おはようございます。生き生き箕面通信2473(151002)をお届けします。
・過激派組織「イスラム国」(IS)がオバマやプーチンに勝てば、イスラム国はどうなるの
オバマ大統領は今月10月2日、米紙ニューヨーク・タイムズ紙から「オバマ政権はシリア問題に対して本物の戦略を持ち合わせていない」と評された。一日の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルも、「(シリアの現状を)米国の指導力が失われた世界の縮図と表現する」など、このところオバマ大統領にシリア情勢内について報告が錯綜しているためのようです。
プーチン大統領は、「この際、アサド大統領に肩入れし、まずISをたたくべきだ」と、忠告。イギリスをそれにならうようになりました。フランスもそうです。
いまシリア情勢は、混乱の極みです。アサド大統領は、オバマ大統領がやっつけなければならない。アサド大統領は、プーチン大統領を支えなければならない。そこへ過激派組織「IS」が絡みました。もともと、アフガン、あるいはイラクから、ウサマ・ビン・ラヂンからやってきました。
最近は、中東からアジアへ、例えばインドネシアへ多く押し寄せています。いま、キリスト教が20億人から22億人、イスラム教が16億人から20億人など。しかも、いまイスラム教が増えつつあるようだ。
イスラム国は、どこへ行く。
イスラム学者、井筒さん、板垣先生、酒井さん、高橋和夫先生、そして考氏。どちらかといえば日本から遠い国の学問。
折しもNHKカルチュアラジオで、塩尻 和子(東京国際大学国際交流研究所所長)による
“イスラーム”を学ぶ ~伝統と変化の21世紀
が始まりました。
国際政治の社会の中で、「糸口、方向」が見出されますことを。まず、知ることがスタートしたいと思います。