おはようございます。「次の顔決まってないのにもう失望」(今朝の朝日川柳より)。ぼくも「失望する人」のひとりです。
生き生き箕面通信915(110610)をお届けします。
・明日は「6・11脱原発100万人アクション」の日です
「フクシマ」から明日でちょうど3か月。停止中の玄海原発2,3号機を運転再開させようと具体的に動き出しました。国(経産省)の担当官が昨日、原発が立地する佐賀県と玄海町を訪れ、再開を要請。岸本英雄・町長は「安全性を確認できた」と再開を容認しました。佐賀県は7月1日に県議会の原子力安全対策等特別委員会を開き、結論を出す予定です。
国(経産省)は、定期検査で停止中の原発を再開するよう原発立地自治体への働きかけを急ピッチで進めています。関西電力の美浜1号機も、すでに定期検査の検査項目をすべて終了し、いつでも再開できるよう「ゴーサイン」を待つばかりです。期せずして、関西ではこの夏の電力不足がキャンペーンされはじめました。「電力が足りないぞ。停電になるぞ。工場が止まるかもしれないぞ。大変なことになるぞ」と、原子力ムラからの半ばおどしのキャンペーンです。
本日の読売新聞は社説で「政府は運転再開へ全力を挙げよ」と、大本営の発表に同調し、拡声器の役割を果たしています。こうも書いています。「全国の電力供給の3割を担う原発が止まれば、生産の減少や消費の冷え込みによって、震災で減速した景気が腰折れしかねない。生産拠点の海外移転による産業空洞化も加速し、復興への足かせとなる」と。新聞も「原発を動かせなければ、日本がつぶれる」と、国民を脅しています。決してそんなことなないにもかかわらず、です。原子力以外のエネルギー活用策があるにもかかわらず、そちらを考えることは意識的に排除し、何が何でも原発にこだわる姿勢です。
原発が危険であることの問題は、そこに極めて危険な高レベルの放射性物質が存在する、その存在そのものの問題です。人類はいまだに放射線を完全に削除する技術を持ち合わせていません。にもかかわらず、「安全性を高めて」原子力を利用しようというのは、今の私たちが果実を賞味し、高レベル放射性物質(核のゴミ)を子々孫々につけ回すことに外なりません。どんなに「安全性を高めて」も、放射線は消えずに存在しています。現代を生きる私たちは、子孫につけを回すことが許されるか、という哲学の問題になってきます。マイケル・サンデル流にいえば「原子力利用の正義を考えてみよう」という、根本の問題でもあります。
「原発は『すべて直ちに』廃止すべき」を実現すること、これが現代を生きる私たちに課せられた最も大切な課題ではないでしょうか。
明日は「6・11脱原発全国100万人アクション」の日。大阪では中之島剣崎公園に午後2時から集会アピール、午後3時から御堂筋デモ(南下コース)です。
生き生き箕面通信915(110610)をお届けします。
・明日は「6・11脱原発100万人アクション」の日です
「フクシマ」から明日でちょうど3か月。停止中の玄海原発2,3号機を運転再開させようと具体的に動き出しました。国(経産省)の担当官が昨日、原発が立地する佐賀県と玄海町を訪れ、再開を要請。岸本英雄・町長は「安全性を確認できた」と再開を容認しました。佐賀県は7月1日に県議会の原子力安全対策等特別委員会を開き、結論を出す予定です。
国(経産省)は、定期検査で停止中の原発を再開するよう原発立地自治体への働きかけを急ピッチで進めています。関西電力の美浜1号機も、すでに定期検査の検査項目をすべて終了し、いつでも再開できるよう「ゴーサイン」を待つばかりです。期せずして、関西ではこの夏の電力不足がキャンペーンされはじめました。「電力が足りないぞ。停電になるぞ。工場が止まるかもしれないぞ。大変なことになるぞ」と、原子力ムラからの半ばおどしのキャンペーンです。
本日の読売新聞は社説で「政府は運転再開へ全力を挙げよ」と、大本営の発表に同調し、拡声器の役割を果たしています。こうも書いています。「全国の電力供給の3割を担う原発が止まれば、生産の減少や消費の冷え込みによって、震災で減速した景気が腰折れしかねない。生産拠点の海外移転による産業空洞化も加速し、復興への足かせとなる」と。新聞も「原発を動かせなければ、日本がつぶれる」と、国民を脅しています。決してそんなことなないにもかかわらず、です。原子力以外のエネルギー活用策があるにもかかわらず、そちらを考えることは意識的に排除し、何が何でも原発にこだわる姿勢です。
原発が危険であることの問題は、そこに極めて危険な高レベルの放射性物質が存在する、その存在そのものの問題です。人類はいまだに放射線を完全に削除する技術を持ち合わせていません。にもかかわらず、「安全性を高めて」原子力を利用しようというのは、今の私たちが果実を賞味し、高レベル放射性物質(核のゴミ)を子々孫々につけ回すことに外なりません。どんなに「安全性を高めて」も、放射線は消えずに存在しています。現代を生きる私たちは、子孫につけを回すことが許されるか、という哲学の問題になってきます。マイケル・サンデル流にいえば「原子力利用の正義を考えてみよう」という、根本の問題でもあります。
「原発は『すべて直ちに』廃止すべき」を実現すること、これが現代を生きる私たちに課せられた最も大切な課題ではないでしょうか。
明日は「6・11脱原発全国100万人アクション」の日。大阪では中之島剣崎公園に午後2時から集会アピール、午後3時から御堂筋デモ(南下コース)です。