NHK朝ドラ「ごちそうさん」、今週の話は源太に召集令状が来たところ。昨日の放送の途中から見始めた長男に、「赤紙が来たんだよ」と説明すると、「赤紙???」
この単語を知らない世代だったか
「召集令状のことを赤紙って言ったの、赤い紙に書いてあるから」へぇ~~~と感心。次男は知ってるだろうか?と自室にいた彼にきいてみると、「赤紙?借金とか?」
やっぱり知らなかったか~、と説明すると、「聞いたことある」。小説や映画で戦時中の話はけっこう読んだり見たりしていると思うんだけど、私の世代に比べたら絶対量が少ない。そして私が子供の頃は、著者や制作スタッフに経験者がいたから、時代考証も描写も現実感があった。
確認のために電子辞書をチェックしたら、「旧日本軍の召集令状の俗称」「差し押さえの封印証書の俗称」とあった。差し押さえの封印証書って、実物は見たことないけど、ドラマなんかでは家具や家電にぺたぺた貼られるやつ?
次男の答え「借金」は、当たらずといえども遠からず、だったかな
ローソンでチーズケーキを買ったら、こんなラベルがついていた。
395が値段、その上の譜面、、、ミ・レ(高)・ソ、、、何の歌?
もしかして、ド=1、レ=2・・・シ=7、ド(高)=8、レ(高)=9、ミ(高)=0で当てはめてる? それならぴったり、3・9・5
・・・バーコートも二次元コードもついてるのに、さらにこんな記号もつけてあるんだ~。理由はわからないけど、なんか面白い
フィギュアスケート・四大陸選手権2014、女子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
#1 クリスタル・キアン(台湾) SP:36.30 FS:66.96 合計:103.26
ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 帰宅間に合わず未見。ユニバーシアードのスコアは上回った。
#2 キム・テキュン(韓国) SP:38.91 FS:93.93 合計:132.84
「アララト」♪ 同じく未見。技術点56.84はかなり高い。
#3 アミ・パレク(インド) SP:41.10 FS:69.56 合計:110.66
ショパン「幻想即興曲」♪ 途中から見た。丁寧なスピンに拍手が起こる。
#4 レナ・アミュイ(メキシコ) SP:32.49 FS:77.77 合計:110.26
「マダガスカル3」♪ 上手い下手は別として、この舞台を楽しんでいるのが伝わってくる。技術点41.07、四大陸のフリーのミニマムポイントは上回った。
#5 レジャンヌ・マレイ(南アフリカ) SP:32.62 FS:66.31 合計:98.93
「ショコラ」♪ 雰囲気はある。ジャンプは2回転がメイン^^;
<G2>
#6 アレーヌ・シャルトラン(カナダ) SP:52.14 FS:113.05 合計:165.19
「ドクトル・ジバゴ」♪ いきなりジャンプの難度が上がる^^; 1回転ループをはさむ3連続など、ほぼ全部のジャンプを決めた。多少着氷でつまったものがあったくらい。流れのある滑りができる選手、今後伸びそう。カナダチームの選手たちが観客席で声援。自己ベスト大幅更新
#7 ブルックリー・ハン(オーストラリア) SP:52.55 FS:97.62 合計:150.17
ジェイ・チョウ「Secret」♪ 滑走姿勢や動作が美しく、音楽と一体になった表現で見ごたえがある。2回転になったジャンプ、オーバーターンがいくつか。ISU自己ベスト更新。
#8 張可欣(Kexin ZHANG)(中国) SP:54.49 FS:103.08 合計:157.57
「ポル・ウナ・カベッサ」などタンゴメドレー♪ 今日も淡々と真面目にこなす感じ。冒頭に3回転+3回転が決まり、ほぼミスなく滑り切った。シーズンベスト。
#9 趙子荃(Ziquan ZHAO)(中国) SP:53.82 FS:88.50 合計:142.32
「カルメン」♪ 緊張してたのか、最初のジャンプで転倒。次のジャンプが決まって落ち着き、その後のジャンプは大きなミスなし。3-2-2の最後が1回転になったくらい。リプニツカヤのようなキャンドルスピンができる
#10 アリソン・クリストル・ペルティチェト(フィリピン) SP:47.81 FS:67.14 合計:114.95
チャイコフスキー「眠れる森の美女」♪ お姫様風の衣装がかわいらしい。最初のジャンプがポップ、全体にジャンプは不安定でステップアウトや転倒が目立ったが、ダブルアクセル+2回転や3-2-2を決める場面も。最後のレイバックスピンでは拍手。
<G3>
#11 アメリ・ラコステ(カナダ) SP:55.19 FS:100.98 合計:156.17
「アメリ」♪ 音楽が途中の部分から流れるミスがあり、一瞬集中力が削がれたかも^^; 予定通りに跳べた感じではなかった。
#12 ヴェロニク・マレ(カナダ) SP:55.08 FS:98.95 合計:154.03
「Funny Girl」♪ 転倒してフェンスにぶつかる場面もあったが、最後まで笑顔を絶やさずに滑っていた まだジャンプ前の準備動作が長いが、決まるととてもきれい。
#13 長洲未来(米) SP:55.39 FS:104.39 合計:159.78
ジェームス・ボンド・メドレー♪ 大きな歓声のなかで登場。3回転+3回転やダブルアクセル+3回転トウループは跳ばなかったが、ほぼミスなくまとめてきた。全米の後に体調を崩していたそうで、よく頑張った。
#14 コートニー・ヒックス(米) SP:56.36 FS:113.63 合計:169.99
「エビータ」♪ 3回転+3回転で転倒、回転抜けが一つ。それ以外はミスがなかったように見える。全米よりはいい演技だったかな。自己ベスト更新でトップに立つ。
#15 パク・ソヨン(韓国) SP:55.91 FS:106.80 合計:162.71
「パガニーニの主題による狂詩曲」♪ 紺の衣装が似合う。決まるジャンプはとてもきれいに見える。パンクが1本、3-2-2が3-2-1になった。自己ベスト大幅更新。
<G4>
#16 キム・ヘジン(韓国) SP:57.48 FS:109.36 合計:166.84
「ブラック・スワン」♪ 3回転+3回転はなかったが、ダブルアクセルからの3連続コンビネーションなど、全てのジャンプが安定していた。回転不足はあったらしいが^^; めりはりを上手につけたステップもいい。本人満足の出来で少し嬉し涙。
#17 李子君(Zijun LI)(中国) SP:62.84 FS:118.72 合計:181.56
「コッペリア」♪ ベビーピンクの衣装が愛らしい。3-3予定は3-2にしたが、ダブルアクセル+3回転トウループは決まった。そのほかのジャンプも次々きれいに決めていく。終盤は少し疲れた感じがあったが、仕上がりは悪くない。シーズンベスト更新でトップに立つ。
#18 サマンサ・セザリオ(米) SP:57.40 FS:107.47 合計:1
「カルメン」♪ 衣装デザインを自分で手掛けるという話は初めて知った。3回転+3回転は跳ばないようだが、しっかりジャンプを決めていく。3-2-2予定が3-2-1になったのと、着氷がつまったのがあったが、体の切れがよく、堂々たるカルメン。
#19 今井遥 SP:62.72 FS:112.68 合計:175.40
「恋人たちの夢」♪ ブルーのレースの花をつないだ衣装、雰囲気にぴったり。冒頭からジャンプが流れよく決まっていく。同じメロディが繰り返される曲だが、単調にならずに、途中止まって踊る表情もよかった。アクセルがシングルで下りてしまうミスがあったが、次をしっかり決められたのは偉い。ISU自己ベスト更新。
#20 村上佳菜子 SP:64.73 FS:132.18 合計:196.91
映画「愛のイエントル」より「Papa, Can You Hear Me?」♪ 3回転トウループ+3回転トウループを決めると、どのジャンプも余裕を持って入る。ステップの緩急や情感のこもり方、コレオシークエンスはまさに“プログラムのコンセプトを表現する”もの。見事だった 自己ベスト更新でトップに立った。
#21 宮原知子 SP:60.27 FS:126.26 合計:186.53
「ポエタ」♪ 村上佳菜子の演技の余韻が残る中、フラメンコの曲にのって滑りだす。最初に3回転ルッツ+3回転トウループが決まると、落ち着いて全部のジャンプをしっかり下りた。時折ジャッジ席をじっと見る眼力もいい。小さな体だけどスピードが落ちず、ノーミスで終盤まできて観客席も盛り上がった。この子も本当に強くなった ジュニア・シニア通じて初めての選手権メダル獲得。この調子で世界ジュニアも頑張れ!
結果、優勝は村上佳菜子、2位に宮原知子、3位李子君。今井遥も4位と日本勢大活躍。5位のコートニー・ヒックスが北米勢で最上位。6位キム・ヘジンはソチに出場するなら、自信をつけたんじゃないかな。
優勝インタビューで、「このあと小籠包食べに行きたいです」とコメントした村上佳菜子 表彰式を待つ間、李子君が村上のところへ来てお祝いのハグ、スマホを取り出して2ショット写真を自撮りして、2人で笑い合っていた
フジテレビのサイトには「生中継」と書いてあったが、放送が始まった時間にちょうど滑走順だった長洲未来をライブで、次のコートニー・ヒックスの前にCMを入れてヒックスは数分遅れで放送。パク・ソヨンは放送しなかった。
最終グループからは画面にLiveを表示して、完全生中継した模様。しかし放送時間の全てが生でないなら、「一部生中継」「最終グループ生中継」と書いておくべき。国際映像の演技中の技術点加算を表示しないのは、せっかくのシステムがもったいない。会場の優勝インタビューもちゃんと放送してほしかった。
塩原アナウンサーの実況が控えめというか、あまりわけのわからないことを言わなくなった。オリンピックに向けていい傾向。
なんかもうすぐエキシビション始まるらしいんだけど、、、土曜日にやっちゃうの?!
フィギュアスケート・四大陸選手権2014、男子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
#1 デヴィッド・クラネッチ(オーストラリア) SP:52.36 FS:104.14 合計:156.50
ムソルグスキー「はげ山の一夜」♪ 黒系のすっきりした衣装。着氷乱れや2回転はあったが、コケなかったからよしとしよう(笑) 自己ベスト更新。
#2 ジョーダン・ジュ(台湾) SP:52.17 FS:100.29 合計:152.46
ガーシュイン「アイ・ガット・リズム」「サマータイム」など♪ 前半は1回転になったもの1つだったが、後半はステップアウトがちょこちょこと。転倒はなかったのでまあまあかな。こちらも自己ベスト更新。
#3 チャオ・チーイー(台湾) SP:51.12 FS:115.61 合計:166.73
「ローレライ」♪ by Naoki Satoとある曲なので、映画の音楽かな? ちょっとステップアウトは2、3本あったが、3回転サルコウ+2回転トウループ+2回転トウループなど、ほぼ予定通りにジャンプが跳べた感じ。終盤のコレオシークエンスでは手拍子。終わった瞬間ガッツポーズ。フリーは自己ベスト、合計もシーズンベスト。
#4 ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア) SP:49.29 FS:88.27 合計:137.56
「Sons of Odin 」「Unstoppable」「Mission Impossible」♪ 最初はダブルアクセルからの3連続コンビネーション。オーバーターンや手つきがあってもこらえて下りた。コレオシークエンスでは変形イーグルで銃撃のポーズ。合計で自己ベスト。
#5 マヴェリック・エギア(フィリピン) SP:46.74 FS:90.25 合計:136.99
「アーティスト」♪ 止まって踊るところはなかなかの演技力。後半転倒扱いになりそうなミスがあったが、かなり頑張って下りていた。もう少しスピードが出るといいと思う。自己ベストは更新した。
#6 イ・ジュンヒョン(韓国) SP:57.65 FS:126.49 合計:184.14
「オペラ座の怪人」♪ 画面表示を見落としたけど、たぶん^^; 冒頭にトリプルアクセル、間にターンは入ったけど3回転フリップ+3回転トウループを決め、ほかのジャンプもほぼ完璧、最後のダブルアクセルで少し乱れただけ。滑りのなめらかさがここまででダントツ。自己ベスト更新。
#7 イ・ドンウォン(韓国) SP:61.16 FS:105.57 合計:166.73
夕飯の時間につき、未見。
#8 アブザル・ラキムガリエフ(カザフスタン) SP:62.25 FS:121.88 合計:184.13
同じく未見。
#9 エラジ・バルデ(カナダ) SP: FS:137.12 合計:201.45
ベストの演技、見逃した~~~
#10 ブレンダン・ケリー(オーストラリア) SP:59.00 FS:104.37 合計:163.37
「アメリ」「Micmacs」「Iris」♪ 1回転になったジャンプが2つくらい。トリプルアクセル1本を少し乱れたが下りた。白いタキシードの衣装は可愛い。
#11 王一(Yi WANG)(中国) SP:61.13 FS:118.39 合計:179.52
ヴィヴァルディ「四季」♪ 冒頭のトリプルアクセル、中盤のループが1回転に。4回転トウループはステップアウトしたけど回転は足りた模様。3回転は上がってから回転するきれいなジャンプなんだけど、全部は決まらないのが惜しい。
#12 田中刑事 SP:62.61 FS:116.30 合計:178.91
「ドクトル・ジバゴ」♪ まず4回転に挑み、ステップアウトしたが回転は? トリプルアクセルは1本成功、1本は片手をついてなんとか1回転トウループをつけてコンビネーションに。3-3予定が2-3になったり、3連続コンビネーションのサードのループが乱れたり、細かいミスが出た。世界ジュニアが終わったら、シニアの4分半に慣れる練習が必要になりそう。
<G3>
#13 ジョシュア・ファリス(米) SP:74.85 FS:146.15 合計:221.00
「シンドラーのリスト」♪ 静かな曲にのって美しい滑りを見せ、ステップだけでもじわっと拍手。4回転は転倒してフェンスにぶつかった。トリプルアクセル2本入ったが、回転抜けジャンプが2つくらい。うさぎの顔のぬいぐるみ(クッション?)が投げいれられ、拾ってにっこり。
#14 関金林(Jinlin GUAN)(中国) SP:74.85 FS:143.20 合計:214.26
「雨に唄えば」♪ 4回転をこらえて下りるとジャンプはどれも着氷。3-3コンビネーション2つ、トリプルアクセル2本、しり上がりに調子を上げる。軽快な曲にのったステップでは手拍子、傘を開くポーズもしっかり。終わって両手ガッツポーズ。
#15 ナム・グエン(カナダ) SP:68.17 FS:136.52 合計:204.69
バッハ「G線上のアリア」「ファンタジーとフーガ ハ短調」♪ 最初の大技・トリプルアクセルが決まって波にのり、どのジャンプもきれいに下りた。一つ一つの要素の完成度の高さ、つなぎの動きが見ごたえのあるもので、自然と拍手が起こる。終わった瞬間は上を向いて吼えた。自己ベスト大幅更新の200点越え。
#16 クリストファー・カルーザ(フィリピン) SP:67.84 FS:123.37 合計:191.21
グリーグ「ピアノ協奏曲」♪ トリプルアクセルもない構成だが、曲想にぴったり合った柔らかな滑りと激しい動きのめりはりが見事。3-3のコンビネーション、3回転ループからの3連続コンビネーションはセカンドとサードで手を上げる。イーグルやイナバウアー、スパイラルなども素晴らしい。ISUベストは更新。
#17 アダム・リッポン(米) SP:72.90 FS:140.30 合計:213.20
ドビュッシー「牧神の午後」♪ スピードにのってよく滑っている。トリプルアクセル1本は少し乱れたが1本はきれいに決まった。1回転になったジャンプがあったが、後半に“リッポン”ルッツを2本決めてくれた
#18 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン) SP:65.26 FS:123.15 合計:188.41
ワールド・ダンス・コレクション♪ 今日も踊ったぜ トリプルアクセルは転倒、回転は大丈夫? ほかのジャンプでは大きなミスはなく、後半に3連続コンビネーションも下りた。中盤のマンボではアピールたっぷり、最後のロックンロールもエアギターでノリノリ。
<G4>
#19 デニス・テン(カザフスタン) SP:76.34 FS:150.03 合計:226.37
ショスタコービッチ「The Young Lady and the Hooligan」♪ 今季は欠場や棄権が多かったので、フリーをちゃんと見たのは初めてかも。最初に4回転トウループがびしっと決まる。トリプルアクセル1本はちょっとステップアウトでコンビネーションが1回転。回転抜けもあったが1回転ループをはさむ3連続も決まる。オリンピックではもっといい演技が見られそう。ファリスを抜いてトップに立つ。
#20 リチャード・ドーンブッシュ(米) SP:82.13 FS:142.31 合計:224.44
ビートルズ・メドレー♪ 冒頭は両手上げルッツ。4回転サルコウに挑んだが転倒。トリプルアクセルの2本目は後半んに3回転トウループとのコンビネーションで決まる。「Hard Day Night」のコレオシークエンスでは雄大なバレエジャンプで魅了。
#21 無良崇人 SP:84.21 FS:158.35 合計:242.56
「Shogun」♪ 昨シーズンとは最初のポーズが変わった。冒頭の4回転トウループがきれいに入り、トリプルアクセル+2回転トウループも決まる。2本目のトリプルアクセルを下りてそのままステップに入っていくところ、音にぴったり。終盤のジャンプは少しオーバーターンっぽかったり、着氷がつまりぎみだったりしたけど、大きなミスにはならず。そのままコレオシークエンスまで突っ走った。終わって胸をおさえてからガッツポーズ。自己ベスト更新でトップに立つ。
#22 ジェレミー・テン(カナダ) SP:75.21 FS:133.30 合計:208.51
ウェーバー「変奏曲」♪ トリプルアクセルは2本とも転倒したが、そのほかのジャンプは3-3や3-2-2のコンビネーションを含め、全部頑張って下りた。
#23 小塚崇彦 SP:76.85 FS:159.53 合計:236.38
サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」♪ いつものように、背中をポンされて出ていく。冒頭の4回転、両足着氷っぽかったけど下りた。トリプルアクセル2本、終盤に3-3のコンビネーション 音と戯れるようなステップはやっぱり素敵 惜しくも無良には届かず、2位につけて表彰台確定。
#24 宋楠(Nan SONG)(中国) SP:78.71 FS:157.38 合計:236.09
「ミッション」♪ 冒頭に素晴らしい4回転が決まり、トリプルアクセルもばっちり2本。1本だけ跳びあがりそこねたジャンプがあった以外、全くミスなし。スケートもよく伸びていた感じ。ユニバーシアードよりもさらにいい演技が見られて嬉しい 中国チームがそろって応援する中、自己ベスト更新でシニアの選手権初めてのメダル獲得。
結果、優勝は無良崇人、2位小塚崇彦と日本勢の1、2フィニッシュ。3位に宋楠。4位デニス・テン、5位ドーンブッシュ、6位ファリス。
日本勢は、オリンピックに出られない選手でもこれだけ強いことを見せつける形になった。ちなみに世界ランクはこの結果を受けて、無良は町田樹を抜いて6位に、小塚は9位に上がる見通し9位に、小塚は8位に上がる。そうなるとベスト10に日本勢が5人、、、3枠で足りるわけない
明日は女子フリー、女子も日本勢の表彰台に期待
フィギュアスケート・四大陸選手権2014、ペア・フリー(ジャッジスコア)。7組しかいない
#1 ナターシャ・ピューリッチ/マーヴィン・トラン(カナダ) SP:49.57 FS:98.23 合計:147.80
映画「ライフ・イズ・ビューティフル」より♪ 間に合わなくて見てない。
#2 王文婷/張岩(Wenting WANG/Yan ZHANG)(中国) SP:49.98 FS:89.87 合計:130.95
「Humanity」「パリの散歩道」「マラゲーニャ」♪ 1曲目は布袋寅泰の曲。男性25歳女性16歳、男性は前は別のパートナーがいたのかな?
#3 マーガレット・パーディ/マイケル・マリナロ(カナダ) SP:51.97 FS:88.02 合計:
映画「カサブランカ」♪ 上げきれなかったリフトなどミスがいくつかあって、点は伸ばせず。でも映画の雰囲気をよく出してるプログラムなので、またどこかで見たい!
#4 隋文静/韓聡(Wenjing SUI/Cong HAN)(中国) SP:75.26 FS:137.14 合計:212.40
「カリンカ」♪ ロシアを思いっきり意識した曲と衣装。オリンピック行くつもりだったろうに。女性が足を横から上げて後ろに回す動きを見せた。リプニツカヤの向こうを張る?! ツイストで4回転、サイドバイサイドでトウループの3-2-2、ノーミスで滑り切って自己ベスト大幅更新。中国チーム、今からでもオリンピック代表入れ替えたほうがよくない?!
#5 ヘイヴン・デニー/ブランドン・フレイザー(米) SP:58.57 FS:108.53 合計:167.10
「ノートルダム・ド・パリ」♪ スローで転倒1回。隋/韓組が凄すぎて見劣りするかと思ったが、サイドバイサイドジャンプは単独サルコウ、ダブルアクセルからのシークエンスと一応下り、ミスは序盤だけにとどめて後半盛り上げた。
#6 アレクサ・シメカ/クリス・クニエリム(米) SP:66.04 FS:104.31 合計:170.35
「Ever After」♪ ドリュー・バリモア主演の「シンデレラ」をモチーフにした映画の音楽。ツイストは高さ十分。スローで少し着氷が乱れた。全体にきれいにまとめた感じ。
#7 タラ・ケイン/ダニエル・オシェー(米) SP:62.05 FS:119.40 合計:181.45
「ドン・キホーテ」♪ スローで男性が投げた後に転倒してしまってびっくり。でも大きなミスはそれだけで、ジャンプも全部着氷。サイドバイサイドスピンはあんまり合ってなかったけど^^; 男性のハイドロブレーディングや肩に乗せるダンスリフトを組み合わせたコレオシークエンスが個性的。全体ではいい出来でガッツポーズ。
結果、優勝は隋/韓、2位に全米は6位だったケイン/オシェー、3位は全米4位のシメカ・クニエリム。
優勝インタビューは当然中国語。台北の印象をきかれて、「夜市に行きたい」と隋文静が答えていた。インタビュアーが中国語の答えを英語に訳しているのは、国際映像用の配慮と思われる。
インタビュアー、中国語でインタビューするのにしっかりメモを見ながらの上、ネイティブのスピードにしては遅め。英語アナウンス担当でアメリカ育ちの人だったりして? 韓聡(Cong HAN)の名前も「コン・ハン」と発音、ピンインが読めなかった可能性も大。資料に漢字が書いてあれば読めたのか、それも読めなかったのか、、、ウェイド式のアルファベットだけで中国語を学んだとしたら、そういうケースも考えられる。
表彰式の後3組が並んだら、真ん中の韓聡だけぐんと背が低い^^; 170cmだが隋文静が150cmだから演技には問題ないってことだ。日本の男子も十分ペアをやれるはず
そして今夜は男子フリー
フィギュアスケート・四大陸選手権2014、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。今大会、女子は21人の出場。男子より少ない^^; やはりオリンピックの年だからか。全員フリーを滑れるのはいいかも
フジテレビの放送は深夜に1時間。女子ショートプログラムで放送されたのは7人だった。
#12 宮原知子 60.27(4位)
「戦場のメリークリスマス」♪ 袖口が広がった衣装で腕を大きく動かすと、手が長く見える。曲調が静かな最初に丁寧なステップ。3回転ルッツ+3回転トウループはセカンドが回転不足になったが、3回転フリップとダブルアクセルをきれいに決め、音に合ったキャメルスピンや足換え逆回転スピンもよかった。世界ジュニア出場予定だけど、ジュニアの課題のジャンプ(ループ)などは今回やらなかった。ジュニア用の練習は大会後から、かな。
あまりしゃべるタイプではなく、声が小さくて記者たちが苦労するのだそうだが、インタビューも少しずつ慣れてきている感じ
#13 コートニー・ヒックス(米) 56.36(7位)
「Soul Surfer」♪ ジュニア時代に比べると重たくなったかも^^; その分力強さは出てきた。アクセルがシングルになったのは痛いミス。
#15 村上佳菜子 64.73(1位)
「バイオリン・ミューズ」♪ ストリーミングで見ていた画面では、シーズン前半に使っていた曲名が出ていた^^; ISUのBio資料の訂正をしてないようだ。
靴が合ってなくて、みっちり練習すると足が痛いのだそうで、オリンピックまでにうまく調整できるといいんだけど。そんな状態でも、3回転トウループ+3回転トウループ、3回転フリップ、苦手といわれるダブルアクセルをしっかり決め、スピンもステップもレベル4をそろえたのは偉い。
「この大会でポイントを獲得して世界ランクを上げ、オリンピックで有利な滑走順を取りたい」という話をしていたが、現在12位で五輪出場が見込まれる選手の中では11番目。仮に今大会で優勝すれば6位にジャンプアップだが、世界ランクで1番目から6番目がそのまま最終グループというわけでもないのでは、、、? 逆に抜かれるとしても可能性があるのは李子君くらい。12番目までに入っていれば、たぶん第5&最終グループのドローに入れると思うんだけど。
といっても、少しでもランクが高いほうが印象はいいし、ここでいい演技をしてそのままの勢いで行きたいところか。
#16 長洲未来(米) 55.39(9位)
ガーシュイン「The Man I Love(私の彼氏)」♪ ソチ五輪に行けなくなったことばかり言われるけど、本人はそんなに落ち込んでいるわけでもなさそう。3回転トウループ+3回転トウループをこらえて下り、イナバウアーからの3回転ループやイーグルからのダブルアクセルなどで魅了してくれる。無良崇人選手のお父さん、無良隆志氏に臨時コーチをしてもらっているそうで、キス&クライは日本っぽい雰囲気に。
時間オーバーの減点1がもったいなかった。これがなければ9位じゃなくて7位だったのに。
インタビューで、「season」が英語の発音になったのをすぐ自分で「シーズン」とカタカナ発音に直していた。そんなに気を使わなくてもいいんだけど、日本語は日本語らしく話したいのかな。
#18 サマンサ・セザリオ(米) 57.40(6位)
「Fever」♪ ほどよくお色気のある振付。コンビネーションは3回転ループ+3回転ループの予定だったそうだが、3回転ループ+2回転トウループにした。昨シーズン世界ジュニアで、完璧に見えたフリーが回転不足の嵐に見舞われた経験もあって、確実に決めるほうがいいと判断したのかも。
#20 李子君(中国) 62.84(2位)
「タンゴ」♪ 久しぶりの試合でどうかと思ったが、一蹴りですっと加速する伸びのあるスケートで、オリンピックに向けて調子は上がっていると見た。ルッツにエッジエラーがついたけどジャンプも好調。これはフリーも、オリンピックも楽しみ。
#21 今井遥 62.72(3位)
メンデルスゾーン「無言歌」♪ またコーチを変えたらしい。今まであちこちで学んできたことが、ようやく形になって試合で出せるようになってきた感じ。コンビネーションはサルコウからだけど3-3で入る。手先指先がひらひら動くのが可愛い。若い娘らしい清楚で華やかな雰囲気がいい。リンクから上がる前にも優雅なお辞儀。初めての60点越えに大喜び。
そのほか印象に残った選手について書いておこう。
#7 アリソン・クリストル・ペルティチェト(フィリピン) 47.81(16位)
鮮やかなレモン色の衣装で、しっかりジャンプを決めていた。技術点27.06は世界選手権のミニマムポイントをクリア。フリーも頑張れ
#10 アミ・パレク(インド) 41.10(17位)
「Nyah」♪ ISUのBioによると、アメリカ生まれだけどインドにも短期間住んだことはあるらしい。4年ほど大会に出ていなかったのは学業の関係だろうか。今季はネーベルホルン杯にも出場していた。しっかりインド風の衣装とメイク、当然似合う(笑)。自己ベスト大幅更新に喜んでいた。
#11 張可欣(中国) 54.49(12位)
ローリングストーンズ「Paint It Black」「Sympathy for the Devil」♪ 李子君とともに、中国代表でオリンピックに出場予定。相変わらず淡々とこなす。ジャンプがクリーンに入らなくて点が伸びなかったが、スピンとステップはレベル4がそろってるので、調子が上がったらもっと高得点が出るのかも。
#14 アメリ・ラコステ(カナダ) 55.19(10位)
「The Feeling Begins」♪ カナダ選手権3位で、2枠の五輪代表に入れなかった25歳。今大会は“彼氏”のマーヴィン・トラン選手(ペア)も参加している。真紅のセクシーな衣装が似合う。得意の3回転ループ+2回転ループが決まったが、フリップの着氷が乱れたので、自分でおでこをぺしっと叩いていた。
#17 ブルックリー・ハン(オーストラリア) 52.55(14位)
「Prayer for Taylor」「Titanic Symphony」♪ スタート位置がフェンス際というのが面白い。静かな曲調の前半と、激しい曲調の後半のめりはりがくっきり。ネーベルホルン杯で五輪出場枠を獲得した選手、ここでも自己ベスト更新は偉い。
#19 キム・ヘジン(韓国) 57.48(5位)
「シェルブールの雨傘」♪ この曲は鈴木明子のエキシビションナンバーの印象が強い^^; コンビネーションは3-2だったけどジャンプは全部入ったし、スピンとステップが全部レベル4。オリンピックには出るのかな?
女子フリーはフジテレビで生中継(15:30~)。時間的に後半だけと思われる。前半から見たいな~
四大陸選手権の女子ショートプログラム、あちこちストリーミングを探しながら見ていた。ストリーミングが少しでも安定するようにと思って、いつもメインで使うPCはストリーミングだけにして、予備のPCでオンラインリザルトをチェックしながら、ブログでレビューも書いたりしていた。
やっていないと思っていたチャンネルで実は放送していることがわかり、そちらはストリーミングが安定しているので、ブログ編集もメインのPCに移して続行。ほとんど書き終えたところで、リンクしたいページがどうしてもうまく開かない。
いったん下書きで投稿、予備のPCで試そうとして、そっちで書きかけた原稿を下書き投稿、あらためて開いた、、、あれ
メインPCで投稿した原稿が保存されてなくて、予備PCで最初のほうだけ書いた原稿が保存されている。。。
・・・つまり、自分で、短いほうの原稿にわざわざ直した形になってしまった・・・
予備PCのほうを下書き投稿するときに、タイトルを変えたりしていれば、長く書いたほうも残ったはずだった。あるいは、予備PCの書きかけは放置して記事一覧から開き直せば、長いほうが開いたはず
パソコンのトラブルなどで投稿前に閉じてしまった場合は、自動保存する機能がある。しかし、自分のミスで消したものは戻しようがなく、、、やれやれ
フィギュアスケート・四大陸選手権2014、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。29人とそこそこの人数が出場している。ヨーロッパ選手権と違ってミニマムスコアさえクリアしていれば、各国最大3人/組出場できるので、普段なかなか見られない選手もいて嬉しい
<G1>
#1 アンドリュー・ドッズ(オーストラリア)
「道化師」♪ 間に合わなくて見られなかった。42.19。
#2 ジュイシュ・チェン(台湾)
ムソルグスキー「はげ山の一夜」♪ 地元の選手なので大歓声。3回転トウループ+3回転トウループ、ダブルアクセル等、とりあえずジャンプはコケずに下りた。コーチは日本の林コーチ。46.13。
#3 ブレンダン・ケリー(オーストラリア)
「Nothing Else Matters」♪ すらっとしたイケメン 3回転ルッツのコンビネーション、トリプルアクセルと決めたが、3回転ループがシングルに。59.00。
#4 ロナルド・ラム(香港)
「ラプソディ・イン・ブルー」♪ スローなジャズ調のアレンジ。最初のジャンプがおそらくコンビネーションの予定だったが単独に。トリプルアクセルで転倒、コンビネーションは2回転+2回転に。キャメルスピンがふらつくのではらはら ステップはなかなかよかった。45.59。
#5 マヴェリック・エギア(フィリピン)
「007」より「Skyfall」♪ 初めて見る選手だけど、後半にトリプルアクセルが入るなど、ジャンプはけっこう跳べる。アメリカ生まれで練習拠点はLA。世界選手権でフィリピンが複数枠を取れたら、いずれ出てくるかな。46.74。
<G2>
#6 関金林(中国)
「死の舞踏」♪ 4回転を1本は入れたかったのかもしれないが、全部3回転に。でもアクセルを含めて全部決まり、安定感があった。71.06、シーズンベスト。
#7 デヴィッド・クラネッチ(オーストラリア)
「Who Wants To Live Forever」♪ スピンの途中で尻もちをついたり、ステップの途中で一瞬つまずいたが、3回転ジャンプが入ったのでまあまあの点。19歳で顔はまだ可愛い。52.36。
#8 エラジ・バルデ(カナダ)
「BoBom」♪ いつものように髪を後ろでくくって、きびきびと動く。冒頭は4回転予定だったらしい、3回転トウループに。トリプルアクセルと3回転ルッツ+2回転トウループはきれいに決まった。64.33、本人は口惜しそう。
#9 イ・ドンウォン(韓国)
「Concerto for Guitar and Orchestra」♪ まだジュニアに出ている17歳。3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転フリップが入り、トリプルアクセルも少し手をついたが着氷。前に見たときよりも滑りに余裕が出てきた感じはある。61.16、自己ベスト更新。
#10 ジェレミー・テン(カナダ)
「Dance For Me Wallis」♪ もう24歳か・・・。トリプルアクセル、3回転ルッツ+3回転トウループ、3回転フリップとしっかり決めた。試合にあまり出ないので世界ランクが低くこの滑走順だが、今の状態はとてもよさそう。オリンピック、出たかっただろうな、、、。75.21。
#11 ジョーダン・ジュ(台湾)
「Goodbye Pork Pie Hat」♪ こちらはまだ18歳、台湾代表だけど生まれはカナダ。渋いエレキの曲。コンビネーションは3-2、アクセルはダブル。ハイドロブレーディングで拍手をもらっていた。52.17で自己ベスト更新。
<G3>
#12 チャオ・チーイー(台湾)
「Fantasy for Violin and Orchestra」♪ 華流ドラマにちょっと出したくなる可愛い顔。3回転サルコウ+3回転トウループは下りたが、トリプルアクセルで転倒。単独3回転も転倒。アンソニー・リュウコーチがついていた。51.12。
#13 ジュリアン・ジージエ・イー(マレーシア)
「Chambermaid Swing」「Capone」♪ マレーシアからの出場は初めてかな? ダブルアクセル、3回転+2回転、3回転とできるジャンプをきちんと決めていった。166cmとあるが、もう少し大きく見えるのはすっきりした細身だからかも。49.29、自己ベスト更新とフリー進出でほっとした顔。
#14 王一(中国)
「A Beautiful Storm」♪ 今日ここまでで最初に4回転を下りた! トリプルアクセルは転倒、コンビネーションは3-2になったが^^; ステップもよく動いてたし、わりときれいな姿勢のI字スピンもよかった。61.13。
#15 キム・ジンソ(韓国) 棄権した模様。
#16 ナム・グエン(カナダ)
「Selection of Music」♪ バンクーバー五輪のエキシビションでコミカルな演技を見せた少年が、15歳になってシニアの選手権に初参戦。軽妙なピアノ曲に合わせてひょうきんに踊る。トリプルアクセル、3回転ループ、後半の3-3と決まってガッツポーズ。68.17、自己ベスト更新。
#17 イ・ジュンヒョン(韓国)
「For You」♪ ムーディーなラテンの曲を一生懸命表現しようと頑張っていた17歳。トリプルアクセルは回転不足で下りてしまった。コンビネーションの間にターン。57.65。
<G4>
#18 宋楠(中国)
曲名未確認。ビートボックスに中東風のメロディが乗っている曲。4回転+3回転をすぱっと決め、トリプルアクセルはステップアウトしたけど下りた。3回転単独は問題なく、ステップもノリノリ。78.71、シーズンベスト。中国選手団が大きな声援を送っていた。
#19 ジョシュア・ファリス(アメリカ)
「リベルタンゴ」♪ 昨年世界ジュニアで優勝、今季からシニアに参戦。コンビネーションは3-2になってしまったが、トリプルアクセルや3回転ルッツはしっかり決まり、姿勢の美しいキャメルスピンなど、見せどころはたくさん。74.85、シーズンベスト。
#20 デニス・テン(カザフスタン)
「死の舞踏」♪ もう20歳、まだ20歳 冒頭の4回転は転倒したが回転は足りた。トリプルアクセルは余裕、3回転ルッツからのコンビネーションが曲の盛り上がるところで決まる。この人の表現は動きがはっきりしていて小気味いい。76.34。
#21 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)
「I Still Got Blues, Still Got Rock」♪ エレキの調べでノリノリのミーシャ。トリプルアクセル、3回転ルッツと決まって今日はジャンプ好調と思ったが、次は転倒してコンビネーションにできなかった。でもエアギター鳴らしながらステップが踏めれば幸せ キス&クライで最後のポーズを再現してにっこり。65.26は一応シーズンベスト。
#22 リチャード・ドーンブッシュ(アメリカ)
「The Sons of Italy」♪ 全米選手権の素晴らしいSPと惜しかったフリーが記憶に新しい。4回転はステップアウト? 回転も足りなかったのかな。トリプルアクセルと3回転ルッツ+3回転トウループはばっちり。見事なバレエジャンプなどで喝采を浴びる。82.13、トップに立つ。
#23 アダム・リッポン(アメリカ)
「カルメン」♪ いつもの巻き毛がかなり短めに、七三分けに固めたスタイルで出てきた。両手上げの“リッポン”ルッツは見事 トリプルアクセルで少し乱れ、コンビネーションが3-2になったのが惜しい。72.90。
<G5>
#24 小塚崇彦
「アンスクエア・ダンス」♪ 応援バナーが何枚も貼られている。いつものように背中をポン!されて出て行った。4回転でちょっとステップアウト。トリプルアクセルは降り際に少し踏ん張り、コンビネーションはフェンスぎりぎりで避けるように。切れのいいステップは安心して見ていられる。76.85、技術点が演技終了直後より下がったのは回転不足かな。
#25 田中刑事
「Instinct Rhapsody」♪ 全日本ジュニアのチャンピオンがシニアの選手権初参戦。最初にトリプルアクセルをきれいに決めて波に乗るかと思ったが、コンビネーションが2-2に ジュニア用で作ってあるので単独ジャンプがループ、若干稼ぎそこなっている^^; 62.61。
#26 マイケル・クリスチャン・マルチネス(フィリピン) 棄権した模様。
#27 無良崇人
「Minnie the Moocher」「Jumpin' Jack」♪ 髪を短くしてすっきりした頭で出てきた。冒頭に4回転をびしっと決め、トリプルアクセル、3回転ルッツ+3回転トウループとジャンプ完璧。ステップもよく滑っているのがありあり。終わって胸を押さえて喜んだ。84.21、シーズンベストでトップに立った
#28 クリストファー・カルーザ(フィリピン)
ドビュッシー「アラベスク第1番」♪ 軽やかなピアノ曲で、まず長いスパイラルで拍手。ダブルアクセルの後、3回転ループ+3回転ループを見事に決めてくれた。このコンビネーションはなかなか競技会で見られない。3回転ルッツも決まり、イナバウアーやイーグルでも魅了してくれる。ジャンプの難度が高くなくても、心に残るプログラム。67.84。
#29 アブザル・ラキムガリエフ(カザフスタン)
ジャズ・メドレー♪(無良と全く同じ曲の組み合わせ^^;) コンビネーションは3-2に。トリプルアクセルと単独3回転はOK。ステップではサスペンダーを引っ張ったりかけ直したり、小道具のように使っていた。62.25。
結果、無良崇人が1位、2位ドーンブッシュ、3位宋楠、4位小塚崇彦、5位デニス・テン、6位ジェレミー・テン。アダム・リッポンが8位、田中刑事が14位。
6位までの点差が9点くらいだから、フリー次第で表彰台の顔触れは大きく変わるかも。
NHK地上波で生中継
WOWOWを契約して見ている人には申し訳ないけど、ありがたい
第1セットはタイブレークの末にナダルが取った。互角の戦い、凄い。
絶対チャンスはある。頑張れ~~~
あとでまた。
フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権、ペア・フリー(ジャッジスコア)。グループ1はストリーミングが不調でよく見られなかった。運がよければ後で動画が見つかるかも。
<G2>
#5 ニコーレ・デラモニカ/マテオ・グアリゼ(イタリア) SP:53.65 FS:100.90 合計:154.55
「椿姫」♪ サイドバイサイドのコンビネーションは男性が転倒したが、単独のダブルアクセルは決まった。リフトやスピンはベテランらしい安定感。
#6 マリ・ヴァルトマン/アーロン・ヴァン・クレーヴ(ドイツ) SP:52.40 FS:100.81 合計:153.21
「ノートルダム・ド・パリ」♪ 高さのあるツイスト。サイドバイサイドジャンプはコンビ、単独ともにダブルに。スロージャンプは転倒とステップアウト。スピンの見事なシンクロに拍手が起こる。
#7 ダリア・ポポワ/ブルーノ・マソ(フランス) SP:52.36 FS:97.00 合計:149.36
「バリー・リンドン」♪ このペアもツイストは高い。サイドバイサイドジャンプはシークエンスでちょっと乱れた。スローは1本決まり1本両足着氷。あまりスピードがない気がしたが、けっこうアクロバティックな姿勢のリフトを丁寧にこなしていた。
#8 ナターリャ・サビヤコ/アレクサンドル・ザボエフ(エストニア) SP:50.12 FS:99.70 合計:149.82
ヴァンゲリス「Conquest of Pradaise」♪ ツイストはダブル。コンビネーションは女性が3連続跳んだのに男性が1つしか跳べず。スローは決まり、全体にいい雰囲気が出せていた。シーズンベスト更新。オリンピックに出られないのは残念だけど、世界選手権には来てくれそう。
<G3>
#9 ヴァネッサ・ジェームズ/モーガン・シプレ(フランス) SP:63.23 FS:122.25 合計:185.48
「天使と悪魔」など♪ 最初からスピード感たっぷりで、キレキレの演技を見せてくれた。ほぼノーミス、自己ベスト更新。
#10 マイリン・ウェンデ/ダニエル・ウェンデ(ドイツ) SP:55.19 FS:113.13 合計:168.32
「Your Highness」♪ 最初にツイストやスローを決めて波にのった感じ。ジェームズ/シプレ組ほどのスピード感はなかったが、細かい振付でも息が合っていた。
#11 アンドレア・ダヴィドヴィッチ/エフゲニー・クラスノポルスキ(イスラエル) SP: FS:108.61 合計:163.93
ニーノ・ロータ「ロミオとジュリエット」♪ 最初からどのエレメンツもきちっと決まっていく。サイドバイサイドジャンプは単独が3回転トウループ、シークエンスが2回転+ダブルアクセルと難度は高くないがきれいに入った。ノーミスで終盤まできて観客も手拍子。キャリーリフトで男性が片足になった姿勢がきれい。
#12 ステファニア・ベルトン/オンドレイ・ホタレク(イタリア) SP:69.22 FS:126.39 合計:195.61
「ドラキュラ」♪ 赤と黒で決めた衣装。しっかりとシーズン後半にピークを合わせてきていつ。最初に3-2-2でコンビネーションが決まった! 単独は女性が転倒。スローは2本ともきれいに入り、リフトも順調。サイドバイサイドスピンの前半がちょっと合わなかったが、足を換えてからうまく合わせた。二人でY字姿勢のコレオシークエンスなど、随所に魅力たっぷり。シーズンベスト更新でトップに立つ。
<G4>
#13 アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコビー(ドイツ) SP:76.76 FS: 合計:
残念ながら棄権。というわけで以下ロシア選手権状態^^;
#14 ヴェラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ(ロシア) SP:71.70 FS:129.91 合計:201.61
「韃靼人の踊り」♪ 完全に空中に上がってから回転したツイスト、ダンスリフトからそのまま持ち上げるリフトなど、難しいことをさくさくやってのけた。サイドバイサイドジャンプだけは、両足着氷など少し乱れたが、転倒しなかったからOKかな。
#15 クセニア・ストルボワ/フェドル・クリモフ(ロシア) SP:70.90 FS:137.08 合計:
「アダムス・ファミリー」♪ まるで「ボクたち失敗しないので」と言いそうな、見事なノーミス すごく勢いがあり、コミカルな動きもぴったりだった。
#16 タチアナ・ボロソジャル/マクシム・トランコフ(ロシア)SP:83.98 FS:136.40 合計:220.38
「ジーザス・クライスト・スーパースター」♪ 珍しく、サイドバイサイドジャンプで男性が転倒、スロージャンプで女性が転倒。技術点速報で"Leader"を上回らなかった。完璧なシンクロしてるサイドバイサイドスピンなど、元々のクォリティの高さは他の追随を許さないが、、、ミスがあったので二人とも冴えない顔。
結果、優勝はボロソジャル/トランコフ、2位にはフリー1位だったストルボワ/クリモフ、3位にバザロワ/ラリオノフとロシア勢の表彰台独占となった。4位にベルトン/ホタレク、5位ジェームズ/シプレ。
デラモニカ/グアリゼが8位に入ったので、イタリアは3枠キープ。7位ダヴィドヴィッチ/クラスノポルスキ(イスラエル)と10位ザビヤコ/ザボエフ(エストニア)がそれぞれ2枠を獲得した。
さて、エキシビション見よう
フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権、男子フリー(ジャッジスコア)の後半から。前半はテレビはつけてたけどよく見てなかったので^^; アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)が4回転トウループ1本決めて203.76で前半12人中トップ。
<G3>
#13 シャフィク・ベセギエ(フランス) SP:70.85 FS:127.22 合計:198.07
映画「最後の誘惑」より「パッション」など♪ 4回転トウループに挑戦、着氷が乱れる。トリプルアクセルが途中で開いてダブルになったり、ルッツがシングル(?)になったり。パーカッションにのったステップは独特の雰囲気も出せていた。映画がイエスの生涯関係の物語らしく、曲も少し中東風。
#14 フローラン・アモディオ(フランス) SP:78.60 FS:111.53 合計:190.13
「Under The Moon」「ラ・ヴィ・アン・ローズ」など♪ 4回転サルコウを2本予定していたが、1本目はダブルになって途中で開き、2本目はトリプルで下りた。アクセルが半回転で0点 最初のスピンがやりかけてできず、その後3つスピンを行ったので4つ目が無効 どうしちゃったのか、、、
#15 ヨリク・ヘンドリクス(ベルギー) SP:73.21 FS:132.71 合計:205.92
「ラプソディ・イン・ブルー」♪ トリプルアクセル2本がステップアウト、そのほかのジャンプもなかなかクリーンとはいかなかったが、最後まで頑張った。リンク全面を使ったイーグルやイナバウアーのコレオシークエンスがなかなかいい。12位以内に入らないとソチ五輪派遣がないかもしれないという話だったが、滑り終わってトップ、10位以内確保で大丈夫かな。
#16 ペーター・リーベルス(ドイツ) SP:77.42 FS:148.34 合計:225.76
「Who Wants to Live Forever」「Smells Like Teen Spirit」♪ 4回転トウループが冒頭に決まり、トリプルアクセル2本もなんとか入った。どのジャンプもかなり堅実に決め、ステップやコレオシークエンスでも体がよく動いていた。シーズン初めからずっと滑っている曲で表現も円熟してきている。自己ベスト更新。
#17 コンスタンティン・メンショフ(ロシア) SP:72.12 FS:165.12 合計:237.24
「Allegro」「Rose」「Night Run」♪ ジャンプが決まってナンボの選手だけど、今日は決めまくった 4回転+3回転のトウループコンビネーション、4回転トウループ単独と序盤に決まると、トリプルアクセル等ほかのジャンプも多少軸が曲がったり傾いたりしてもとにかく下りる。こういう日はスピンやステップもいつもより切れがいい。シーズンベスト更新。
#18 ブライアン・ジュベール(フランス) SP:73.29 FS:148.66 合計:221.95
「アランフェス協奏曲」♪ 美しい、彼の最後のシーズンを飾るに相応しいプログラム。この人はステップが下手に見えて仕方なかったんだけど、このステップはレベルはともかく見てうっとりする。4回転トウループはステップアウト、ほかのジャンプもあまり加点がなさそうなものもあったが、心に響く演技だった。ソチ五輪で悔いのない演技ができることを祈りたい。
<G4>
#19 セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) SP:85.51 FS:167.04 合計:252.55
「A Los Amigos」「Por Una Cabeza」「Tanguera」♪ 4回転2本、トリプルアクセル2本、決まると大きい。でも「タンゴのエッセンスが感じられなかった」と解説の岡部さん。私もジャンプと滑りしか目に入ってこなかった^^; 終盤のコレオシークエンスでは観客を煽りながら激しく動いてたけど。本人は大満足、それも当然の自己ベスト大幅更新でトップに立つ。
#20 ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:91.56 FS:175.55 合計:267.11
「Peter Gunn」「ハーレム・ノクターン」♪ 4回転はトウループ1本、サルコウ2本と少しステップアウトなどもあったが全部着氷!トリプルアクセルも入って、今日も軽快な動きで魅了してくれた。
#21 トマシュ・ヴェルネル(チェコ) SP:83.51 FS:140.15 合計:223.66
「オブリビオン」「アディオス・ノニーノ」「リベルタンゴ」「ラ・クンパルシータ」♪ 4回転トウループ1本とトリプルアクセル1本は決まったが、回転抜けがいくつも 彼も今季限りで引退予定でこれが最後の欧州選手権なのに、残念。ただ、すーっとなめらかに滑っていく美しさは、ずっと見ていたいヴェルネルの滑り。ヴォロノフと比べたら、これこそタンゴだった。(それでも高橋大輔には及ばないかな)
#22 アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:79.62 FS:122.85 合計:202.47
「Archangel」♪ 昨シーズンと同じ曲だけど衣装は変わった(フードがついてないものになった)。冒頭の4回転トウループで転倒、トリプルアクセルなどは懸命にこらえて下りたが、クリーンに決まった!という感じのジャンプが少なく、最後のスピンが中途半端に終わり、無効になってしまった。SPが良かっただけに惜しい。オリンピックに期待しよう。
#23 マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:83.15 FS:149.22 合計:232.37
チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」♪ 4回転3本予定のプログラムだったが、入ったのはサルコウ1本。ダブルになったりしてどうなることかと思ったが、後半立て直してトリプルアクセル+3回転トウループなどを決め、壮大な曲を表現しようと力を振り絞った。ソチ五輪ロシア男子1枠に誰が出るかはこれから決めるのだそうで、、、国内選手権優勝したといっても、この成績だと微妙? 団体戦で日本のライバルでもあるから、気になる
#24 ミハル・ブジェジナ(チェコ) SP:82.80 FS:154.18 合計:236.98
「シャーロック・ホームズ」♪ 最初に4回転サルコウ+2回転トウループ、トリプルアクセルと決まった。2本目のサルコウはダブルに、ほかにもダブルになったジャンプがあったので完璧な出来とはいかなかったが、転倒などの大きなミスはなく動きは悪くなかった。表彰台まであと少し
結果、フェルナンデスが2連覇。2位ヴォロノフ、3位メンショフとロシア勢、2人ともヨーロッパ選手権のメダルは初めて。4位ブジェジナ、5位コフトゥン。
リーベルスの6位は初めての1ケタ順位。ヴェルネルが7位に入って、4位ブジェジナと合わせてチェコ3枠獲得。フランス勢はジュベールの8位が最高で、3枠から2枠に減らしてしまった。9位ヘンドリクスと10位ビチェンコは、ベルギーとイスラエルに2枠をもたらした。
オリンピックまで、もう3週間を切った・・・
フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権、女子フリー(ジャッジスコア)。
<G1>
#1 イサベル・オルソン(スウェーデン) SP:43.97 FS:85.42 合計:129.39
「Nightwish Medley」♪ ブロンドの北欧美人 セカンドがシングルになったコンビネーションや、ステップアウトしたジャンプもあったが、転倒はなし。スピンは「ちょっとレベルを取るには足りませんね」と解説の樋口豊さん。本人は喜んでガッツポーズ。3回転ルッツ、ループ、サルコウと3種類を2回跳んでしまって、最後のサルコウが0点になったのはもったいなかった。
#2 ジェナ・マコーケル(イギリス) SP:39.59 FS:70.80 合計:110.19
「エビータ」♪ きれいなピンクの衣装が可愛い。ジャンプで回転抜けやステップアウト、転倒などミスが続いてしまった。ちょっと重たげに見えたけど、オリンピックには合わせてこられるかな。
#3 マルタ・ガルシア(スペイン) SP:44.61 FS:73.50 合計:118.11
「ボレロ」♪ 全身黒に胸から襟周り、背中と袖口にクリスタルをちりばめた衣装。ステップアウトや転倒、コンビネーションで足をついてしまってセカンドが認められないといった、細々したミスがジャンプにあったが、最後まで溌溂と滑っていた。本人初めての3ケタ得点だそう。
#4 カート・ヴァン・ダーレ(ベルギー) SP:46.18 FS:76.87 合計:123.05
「ペール・ギュント」より「朝」♪ きれいな水色の衣装 最初のジャンプから転倒してしまったが、転倒は1回ですんだ。ダブルになったものはあったが、それなりにまとめた感じ。
#5 アガタ・クリゲル(ポーランド) SP:43.59 FS:75.93 合計:119.52
「Ladies in Lavender」「山の魔王の宮殿にて」♪ 最初の3回転トウループ+2回転トウループ+2回転ループがすごくよかったが、サルコウでは痛そうな転倒。ジャンプをさっさとすませてしまう構成で、終盤はステップやスピンが続いた。
#6 インガ・ジャヌレヴィシウテ(リトアニア) SP:44.24 FS:81.96 合計:126.20
「Somewhere Over the Rainbow」♪ 藤色に白い花をあしらった衣装。転倒が1つあった以外はルッツやフリップなども入ってジャンプはけっこう跳べていた。レイバックやビールマンスピンもきれいな姿勢で拍手をもらう。「もう少し柔らかいといいんですが、肩に力が入ってますね」と解説の樋口さん。
<G2>
#7 ローリーヌ・ルキャバリエ(フランス) SP:49.12 FS:90.30 合計:139.42
「コーラスライン」「ビクター・ビクトリア」♪ 回転の速いコンパクトなジャンプを跳ぶ選手。演技中に髪飾りらしきものが落ちてしまった。まだ17歳なのでミスが減ってきたら伸びそう。
#8 エリスカ・ブレジノワ(チェコ) SP:47.10 FS:83.25 合計:130.35
「The 13th Warrior」♪ ミハル・ブレジナの妹、派手目のメイク^^; ルッツがシングルになってしまったのと、途中でバランスを崩したスピンがあった。3連続コンビネーションのサードのループで片手を上げるなど、工夫はしている。チェコ応援団が熱烈
#9 ナタリア・ポポワ(ウクライナ) SP:47.01 FS:65.25 合計:112.26
「ラ・バヤデーレ」♪ 最初から転倒が続いて、普段の力は全然出せなかった感じ。「ジャンプを跳ぶ前に止まってしまってますね」と樋口さん。ソチ五輪に出てくるはずなので、調子を上げられるといいけど。
#10 アンネ・リーネ・イェルセム(ノルウェー) SP:46.63 FS:78.95 合計:125.58
「ウェストサイド・ストーリー」♪ 黒髪で肌が浅黒いルックスなので曲のイメージには合うが、鈴木明子の迫力にはちょっと遠い^^; 2-2-2の3連続コンビネーションでほぼ下りてたのに転倒は惜しい。ちょっとはらはらするジャンプが多かった。
#11 ニコル・ラジコワ(スロバキア) SP:49.00 FS:79.25 合計:128.25
「タンゴ・アモーレ」♪ ニューヨーク生まれ。なんとか転倒せずに頑張った感じ。ダブルアクセルは得意そうだが、一番高得点のジャンプで3回転ループという構成なので、得点という点では厳しいかも。
#12 ロベルタ・ロデギエロ(イタリア) SP:48.52 FS:92.73 合計:141.25
「ノートルダム・ド・パリ」♪ 昨シーズンの羽生結弦と同じ曲だが、パートを使う順番が違う^^; ルッツでエッジエラー、手をついたのとアクセルがシングルになった以外は、ジャンプで大きなミスはなかった。コストナー選手が今季で引退したら、イタリア女子を引っ張っていくのかな。
<G3>
#13 ヨシ・ヘルゲション(スウェーデン) SP:54.24 FS:92.20 合計:146.45
シルク・ド・ソレイユなど♪ 転倒なくルッツ2本などを決めて、さすが後半になると違う。コレオシークエンスで十分に氷面を使えなかった判定になった模様。
#14 エレーネ・ゲデバニシビリ(グルジア) SP:54.78 FS:87.04 合計:141.82
「ジゼル」♪ クリスタルで花柄を描いたような衣装。アクセルが半回転や1回転になったり、3回転予定が2回転になったり、ジャンプは本調子ではなかった。昨季の「ドン・キホーテ」といい、バレエ音楽は得意なんだけど。
#15 ヴィクトリア・ヘルゲション SP:52.55 FS:86.18 合計:138.73
「Harem Cobra Goddess」「Harem Silks」♪ 黒のシックな衣装。最初のジャンプから転倒、その後も回転抜けや回転不足が続き、ジャンプは散々
オリンピック内定してるんだから頑張らないと!
#16 ナタリー・ヴァインツィエル(ドイツ) SP:53.02 FS:98.86 合計:151.88
「ラプソディ・イン・ブルー」♪ ジャンプのミスを片手つきやステップアウト程度にとどめて終盤まできたが、最後に惜しくも転倒。でも堅実で丁寧な滑りで良かった。自己ベスト更新。
#17 ユリア・トゥルッキラ(フィンランド) SP:53.02 FS:89.89 合計:140.31
「La Gazza Ladra」(Bioにそう書いてあるけど本当かどうか不明)♪ グリーンと黒のボーダーの衣装。冒頭から転倒、2回転になったり両足になったり、「早く回ろうとして右肩が下がってますね~」と樋口さん。それでも自己ベストは出た。
#18 エレナ・グレボワ(エストニア) SP:54.68 FS:101.03 合計:155.71
「クレオパトラ」♪ エキゾチックな雰囲気の出てる衣装。ルッツやフリップが入らない構成だが、オーバーターンなど小さなミスがちょこちょこと^^; でも転倒がなかったので本人はほっとした感じ。フリーの自己ベスト更新でトップに立つ。
<G4>
#19 アデリナ・ソトニコワ(ロシア) SP:70.73 FS:131.63 合計:202.36
サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」♪ 最初のルッツでステップアウトした以外はジャンプもしっかり跳び、振付も細かく音に合わせながら、終盤のステップやコレオシークエンスで盛り上げた。ルッツにエッジエラーがついて速報の技術点は演技後に下がってしまったけど^^; 自己ベスト更新の200点越えで大喜び。
#20 アリョーナ・レオノワ(ロシア) SP:64.09 FS:114.06 合計:178.15
「カルメン」♪ 髪に挿した赤い花、カルメンらしい衣装。3回転トウループ+3回転トウループをきれいに決めて、その後のジャンプも回転不足や着氷乱れはあったものの、転倒なしでのりきった。「スピンのレベルを取りこぼしてますね」と樋口さん。キス&クライで泣いてるのは、ソチ五輪に届かないと思ったから? 今日の出来は悪くなかった。
#21 カロリナ・コストナー(イタリア) SP:68.97 FS:122.42 合計:191.39
「ボレロ」♪ やっぱりこの曲は、このくらいのレベルの選手に滑ってもらいたい ちょっとした肩や腰の動きだけでも魅力的。ループがダブルになったのと、トウループでまさかの転倒があったが、ルッツなど高難度のジャンプがしっかり跳べている。ステップもコレオシークエンスもよかった。ソチ五輪ではさらに完成度を高めた演技を見せてくれそう。
#22 ユリア・リプニツカヤ(ロシア) SP:69.97 FS:139.75 合計:209.72
「シンドラーのリスト」♪ 少女っぽい今の外見を逆に利用しているこのプログラムは、今しかできないいいプログラムだと思う。3回転ルッツ+3回転トウループ、ダブルアクセル+3回転トウループなど、全てのジャンプをしっかり跳んだ。ルッツにはエッジエラーがついたようだが、それでも技術点71.75 本人も終わった瞬間に顔を覆って喜んだ。
#23 マエ=ベレニス・メイテ(フランス) SP:58.64 FS:114.73 合計:173.37
「Europa」「We Will Rock You」「La Grange」♪ リプニツカヤの演技で会場がまだ興奮している中に出て行ったが、落ち着いて3回転サルコウ+3回転トウループ、後半のダブルアクセル+3回転トウループなどを下りる。多少こらえた着氷や回転不足もあったが、ロックな動きのステップや観客を煽りながらのコレオシークエンス、個性を発揮。170点台は自己ベスト更新。
#24 ヴァレンティナ・マルケイ(イタリア) SP:57.38 FS:107.87 合計:165.25
映画「ミッション・インポシブル2」より「Nyah」♪ ギターのメロディが印象的な曲で、随所に素敵な表情を見せながら滑る。佐藤有香コーチについてから、スケーティング姿勢がきれいになったと思う。ダブルアクセル+3回転トウループは入ったが、転倒1回と回転不足などでパーフェクトとはいかず。
結果、優勝はリプニツカヤ、2位にソトニコワ、3位コストナー。レオノワが4位、メイテ5位、マルケイ6位。リプニツカヤのスコアは今シーズンの浅田真央のスコアを超えた これはソチ五輪でも侮れない 優勝インタビューでは、チームスタッフに英語⇔ロシア語の通訳をしてもらっていた。
コストナーはなんと9年連続の表彰台。10年前にやはりブダペストで行われたヨーロッパ選手権にも出場していたそうな。今回が最後のヨーロッパ選手権となる。彼女も去ると思うと、寂しい・・・
あとは男子とペアのフリー。
フィギュアスケート・2014ヨーロッパ選手権、ペア・ショートプログラム(ジャッジスコア)。テレビ放送はしてないけど、ストリーミングで。
グループ1に、ソチ五輪団体のペアで日本のライバルになりそうな、イギリスのペアとウクライナのペアが登場。ネーベルホルン杯で素晴らしい演技を見せ、五輪出場枠を獲得したケンプ/キング組(英)が43.98といまいちな出来。もう1組イギリスから出場の若手ペア、ファンシー/ボヤージ組のほうが47.79と上になっている。
ウクライナは、ネーベルホルン杯に出ていた組じゃなくて、若手のラフレンティナ/ルディク組が出場しているが、自己ベストを大きく下回る37.96。ウクライナは結局どっちが出てくるのかな・・・
国籍問題で五輪出場枠を返上したザビヤコ/ザボエフ組(エストニア)が50.12の素晴らしい演技を見せてくれた。
<G3>
#9 ヴェロニカ・グリゴリエワ/アリツ・マエスツ(スペイン)
「Heart of Courage」♪ ツイスト、サイドバイサイドジャンプともにダブル。スローはオーバーターンしたけど下りた。ネーベルホルンのときに比べたら、かなり滑りこんできた感じ。34.97、世界選手権出場まではまだまだか、、、
#10 アンドレア・ダヴィドヴィッチ/エフゲニー・クラスノポルスキ(イスラエル)
「Fantasy for Violin and Orchestra」♪ トリプルツイスト、サイドバイサイドの3回転トウループが決まり、スロージャンプで少しオーバーターンした以外はミスなし。55.32、トップに立つ。
#11 マイリン・ウェンデ/ダニエル・ウェンデ(ドイツ)
「November Rain」♪ こちらもソチ五輪団体ペアで日本と戦うかもしれない、夫婦ペア。トリプルツイストはきれいに決まったが、サイドバイサイドジャンプでは男性が転倒。スロージャンプでは片手つき。55.19、僅差でトップには立てず。
#12 ニコーレ・デラモニカ/マテオ・グアリゼ(イタリア)
「サムソンとデリラ」♪ トリプルツイストは少し女性が抱きつく感じで下りた。サイドバイサイドジャンプは3回転に足りなかったかな? スロージャンプはフリーレッグをついてしまったかも。最後まで勢いはあった。53.65。
<G4>
#13 マリ・ヴァルトマン/アーロン・ヴァン・クレーヴ(ドイツ)
「Where the Light Gets In」♪ 女性のヴァルトマン選手はお母さんが日本人だそう。高さの出たトリプルツイストで拍手。サイドバイサイドジャンプは男性が転倒したが、スローはきれいに決まった。静かな曲をしっとり表現。52.40。
#14 アリオナ・サフチェンコ/ロビン・ゾルコビー(ドイツ)
「When Winter Comes」♪ このペアがこの滑走順で滑るのも意外だけど^^; すごい高さのスロージャンプは惜しくもステップアウトで片手つき。サイドバイサイドジャンプは完璧なユニゾンで決まった。デススパイラルは腕を換えてからも長い。76.76、シーズンベスト更新はならず。
#15 ステファニア・ベルトン/オンドレイ・ホタレク(イタリア)
「The Mask」♪ 初めからぐいぐいスピードにのって、3回転トウループをびしっと決め、トリプルツイストも高々と。女性が一本の棒のような姿勢になるリフトでは大歓声。スローも決まるとノリノリでステップ。69.22はシーズンベストにあと少し。
#16 ダリア・ポポワ/ブルーノ・マソ(フランス)
「Les Aristochats」♪ 軽快なジャズっぽい曲。きれいな姿勢のペアスピンから入り、目の覚めるようなトリプルツイストを決めたが、サイドバイサイドジャンプは二人して転倒。スロージャンプは決まったようだけど両足着氷だったかも? リフトの上がり方や下ろし方にいろいろ工夫があった。52.36。
<G5>
#17 ヴェラ・バザロワ/ユーリ・ラリオノフ(ロシア)
「ティティナ」など♪ 少し慎重に入った感じ。サイドバイサイドジャンプがそろってきれいに決まり、スロージャンプもしっかり。両手離しのリフトは迫力ある。ステップでは手拍子をもらっていた。71.70、自己ベスト更新。
#18 ヴァネッサ・ジェームズ/モーガン・シプレ(フランス)
「ミニー・ザ・ムーチャー」「ジャンピン・ジャック」♪ 無良崇人選手が使ってるのと同じ曲。トリプルツイストは下りる時少し寄りかかる感じになったが、サイドバイサイドジャンプはスピードにのって決める。スロージャンプもOK、最後まで元気よく滑った。63.23、自己ベスト更新。
#19 タチアナ・ヴォロソジャル/マクシム・トランコフ(ロシア)
「仮面舞踏会」♪ 今宵も素晴らしい舞踏会 ツイストを受け止める位置が肩より上?! サイドバイサイドジャンプ、スロージャンプ、完璧。ヴォロソジャルがトランコフの手に手を置くしぐさ一つでも、本物の舞踏会のように美しい。終わった瞬間、トランコフがヴォロソジャルに向かって一礼した。83.98、シーズンベストすなわち自己ベストつまり歴代最高
#20 クセニア・ストルボワ/フェドル・クリモフ(ロシア)
「Surrender」♪ パーカッションが多いフラメンコの曲。ヴォロソジャル/トランコフの後だと荒削りに見えるけど、実はかなりよかった。ツイスト、サイドバイサイドジャンプ、スローとすっきり決まったし、なかなか印象的なステップも見せた。自己ベスト大幅更新の70.90。
結果、1位ヴォロソジャル/トランコフ、2位サフチェンコ/ゾルコビー、3位バザロワ/ラリオノフ、4位ストルボワ/クリモフ。5位のベルトン/ホタレクあたりまではメダルの可能性もあるかな?
どのペアも仕上がりよく、伝統のヨーロッパ選手権にかける気持ちとソチ五輪に向かう気持ちが前面に出ていると思う。フリーも期待