生き生き箕面通信

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1801 ・「自由言論」が死んで、強権政治がまかり通る時代へ

2013-11-27 07:10:27 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信1801(131127)をお届けします。

・「自由言論」が死んで、強権政治がまかり通る時代へ

 安倍晋三氏の胸中はいかばかりでしょう。「どんなもんだ。オレがやり遂げたんだぞ」。特定秘密保護法が昨日11月26日、衆院を通過しました。今国会中の法案成立が確定したといえる日です。この日は、日本における「自由言論・死亡の日」として記憶にとどめさせられることになりました。

 もちろん、吉本の漫才は、「自由言論」が許されているでしょう。ただし、政権批判などお上に楯突かない範囲で。しかし、微妙な政治問題に言及すると、たちまちチェック。危ない、アブナイ。

 思えば一応の「自由言論」は、1945年の敗戦によって、マッカーサー占領軍から下しおかれた賜りモノでした。いわばお上から、ありがたくも下された”宝物”でした。

 やすやすと手中にできたために、そのありがたみを真剣には受け止められなかった。これが、血を流し苦しい闘いの末に手に入れたものなら、その価値を守るために努力したはずです。

 敗戦後68年、この期間に私たちが慣れ親しんだ民主主義の実態は、「ま、お上があんじょうしてくれはるやろ」の”お任せ民主主義”でした。お上が、民に対してキバをむくことなど考えもおよばない”お人よし民主主義”でした。

 だから、これから降りかかってくる、お上からの無理難題は自業自得ということになります。

 ただ、まだ残された道はあるはずです。それは、次の総選挙で、安倍政権の対極にある政権を樹立することです。その総選挙までには3年ほどあると見られています。この3年間を生かして、安倍政権にサヨナラし、本当に国民の立場に立つ、日本の独立を達成しようとする勢力を多数派にまで育てることができるか。それはひとえに、私たちの努力次第ではないでしょうか。

 


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