Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

スケートジャパン、ではなく

2012年10月21日 13時01分58秒 | スポーツ

 スケートアメリカ、なんだけど、、、男子は日本勢が表彰台独占
 しかし優勝したのは、ショートプログラムで歴代世界最高点をマークした羽生結弦ではなく、小塚崇彦だった。羽生が2位、町田樹が3位。町田はGPシリーズで初メダル、おめでとう
 ペアのフリーが始まるので、内容のレビューはまたあとで。

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ほしい情報の探し方

2012年10月21日 10時37分10秒 | Weblog

 ネットでLive Streamingを探していたが、いつもあてにしているサイトのリンクがなく、結局Liveは諦めて動画サイトにアップされるのを順次見ていた。
 ほとんど間をおかずにどんどんアップしてくれる人がいて、ライブと変わらないくらい^^; しかし、当然のことながら、アップされない部分というものもある。そこを見たいと思ったら、、、タダ(無料)ってわけにはいかないか
 スカパーで見られるチャンネルの契約も考えたが、生中継が少なすぎて、月単位での契約に食指が動かない。録画放送では全て放送されるようだが、時間が空き過ぎて興ざめ。料金がもっと高かったとしても、全部生中継だったら、即!契約するんだけど・・・
 Googleで探していると、前にうっかり契約して失敗したサイトがヒット。視聴地域に制限がかかっていて、日本ではほとんど見られないから、契約しても意味ないし~、とスルーした。ところが、フォーラム(掲示板)で貴重な情報が
 20日の土曜日(現地時間)に限り、無料で視聴できるのだ
 ・・・早く知りたかった・・・
 次の種目はライブで見た。
 結果が出て、得点や内容をチェックしながら動画を見るのは面白いんだけど、ライブでどきどきしながら見るのは、また別物。まるっきり、コンテンツとして別種のような気がする。そのことを、放送する側がもっと認識したら、何か変わるんじゃないか。
 それにしても、この情報を事前に見つけられなかったのが口惜しい。いつも使ってるサイトに頼り過ぎたのがいけなかった。知りたい情報を探し出す力、まだまだ足りない

 というわけで、フィギュアスケート・グランプリシリーズ第1戦スケートアメリカ、男子フリーはこのあと、こちらで見られます。(アカウント設定のみ必要)

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いきなり、世界歴代最高

2012年10月20日 16時38分09秒 | スポーツ

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ2012が開幕、今年はスケートアメリカから。初日はペアのショートプログラムと、男子ショートプログラムが行われた。
 会場がワシントン州なので思いっきり時差が^^; 現地の夜がこちらは昼時だ。出先からダッシュで帰ってきたが、生憎あてにしていたネットのストリーミングは見られなかった。しかし、リザルトを見て唖然呆然
 羽生結弦のSP、95.07。。。

 なんと、ショートプログラムの世界歴代最高点なのだそうだ。これまでの最高は、高橋大輔が2012年国別対抗戦で出した94.00点であるらしい。
 ジャッジスコアを見ると、冒頭の4回転トウループでGOEプラス2をもらっている。トリプルアクセルで2.14、3回転ルッツ+3回転トウループでも1.00。後半2つは基礎点も1.1倍で、ジャンプだけで35.90も稼いでしまった。技術点全部じゃなくて、ジャンプだけで、なのだ。
 スピンはレベル4が2つに3が1つ、ステップはレベル3でGOEプラス1.07。そしてずらりと8点台を並べた演技構成点は43.36、項目平均8.67。9点台を与えているジャッジがちらほらいて、9人×5項目=45個の数字の中で7点台はたった1つ。凄すぎる、、、
 それでも終わった瞬間の表情は、充実感はあるものの大喜びではない。まだ自分では納得してない部分があるのか。客席に挨拶するときVサインしたりすると現役高校生らしさが戻る。得点を見た時はさすがに目が線になりそうな笑顔で喜んでいた。
 クラシック系の曲の印象が強い羽生選手だが、SPでは以前にもロック系の曲を使ったことはあった。今回の“泣き”のエレキギターはロマンチックでちょっとキザで、大人が使うには加減が難しそうだけど、ティーンエイジャーがちょっとカッコつけながらという振付なら爽やかイメージでいける。曲や振付は、人とその時期に合っているといい具合にハマるんだな
 こんなSPの翌日に滑るフリーって、かえってプレッシャー?! いやいや、冒険ができると思って、のびのびやってみよう!
 なんか羽生が凄かったので忘れられそうだが、2位につけた小塚崇彦だって85.32、ISU大会のパーソナルベスト更新

 多少揺れたけど4回転下りたし、後半のトリプルアクセルと3回転ルッツ+3回転トウループもばっちり。「栄光への脱出」に合った切れのいいステップ、崇ちゃんが自分らしさを取り戻している。
 SP衣装は例によって開襟シャツ系で(笑)、今年はブルー系。似合ってるし、氷の上でとても映えていた。スピンやステップのレベルはこれからまた上げていけるだろう。フリーもこの調子で!
 3位につけたのはジェレミー・アボット(米)で77.71。スケートアメリカで米国勢が3人出場してるのに、日本選手ばかり目立っては立つ瀬がないところ、しっかり頑張った。「スパイ」のシャープなプログラムで会場が沸く。4回転が回転不足と転倒になったほかはミスもなく、活き活きと演じていた。
 スケートジャパンかっ!と言われちゃいそうだけど、4位に町田樹で75.78。オンドレイ・ネペラで優勝して、好調を維持してきている。SPに4回転はないがジャンプはしっかり決めて、手や腕、肩や首など、細かい動きでの表現がぐんと豊かになっている。フランスのDJグループの曲だそうだが、アジアっぽいメロディが使われて、振付にもところどころ東洋的な動きを織り込んでいるのがいいアクセント。観客にも受けていた。
 5位にはコンスタンチン・メンショフ(ロシア)、73.32。4回転+3回転とトリプルアクセルを決めたのに、単独ジャンプが2回転 シニア男子SPの単独ジャンプは3回転か4回転でなければいけないので、GOEをがっつり引かれてしまう。Time violationの減点1はもったいない。
 ミハル・ブジェジナとトマーシュ・ベルネルのチェコ勢が、6位、9位と出遅れた。4回転で転倒は仕方ないとしても、コンビネーションジャンプでのミスが痛い。4回転はフリーだけにして、SPではあえて回避する作戦も今後は考慮した方がいいかも…
 上位5人が70点以上、下位5人が70点未満と見事に分かれた。そこが基準か。さて、フリーはどうなる?!

 ペアはあとでまた。

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スウィープ!!!

2012年10月19日 21時29分26秒 | スポーツ

 sweep: [動詞](ほうきで)掃く、一掃する、選挙で大勝する、連戦・全ゲームで全勝・完勝するetc.
 日本ハム、強い~~~
 クライマックスシリーズは、3位のチームでも日本一になる可能性があるという点で面白いんだけど、やっぱりリーグを制した実力は本物。
 リーグ優勝チームに1勝のアドバンテージが与えられ、全ゲームをホームで行える。有利だけど、絶対ではない。初戦を逆転勝ちしたけど、勢いにのってガンガンという勝ち方じゃなく、堅実にチャンスをものにしていった。
 最後の打者が小久保、、、嗚呼、、、

 で、セ・リーグはどっちになるか。中日はあと2勝しないといけない。引き分けはリーグ優勝の巨人に有利。。。今4-4なんだけど。
 日本ハムとどっちの対戦のほうが見たい?>自分

<追記>
 中日が王手ですね・・・
 スウィープ!!!!なるか???

 パ・リーグの試合が終わってすぐセ・リーグにチャンネルを回してしまったので、小久保の胴上げシーンをニュース9で見た。
 日本ハムの選手たちにも胴上げされ、北海道のファンにも見送られて、よかった

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タンゴ・ミキサー

2012年10月18日 05時33分10秒 | 

 このあいだBSプレミアムで「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」を放送していて、ついつい見てしまった。
 お人形のように若く初々しいクリス・オドネルと、ある種嫌味なくらい金で好き放題しているのに、なぜか憎めなくなってしまうアル・パチーノ。軍服を着て自殺しようとする大佐と、止めようとする若者の壮絶なやりとりは、記憶の中にあるよりずっと緊迫のシーンだった。
 そしてクライマックスの、全校集会での演説。校長がチャーリーに大学推薦か退学かを迫ったことを暴露したとき、生徒たちがはっきりと嫌悪のオーラを出す。前に見た時はその辺をあまり感じなかったんだけど、初めて見たからなのか吹き替えのせいなのかはわからない。
 大佐の言葉を聞きながら、チャーリーの表情がうるんでいく。どんな処分が出ても、この大佐の言葉があればこれからの人生やっていける、みたいな感じ
 この映画の有名なシーンは、大佐が若い女性とレストランのホールでタンゴを踊る場面。もっと上手に踊ってたような気がしたが、実はほどよく素人くさかった(笑)。曲は「ポル・ウナ・カベサ」。浅田真央のエキシビション、2012/2013シーズンの宮原知子ショートプログラムなど、フィギュアスケートでもおなじみ。
 ダンス一曲踊り終わって席に戻ったあたりで、次にバンドが演奏していた曲にも聞き覚えがある。中学の体育で、フォークダンスの曲にあった記憶が
 サウンドトラックのトラックリストには覚えのある曲名がない。タンゴなんとか、、、フォークダンスだから、「オクラホマ・ミキサー」みたいに「ミキサー」がつくかな? と思って検索してたら、中学校向けフォークダンス曲のCDに「タンゴ・ミキサー」または「タンゴ・ミクサー」というタイトルで収録されているのがわかった。
 さらに検索していくと、オリジナルは「Adiós Muchachos」、「ポル・ウナ・カベサ」と同様、カルロス・ガルデルの作曲。そうだったんだ~ ルイ・アームストロングが英語で歌ってるのもある
 フォークダンスというと「オクラホマ・ミキサー」か「マイムマイム」で、いい加減飽きる…と思ってた頃に、珍しくタンゴで、ちょっと振付もお洒落で、体育でこの曲がかかるのがすごく楽しみだったっけ(肝心の振付はもう思い出せないが^^;) ちなみに「ミキサー」というのは、パターン1回ごとにパートナーを変えていくダンスのことであるらしい。
 今時の中学の体育は、ヒップホップなど「現代的なリズムのダンス」が必修になって、フォークダンスなんかはあまりやらないのかな

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今年の金木犀

2012年10月18日 04時06分46秒 | Weblog

 歩いててふわっと漂ってくる香り。今年もどこかで咲いてる金木犀。
 去年も金木犀に気づくと書いていた。3年前も。でも今年は遅めかな。。。あ、私があんまり出歩かないから気づかなかったのか^^;
 今年も出会えて嬉しい

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タモリがボンゴ

2012年10月18日 03時31分59秒 | テレビ

 録画すればよかったな・・・
 「笑っていいとも」のゲストがスキマスイッチで、「一曲やりましょう」と言いだす。ボーカルの人がギター、もう1人が鍵盤ハーモニカ、そしてタモリにボンゴ(小ぶりの太鼓2個が組になっていて、膝の上に乗せてたたく)が渡される。
 タモリが軽くポンポンと鳴らすと、「いい音出すんですよねタモリさん」と2人が感心しながら、3人の合奏で歌。「全力少年」アンプラグドでお送りしました
 なんか気持ちいいセッションで、タモリのボンゴが完全にとけこんでいた。「スキマスイッチの一員になったみたい」と照れながらちょっと嬉しそう。
 なんだかんだいって、音楽好きなタモリ

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報道ステーションで羽生結弦

2012年10月17日 23時54分07秒 | 

 昨日のテレビ朝日「報道ステーション」スポーツコーナー、“フィギュアGPシリーズ第1戦が20日に開幕。今年、拠点をカナダに移し、さらなる成長を遂げた羽生結弦に注目”ということで見てみた。
 白いシャツ姿で椅子に座っていると、また去年より大人っぽくなったな、と思う。17歳高3、男子がどんどん変わっていく時期だから当たり前かもしれないけど、うちの息子たちはあんまり大きく変わった気がしない(笑) 普通の高校生ではありえない濃い経験をしてるってこと。
 先日のフィンランディア杯の映像を見ても、背が伸びてるように見えた。更新したプロフィールには171cm、去年にプラス1cm?! もっと伸びてるような気がするのは気のせいだろうか。
 「4回転の種類を増やし、2本入れないと勝てない」と、4回転ジャンプでハビエル・フェルナンデスを一躍トップ選手に押し上げたブライアン・オーサーの元へ。しかしジャンプの前に、スケーティングをみっちりたたき直される。
 現役時代も記憶にないではないが、最近はリンクサイドにいる姿しか見てないから、選手に自分で手本を示しながら滑るオーサーは新鮮 「やってみせてくれるコーチ」だったのか~。「前も後ろも肩と腕はこう、プッシュプッシュ、いいぞ」なんかコーチらしい。
 「疲れると歩幅が狭くなる」「4歩かかるところが3歩でいければ、楽になる」「余分な力を使わなくなる」「滑りが滑らかになれば、ジャンプも滑らかに跳べる」と、コーチの指導の目的や意味を、実感しながら体得していく。体重移動だけで進む、上半身の動きを意識して滑る、などのストローキングという練習を、練習時間最後の一番疲れている時間帯に行うオーサーのメニューは、実戦を意識しているのがよくわかる。
 「火事場の馬鹿力をコントロールできたら強くなれる」という羽生くん。長期間の厳しい練習の成果をわずか数分で出し切るのは、まさに「出したいときに出す馬鹿力」かも。この子の強みはジュニア時代から、本番に強い、特に全日本だの世界ジュニアだの、ここぞというところに強いことだと思ってたが、子どものときからそれがわかっていた
 「これほど自立した17歳はほかに知らない」と松岡修造がいう。元々そういう子なのか、阿部奈々美コーチがうまく育てたのか。オーサーに師事するというニュースを聞いた時は、日本を離れて外国人コーチにつくのはまだ早いんじゃないかと思ったが、全然心配なかったのだった。英語はまだ「微妙です^^;」らしいけど(笑)
 フィンランディア杯のフリーでは、力を出し切って演技終了後、大の字に寝転んでしまった。それでも、コンビネーションのセカンドが1回転だったり、3連続コンビネーションがなかったり、おそらくは完璧にプラン通りではない。シーズン終わりまでに“予定通り”の演技ができるようになったら、また大きな階段を上ることになりそうだ。

 オーサーの指導するリンクに、中村健人選手の姿があった。今季のショートプログラムはデイヴィッド・ウィルソン振付ということで、同じリンクで指導を受けているんだろう。
 カナダのジュニア界期待のナム・グエン選手もいた。羽生結弦の後ろに食らいつくようにして滑っている。彼はジュニア2年目だが、2年目で世界ジュニアを制した羽生は、追いつきたい先輩なのかな
 羽生結弦が出場するスケートアメリカは、日本時間で今週土曜日から

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ダブルフェイス

2012年10月16日 00時34分40秒 | テレビ

 double-faced [形]1.(布地が)裏表両面仕上げの 2.表裏二心のある、不誠実な、偽善的な 3.両面のある、両面用の
 ・・・なるほど。
 TBSドラマ「ダブルフェイス 潜入捜査編」、香港映画「インファナル・アフェア(無間道/Infernal Affairs)」のリメイク。映画オリジナルは、劉徳華(アンディ・ラウ)が演じた警察に送りこまれたマフィアがメインになっているが、TBS版は梁朝偉(トニー・レオン)が演じたマフィアに潜入する刑事がメイン。
 西島秀俊が、暴力団幹部に上りつめた潜入刑事。優しい顔だし体型もマッチョじゃないし、背中の彫り物を見せなきゃヤクザには見えない^^; 弟分の伊藤淳史がいい味出していた。
 実はヤクザの刑事は香川照之。「アンディ・ラウと比べてどう?」ってトピがmixiに立っていたが、香川照之のほうがほどよく悪っぽい エリートっぽさはアンディ・ラウだが、内に秘めたしたたかさは香川版にある。映画ではマフィアと警察の間で苦悩するところが描かれるが、今回のリメイクでその部分は共同制作のWOWOWのドラマで描かれるそうな。
 映画は3部作なのに第1作の最後で主役の一人が殺されちゃったが リメイクではとりあえず生き残った。でないと続きが作りにくい(笑) 刑事に戻れる機会をなくした“おとり”に“内通者”が接触、“本当の自分”を取り戻すために何か仕掛けるらしい、、、
 今日放送ということに気がついたのが遅くて、見始めたときは「腕のギブス叩き割る」シーンだった。初めから見たかったな WOWOWの「ダブルフェイス 偽装警察編」は10月27日放送予定。それじゃ加入しないと見られない~と思ったが、TBSでも12月~1月のどこかで放送する予定だそうだ。
 映画には、マフィアから送りこまれた内通者がもう1人いる設定だが、リメイクにはそれがいるのか?! 堀部圭亮とか高橋光臣とか、刑事役にもいい役者がそろってて、めっちゃ続きが気になる
 同時に、オリジナルがどんなだったかもう忘れてる部分もあるので、あらためて見直したくなった。。。DVDは持ってないけど、NHKBSで放送したのを録画してあったはず、、、探さなくちゃ

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ジュニアグランプリファイナル進出あれこれ

2012年10月15日 04時26分45秒 | スポーツ

 ジュニアグランプリシリーズ全7大会が終了、各種目のファイナル進出選手6人/組が決まった。
 ポイント一覧はこちら→ 男子 女子 ペア アイスダンス
 予想通りのような、そうでないような、、、思うのは、「フィギュアスケートって運も実力のうち」ってこと

 男子では、欠場も棄権もしてないのに、昨季の世界ジュニアチャンピオン、閆涵が進出できず、補欠2番手となった。しかし、2大会で上げた得点の合計は全体の3番目。進出6番手の田中刑事より29点も多い。毎年、誰かしら似たような状況の選手が出るけど、1大会あたり14点以上の差は、納得しきれないだろうなぁ・・・
 5位7ポイント+2位13ポイント=20ポイントだったが、5位になったスロベニア大会で、4位田中刑事との差がわずか0.08。1回転になったジャンプが2回転してたら、回転不足が取られなければ、スピンのレベルが1つ上がったって、超えられたはずの差だった。せめて4位になってれば、クロアチア大会で2位でも総得点の差でぎりぎり田中刑事の上に入れたはずだった。
 このとき200点台の争いで閆涵を抑えて優勝したコフトゥン、ドイツ大会では190点台。閆涵としては、クロアチア大会とドイツ大会の得点を逆にしてほしかった 2位13ポイント+1位15ポイント=28ポイントでファイナルに行けるんだから、同じじゃないか~~~
 中国からJGPデビューの金博洋がファイナルに進出するが、中国チームとしては閆涵にソチの会場を経験させておきたかったところではないだろうか。世界選手権2013は1枠しかないが、10位以内に入れればソチ五輪は2枠。宋楠と閆涵の2人が出場したら、そこそこいけそうな感じだし、、、
 一方で、2年連続ファイナル進出となった日野龍樹と田中刑事は、2大会合計360点台。かろうじて補欠1番手のサマリンは上回ったが、平均180点台では世界ジュニアでも上位は厳しい。4回転が入らなくても、200点に近づくことは可能なはずだから、ファイナルではベストを出してほしい
 やはり男子は、4回転やトリプルアクセルなど大技が決まるかどうかで、10点20点簡単に上下する。一方でわずかな差で順位が決まるから、ジェイソン・ブラウンのように難度が低めでも全部の要素をきっちりこなすことで勝つ可能性もある。まあ、だから面白いんだけど^^;

 女子はラディオノワの一人勝ちで、2大会合計で40点以上も他の選手より高い得点 2番手から5番手までが26ポイントというのは、2大会同じような得点をそろえるのがなかなか難しいということだ。女子はSPであまり差がつかないし、ジャンプ1本で10点を超えるような大技もない。回転不足が重なるだけでどんどん基礎点が下がり、大きなミスがなくても順位が下がってしまう。
 1大会は表彰台に乗りながらもう1大会でポイントを稼げず、補欠にも届かなかった選手が、本郷理華やパク・ソユン(韓国)など数人。なぜか実力があるのに1大会しかエントリーしない選手が毎年いるアメリカは、今年もバービー・ロングがトルコ大会2位。こういう選手の存在が、実は進出決定に影響しちゃうんだけど、そんなことかまっちゃいられないし^^;
 それでも6人中5人が得点合計300点以上、6番手も297点というのはまずまずの水準。ファイナルの興味は、ラディオノワ以外の選手がどんな演技をするか(笑) 表彰台は160点が目安かな。

 ペアは4大会しかないので、そもそも波乱が起きにくいというか^^; 国別でみると、アメリカが1組もなしは惜しいところか。ペア強国・中国が于小雨/金揚組のみ。今季がジュニア最終年の李美儀/蒋博組が伸び悩んでいるのは、シニアのペアが高年齢化しているだけに、気になる。
 アイスダンスはさらに序列がはっきり^^; なにしろ、進出6組は全部最低でも2位 シングルによくある1位+3位がない。しかしよく見ると、補欠にも入れなかったハウェイク/ベイカー組の総得点が5番目だったりするので、組み合わせ運は存在しているわけだ。そして6組中4組がロシア、、、今年はロシアの表彰台独占を阻止できるか

 ジュニアグランプリファイナルに出場した選手が、世界ジュニアに出られるかというとそうでもない。
 14歳以上でシニアのグランプリシリーズに出場する選手が、世界ジュニアに派遣されることも多いからだ。たとえば女子のポゴリラヤは、ロシア国内で3番以内に入れるかどうか^^; アメリカは例年、全米選手権のシニアクラス上位でジュニア年齢の選手を送りこんでくる。
 2013年は世界ジュニア(2/25~3/3)と世界選手権(3/10~3/17)の間隔が1週間ちょっとしかなく、開催地がイタリア(ミラノ)とカナダ(オンタリオ州ロンドン)と離れている。両方の大会に出場することは年齢やスコアをクリアしていれば可能だが、今季はちょっと条件的に厳しい。五輪の枠も考えると、世界ジュニアは少し顔ぶれが変わるかもしれない。(そうでなくても、年齢制限を超えて“卒業”する選手が毎年いるわけだし^^;)
 日本のジュニアたちは、まず11月の全日本ジュニアで上位に入り、さらに全日本選手権で好成績をあげないといけない。今季は世界ジュニアの枠が男女とも2枠。シビアな戦いが続く

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JGPドイツ大会女子フリー

2012年10月14日 21時29分26秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第7戦ドイツ大会女子フリージャッジスコア)と結果。全員の映像はこちらから。
 優勝はアンナ・ポゴリラヤ(ロシア)、2位に大庭雅 3位はマリア・スタヴィツカヤ(ロシア)で、リア・カイザー(米)は4位だった。オーストリア大会3位でファイナル進出の可能性があったサマンサ・セザリオはフリーを棄権した。
 ただ一人100点台の106.71でフリー1位、SPと合計160.52と高得点を出したポゴリラヤ。

 クロアチア大会から合計で15点近く高い得点をたたき出した。SPでは2点ちょっとだが、フリーは12点以上 3回転サルコウでちょっと手をついた以外のミスはなく、コンビネーションジャンプのセカンド/サードに跳ぶ2回転トウループは片手上げ。技術点60点超えはシニアでもトップクラス。演技構成点は…これからこれから
 93.02でフリー2位、総合で144.51の2位とSPから順位を上げた大庭雅。

 曲はストラビンスキー「火の鳥」。真紅の衣装で力強く滑る。フライングシットスピンで回れずに無効(0点)になってしまい、そこで調子が狂ったか、3回転サルコウで転倒。しかし3回転ループからのコンビネーションで立て直した後は、しっかり滑り切った。
 91.74でフリー3位だったのは、SP13位と出遅れていた佐藤未生。合計130.01で6位に順位を上げた。フリーは日本勢が2位と3位

 「シンデレラ」らしい雰囲気の純白の衣装、スピードもあって全体にいい出来。最後の3回転サルコウの転倒が口惜しいけど、このまま調子を上げれば全日本ジュニアもうまくいきそう。
 フリーの滑走順が早かったので、最終グループが始まるまでずっとトップだったのがちょっと嬉しかった
 フリー4位から7位までは僅差で並んだ。前週オンドレイ・ネペラ2位のモニカ・シマンチコバ(スロバキア)が87.36、SP1位のスタヴィツカヤが86.45。演技時間違反の減点1がなければ、大庭雅を抑えて2位になれるところだった。SP4位のガブリエル・ダレマン(カナダ)は86.33、転倒3回が痛いけど元気いっぱい。SP2位のリア・カイザーは86.01。トルコ大会では105.63出したんだけど^^; それでも合計141.15でなんとか4位を確保
 シマンチコバはシニアの大会とジュニアの大会の2週連続で大変?と思ったが、会場のケムニッツはチェコとの国境に近い街で、シマンチコバが住むスロバキアのピエシュチャニもわりとチェコに近い。Google Mapで見た感じ、300kmはない? 東京-大阪より近いなら、移動はそんなに大変でもなかったか^^;

 今大会の結果で、ポゴリラヤとカイザーがファイナル進出決定。日本勢は宮原知子1人となった。
 ファイナルがらみの話はまたあとで。

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JGPドイツ大会男子フリー

2012年10月14日 05時23分02秒 | スポーツ

 大庭雅ちゃんが総合2位に入った女子を先に書こうとしてたんだけど、うっかり寝てしまい、目が覚めたら宇野昌磨くんが2位になってた
 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第7戦ドイツ大会男子フリー(ジャッジスコア)と結果。全員の映像はこちらから。優勝はマクシム・コフトゥン(ロシア)、2位に宇野昌磨、3位はアレクサンデル・サマリン(ロシア)。ショータロー・オオモリ(米)は4位、中村優は8位だった。
 宇野昌磨がフリーは1位 125.00で自己ベスト更新。SPと合計で188.48、こちらも自己ベスト。

 腕や手先、上半身をしなやかに使って豊かに表現。ジャンプの待ちが短く、流れのなかで跳べている。高橋大輔から4回転やトリプルアクセルを抜いて少年にしたみたい(笑)
 終盤、ダブルアクセル+3回転トウループで転倒したのが唯一の失敗。これがクリアできたら190点台か。全日本ジュニアのチャンピオンも射程に入ってきた。
 コフトゥンが僅差でフリー2位、124.91。合計では193.04。

 冒頭の4回転が2回転になってしまったが、高さは十分なので少しGOEプラスがついてる^^; トリプルアクセル2本跳べるのは強みだが、体が硬そうな感じ。演技構成点でも宇野にリードを許した。
 120.74でフリー3位、総合も179.83で3位のサマリン。

 ミスもなく出来は悪くない。スロベニア大会よりスピン1つでレベルが4から3に下がったのと、GOEプラス分及び演技構成点がわずかに少なかったくらい。
 滑走前にコフトゥンが暫定1位になってたから、2位になればファイナルに行けるのは知ってたかもしれないが、宇野を逆転するためにはフリーで129.39が必要だった。ジャンプ構成からいっても、そんなに急に点は上がらないから、順位は考えずに自分の演技に集中したんだろう。世界ジュニアには出てくるかも。
 113.86でフリー4位、自己ベスト更新の合計172.56で4位のショータロー・オオモリ。曲は「パガニーニの主題による狂詩曲」(ラフマニノフ)、多くの選手が使うけど、ジュニア男子といえば羽生結弦を思い出してしまう。スローな曲調のところで逆にスピードを上げて滑走する構成が面白い。
 地元ドイツのマルティン・ラッペがフリー5位で総合5位に順位を上げた。SP3位だったジェイ・ヨスタント(米)はフリー7位で総合6位に後退。
 中村優のフリーは100.71で6位、合計147.76で8位となった。

 転倒2回でトルコ大会より10点以上下がってしまったのは口惜しいところ。バイオリンの調べによく合った振付で頑張っていた。

 今大会の結果、マクシム・コフトゥンがファイナル進出決定。日本の日野龍樹、田中刑事の2人もファイナル進出が決まった。(昌磨くんのおかげ
 女子は次の記事で。

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ときどき2番線

2012年10月13日 13時29分03秒 | Weblog
 そういう情報こそ、乗り換え案内で教えてほしいなぁ
 時間的には余裕で乗り換えられたんだけど、何本かに1本は違うホームから発車だったなんて、知らなかった
 おかげで1本遅れてしまった。ぎりぎり間に合ったけど
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JGPドイツ大会男子SP

2012年10月12日 18時16分53秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第7戦ドイツ大会男子ショートプログラムジャッジスコア)で、宇野昌磨が2位につけた 首位に立ったのはマクシム・コフトゥン(ロシア)、3位にはジェイ・ヨスタント(米)。中村優は10位。
 68.13で1位のコフトゥン。

 クロアチア大会とほぼ同じ得点。トリプルアクセルの着氷で片手をつくなど、GOEのプラスが少ない分だけわずかに下がった。すらっとした体型でバランスがいい。
 宇野昌磨は自己ベスト更新の63.48。

 トリプルアクセルもなく、ジャンプの基礎点ではコフトゥンより6.24低い構成だけど、実際に獲得した技術点の差は3.19。GOEのプラスとスピンでこれだけ詰めた。
 上位選手の多くがコンビネーションを3回転ルッツから跳んでいるが、昌磨くんはトウループ+トウループ。彼はルッツの踏み切りエッジエラーがつきやすいので、基礎点が高くてもマイナスをもらうよりは、基礎点が低くてもプラスが期待できるほうを選んでいるんだろう。
 さらに今季のジュニア課題ジャンプがフリップ。ルッツと区別を意識しすぎて失敗したり、下手するとルッツ・フリップの両方にエラーがつく心配もある。1回の滑走に両方入れないほうがより安全。
 基礎点で劣る分は、ジャンプ2つを1.1倍になる後半に回すことで稼ぐ戦略。イナバウアーからダブルアクセルを跳んで終わるなんて、独創的な構成もグッド
 演技構成点でもパフォーマンス・振付・曲の解釈で6点台をもらった。手先や首の動かし方とか、ところどころミニ高橋大輔
 61.04で3位はジェイ・ヨスタント。

 大きなミスなくまとめて本人は満足げ。まだどの要素も大きなプラスがつかないけど、今はマイナスをもらわないのが大事か。
 4位は59.09でアレクサンデル・サマリン(ロシア)。ダブルアクセルがシングルになってしまい、スロベニア大会で出した60.81は超えられなかったが、全体に悪い出来ではない。
 5位は58.70でショータロー・オオモリ(米)。冒頭のダブルアクセルを失敗してほとんど点がなくなってしまった もしかしてトリプルアクセルにしようか迷った? このタンゴのプログラムはなかなか素敵。
 中村優のSPは47.05。

 コンビネーションをトルコ大会で跳んだサルコウからルッツに替えて見事成功したが、フリップとダブルアクセルで転倒が痛かった。シットスピンとステップのレベルを上げられたのは収穫。

 フリーで大崩れしない限り、コフトゥンが優勝に大手という感じ。2位以下の争いは、スロベニア大会で122点台を出しているサマリンが、同じレベルの得点が出せるかが焦点。宇野昌磨も自己ベストが出せたら、昨季のエストニア大会3位より一つ上のメダルも夢じゃない
 男子フリーは明日の最終種目。あとは明日のお楽しみ。

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JGPドイツ大会女子SP

2012年10月12日 01時20分15秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ジュニアグランプリ(JGP)シリーズ第7戦ドイツ大会。JGPも今季最後の大会で、ファイナル進出6人/組が決まる。日本から出場は男子に宇野昌磨と中村優、女子に大庭雅と佐藤未生。映像はこちらから。
 最初の種目、女子ショートプログラムが終わった(ジャッジスコア)。なんか全然注目してなかった選手が^^; オーストリア大会で7位だったマリア・スタヴィツカヤ(ロシア)が57.07でトップに立ち、2位にトルコ大会で優勝しているリア・カイザー(米)、3位にクロアチア大会3位のアンナ・ポゴリラヤ(ロシア)がつけた。
 スタヴィツカヤのSP。

 一瞬練習着かと思うような黒のつなぎ衣装、ちゃんと背中にキラキラがついていた オーストリア大会では3回転+2回転になってしまったコンビネーションを、しっかり3回転+3回転に。スピンのレベルも上げてきている。フリーもこの調子でいけるか。
 55.14と自己ベスト更新で2位のリア・カイザー。

 スタヴィツカヤに負けてるのはコンビネーションの回転不足と、フリップの踏み切りエッジエラーのマイナス分だけ。トルコ大会で105点を出したフリーを再現すれば、勝てそうな雰囲気。
 53.81で3位のポゴリラヤも自己ベスト。3回転+3回転を決めたがトウループ+トウループで最も基礎点が低い組み合わせなので、ルッツから跳ぶ選手たちには少し遅れをとる。でも安定感抜群で、フリーも自己ベストが出せそう。
 52.00で4位につけたのがガブリエル・ダレマン(カナダ)。この選手もオーストリア大会に出ていて6位だった。なんかつなぎ衣装が流行り 決まるジャンプは豪快でスピンも安定している。
 大庭雅が51.49で5位につけた。

 全体にスピードと勢いがあって、安心して見ていられる。フリーもまとめられたら、表彰台は見えてくるんだけど、結果はあんまり気にせず^^;自己ベスト更新を目指そう
 佐藤未生は38.27で13位と不本意なスタートになってしまった。

 冒頭の3回転フリップはきれいに決まったと見えたが、回転不足と踏み切りエッジエラーで大きく減点。コンビネーションのファーストで転倒してセカンドが跳べず、ダブルアクセルはダウングレード(涙)でもスピンはとても上手 フリーは自信を持って滑っておくれ。

 ペアもショートプログラムが終了している。やっぱりロシアが強いけど、ドイツのペアが2位につけている。いい線いくかな?
 男子ショートプログラムは終わるのが夜明けごろなので、また明日。

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