Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

ビーバームーン

2020年11月30日 23時10分12秒 | Weblog

 今夜は満月。こちらの記事によると、ネイティブアメリカンの呼びかたでは「ビーバームーン」というそうな。
 “ビーバーたちが冬を越すため巣に閉じこもり始める時期だから”、なるほど
 読んで納得してたら、NHKの天気予報でも同じことを言った
 もう1枚:

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NHK杯2020エキシビション

2020年11月29日 16時12分20秒 | スポーツ

 NHK杯2020、今日はエキシビション。
 まずはトークコーナー「スケーターさん、いらっしゃい」、、、さっきテレ朝で似たようなタイトルの番組見てましたが
 高橋大輔の目標は「目指せKing Kazu」なるほど

 出演者が一人ずつ紹介されて登場、どーもくんとタッチしたり

<第1部>
島田麻央(全日本ノービス1位、全日本ジュニア3位)
 「シンデレラ」♪ 水色。3フリップ+3トウや両手上げ3ルッツなど跳んだ。途中から箒を持ってリンク内お掃除

本田ルーカス剛史
 「Katchi」♪ 黒タンクトップに白シャツ羽織ってサングラスで登場。まずサングラスを投げ捨てて、シャツをつまんだり翻したり、けっこうノリノリで踊る。

三原舞依
 「Hero」マライア・キャリー♪ 赤。コンビネーションジャンプが5連続くらい 滑らかでうっとり。

田中刑事
 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」より♪ 黒に紫や緑のパイピング。来季のSP曲初披露。3サルコウ、2アクセルはそれぞれ1回転ずつ増える予定 特に目新しい感じではないが、曲調は彼に合っている。

松生理乃
 「スペイン舞曲」♪ ブルー系で胸に花。いつもより力強い雰囲気を出す。ジャンプはちょっと合わなかったが、「一押しで伸びるスケート」を解説・本田武史さんに褒められる。

友野一希
 「Freaks」♪ 赤にゴールドの肩章、サングラスに赤いトランペットを持って登場。トランペットを吹き鳴らして滑り出し、ガンガン踊る。3アクセル転倒したので、終盤にも跳ぼうとしたが1回転になった

ユ・ヨン
 「I Put a Spell On You」♪ 黒のホルターネックにパンツ。プロポーションの良さを見せつけている。きれいなレイバック・イナバウアー。

村元哉中/高橋大輔
 「You Are The Reason」♪ 白系花柄、白シャツ。離れたところから、女性が後ろ向きに滑っていって男性が受け止めるスタート。フリーで見せた頭を跨いで肩に乗るリフトからローテ―ショナルリフト、レベルは取らなくていいので片足滑走はせず。スピンなど、なんだかんだ見せ方が上手い。

 「スケーターさんいらっしゃい」第2弾。まずは鍵山優真と佐藤駿。鍵山パパ(正和さん)の映像が流れて「転びそうで転ばないところがすごい」と優真くん
 ペットボトルキャップでキャッチボールしてる映像、エキシビションの日なのでお気楽
 優真くんの目標は「オールラウンダー」、駿くんは「安定感」。みんな納得。
 続いて樋口新葉。フリー映像見て「(3アクセルの)回転足りてないですね」オカリナやトランペットを演奏する映像も🎵 目標は「心に残るスケーター」。
 次は本田ルーカス剛史と松生理乃。ルーカスくん、サングラスつけてきた 憧れの高橋大輔とは「恐れ多くて『お疲れ様です』しか話してない」そうな。松生理乃の憧れは浅田真央。
 そして坂本花織と三原舞依の仲良しコンビ。お互いにここが好き!は「(三原舞依の)たまにボケるところ」「(坂本花織の)いつも明るいところ」。
 目標は花織ちゃんが「スケート以外で、DIYを極める」、舞依ちゃんは「けん玉検定」。。。なんで。。。

<第2部>
中田璃士(全日本ノービスA1位)
 「Believer」♪ 黒の背中にキスマーク。3サルコウ、クリムキンイーグルから起き上がって3トウ、軽くハイドロして2アクセルと、見せ場はたくさん。「生まれたときから知っている」と解説・本田武史さん。お父さんの中田誠人さんと現役時代が重なっているそうな。

山下真瑚
 「Over The Rainbow」♪ ピンク系。ウクレレで明るい雰囲気のバージョン、振付もそんな感じ。ジャンプからイーグル、大きくカーブしていくイナバウアー

深瀬理香子/張睿中
 「Booty Swing」♪ ピンク、黒ジャケ。回転の速いローテ―ショナルリフトや膝を曲げて手を氷につくスライディング。とにかく2人の雰囲気がいい。

佐藤駿
 「Headlight」モンキーマジック♪ 柄シャツに黒ベスト。3回転ジャンプを軽々と入れていく。手や頭の使い方がうまくなって、情感がこもっていた。

樋口新葉
 「OMG」Sushi Boys♪ 黒ジャージで登場、可愛い体操風から、ジャージを脱ぎ捨ててホットパンツに。3アクセル跳ぼうとした、かな?1回転になっちゃった。こういう元気いっぱい踊るプログラムは合っている。

小松原美里/コレト ティム
 「生まれ来る子供たちのために」小田和正♪ 藤色、黒。一瞬も無駄なときがなく、流れていく。ただうっとり、見惚れるだけ
 アンコールは「ドリームガールズ」の終盤のところ。ノリノリでフィニッシュ。

鍵山優真
 「Take Five」♪ 白に黒まだら模様。パトリック・チャン、小塚崇彦とスケーティングの名手が使った曲で、その系譜に連なる覚悟か。もちろん、まだそのレベルではないけど、ちょっとゾクゾクさせるステップ。ジャンプも危なげない。
 アンコールは「アバター」、終盤のステップから。

坂本花織
 「ロシュフォールの恋人たち」♪ 白。初めてリクエストした曲を初披露。今日もぶ~んとスピード出して大きなジャンプ。終始笑顔で楽しそうに、ラストはフェンスに寄りかかってフィニッシュ。
 “マトリックス改めカオリックス”、アンコールもフェンスを超えそうな足上げスパイラルで

 フィナーレ、登場の順番をうまく組み合わせていた。スピンやステップ、上位選手はジャンプも見せる。シンプルだけどよく考えられたフォーメーション。場内一周の途中で振り返り映像、ウォームアップエリアやリンクサイド、キス&クライの表情。鍵山優真のフィニッシュシーンで番組終了。

 全日本選手権が無事に開催されることを祈って

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つれあいが2日目もフィギュアスケートを見ると

2020年11月28日 23時46分01秒 | スポーツ

 NHK杯2020、2日目のフリーをテレビ観戦していると、今日も隣であれこれ言ってくるつれあい。

(アイスダンスの深瀬理香子/張睿中を見て)
「この男の子はどこの子?」
私「カナダ、本名はオリヴァー・ジャンだけど、日本所属になるから『ちょう・えいちゅう』にしたの」
「オリヴァーでいいじゃん
・・・本人がそうしたいって言ったんだからいいじゃん・・・

 村元哉中/高橋大輔のフリーを見て、私が「離れて滑ってる時間が長いかも」と言ったら、小松原美里/ティム・コレトを見て:
「この組もけっこう離れてるじゃん。。。でも離れても違和感ないな」
・・・意外と鋭いところ突いてる

 ティム・コレトが日本国籍を取得、小松原尊(たける)になったと聞いて:
「なんで尊?『これと』でいいじゃない」「(小松原美里のお母さんが考えたと聞いて)お母さんに言われちゃ逆らえないか」
・・・本人が気に入ってるんだからいいじゃない・・・

 高橋大輔が注目されてる話から、シングルの男子がどんどん転向すればいい!と言い出す。
「この順位以下は自動的にとか」体格の問題があるから無理でしょ
「羽生君も年取ったら転向すれば」・・・考えにくい・・・
 男子フリーを見ながら、「この子いいじゃん、背が高くて」と言ったのは三宅星南や山本草太、田中刑事も

(三浦佳生を見て)
「名前の読み方が変!『よしいけ』にしよう」・・・自分だけの愛称はどうぞご勝手に・・・
 フリーの内容には満足したらしく、「よしいけ君はシングルでいいかな」とカップル競技へのスカウトせず

(本田ルーカス剛史を見て)
「なんか偉そうな感じだよな。これでジュニアって、、、」「それで鍵山くんはシニアって、なんか変」
 ・・・ほかのスポーツでも、同じ年代で人によってシニアだったりジュニアだったりすることはあるはずだが、一つ画面に映ることはないという。
 今回はジュニアの選手が特例で出ているが、全日本では同じ会場で戦う。毎年のことなので慣れているが、そんなに不思議なことかしら?

(鍵山優真を見て)
「この人はオリンピックでもいいところに行けそうだな。じゃ、鍵山くんはシングルで頑張ってもらうということで」
「(鍵山優真以外は)点数が女子と変わらない」
 ・・・確かに、今回はそうなってしまった・・・

 ジャンプの+REPの説明を聞いて「2回跳んじゃいけないの?」。2回のうち少なくとも1回はコンビネーションにしなければならず、できなかったら基礎点が70%になると説明すると、「フリーなのにフリーじゃないじゃん」。
 2回跳べるジャンプの種類が限られると聞くと「フリーじゃないじゃん!」得意なものばっかりになると言うと、「いいじゃん、得意なものばっかりやれば」。
 ・・・そういう大会を別に作りますか

 エキシビションについては、「そんなことする暇があったら、さっさと帰って練習すれば」と言ったことがあるが、、、気にせず楽しもう

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NHK杯2020男子FS

2020年11月28日 21時59分44秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2020、NHK杯男子フリージャッジスコア)。

<G1>
吉岡希 SP:55.88(10) FS:108.82(10) 合計:164.70(10)
 「ローレライ」♪ 黒にゴールドで模様。冒頭に4トウ+2トウがするっと決まった 2本目は2回転になってしまった アクセルは2回転で。3ルッツ+3トウや3フリップ決まったが、3サルコウにオイラー+2サルコウをつけようとして認定されず。
 ステップ頑張ってるが、あまりスピードがないかな。キャメルでもう少しきれいな姿勢が取れるといいんだけど。

山本草太 SP:62.38(9) FS:127.81(7) 合計:190.19(8)
 「ドラゴン ブルース・リー物語」♪ 緑系のチャイナ風。4サルコウ、少し開いた感じで着氷。4トウで転倒したが、3アクセル+オイラー+3サルコウを決める。数種類のイーグルをつなげるコレオから、4トウを跳んで手をついたが1トウをつける。終盤に3ルッツ+3トウ、少しステップアウト。
 ステップはあまりスピードが出なかったが、物語の世界を表現する動き。シットスピンで手の動きが素敵

三浦佳生 SP:66.84(8) FS:143.69(2) 合計:210.53(6)
 「ラストサムライ」♪ 黒に赤ベスト。冒頭のジャンプは2回転になったが、次の4サルコウが鮮やか さらに予定を変更して4トウ+3トウを決める イーグルからの3アクセルは少しステップアウト。後半にも4トウを跳んでちょっと手をついた。
 ステップにもスピード感があり、スピンの回転も速い。

佐藤駿 SP:72.04(7) FS:142.71(4) 合計:214.75(5)
 「Battle of the Kings」「House of Cards」「Danuvius」「Gurardian at the Gate」♪ 黒にカラーストーン。冒頭のルッツは3回転に。4トウ、4トウ+3トウは余裕を持って下りる 次にまたルッツを跳んで3回転で転倒してしまった。ターンからの3アクセル+2トウ、3フリップ+オイラー+3サルコウを決める。
 終盤のステップからコレオ、なんだかあまり盛り上がらない曲で

三宅星南 SP:74.34(6) FS:111.16(9) 合計:185.50(9)
 ショパン「幻想即興曲」♪ 白フリルにブルーのジャケット。4サルコウ転倒、アクセルが1回転に。3アクセル+オイラー+3サルコウは決まったが、3ルッツ、3アクセルと転倒が続いてしまった
 滑りの美しさを見せるコレオ、大きく体を使うステップ、スピンを出るところの余韻の残し方など、いい所もたくさん

<G2>
木科雄登 SP:74.44(5) FS:124.90(8) 合計:199.34(7)
 ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」♪ ライトブラウンにベスト。3アクセル+2トウを鮮やかに決め、3ルッツ入る。2本目の3アクセルは少しオーバーターン。3ループ+3トウは根性で下りたが、最後の3ループで転倒してしまった。
 スローパートでジャッジ席前でアピールするステップは、なかなか色気がある。逆にアップテンポのコレオのほうが難しかった感じ。
 先週の全日本ジュニアからの調整の難しさを解説・本田武史さんが言及した。

田中刑事 SP:76.57(4) FS:138.95(5) 合計:215.52(4)
 「シャーロック・ホームズ」♪ ゴールド模様のベストに赤スカーフ。冒頭は3サルコウ、次の4サルコウ+2トウがスムーズ 2アクセル+3トウ、3フリップ、3ルッツは入った。終盤予定を変えてアクセルを2回跳んだが、2回とも1回転になってしまった
 昨季から持ち越しなので、所作や振付はこなれていて、ぎこちない所がない。最後のステップ頑張った。

本田ルーカス剛史 SP:79.22(3) FS:138.34(6) 合計:217.56(3)
 「007」♪ 黒スーツ。冒頭のアクセルが1回転、ループが2回転になったが、3アクセル単独を下り、3ルッツ+3トウ、2アクセル+オイラー+3サルコウ、最後に3ルッツ+3トウとリカバリーを頑張った。
 バレエジャンプやイーグルのコレオ、007のテーマでステップも躍動感がある。スピンの最後はY字姿勢、銃を構えてフィニッシュ。
 得点を見て「1番?」控えめにガッツポーズ

友野一希 SP:83.27(2) FS:143.35(3) 合計:226.62(2)
 「ムーラン・ルージュ」♪ 黒と赤。冒頭のトウは2回転に。4サルコウ+2トウ、しっかり高く上がるジャンプ。単独4トウは少しステップアウトしたが大丈夫。後半アクセルが1回転になったがオイラー+3サルコウをつける。予定を変えて3アクセル単独を入れた。最後は2フリップ+2トウになり、3つ目の2トウで無効に。。。
 ステップの途中でビシッとポーズを取りながら、タンゴを切れよく表現。ラストのコレオのスピードと迫力は真骨頂

鍵山優真 SP:87.26(1) FS:188.61(1) 合計:275.87(1)
 「アバター」♪ 緑。冒頭の4サルコウ単独、鮮やか 4トウ+3トウ、3フリップ、4トウ単独と危なげない。バランスぎりぎりの動きをするコレオはイーグルで締め、3アクセル+オイラー+3サルコウ決まる。3ルッツのコンビネーションは1ループになってしまったが、最後のジャンプが余裕のある3アクセル
 ゆったりした動きから曲に合わせてスピードを一気に上げるステップ、スピンも回転速く軸が動かない。浮遊しているようなスケーティングは、それだけでもずっと見ていられる。
 当然の高得点

 結果、優勝は鍵山優真、2位友野一希、3位本田ルーカス剛史。田中刑事が4位、佐藤駿5位、フリー2位の三浦佳生が6位だった。
 インタビューで「お父さんはNHK杯優勝していませんが」と振られて「急に言われたので何て言っていいか、、、」と戸惑う優真くん 北京オリンピックも出たいけど、今はまず全日本でノーミスを目指す。
 明日はエキシビション

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NHK杯2020アイスダンスFD

2020年11月28日 18時30分46秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2020、NHK杯アイスダンス・フリーダンスジャッジスコア)。

深瀬理香子/張睿中 RD:63.46(3) FD:94.43 合計:157.89
 「My Funny Valentine」「Feeling Good」♪ 赤、黒。落ち着いてツイズルから、2つ目は少しずれたが3つ目で合わせる。リンクいっぱいに使うミッドラインステップ、ローテ―ショナルリフトは女性のスプリットポジションと男性が少し自分の体から離すホールド。ストレートラインリフトは女性が男性の頭を跨いで肩に乗り、手を離す難しいポジション。
 昨季から大きく成長したところを見せてくれたと思う

村元哉中/高橋大輔 RD:64.15(2) FD:93.10 合計:157.25
 「ラ・バヤデール」♪ ピンク、臙脂色。インドが舞台のバレエなので、女性があぐらで座ったポーズからスタート。コンビネーションスピンから入り、頭を跨いで乗るストレートラインリフトで男性が片足に、そのままローテ―ショナルリフトに。ダイアゴナルステップは、ほかのカップルに比べると二人がホールドしてない瞬間が多いかも
 ツイズルの2つ目で男性がバランスを崩して手をついたが立て直す。靴をホールドして膝に乗せるコレオリフト、ドラマチックなスライディング。
 ミスはあったが、最後まで頑張り抜いた

小松原美里/ティム・コレト RD:70.76(1) FD:108.29 合計:179.05
 「Une histoire d'amour(ある愛の詩)」♪ ブルー系。コンビネーションスピンから入り、肩に乗せて男性が片足になるカーブリフトは全く揺るがない。ツイズルでは男性の陰に女性がすっぽり隠れるくらい、合っている。明るい曲調で軽やかにキャラクターステップ、膝から肩を通って前に出るストレートラインリフトは、女性のポジション変更が素早くフォトジェニック スライディングからコレオリフトで締めくくる。充実の演技

 結果、優勝は小松原/コレト、2位深瀬/張、3位村元/高橋となった。
 このあとは男子フリー

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NHK杯2020女子FS

2020年11月28日 17時26分58秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2020、NHK杯女子フリージャッジスコア)。

<G1>
ユ・ヨン SP:55.56(12) FS:126.17(5) 合計:181.73(7)
 「ロード・オブ・ザ・リング」♪ 茶がかった紫。今日はジャンプ好調 3アクセルがきれいに入り、3ルッツ+3トウ、3フリップと入る。後半の3ルッツはやや乱れて単独になったが、2アクセルに3トウをつける。
 イナバウアーなども見せ、演技全体でよく表現できていた。

浦松千聖 SP:56.45(11) FS:105.69(9) 合計:162.14(12)
 「ミス・サイゴン」♪ 白に薄紫、ブルーの花。3フリップ+3トウ、高さがある。3ルッツはエッジが・・・? 2本目のルッツがやや乱れ、ループが1回転に。終盤2アクセル+2トウ+2ループ頑張る。
 18歳という年齢に相応しく、ほどよい大人っぽさとフレッシュさがある。スパイラルからビールマンスピンにつなげてフィニッシュ。

荒木菜那 SP:57.45(10) FS:104.70(10) 合計:162.15(11)
 「風の谷のナウシカ」♪ 水色。3ルッツ+3トウ、決まったかに見えたが転倒。しかし3フリップ、2アクセル+3トウで立て直す。後半の3ルッツも転倒したのが残念 終盤2アクセル+2トウ+2ループと頑張った。
 伸びやかなスパイラルのコレオを見せる。体型のせいか、少し幼く見えるのが損なところかな。今季は全日本選手権出場を逃したが、腐らずに頑張ってほしい。

本田真凛 SP:58.30(9) FS:104.27(11) 合計:162.57(9)
 「ラ・ラ・ランド」♪ ブルー。かなりジャンプ構成を予定と変えてきた。最初のジャンプは3フリップで決め、2アクセル+3トウ、3サルコウなど入る。3ループは2トウだけをつけ、2アクセル+オイラー+2サルコウを跳んだ。
 華やかさは健在で、スパイラルやイーグルを織り交ぜたコレオで盛り上がる。今後技術レベルを引き上げられるかどうか。

川畑和愛 SP:59.83(8) FS:102.41(12) 合計:162.24(10)
 「夢二のテーマ」「シクリアダス」♪ ベージュのスカートに白緑黄色赤などの花。3ルッツ+3トウは高く上がるジャンプで決まる。両手上げ3ループ、2アクセル+3トウと序盤はよかったが、3フリップ転倒から崩れ、転倒や2回転になるジャンプが出てしまった。
 ステップの途中で曲が変わり、じわじわ盛り上げて、アップテンポの激しいコレオでクライマックス。

三原舞依 SP:63.41(7) FS:131.32(3) 合計:194.73(4)
 「Fairy of the Forest」「Galaxy」♪ 緑の右肩にピンク。3ルッツ+3トウ、軽々と上がった。2アクセル、3フリップ、力を使わずにすっと上がっているのがいい。後半も2アクセル+3トウ、3ルッツ+2トウ+2ループ、3ループまでしっかりと跳びきった。
 スピンの姿勢変更が以前より速くなった気がする。ステップからスパイラル連続のコレオ、三原舞依の持ち味を存分に出せた 終わって飛び跳ねて喜ぶ

<G2>
河辺愛菜 SP:63.62(6) FS:122.08(6) 合計:185.70(6)
 「ミラクル」♪ 青系。3アクセル、オーバーターンしたがなんとか片足で立った。3ルッツ+3トウ、3ループと決まる。後半3ルッツ転倒したが、2アクセル+3トウ+2トウ、3フリップに2トウをつけてリカバリーも。大きくイーグルのコレオ、会場がもう少し盛り上がるといいんだけど 全体に力強い演技。

横井ゆは菜 SP:65.18(5) FS:111.31(8) 合計:176.49(8)
 「トムとジェリー」♪ 黒タキシード風。いつもながら幅のある2アクセルから。2回転になるジャンプもあり、転倒もあったが、最後に3サルコウ+3トウ+2トウを根性で下りる。
 コミカルなだけでなく、細かく難しい振付をこなした。

松生理乃 SP:65.74(4) FS:133.23(2) 合計:198.97(3)
 「Perhaps Love」♪ ピンク。今日も柔らかな滑りで、3フリップ、2アクセルなど安定。3フリップ+3トウ+2トウ、最後に3サルコウ+3トウがきれいに入る
 スピンもきれいだし、つなぎの動きやスプリットジャンプなど、総合的な美しさが魅力。

山下真瑚 SP:67.56(3) FS:118.57(7) 合計:186.13(5)
 「A Thousand Years」♪ ブルーにゴールド。4サルコウに挑んだが回転しきれずに下りてしまったような。3ルッツ+3トウ、2アクセルはイーグルに繋げる。後半にも3ルッツ+3トウ+2トウが決まる。ループが1回転になるミスはあったが、全体にリズムのいい滑りで曲と雰囲気が合っていた。

樋口新葉 SP:69.71(2) FS:131.27(4) 合計:200.98(2)
 「ポエタ」「Flamenco Passion & Soul」♪ 黒に赤。3アクセル、決まった 3ルッツは高すぎて3トウはややこらえる。2アクセル+3トウは余裕、3フリップ+2トウ+2ループと下りる。サルコウ、最後のルッツが2回転になってしまった。
 カスタネットにのって激しい動きのステップは、見事にフラメンコになっていて、ぞくぞくする 終わって嬉しそうにガッツポーズ。
 3アクセルと3トウにqがついたためか、やや得点は伸びず。

坂本花織 SP:75.60(1) FS:153.91(1) 合計:229.51(1)
 「マトリックス」♪ 黒系。short axis(狭いほうの幅)いっぱいの2アクセルから、3フリップ+3トウ、3ルッツと揺るぎない。大きく動きながらしっかりエッジワークを見せるステップ。後半も3フリップ+片手上げ2トウ、最後の3ループまで一切ミスがなかった。
 ジャッジ席の前を高く足を上げて通過するコレオ、迫力満点。完璧な演技 
 終わって両手を頬に当て、「なんかできちゃった」みたいな表情。得点を見て喜びの叫び

 結果、優勝は坂本花織、2位樋口新葉、3位に松生理乃。4位に三原舞依、5位山下真瑚、6位河辺愛菜。ユ・ヨンが順位を上げて7位、8位横井ゆは菜、9位本田真凛、10位川畑和愛、11位荒木菜那、12位浦松千聖となった。
 このあとはアイスダンス・フリーダンス

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NHK杯2020女子SP

2020年11月28日 14時00分35秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2020、NHK杯女子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
松生理乃 SP:65.74(4)
 「カラーパープル」♪ ピンク。先日の全日本ジュニアで優勝した勢いそのままに、柔らかなスケーティングと安定したジャンプ。3フリップは回転不足になったので、全日本ジュニアより少し得点は下がったが、見ていてうっとりする滑り。

浦松千聖 SP:56.45(11)
 「Trouble in Paradise」♪ 黒にゴールド。コケティッシュな仕草から滑り出し、さっそく会場から手拍子。3フリップ+3トウはトウが回転不足判定。3ルッツも決まったが、フリップとルッツと両方に!(アテンション)がついてしまった。ステップは気持ちよく踊っていて楽しい。

河辺愛菜 SP:63.62(6)
 「Fire Dance」♪ 黒にワインカラー。冒頭の3アクセルは転倒したが、3ルッツ決まり、3フリップ+3トウややこらえて下りる。エッジがクリアで動きがダイナミックなステップはレベル4、素敵だった。

荒木菜那 SP:57.45(10)
 「That Man」♪ 紫に黒。大きな3ルッツ+3トウ、少しフェンスに寄ったがうまく押さえる。2アクセル、3ループも大きくていい。
 ステップに入ったあたりでふらついてしまった 一歩があまり大きく伸びない感じ。スピンでレベル2が2つと取りこぼしたのが惜しい。それでも西日本よりはまとまった。

川畑和愛 SP:59.83(8)
 「黄昏のワルツ」♪ 紫からピンク。終始ゆったりした大きなスケーティングが心地よい。3ルッツ+3トウはカメラに近づき過ぎて足元がよく見えなかったが、トウにqがついた。3ループは軸が曲がったがなんとか下りてオーバーターン。2アクセルでステップアウトはもったいない。
 ヘアカッターからビールマンと各姿勢をじっくり見せるレイバックスピン。西日本より少しいい点が出た。

三原舞依 SP:63.41(7)
 「It's Magic」♪ 紫がかったピンク。3ルッツ+3トウ、2アクセル、3フリップとジャンプを下りるたびにふわっと笑顔になる 曲の世界に浸ってのびのびと滑り、美しいビールマンスピンで締めくくる。終わって両手を上に突き上げた。
 かなり痩せたが、怪我なく頑張ってほしいと願うばかり

<G2>
山下真瑚 SP:67.56(3)
 ロッシーニ「セビリアの理髪師」より「Una voce poco fa」♪ 緑系。3ループ、2アクセルからイーグル、後半3ルッツ+3トウと大きさと流れ十分。レイバックスピンはせずにシットスピンを見せ、スピンの出でイリュージョンの動き。よく動けているステップが楽し気。

本田真凛 SP:58.30(9)
 「The Giving」♪ 白からラベンダー。2017年のプログラムに変更してきた。3ループ+2トウを決め、3フリップにはqがつく。コンビネーションスピンのI字姿勢やビールマンスピンなど、どこを切り取ってもきれい。
 滑らかなスケーティングや所作の美しさなど、持ち味は出せている。

横井ゆは菜 SP:65.18(5)
 「なんでもないや」♪ パステルカラーの水色・緑など。しっかり高さと大きさが出た3ルッツ+3トウから、2アクセルと安定。3フリップはqがついたが悪くない。
 曲の世界と一体化しているステップ、足を上げない姿勢でのレイバックスピンでは手の動きで見せ、美しい形のヘアカッターに。これも素敵な表現。
 西日本ではミスがあったが、今回はまとまって、大きくガッツポーズ

樋口新葉 SP:69.71(2)
 「Bird Set Free」♪ 紺。3アクセルは転倒したが回り切っている。3ルッツ+3トウ、3フリップはきっちり跳べた。スピンの回転軸を解説・荒川静香さんに褒められている。訴えかける表情も豊かにダイナミックに動くステップ。スライディングから立ち上がってのフィニッシュ、カッコいい

ユ・ヨン SP:55.56(12)
 「Istanbul Grooves」「Asterix & Obelix: Mission Cleopatra」♪ 黒にゴールドなど。3アクセル転倒、3ルッツも転倒 3フリップ+3トウはきれいに下りたが、フェンスに寄ったせいか回転不足になってしまった。
 ステップの途中でアップテンポに、手拍子にのって生き生きと踊る。高速スピンでフィニッシュ。

坂本花織 SP:75.60(1)
 バッハ「Concerto En Re Mineur」/「バッハ・ア・ラ・ジャズ」♪ ピンクと赤紫。雄大、としか言いようがない2アクセルには+4がずらり。3ルッツ、後半に変更した3フリップ+3トウも文句なし。ピアノの音のちょっとしたためとキャメルのキャッチフットのタイミングまでぴたり
 スピードと伸びが見事なステップから、勢いそのままに片手ビールマンのフィニッシュ。圧倒される出来に、両手をぐっと握りしめる花織ちゃん

 結果、坂本花織が差をつけてトップに立ち、2位樋口新葉、3位山下真瑚。4位松生理乃、5位横井ゆは菜。このあたりまでがメダルを狙えるか。
 フリーはこのあと、15:25から。 

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つれあいがフィギュアスケートを見ると

2020年11月27日 23時33分17秒 | スポーツ

 あれこれ茶々を入れてくるので五月蠅い(けど面白い)

(男子ショートプログラムが始まってメンバーを見て)
「宇野昌磨は?」私「スイスにいる。ステファン・ランビエールが指導してるから」
「羽生結弦は?」私「シリーズ始まる前に欠場を発表した」
「みんな日本だから、全日本も同じようなもんか。ほかに(有力選手は)いない?」私「・・・まあ、そうね」
「ということは、日本の3番目を決める試合か」
・・・そうとも言う

(佐藤駿が4トウ+1トウを跳んでしまったとき)
「(1回転ではダメだと聞いて)なんで跳んじゃったんだろう。後のジャンプにつければいいんでしょ」
・・・それはそうだが、次は4ルッツ。コンビネーションにする自信がなかったので、ここで跳ばなくては!と思ったのでは?

「あとでもう1回ジャンプつけるとかダメなの?」
・・・単独1つ、2つのジャンプのコンビネーション1つ、アクセル1つと決まっているので、ダメです

(男子SPの後、村元哉中/高橋大輔のリズムダンスがもう一度流れたのを見て)
「なんか、足が合ってないのかな」
「してみると、アイスダンスって難しいんだね。この人を以てしても、簡単にできないんだね」
・・・ようやくおわかりで

 明日もテレビは独占しますが悪しからず>つれあい

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NHK杯2020男子SP

2020年11月27日 20時58分55秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2020、NHK杯男子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
本田ルーカス剛史 SP:79.22
 「悩める地球人からのSOS」♪ ブルーからグレー。スピードにのった鮮やかな3アクセルから、3フリップ+3トウ、3ルッツと高さと着氷姿勢が美しい。力強い滑りは、それだけでも見応えがある。

吉岡希 SP:55.88
 「Mountain Top」RADWIMPS♪ 紺。3アクセルは少しステップアウト、次は4回転を跳ぶつもりだったが3トウ。後半3ルッツ+2トウ、3トウ単独を跳んでいるので冷静に2回転をつけた。

三浦佳生 SP:66.84
 「Feeling Good」マイケル・ブーブレ♪ 黒シャツ、ゴールドのペンダント。見事な4トウ、決まった ここは単独に。3フリップにつけたのが1トウになってしまった。3アクセルはイーグルからきれいに入る。大きくぐいぐいと伸ばしていくステップ、勢いがあった。
 イリュージョンから入ろうとしたシットスピンで勢いつきすぎて転倒 気を取り直してコンビネーションスピンで終わる。

三宅星南 SP:74.34
 「ロミオとジュリエット」♪ 白フリルシャツ。大きな3アクセル! 単独の3ルッツ滑らか、後半3フリップで詰まったが頑張って3トウをつける。すっと伸びた脚のキャメル姿勢がきれい。スピンを出るときなど、ちょっとしたところでしっかり表現する。ステップも体を大きく使えていた。
 後半の曲「Aimer」、彼に合っている。

木科雄登 SP:74.44
 「Michelangelo 70」アストル・ピアソラ♪ 黒にブルーのストーン。自信を持って跳ぶ3アクセルで、曲の世界に引き込んでいく。3ルッツは少しバランスを崩した。3ループ+3トウはqがついた。
 キャメルスピン、シットスピンと回転が速く、タンゴの音とよく合っていた。フィニッシュのポーズ、カッコいい

<G2>
須本光希
 発熱により欠場。

佐藤駿 SP:72.04
 「パイレーツ・オブ・カリビアン」♪ ワインカラーに金飾りのベスト。4トウ下りたがセカンドが1トウに 4ルッツ頑張ったがステップアウト。3アクセルは軽々と跳べる。
 剣を振り回すような振付のステップで、映画の世界を表現。総合力の高さは明らかだが、ジャンプのミスが口惜しそう

山本草太 SP:62.38
 「黒い瞳」♪ ストーンきらきらのブルーのベスト。4トウ、ちょっと乱れて単独に。4サルコウ、オーバーターンしたが根性で2トウつけた。3アクセルは両足になったか。
 キャメルの姿勢がよく、シットスピンではクリアなエッジ変更。曲の緩急に合わせたステップのめりはり、色気が出てきた。

友野一希 SP:83.27
 「Chroma-3: The Hardest Button to Button」♪ 黒に大きなストーンで三角形。4トウ、オーバーターンしたが2トウをつけた。4サルコウきれいに入った 3アクセルも流れよく決まる。
 ステップのキレのいい動き、わくわくしながら見た。きびきびとスピン、隙がなかった。

鍵山優真 SP:87.26
 「Vocussion」♪ 白にゴールドのストライプ。今回は十分練習して自信を持って臨んでいると言っていたとおり、鮮やかな4サルコウ+3トウで始まる。単独4トウも完璧 ところがアクセルがパンク
 キャメルは足を換えてすぐキャッチフットしながら高く上げていくのが特徴的。個性的な振付で踊りまくるのはいつもどおり。ステップもレベル4が取れた

田中刑事 SP:76.57
 「Hiphip Chinchin」♪ 黒にストーンでペイズリー模様、袖にスリット。4サルコウ挑んだがステップアウト。3アクセルはさすがの迫力。フリップが2回転になったが慌てず3トウをつけた。
 動きの端々に“ベテラン感”が漂う。スピン、ステップとこなれていて、ノリよく楽しめるプログラム。

 結果、トップに立ったのは鍵山優真、2位に友野一希、3位に本田ルーカス剛史。4位田中刑事、5位木科雄登、6位三宅星南、佐藤駿が7位、山本草太は8位、9位が吉岡希。
 フリーのジャンプの出来次第で、下位から大幅アップもあるか フリーは明日19:40から。
 

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NHK杯2020アイスダンスRD

2020年11月27日 17時59分24秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2020、NHK杯アイスダンス・リズムダンスジャッジスコア)。

村元哉中/高橋大輔 RD:64.15
 「マスク」♪ ブラウン系、白シャツ黄色パンツにサスペンダー。ノンホールドのミッドラインステップ、ほどよい距離で合わせている。フィンステップ、多少硬いけど軽やかさはある。大ちゃん、ステップ中のツイズルは少しおっかなびっくり ツイズルはうまく合わせ、リフトは哉中ちゃんがジャンプで乗るスプリット姿勢。
 初戦の緊張感は伝わってきたが、ちゃんとダンスになっていた。
 ・・・かなりの高得点が出た・・・

深瀬理香子/張睿中 RD:63.46
 「ラ・ラ・ランド」♪ ピンク、薄いグレー。回転の速いツイズル、フィンステップ、滑らか。しっかりグライドしつつ、スピード感もある。何より若々しいフレッシュな感じがずっと続いて、全体にいい感じだった。
 村元/高橋と比べると、もちろんダンスらしい

小松原美里/ティム・コレト RD:70.76
 「ドリームガールズ」♪ オレンジ系、グレータキシード。ダイナミックなカープリフトから、ぴたりと重なるようなツイズル。元気よくフィンステップ、「二人の距離感が近くなった」という本人たちのコメントの通り、ダイアゴナルステップで常に2人が近いところにいる。手を伸ばせばそこに相手の手がある感じ。まっすぐ上を指さしてフィニッシュ、私たちが1番よかな。
 
 結果、小松原/コレトが非公認ながら自己ベストでトップに立ち、2位村元/高橋、3位深瀬/張が3位。
 演技後のインタビューで、コレト選手が「足が疲れて、思ったよりも重かったが、身体をコントロールできたのでよかった」。もうすらすらと日本語でインタビューに答えてくれる
 明日のフリーはどうなるのか 17:45から。

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Daisuke Takahashiの記事

2020年11月26日 23時34分10秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2020のNHK杯が明日から開幕
 アイスダンスに転向した高橋大輔の初戦ということで、注目されている。mixiでNBC Sportsの記事を紹介してくれた方がいて、読んでみた。
 コーチのマリナ・ズエワさん、ずいぶんDaisukeを買っているようだ。
 “I worked with three different Olympic champions,” in 2010, 2014 and 2018, Zoueva said, “and I can tell you that is the most talented skater I have with Daisuke. I swear.”
 (私は3組のオリンピックチャンピオン(2010・2014・2018)を指導してきましたが、今まで指導した中で最も才能があるスケーターはダイスケです。)

 Now, heading into their first competition, Zoueva believes they can not only qualify next year for the 2022 Olympics, but also qualify next month for the 2021 World Championships.
 (初戦を迎えるにあたり、ズエワは来年2022年のオリンピック代表に選ばれるだけでなく、来月2021年世界選手権代表に選ばれると信じている。)

 ・・・そこまで言いますか ますます目が離せない(録画予約せねば

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放送が待ち遠しい

2020年11月23日 23時58分31秒 | スポーツ

 激戦の女子フリー後半グループを、BSフジで生中継された全日本ジュニア選手権2020。17時から18時55分の放送枠で、第3グループが始まるまでの間に、先に終わった男子のフリーが1位から3位の3人だけ放送されていた。
 ・・・アイスダンスはなしか・・・
 優勝した吉田唄菜/西山真瑚組のフリーだけでも、と期待したが
 FODプレミアムのLive配信で見たが、何度でも見たくなる“うたしん”。ライブで見られた喜びの後に、当分見られない寂しさの“ロス”気分に陥る。
 地上波では12月1日(火)深夜2時5分~4時に放送がある(関東地区ほかとあるので、全国ではない)。放送時間枠が今日の女子フリー後半と全く同じ1時間55分なので、今日の放送の録画をそのまま流すだけの可能性もある。
 12月6日(日)17時30分から19時のCSフジテレビNEXTでダイジェスト版の放送がある。たった1時間半の枠だけど、優勝カップルのフリーくらいは、フルで放送するはず、、、
 それまでは、こちらの映像(RD/FD)でつなぐことにしよう

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全日本ジュニア選手権2020女子フリー

2020年11月23日 19時11分32秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2020女子フリージャッジスコア)。

<G1>
今永梨絵(西18) SP:44.21(24) FS:75.18 合計:119.39
 「千と千尋の神隠し」♪ 青。最初のコンビネーションがうまくいき、多少こらえるジャンプもあったが、概ね頑張れた感じ。スピード感はもう少し欲しい。

清水咲衣(西11) SP:45.03(23) FS:93.41 合計:138.44
 「ラ・カンパネラ」♪ 赤に金。自信を持ってジャンプを跳べている。3ルッツ+2トウ、3フリップ、3ループ、2アクセル+オイラーには2フリップか。スピンの姿勢もきれいだった。
 今後どのくらい高難度ジャンプが跳べるようになるかが鍵か。

磯村彩姫(西14) SP:45.39(22) FS:81.26 合計:126.65
 「エビータ」♪ 黒系。振付は安藤美姫。3トウ+2トウ決まり、3サルコウ+2トウはややこらえた。曲を表現する振付は丁寧にこなして、物語を見せていたと思う。
 
片山緋奈子(西10) SP:45.50(21) FS:84.56 合計:130.06
 ドラマ「居眠り磐音 江戸双紙」より「陽炎の辻」♪ 赤に赤紫を合わせた着物風。3ルッツ、3ループと慎重に下りる。ステップはあまりスピード感が出ないが アップテンポに変わって3サルコウ+2トウ、3ループ+2トウ、2アクセルと決まったのはよかった。コンビネーションスピンでは逆回転を見せ、ビールマンスピンもきれいだった。

岡本真綸(西15) SP:45.70(20) FS: 合計:
 「ノートルダムの鐘」♪ グレー系。3ルッツから2アクセルのシークエンスや、3トウ+2トウはよかったが、2回転になってしまったジャンプも。終盤3サルコウ+2トウ+2ループは頑張った。ビールマンスピンでしっかり回転数を取れたのはいい。

前野百花(西8) SP:47.96(19) FS:82.40 合計:130.36
 「ロミオとジュリエット」♪ 黄色系。3ルッツ+2トウがきれいに入ったのに、なんだか崩れてしまって 途中で開いたりパンクしたりが続いたが、3トウ+2トウ、2アクセル+オイラー+2サルコウは決めた。ステップではしっかり踊れている。スピンのI字姿勢やビールマンはきれい。

<G2>
横井きな結(西4) SP:48.65(18) FS:83.22 合計:131.87
 「ハリーポッターと賢者の石」より♪ ブラウン系。素晴らしく距離のある2アクセルが入るが、ルッツが1回転で2トウをつける。後半2アクセル+3トウをほぼ下りてたのに結局転倒になったのが残念
 動き自体は伸びやかだけど、、、姉の横井ゆは菜ほど強烈な個性はない感じ。自分の味を出すのはこれからかな。

元榮愛子(東7) SP:49.23(17) FS:81.97 合計:131.20
 「ラ・マンチャの男」♪ 緑系。今日は思いきりやるぞ!的にスピードを上げて滑り出し、2アクセル+3トウ、3サルコウと下りる。後半3サルコウ、惜しい転倒。キャッチフットでスパイラル姿勢を取ってからの2アクセル、ちょっとステップアウト。
 「見果てぬ夢」のメロディでステップ、身体いっぱい使って気持ちが入る。最後のスピンはヘアカッターから足首をホールドするビールマン。

田村珠里亜(西12) SP:49.65(16) FS:93.66 合計:143.31
 映画「シンデレラ」より♪ 水色。最初の3ルッツ+3トウから、3フリップ、後半3サルコウ+片手上げ2トウなど、ジャンプはノーミス シンデレラらしい柔らかな腕の動き、ステップの表現もよかった。
 ただ、顔の表情はずっと同じだったような 「シンデレラ」はつい三原舞依のプログラムと比べてしまうので、幸せな雰囲気も出してほしい。

岩崎陽菜(西9) SP:50.67(15) FS:84.87 合計:135.54
 「ジゼル」♪ 白と水色。冒頭の3+3、3ループ+2トウはよかったが、3フリップ転倒。まだ体力が足りない感じ。スピンのI字姿勢や、高く足を上げたビールマン姿勢は悪くない。

田中梓沙(西6) SP:51.25(14) FS:88.02 合計:139.27
 「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」♪ 白にゴールドやシルバー。振付はキャシー・リード。冒頭のルッツで転倒、3フリップは入る。後半両手上げ3ルッツ+2トウが入って、2アクセルに3トウをつけようとして転倒 ミスを取り返そうと頑張った結果。
 ただ滑るところのない、濃密な振付で曲の世界を表現、高い演技構成点をもらった

千葉百音(東2) SP:53.17(13) FS:99.30 合計:152.47
 「パリのアメリカ人」♪ 黄色。しっかりスピードにのって、3ルッツ+3トウ、3サルコウ、2アクセルと決まる。3連続や後半3+3も決まり、ジャンプはミスなし スピンを出るところなど、細かい振付も丁寧に見せてくれる。生き生きしたステップで、今日は本人も楽しめているのが伝わってきた。ビールマンは靴あたりをホールドする得意の形。

<G3>
櫛田育良(N4) SP:53.21(12) FS:89.66 合計:142.87
 「リトル・マーメイド」♪ 緑。3ルッツから入り、2アクセルは少しオーバーターン。後半3トウ+2トウ+2ループが入った。転倒もあったが、か細い体で力いっぱいの演技。
 ペアにも挑戦中で来季から二刀流 高橋成美さんが指導しているのはこの選手か ぜひぜひ、ペア頑張って

鴨井彬莉彩(西7) SP:54.40(11) FS:85.40 合計:139.80
 「ドン・キホーテ」♪ 黒と赤。冒頭の3ルッツ、次の2アクセルと入る。3トウ+2トウ+2ループ、なんとか押さえる。3サルコウで転倒があったが、3フリップ+2トウを決めた。ステップの動きはバレエらしい雰囲気が出ている。レイバックスピンは片手ビールマンで締めくくった。

鈴木なつ(東4) SP:54.78(10) FS:104.54 合計:159.32
 「ウェストサイドストーリー」♪ 白に赤サッシュ。3ルッツ頑張り、3サルコウ+3トウ、3ルッツ+2トウと決まる。レイバックスピンで足はヘアカッターの位置、片腕を上に伸ばし、もう一方の手を伸ばした腕に添える面白いポジション。2アクセル+3トウ、にぎやかな雰囲気のステップをきびきびとこなして2アクセル。フリップが2回転になった以外はミスなしのいい演技

江川マリア(西3) SP:54.89(9) FS:92.32 合計:147.21
 「ロミオとジュリエット」♪ ブルーグレー。「跳び方を変えて安定した」と放送の実況アナが言ったそばから、ルッツが1回転になり 3フリップなんとか、2アクセル+3トウは途中で開いてしまい、、、ループの転倒もあったが、2アクセル+3トウ2つ目や3サルコウ+2トウと頑張った。
 二重になっているスカートが翻ってとてもきれいだが、少しジャンプは跳びにくいかも?と思った。

奥野友莉菜(東5) SP:55.98(8) FS:84.07 合計:140.05
 チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲ニ長調」♪ 青。短い助走から2アクセル決まったが、ステップアウトや手をつくジャンプが続く。2アクセル+オイラー+3サルコウはよかったが、後半3ループと3トウで転倒。3サルコウ+2トウを決めたのは偉い。
 ステップの中で見せたスプリットジャンプ、つなぎでのイナバウアーなど、見せどころはいろいろ。優雅な雰囲気がある。

中井亜美(N3) SP:56.54(7) FS:109.78 合計:166.32
 「To Believe」♪ グレーに水色。振付は宮本賢二。3アクセルに挑み、オーバーターンしたが着氷。3ルッツ+3トウ、3ループ、後半3フリップ+オイラー+3サルコウ、最後に3ルッツなどジャンプ頑張る。
 ステップの中でも笑顔を絶やさず、曲の世界を表現した。今の技術を大きくなっても保ってほしい

<G4>
島田麻央(N1) SP:57.89(6) FS:115.55 合計:173.44
 組曲「惑星」より「木星」♪ 黄色。3アクセルは入れず。2アクセル、3ルッツ+3トウ、3ループと全く揺らぎがない。後半に3サルコウ+3トウ、最後に両手上げで3ルッツ。ビールマンスピンなど姿勢も大人並み。スパイラルがアクセント、全体に力強い演技。

浦松千聖(西5) SP:57.96(5) FS:91.90 合計:149.86
 「ミス・サイゴン」♪ ターコイズブルーの下にピンク。急に大人が出てきたように見える 3フリップ+3トウ、3ルッツ+2トウと入ったが、アクセル、フリップとパンク、3ループで転倒。最後は2アクセル+2トウ+2ループを決めたのは意地

柴山歩(N2) SP:58.08(4) FS:112.60 合計:170.68
 「ドン・キホーテ」♪ 黒赤のチュチュ風。振付はキャシー・リード。3ルッツ+3トウ、3フリップ、後半に両手上げ3ルッツ+2トウ+2ループ、2アクセル+3トウなど、シャープなジャンプをミスなく跳びきった。リンクメイトの島田麻央に比べると、ジャンプ前に準備している空気が出てしまうが、技術的には確か。
 ステップは決めポーズが可愛い振付。スピンではキャッチフットのキャメルからそのままアップライトが面白い。

住吉りをん(東1) SP:59.96(3) FS:110.41 合計:170.37
 「ロシュフォールの恋人たち」♪ 紫からピンク。3フリップ+3トウはややこらえたが大丈夫。3ルッツ、3ルッツ+片手上げ2トウ。後半2アクセルで転倒したが、3サルコウ+3トウ+2トウと見事にリカバリー。
 短いスパイラルの連続や、イナバウアーなどつなぎもよかった。

吉田陽菜(西2) SP:62.05(2) FS:127.44 合計:189.49
 「ツィゴイネルワイゼン」♪ 黒に赤。3アクセル、スピードも高さも十分 3ルッツ+3トウ、3サルコウを下りた後の飾りジャンプが可愛い。3フリップ+2トウ+2ループも軌道がきれい。後半2アクセル+3トウでステップアウトした以外ミスはなかった。
 アップテンポになってステップ、2010/2011シーズンの羽生結弦フリーを思い出した(最後へろへろになるコレオステップシークエンス)。彼女のほうが安定して強かった。

松生理乃(西1) SP:69.06(1) FS:129.32 合計:198.38
 「Perhaps Love」♪ ピンク。全体に優雅で柔らかな所作と滑りで、3フリップ、2アクセルと高さのあるジャンプ。3ループを下りてスプリットジャンプ、続けて2アクセル。I字スピンで最後に片手を離したり、ゆったりとスライディングで見せる振付も。後半3フリップ+3トウ+2トウ、最後に3サルコウ+3トウと、ジャンプ技術の確かさを見せつける。
 ステップでは、男性ボーカルの部分で力強い動き、女性ボーカルでは柔らかく。ジャンプの準備や着氷、スピンの入りや出方まで、全てで表現していた。演技構成点トップの61.60も頷ける。

 結果、優勝は松生理乃、2位吉田陽菜、3位島田麻央。ノービス選手が表彰台に乗るのは史上4人目ということだが、、、誰がいたのか後で調べよう
 4位もノービスの柴山歩、5位住吉りをん、6位ノービスの中井亜美。7位鈴木なつ、8位千葉百音、9位浦松千聖、10位江川マリア。
 松生は世界ジュニア内定。例年だと、ノービス選手を除いて6番目までが全日本選手権に推薦出場となるが、、、どうなるだろうか。
 いずれにしても、熱い戦いだった。NHK杯にも出場する選手たち、疲れが残らないようにコンディションを整えて頑張っておくれ

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全日本ジュニア選手権2020男子フリー

2020年11月23日 15時08分42秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2020男子フリージャッジスコア)。

<G1>
佐藤光(N3) SP:46.17(24) FS:83.92 合計:130.09
 「仮面の男」♪ ブルー系。3ルッツ+2トウ、2アクセル+オイラー+3サルコウなど頑張ったが、アクセルのパンクも まだ中1なので体力がもたない感じだけど、最後まで一生懸命

木村智貴(東6) SP:46.31(23) FS:83.69 合計:130.00
 「ビリー・エリオット」より「Eelctricity」♪ 白からグレー。最初から曲の世界にしっかり入っていき、2アクセル2本、3フリップ+2トウ、3サルコウ+2トウなど頑張る。転倒もあったが、ちゃんと歌詞の内容を理解して表現しているのが伝わってきた。ステップでは側転も

大中惟吹(東7) SP:47.44(22) FS:90.62 合計:138.06
 「Swordland」♪ 黒と紫。スピードを出そうという意欲が感じられる。3ルッツ、3サルコウは入ったが、後半乱れも。最後に高さのある2アクセルを決められたのはよかった。

鈴木零偉(西12) SP:47.76(21) FS:97.63 合計:145.39
 「Despacito」♪ 透けるレースの黒と赤。イーグルから2アクセルをきれいに決める。3ルッツ入り、3フリップ+3トウなんとか立った。後半には3サルコウ+2トウを2本。
 曲の雰囲気を出す所作はできていた。ステップにもう少しスピード感があるといいのかな。最後のスピンでは片手ビールマンも。

中田璃士(N1) SP:47.94(20) FS:96.14 合計:144.08
 「Let Me Entertain You」クイーン♪ 黒に赤でユニオンジャック。最初からスピードに乗って、3ループ、3フリップ+2アクセルを決める。2回転になるジャンプは、おそらく予定通り? 後半3サルコウ+オイラー+2サルコウなども決めて、途切れるところなし。
 まだ小柄なので一歩の伸びはこれからだが、スター性を感じさせる勢い。

佐々木晴也(西9) SP:48.39(19) FS:81.75 合計:130.14
 「マスク・オブ・ゾロ」♪ ブラウン。冒頭の3アクセル転倒、3ループ+2トウは落ち着いて決める。2アクセルと3ルッツで転倒、曲に遅れて終わったのが痛かった。なんか乗り切れなかった感じ。

<G2>
田内誠吾(N2) SP:49.50(18) FS:95.29 合計:144.79
 「KINGDOM」♪ 青系。きれいな3ルッツから入り、3フリップ+2トウ、2アクセル+オイラー+2サルコウとジャンプは好調。3回転予定で2回転になったのもあった気がするが、転倒や大きな乱れなく滑りきった。ステップは割と一歩の伸びがある。

加藤海里(東12) SP:49.62(17) FS:82.68 合計:132.30
 「ユーリ!!! on ICE」♪ 赤に黒。3サルコウ、2アクセル+オイラー+2サルコウ決まったが、3ルッツ転倒。引きずらずに3フリップ+2トウ、3トウ+2トウが決められたのはよかった。ステップの途中でスライディングを入れたとき、すっと立ち上がれずにもう一度膝をつくような形になって転倒扱いになってしまった。最後は曲に遅れてスピンを終わった。

藤城柊治(東5) SP:52.32(16) FS:78.52 合計:130.84
 「天空の城ラピュタ」♪ 黄緑。3サルコウ入ったが、ルッツ、フリップ、後半でも転倒があった。挫けずに2アクセル+オイラー+2サルコウを決めたのは偉い。要素と要素の間に何もしてない感が出てしまうので、、、

小田垣櫻(東4) SP:52.51(15) FS:94.36 合計:146.87
 「ある愛の詩」♪ 紫に紺のベスト。イタリア語歌詞の曲にのって、3サルコウ、3ルッツ+2トウなど落ち着いて決めていく。パンクも1本あったが、おおむね予定通り跳べた模様。つなぎで一瞬引っ掛かるようなところが2回あって、ちょっと心配した。最後のキャメルスピンがもっと速く回れたら、盛り上がって終われたんだけど

菊池竜生(東3) SP:56.37(14) FS:74.13 合計:131.10
 「ムーラン・ルージュ」より「Elephant Love Medley」♪ ゴールド。3アクセルに挑戦したが転倒、4サルコウにも挑戦?これも転倒。その後はアクセルのパンクがあったり、3回転も安定せず、ジャンプは残念 ステップやスピンはわりと上手だったんだけど。

垣内珀琉(西11) SP:57.32(13) FS:102.52 合計:159.84
 「ラ・カンパネラ」♪ 赤と黒。セカンドのほうが高さが出た3ルッツ+3トウから、2アクセル+3トウ、3フリップときれいに入る。3ループの転倒はあったが、3サルコウ+2トウ+2ループや3ルッツ単独も決まって全体に良かった。
 腕の使い方がきれいなので、ただ滑っている時やステップの所作が映える。笑顔のフィニッシュ

<G3>
森本涼雅(西10) SP:58.40(12) FS:108.94 合計:167.34
 ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」♪ 黒タキシード風。きちっとした3ルッツから、3ループ、2アクセルと淀みない。スローパートのステップを丁寧に、2アクセル+オイラー+3サルコウ、終盤3ルッツ+2トウ入った。ジャンプはノーミス 高速スピンをピッと止めてフィニッシュ。

朝賀俊太朗(西5) SP:60.59(11) FS:112.91 合計:173.50
 「シャーロック・ホームズ」♪ 赤シャツにシルバーのベスト。冒頭のルッツ転倒、フリップもステップアウトしたが、2アクセル+3トウ、3ルッツ+2トウ、2アクセル+オイラー+3サルコウは決めてきた。ステップに躍動感があり、きちっと音を取る振付で表現もできている。

門脇慧丞(西6) SP:64.27(10) FS:109.68 合計:173.95
 「ワルソー・コンチェルト」♪ 黒にブルーグレーのスカーフ。滑らかなスケーティングから3ルッツ+3トウを美しく決める。2アクセル+オイラーの後が1回転になったり、ループが2回転になるところはあったが、ターンからの2アクセル、後半3ルッツ+2トウなどきれい。
 滑走姿勢がいいので、ただ滑っていても絵になる。ちょっとアイスダンスにスカウトしたくなるような

吉岡希(西7) SP:64.75(9) FS:104.13 合計:168.88
 「ローレライ」♪ 黒にゴールドの刺繍。冒頭に4トウに挑んだが転倒、3アクセルは手をつきそうになったがこらえた。3ルッツ+2トウなどは入ったが、3フリップで大きくステップアウトしたり、終盤コンビネーションのセカンドが1回転になったり、安定しなかった。
 すぐ前の選手と比べると身体の動きが硬いのが見えてしまう、、、

中村俊介(西8) SP:66.58(8) FS:115.65 合計:182.23
 ベートーヴェン「月光」♪ 濃い青に金。スピードにのって3アクセル+2トウを鮮やかに決める。4トウで転倒したが、2本目の3アクセル下りた。3+3が惜しい転倒になったが、スパイラルのように片足を高く上げてからの3回転は見事
 曲調が変わったところで、しっかり雰囲気を変えられるのがいい。全体に所作もきれい。

片伊勢武(西3) SP:67.19(7) FS:104.92 合計:172.11
 「I Want To Spend My Lifetime Loving You」♪ オフホワイト。冒頭の3アクセルで転倒、フェンスにぶつかってすぐ起き上がれなかった でも次に3アクセル+2トウを決めた 他にも転倒があったが、終盤3サルコウ+2トウ+2ループを決めたのはよかった。
 ロマンチックなボーカルに合う豊かな表現力だが、もう少しめりはりがあるといいのかな。

<G4>
大島光翔(東2) SP:68.06(6) FS:130.78 合計:198.84
 映画「ボヘミアン・ラプソディ」より♪ 透けるレース黒に青。冒頭の3アクセルはステップアウトしたが、大きな3ルッツ+3トウに3アクセル+2トウと続けて波に乗る。3フリップ+オイラー+3サルコウ頑張り、ステップではノリノリで観客もノリノリ 終盤も丁寧に3回転2本決めて、やりきった キス&クライで嬉し泣き

三浦佳生(東1) SP:71.56(5) FS:136.15 合計:207.71
 「ラストサムライ」♪ 黒に赤ベスト。得意の4トウ+3トウ、4サルコウ見事 ところが2本目を狙ったトウ2回転に、アクセルも2回転になる。2アクセル+オイラー+3サルコウ、3フリップ+2トウはまとめたが、おそらく本人は口惜しい内容だろう。たぶん今回は勝ちにいってただろうから。
 動きの中でゆっくり「ため」を作ったり、一気に加速したり、めりはりがつけられるようになった。

壷井達也(西1) SP:73.18(4) FS:107.38 合計:180.56
 ラフマニノフ「10の前奏曲 作品23-4,5,7」♪ グレーから水色。冒頭のサルコウは4回転予定が3回転になったか。3アクセル2本転倒したが、流れの中ですっと跳ぶ3ループなどはきれい。音と動きはよく合っていた。

木科雄登(西2) SP:73.85(3) FS:127.88 合計:201.73
 ガーシュウィン「ラプソディ・イン・ブルー」♪ ライトブラウン系。雄大な3アクセル! 2本目のアクセルが1回転になっても慌てず3トウをつける。後半ルッツのパンクが口惜しいが、3ルッツ+2トウ、2アクセル+オイラー+3サルコウの大きさは評価できる。
 スローパートのステップは、音に身を委ねるような心地よさ。

三宅星南(西4) SP:75.28(2) FS:128.25 合計:203.53
 ショパン「幻想即興曲」♪ 白フリルにブルーグリーンのジャケ。冒頭4回転サルコウに挑み、両手をついたが立った。3アクセル+2トウを落ち着いて決め、2本目3アクセルは少しステップアウト。終盤ループで乱れてしまった。
 軽やかなピアノの音にのって丁寧な表現。ますます見栄えのする選手になった

本田ルーカス剛史(シード) SP:80.35(1) FS:129.13 合計:209.48
 「007」♪ 黒ジャケ。冒頭の3アクセルは少し傾いたが押さえる。2本目が2回転に、さらにループも2回転に。3フリップ、3ルッツ+3トウで持ち直し、2アクセル+オイラー+3サルコウも入った。
 007のテーマ曲でカッコよくステップ。やはり総合力はあるので、NHK杯も頑張ってほしい。

 結果、優勝は本田ルーカス剛史、2位三浦佳生、3位三宅星南。4位木科雄登、5位大島光翔、6位中村俊介。ここまでが全日本選手権に推薦出場になると思われる。壷井達也7位、8位門脇慧丞、9位朝賀俊太朗、10位片伊勢武。
 このあとは女子フリー

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ロステレコム杯2020エキシビションに

2020年11月22日 21時18分34秒 | スポーツ

 全日本ジュニア選手権2020をじっくり見て疲れたので、今日はもう録画するだけと思ったんだけど
 ロステレコム杯2020エキシビション、出場者リストの招待スケーターに、アリーナ・ザギトワの名前がある 世界ジュニア女王のカミラ・ワリエワも
 キャシー&クリス・リードの妹、アリソン・リードのカップルも出場する。ロシア以外の選手をできるだけ選んでいるようだ。
 今ちょっと見てみたら、どういうカメラなのか、選手の周りをぐるぐる回るアングルが ちょっとくらくらする
 CSテレ朝チャンネル2で放送中

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