お早うございます。
生き生き箕面通信2116(141009)をお届けします。
・切れ目のない戦争態勢を整え、アメリカについて世界のどこへでも
「切れ目なく戦争ができる態勢を整備し、日本の周辺だけでなく地球規模で対応する」――日米両政府の局長級委員会が昨日10月8日に、防衛協力の指針(ガイドライン)の中間報告をまとめ公表しました。
安倍政権は、膨れ上がる中国の軍事力に対抗しなければならないと考え、アメリカの力を借りて対抗できる軍事力を整える決意を固めたといえます。
そのかわりアメリカがテロと闘う以上、その手助けもしなければならないという考えです。アメリカから強い要請(圧力)があり、アメリカの好戦勢力と持ちつもたれつというところでしょうか。
ともかく、これまで日本の周辺だけに限っていた「周辺事態」という歯止めも外して、グローバルに、つまり地球のどこへでも支援に行きますという態勢にしようとしています。
本来、21世紀に生きのびるために日本が果さなければならないことは、日本周辺の平和をどのようにして確立するか、そしてそれが確立できたら、その平和構築の知恵を世界に広げていく、ことのはずです。
ところが、安倍晋三氏が一生懸命にやろうとしていることは、どのようにして戦争できる態勢を整えるか、です。平和構築への努力はおざなりです。日本が本来進むべき道とは真逆ですよね。
安倍内閣が進めようとする政策については、自民党の中からすら疑問が出され、連立を組んでいる公明党も「周辺事態」というたがをはずすことに強い抵抗があるようです。
それでも、安倍政権を支える勢力は、権力を握っているために、平和を守ろうとする声は無視し続けています。私達草の根の力で、なんとか安倍政権の暴走を止めたいものです。