事な思想です。何も隠す必要はない。


161102 ・安倍首相の「アベノミクス」は、黒田日銀総裁がすでに「アベノミクス敗北宣言」です

2016-11-02 09:56:56 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161102(2799)をお届けします。

・安倍首相の「アベノミクス」は、黒田日銀総裁がすでに「アベノミクス敗北宣言」です

 安倍首相はあくまでも「アベノミクス」を貫くつもりですか。アベノミクスは満身創痍であり、「失敗」はすでに明らかな通りです。

 なかでも、黒田日銀総裁が、「物価2%目の目標は18年中ごろ」と先延ばしすることになったことが決定的となりました。黒田総裁は、自分の任期中に“公約達成”ができないことを悟り、辞める決心です。

 アベノミクスは、ご存知の通り、①の矢が「大胆な金融政策」。ちなみに②の矢は「機動的な財政政策」。③の矢は「民間投資の成長政策」です。ところが、どれ一つ、うまく行っているものはない。とくに、あれだけの金融ばら撒き政策をやっても、今年で3度目の失敗。大規模緩和時期からは5度目の失敗となります。つまり、いくらやっても、ダメなものはダメです。

 ついでに、「財政政策」はいくらやっても、これまたダメ。さらに民間投資は、政府がいくら踊ろうと、ダメなものはダメです。結局、アベノミクスという経済政策が、ダメなものはダメと決定的な失敗政策となりました。これから、安倍首相は、「どんな政策を打ち出すのか」、みなさん、期待して待ちましょう。


161101 ・TPPは今国会で成立か――自民と民進の茶番劇

2016-11-01 08:25:34 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161101(2798)をお届けします。

・TPPは今国会で成立か――自民と民進の茶番劇

 「世界の誰もがやっていない。それをオレがやるのだ」と、得意満面の安倍首相。そのためにも、今国会中のTPP(環太平洋経済連携協定)締結が重要です。だから、11月4日の衆院通過が必要です。

 自民党は、どいつもこいつも「かなり審議が深まっている」などといいます。審議は「ISDS条項」も、医療費も保険費もすべてこれからです。しかし、日本の文化と商習慣がこれから審議しようという段階です。

 それをよくもまあぬけぬけとほざいてくれたものです。これも安倍首相の「ウソ八百」です。ウソとウソを組み合わせて「審議終了」なのです。庶民はなにがなんだか分からないまま「法案成立」ということになります。庶民は、馬鹿にされているのも同じです。よくもこんな政治をまかり通らしているものです。こんな政治をやっているのも、野党第一党の民進党がだらしないからです。