おはようございます。生き生き箕面通信2552(160105)をお届けします。
・「死ぬときぐらい好きにさせてよ」と、樹木希林さん
人は必ず死ぬというのに。
長生きを叶える技術ばかりが進化して
なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。
死を忌むことなく、死を焦ることもなく。
ひとつひとつの死を手放して、
身じまいをしていきたいと思うのです。
人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。
それが、最後の欲なのです。
*これは、新聞の広告に出ていた2ページ大の、しかも全面広告です。そこに、樹木希林さんが2ページ大の姿で、「オフィーリア」にのびきっていました。表情は、はるか天空を仰ぎ見るしずかな姿です。
「宝島社」の広告です。「死ぬときぐらい、好きにさせてよ」というメッセージです。
少し飛躍して考えてみれば、今年は「死」が一つのキーワードかな、と受け取れます。それも、「自死」です。改めて考えるまでもなく、「自死」を選ぶ。もうすこし先に進むと、こんな社会はやめにしてしまおう、となる。怖いことですねえ。
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