生き生き箕面通信

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2366 ・ピンチの安倍首相に”救いの手”。すり寄る橋下・大阪市長

2015-06-16 09:01:35 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信2366(150616)をお届けします。

・ピンチの安倍首相に“救いの手”。すり寄る橋下・大阪市長

 橋下徹という男はしょせんあだ花にすぎない存在ですよね。しかし、今の時点では、野党の連携を妨害し、結果的に安倍首相を持ち上げる大根役者の役割りを果しています。その大根芸を、大手のメディアがちやほやともてはやすから、事はやっかいです。

 民主党が維新の党と全面的に協力関係を築くのは、ほぼ絶望的になったと判断できます。橋下大根芸の結果です。

 安倍氏にすれば、してやったりです。得意の「野党分断の術」は効果抜群と鼻をピクピクうごめかしていることでしょう。

 来年7月の参院選で、安倍氏を引き摺り下ろすチャンスが訪れるとの期待がふくらみつつありました。しかし、橋下氏は自分のツイッターで「民主党との連携は間違い」などと邪魔立てにしゃしゃり出てきたわけです。

 実は、安倍首相は高転びに転ぶ恐怖におびえ始めていたとの観測が流れていました。仮に今国会を9月まで延長して安保法制を強行採決で“成立”させたとしても、その後は支持率が急落、参院選は敗北する恐れが充分に観測され、安倍退陣につながりかねなかった。

 安倍氏が政治の師と尊敬する祖父の岸信介首相(当時)も、60年安保闘争の国民的な盛り上がりのなかで退陣を余儀なくされました。当時の再現が充分あり得る状況になりつつあり、トラウマに悩まされ始めていた。そんな場面での橋下大根芸。

 ほぼ1年後に迫った参院選で野党が勝つには、野党共闘が不可欠ですよね。少なくとも民主と維新の選挙協力、選挙区調整が欠かせなかった。

 ところが、橋下氏は明確にその出鼻をくじき、安倍氏とのラブラブを演出したのです。これで橋下党の維新大阪組は少なくとも民主との統一歩調はなし。

 もともとヒトラーもどきの安倍、橋下です。国家主義的な政治屋感覚でウマが合う。大阪の橋下維新組も底の浅い国家主義さんたちが多く、ヒトラー大好きの連中です。程度は低い。下劣で、見ていられない連中がうようよしています。

 維新を分裂させるなら、早い方がいい。ついでに民主も分裂して、真の国民政党にする方がすっきりする。そうして、真に国民のためになる政策を掲げる勢力が結集することが求められます。

 1年後には結果が出ます。醜い日本を残すのか、希望の持てる日本を引き継げるのか、橋下ごとき大根役者に左右されるのはかないません。大きな敵は、安倍自民です。敵を誤らず、粘り強く闘いを進めましょう。