生き生き箕面通信

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2419 ・浮き足立つ安倍首相――長崎では「非核三原則堅持」を急きょ復活

2015-08-08 09:37:24 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信2419(150808)をお届けします。

・浮足立つ安倍首相――長崎では「非核三原則堅持」を急きょ復活

 広島での平和式典で「非核三原則の堅持」というキーワードを意識的に削った安倍首相は、反響の大きさに驚き、長崎での式典挨拶では急きょ復活させる方針にしました。

 注目の安倍談話は、最初は「敗戦の日」発表で15日のつもりが、その後は「閣議決定はせず、8月初めにも発表」と言ってみたり、うろうろした挙句、結局は「やはり閣議決定し、14日に発表」に落ち着きました。閣議決定を避けようとしたのは、公明党との事前調整が不要で、横やりが入る心配がないからです。考えることがことごとく姑息。

 翁長沖縄知事とは「会わない」と頑なに拒んでいましたが、急きょ昨日7日に会談しました。世論対策上、「会った方がいい」と思ったご都合主義です。この席で翁長氏は、あろうことか「辺野古移設中止」は要望せず、もっぱら来年度の沖縄予算で「よしなに」と陳情。安倍首相も「最大限努力する」と応じました。安倍氏のハラは「(辺野古の埋め立て承認を撤回しないのなら、)努力する」という意味です。キツネとタヌキです。

 また、安倍首相は昨日、これまた急きょ、岩手県知事候補を強引に引きずりおろしました。自公の支援候補としていた平野達男・参院議員は、来月6日の投開票に向けて意欲満々、事務所開きまでしていたにもかかわらず、「小沢陣営に太刀打ちできない。ボロ負けしたら、政権運営にマイナス」と、安倍首相筋がシッポを巻いて退散することにしたのです。

 少し前には、オリンピック・メイン会場の新国立競技場を「いまさら変更できない」と言っていたにもかかわらず、世論受けするだろうと見るや、急きょ、「白紙撤回」を言明、ドヤ顔をしてみせました。しかし、支持率は回復せず、ガックリ。

 安倍首相は支持率が急落してきたので、なんとか持ち直そうとあたふた、ドタバタしています。恥も外聞もなく、浮足立ちの姿をさらし続けています。いまや、安保法制だけは「何が何でも成立させなければ」と、思い詰めるところまで追いつめられています。

 永田町では、こんなうわさまで飛び交いはじめたとか。「安倍首相は参院で強行採決したあと、サプライズ辞任する」。これで、自民党の支持率は急回復し、参院選挙はもちろん、衆院選挙も「バンバンザイ」という作戦だそうです。ということなら、これからのプラカードは、「安倍退陣要求」だけでなく、「自民党政治に終止符を」にも力を入れてキャンペーンする必要があります。もっとも、受け皿になるはずの民主党には、何の期待もできないのが癪のタネ。

 ともかく、8月、9月の2か月は、何が起きてもおかしくないほど緊迫しつつあります。安倍首相の周辺から、一人抜け、二人抜けしつつあるとか。代わって、石破茂・地方創成担当相や、谷垣禎一・幹事長が注目を集め始めたとも。

 焦る安倍氏の体調が心配です。な~んちゃって。


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