生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2552 ・「死ぬときぐらい、好きにさせてよ」と、樹木希林さん

2016-01-05 09:38:37 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2552(160105)をお届けします。

・「死ぬときぐらい好きにさせてよ」と、樹木希林さん

 人は必ず死ぬというのに。

 長生きを叶える技術ばかりが進化して

 なんとまあ死ににくい時代になったことでしょう。

 死を忌むことなく、死を焦ることもなく。

 ひとつひとつの死を手放して、

 身じまいをしていきたいと思うのです。

 人は死ねば宇宙の塵芥。せめて美しく輝く塵になりたい。

 それが、最後の欲なのです。

 

 *これは、新聞の広告に出ていた2ページ大の、しかも全面広告です。そこに、樹木希林さんが2ページ大の姿で、「オフィーリア」にのびきっていました。表情は、はるか天空を仰ぎ見るしずかな姿です。

 「宝島社」の広告です。「死ぬときぐらい、好きにさせてよ」というメッセージです。

 少し飛躍して考えてみれば、今年は「死」が一つのキーワードかな、と受け取れます。それも、「自死」です。改めて考えるまでもなく、「自死」を選ぶ。もうすこし先に進むと、こんな社会はやめにしてしまおう、となる。怖いことですねえ。


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