Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

新年

2006年01月29日 18時59分10秒 | 香港
恭喜發財 新年快樂
龍馬精神 如意吉祥
生意興隆 学業進歩
青春常駐 出入平安

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2006年01月27日 13時20分51秒 | Weblog
 旧正月らしいテンプレートがないかな~と思って、正月シリーズの中から“福”の字が入ってるのを選んでみました。ほんとは福が逆立ちしてるといいんですが^^;(「福が倒れる」と「福が到る=やってくる」の発音が同じなので、よく逆さまに貼ってあります)
 今年、皆さんにたくさん福が来ますように・・・
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利是と10ドル紙幣

2006年01月26日 01時40分45秒 | 香港
 今度の日曜日(1月29日)は旧正月(旧暦の新年)。香港で新年を迎える準備の中で、日本人も一応しとかなきゃいけないのは利是(お年玉)の準備。なにどし?に書いたように親戚の子どもにもあげるが、メインは日頃世話になっているマンションの管理人や警備員、ゴミ収集の人、新聞配達の人などで、ここでケチって何かの時に便宜を図ってもらえなかったりするといけないから^^; つれあいが両替してきた新札を、銀行などでもらってきた利是封(赤いポチ袋)に入れておく。だいたいは20ドル札だが、特にお世話になった人には50ドル。マンションの入り口に設置される利是箱に入れてもいいが、新年の朝、直接渡すことが多かった。次男に持たせて「こんへいふぁっちょい」と言わせたりすると、受け取る方も和んでくれるし、子どもの顔をちゃんと覚えてもらえたのはよかったんじゃないかと思う。
 三が日にレストランなどに行ったら、ウェイター・ウェイトレスにも渡すものらしい。たまたま正月直前に長男が入院したことがあって、病院の看護婦さんにあげてる人を見かけた。年明けすぐは髪を切らないので三が日は美容室は休みだが、7日目くらいまでに行ったらあげるものだと聞いて、5日目ごろに行ったとき一応配った(シャンプーの人とカットの人とドライの人と、ちょうど帰国前の最後のカットだったし)。
 日本人はそんなものでいいが、香港人は友達同士で、結婚している人が未婚の人にあげなくてはならない。つまり、40歳でも50歳でも未婚の人はもらえるのに、20代でも結婚してるカップルはあげなきゃならない。若夫婦じゃそう収入も多くないから、大変だ。。。そこで10ドル紙幣が活躍する。利是は必ず札でなくてはいけないらしく、10ドル硬貨が発行されて紙幣が廃止になった時、旧正月前に古銭商で10ドル紙幣を“買う”人がたくさんいたそうだ。10ドル札を12ドル(古い札)とか14~5ドル(新札)で買えば、20ドル札よりは安くできるというわけ。のちに10ドル札がまた発行されるようになったのは、こういう需要があったからだとか・・・
 新しい10ドル紙幣は、香港のほかのお札と違って、銀行の発行ではない。ご存知の方も多いと思うが、香港では3つの民間銀行がお札を発行しているので、どの額面のお札も3種類ずつある。10ドルだけは政府の発行なので、1種類しかない。小ぶりでデザインがシンプルで、初めて見たときはオモチャかと思ったが本物だった^^;
 多めに用意する利是は余るので、残りはたいてい子どものご褒美(百点を取ったとか検定に受かったとか)と、いざというときのへそくり(タクシーに乗るのに500ドル札しかない時などを含む)に回されるのでした。
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CDの価格その2

2006年01月24日 03時10分16秒 | Weblog
 今、日本のCDはシングルで1000円ちょっと、アルバムで平均3000円というところだろうか。これって高い? 安い?
 私が子供(小中学生)の頃、シングルレコード(ドーナツ盤)はたしか500円だった。アルバム(LP)は2000円くらい?(自分の小遣いで買ったことがないからよく覚えてない^^;) 物価の上昇率からすると、レコード・CDはそれほど上がってない方に入るんじゃないだろうか。それはつまり、昔は高かったということで、LPはもちろんSPも、しょっちゅう買えるものじゃなかった。お年玉やお小遣いを貯めて買うもので、もちろん買うのは自分が本当に好きな歌手のものだけ。友達同士で誕生日プレゼントにお金を出し合って買ってあげる(もらう)こともあったっけ。お金がなければ買えないのは当たり前だけど、好きな曲は手元に置きたい。となると、ラジカセでラジオで放送されたときにカセットに録音したり(=エアチェック。今の子はこんな単語知らないんだろうな)、テレビ放送を録音したり(まだビデオもなかったし)。1本のテープに、いろんなジャンルのいろんな曲がごちゃごちゃ入ってしまって、面倒だった。当然、編集にはダブルラジカセが必須!でした。
 大人になる頃、日本全国でレンタルレコード店というものが出現。買わなくても、とりあえず聴いてみて、気に入ったらカセットに録音しておくこともできるこのシステム、当然絶大な支持を得たが、一方でレコード業界は反発。売り上げ減少を恐れた業界のはたらきかけで、洋楽レコード(ぼちぼちCDが出始めていた)は、発売から1年か2年経たないとレンタルできないことになった。これで洋楽レコードの売り上げが確保されるかと思いきや、結果は意外にも逆だった。制限されなかった邦楽―Jポップが伸び、洋楽のほうが押されてしまった。
 レンタルが盛んになると同時に中古も巷に出回りやすくなる(レンタル落ちが常に出る)。新品を買って、飽きたらor気に入らなかったら売れる店も、今や全国どこにでもある。新品-レンタル-中古と、予算と好みで選べるシステムができたわけだ。
 日本で海賊盤がはびこらずにすんでいたのは、ここまで書いてきたような経緯のおかげだと思う。価格は長期間それほど大きく上がっていないから、「音楽ソフトの価格はこんなもの」というイメージがあるし、買う前にちょっと試しに聴ける。気に入らなかったら売れる、中古でよければ安く買えるという状況は、音楽ソフトに手を伸ばしやすい。今は1曲単位で購入できる配信も加わって、ますます便利になっている。
 逆に海賊盤が出回る地域(特に大陸)は、そもそも新品の流通もなかなか行き届かず、レンタルの制度もなく、ちゃんとした中古も出回らない。使い捨てに近い感覚もあるかも。さらに、正規のカセットが10~15元で売っているのに、同じ曲を収録したCDが60~80元という価格差が受け入れられにくい。香港でいくらかマシになったのは、厳しく取り締まった結果もあるが、中古屋がある程度がんばっているのと、配信で手軽に買えるようになったのが大きいと思う。(レンタルは制度としては無理みたいで^^; 1軒だけ私が時々利用していた店があるが、客が返却しなくても店が損しないように、買うより少し高いデポジットを払い、返却時にレンタル料を引いて返すというシステム。)
 そうはいっても、簡単にダウンロードできるようになってしまって、新品にしろ中古にしろ、ちゃんと買うのはバカらしいと考える人が増えているようだ。そうなると、「音楽ソフトはこのくらい」という価格の感覚が崩れてしまい、高くなかったはずの価格が不当に高いように感じられるようになってしまう。それが海賊盤への第一歩なんじゃ。。。
 日本人相手にアニメの海賊盤DVDを売っていた香港人が逮捕されたニュースを読んで、日本人の価格感覚とモラルが崩れかかっているかも、と心配になってきた。CD制作・販売側も、買いやすい価格設定やお買い得感のある商品を作って、日本で海賊盤がはびこらないようにくいとめてほしい、と思う。
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広東語を話す子役

2006年01月22日 22時29分46秒 | ××語
 昨夜(1月21日)9時からのドラマ「喰いタン」(東山紀之主演)で、中華街の中華料理店の子どもが広東語をすらすら話していた。日本人のようでもあるが、それにしては発音がいい。その部分だけ吹き替えかも?とも思ったが、口がちゃんと合ってたし。調べてみると、長澤秀平くんという子役俳優で、94年12月生まれということだから小学5年生。 特技が広東語らしい。両親のどちらか(たぶんお母さん?)が広東語を話す人なのだろう。
 それにしても、探偵・東山紀之がこの子と会話する場面は問題だ。麻婆豆腐で有名な店の息子なのに、いきなり広東語で話しかけている(声調ぐちゃぐちゃ)。「どこから来たの?」「広東」って言ってるのに、アシスタントが作った麻婆豆腐を食べて「お父さんの味だ…」と涙ぐむ設定って・・・。普通、広東の子供にとって麻婆豆腐は家庭の味じゃないと思うけど^^; もちろん、両親が四川の人で本人は広東で生まれ育っていたら、料理は四川で言葉は広東ということもありえなくはないが
 さらに、もう一人の探偵(森田剛)が「なんで中国語しゃべってんの?」。“中国語”としかいってない。昔は標準の中国語と広東語やその他の地方言語を区別できる日本人はほとんどいなかったかもしれないが、今は香港映画のファンもいれば台湾ドラマを字幕で見ている人も相当いるはず。このシーンを見て「え?中国語?広東語でしょ?」と思った人もかなりいるんじゃないだろうか。もうちょっと綿密にやってくれればいいのに~。
 察するに、中国語が話せる子役さんを探してキャスティングしたら、話せるのが広東語だったので広東語を使う設定にしたんだろう。原島大地くんという、香港映画で活躍する日本国籍の子役俳優がいるのだが、この長澤秀平くんも、もし抜擢されたら活躍できそうだ。日本ロケの映画で香港人の子供役なんか、いいんじゃないかな? 香港人の子役を学校休ませて連れて来なくてすむわけだし。香港映画の関係者に売り込んでみる
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CDの価格

2006年01月21日 04時11分00秒 | Weblog

 皆さんはCDをどこで購入するだろうか。家の近くや通勤・通学で通る駅前のCD屋? DVDを借りるついでにT○○TAY○で? 大型チェーン店まで出かける? もっぱらネットで? どこで買うにしても、日本のレコード会社から発売された同じCD(新品で発売から一定期間以内)なら、原則として値段は同じだ(ネットの場合は少し違うこともあるが、2割も3割も違うわけではない)。どこで買うかを決める基準は、便利だからとか、その店のポイントを貯めているからとか、品揃えがいいとか、たくさん試聴できるとか、、、じゃないだろうか。どこで買っても価格が同じであることを、日本では普通のこととして受け入れている。
 ところが、香港ではCDの価格は店の路線価(?!)に比例する。目抜き通りの大型店より、雑居ビルの小さな店は間違いなく2割は安い(日本における喫茶店のコーヒーの値段のようなものだ)。CD屋が集まる地域は特に安く、旺角と湾仔はその代表。有名なオタクビル、旺角の信和中心と湾仔の東方188商場は新品CD屋も中古CD屋も集まっていてすご~く便利。そういう安い店ではクレジットカードが使えなかったり、使えても手数料を取られるとか一定金額以上の買い物が必要だったりするが、大型店で120ドルのものが85ドルなんてことはざらにある。
 「そんなに安いんじゃ、海賊盤なんじゃないの?」と心配される方もあるかもしれないが、音楽CDだけを売っている店ならほぼ100%大丈夫。大型店との違いがあるとしたら、大型店はパッケージの上にもう1枚ビニール袋に入れてあって商品がきれい。あとはポスターが無料でもらえるかな?(ポスターがもらえる商品を大型店で買ったことがないのでわからないが^^;) 激安店ではポスター+3ドルとか5ドルというところが多い(商品によっては無料でくれる。もらっても困ることもある^^;)。
 ごくまれに大型店と激安店で同じ価格になるのは、メーカーが指定した価格で売るように印刷したりシールを貼ったりして出荷してくる商品(宣伝費をしっかり使って大型店に損をさせないようにしているものと思われる)。また、大型店ではときどき在庫一掃セールをやるが、セール価格になった商品は激安店の半額程度のこともあるので要チェック。何を買っても激安店が得とは限らないのだ。
 北京でも店によって価格は違い、やはり外国人も来るような友誼商店やデパートは高め、書店やスーパーはいくらか安かった。街中の“音像店”だと正規盤を見つけるのに苦労するが、見つかればお得。海賊盤対策として20元程度で発売される正規盤(たいていは売れ筋の大陸歌手、帯に定価が印刷されている)もあった。当たり前だけど、香港などからの直輸入盤はものすごく高くて、150元くらいだった・・・(うちに来てたハウスキーパーさんの月給が1000元もしないのに
 日本だと、再販制度適用期間(2年くらい)を過ぎた商品は安くなることが多いと思うが、香港だと需給関係がそのまま価格に反映されるので、逆に発売時より高く売っていることも珍しくない。
 以上、「CD価格がどこでも同じなのは日本だけかも」という話でした。

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化粧^^;

2006年01月19日 06時53分35秒 | Weblog
 昨日、ちょっと出かけるので一応化粧しようと思ったら、いつも使っているクリームファンデーションがいつもの場所にない。そういえばこの間実家に帰るとき持っていったんだった、と思い出してバッグを見たらあった。・・・実家に帰ったのって、年末年始・・・数えたら化粧したの12日ぶりになる。私にとって化粧っていったい
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何韻詩「梁祝下世傳奇」(香港)

2006年01月18日 04時16分50秒 | CD紹介

 「梁山泊與祝英台」という中国伝統の物語がある。東晋(317年~420年、今の南京に都をおいた王朝)の浙江に祝英台という娘がいた。女性が学校に入ることを許されなかったため、男装して杭州の学校へ。会稽から来た学生、梁山泊と親しくなる。3年間共に学ぶが、梁山泊は祝英台が女だと気づかない。学業半ばで故郷に帰った祝英台を2年後に訪ねて初めて女だと知り、梁山泊は結婚を申し込むが、すでに嫁ぎ先が決まっていた。(この時代、もちろん親の意向で決められたことだろう。)悲しみのあまり死んでしまった梁山泊の墓のそばを祝英台の花嫁行列が通りかかかったとき、突然大風が吹き、墓が割れた。祝英台は自ら墓の中にとびこみ、梁山泊と共に葬られることを選ぶ。やがて墓の中から2匹のの蝶が出てきて、いっしょに飛んで行きましたとさ・・・
 中国人なら誰でも知っている有名な話で、越劇(浙江・紹興あたり)・川劇(四川)・粤劇(広東)などの伝統演劇の演目にも入っている。映画にもなっていて、63年にショウ・ブラザースが黄梅調(歌あり踊りありの伝統演劇をそのまま映画にする手法)映画で制作。最近では94年の徐克(ツィ・ハーク)監督、呉奇隆、楊采[女尼]主演の「梁祝」がよく知られている。03年にはアニメも作られ、蕭亞軒、劉若英、呉宗憲が声を担当したそうだ。(以上は維基百科を参考にしました)
 昨年、この題材を現代に置き換えたロック調のミュージカル「梁祝下世傳奇」が上演され、その主役を何韻詩(デニス・ホー)と周國賢(エンディ・チャウ)が演じた(でも何韻詩の役は祝英台じゃないらしい)。このアルバムは、そのミュージカルをコンセプトに作られている。それでイントロが「蛹(さなぎ)」アウトロが「蝴蝶結(蝶結び)」と、各曲のタイトルもストーリーを踏まえたものになっている。ピアノだけでドラマチックに物語の幕を開ける「化蝶」、歌謡曲調の曲で色っぽく迫る「不是吟詩的時候」、力強いロックの「長不大」、ヒットした「汽水樽裡的珈琲(ソーダ瓶の中のコーヒー)」はどこかトランスジェンダーを仄めかす歌詞だ。「十八相送」は伝統演劇「梁祝」の名場面の一つで、梁山泊が祝英台を送ってゆくシーン。歌詞の内容もそれに合わせて、家まで送っても別れがたい二人の話。「勞斯・莱斯」は男同士の恋愛を示唆する歌詞(黄偉文作詞)だが、TVBのMVではさすがにそのままの内容では放送に問題があると思われたのか、男の子とボーイッシュな女の子の話になっていた。伝統楽器の笛を使った、メロディの美しいこの曲は、2005年度十大勁歌金曲の一つに選ばれた。ちなみに勞斯莱斯はRolls-Royceの音訳。
 ロックのサウンドにオーケストラやストリングスをからませたテンポの速い曲があるかと思えば、ピアノ一台のバラードや軽いジャズ風と、いろいろなタイプの曲調をしっかり歌いこなしている。新人の頃から独特の風格がある子だったけど、ますます貫禄が出てきて、安心して聴いていられる。96年の新秀で優勝したところは見てないが、梅艶芳に可愛がられていたようだ(ちょっとボーイッシュなところ―イメージも性格も―アニタに似てるかも)。梅艶芳の最後のコンサートでは、草[虫孟]許志安たちと一緒にゲストで出て、ステージ狭しと走り回っていた。2004年の7月から約半年間、それまでずっと録画だったのを全て生放送することにして話題になったTVB勁歌金曲の司会を務めた。
 一昨年、EMIから東亞に移籍後、制作に自身が深く関わるようになって、より彼女らしさを出せるようになった気がする。これからもっと人気が出てもいいと思う。
梁祝下世傳奇 @YesAsia.com

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感謝1周年

2006年01月16日 22時42分37秒 | Weblog
 2005年1月16日にこのブログを始めて、ちょうど1年。だんだん多くの方に見ていただけるようになって、励みになっています。これからも毎日更新というわけにはいきませんが、ぼちぼちマイペースで続けていきたいと思います。どうぞよろしく
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私がCDを買う理由

2006年01月15日 16時55分47秒 | Weblog
 iTunes Music Storeが日本でも配信を開始して、なんと購入できる楽曲の中にけっこうC-popもあるということがわかった(jingさんのブログ・自知之明に詳しく出ています)。さすがにそろそろ携帯オーディオプレーヤーがほしくなってきたので、iPod買おうかな~と考えたりしている。なんか、リンク機能を使えば歌詞も表示できるという話なので、使いこなせたらかなりいいかも?!
 が、ここで疑問がひとつ。手持ちのCDから取り込むなら、歌詞カードもスキャンするなりテキストに打ち込むなりしてファイルにできるけど、iTunes Music Storeやその他の配信サービスでは歌詞カードが買えるんだろうか? 別売りで買えるところもあるのかもしれないが、歌詞カード込みという話はあまり聞いたことがない。さらに気になるのはミュージシャン情報。作詞・作曲・編曲・プロデュース・バンドメンバーなどの情報は、私にとって常に知りたい重要な情報なので、これが得られないとすると、正直配信で曲を買うメリットはない。CDを買い続けていると増えて困るのは確かだけど、買うほどいいかどうかわからない曲なら、TSUTAYAで借りたほうがいい(それなら歌詞カードもミュージシャン情報もちゃんと見られる上に、日本では歌詞カードをコピーするのは違法ではない)。安く買いたければBOOKOFFあたりでも掘り出し物がある(こともある)。
 …と、つらつら考えてみると、iPodを買うのはいいとしても、配信で楽曲を買うことはないかもしれない。もし、配信で歌詞やミュージシャン情報も購入できるサービスをご存知の方、いらっしゃったら教えてくださいませ

<追記>
 そもそも、なんでミュージシャン情報が重要なのか、全然書いてませんでしたね^^;
 皆さんはどうなんでしょう? しゃれたアレンジの曲を聴いたら誰が編曲してるか知りたくなったり、間奏に渋いサックスが聴こえたら誰が吹いてるか気になったり、しないですか? J-popの場合、このアーチストにはだいたいこの人って決まってたり、バンドだったらバンドのメンバーでやってたりすることが多いから、わざわざ名前を見なくてもわかっちゃうのかしら。
 中華圏ではそもそも優秀なミュージシャンの数が少なくて一人があちこちに出まくるので、しまいに「この音はたぶんあの人」と想像がつくようになってしまう(それがしばしば当たるようになってしまう)。それでも、世界的に有名な人をフィーチャーすることもあれば、のちに大ヒットを飛ばすプロデューサーになる可能性もあるから、名前は常にチェックしておきたいのだ。コーラスでいい声の若手が出てきたと思ったら、その人がソロ歌手としてデビューすることだってあるし。
 歌詞の内容とミュージシャン情報を簡単にパソコンにとりこんで、ファイル化して、曲といっしょにiPodにまとめられたら最高なんだけど、、、難しそう、、、
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最後の雨(中西保志)

2006年01月13日 04時01分22秒 | 
 実に92年発売の曲。それが「窈窕淑女」で挿入歌として流れてきた。韓国語で歌っているのは「美しき日々」の曲でおなじみのZero。K-POP ALL STARS IN JAPAN 2005のドゥル組に出ていた(見られなくて残念…)。どんなきっかけでカバーすることになったんだろう? 気になる~。
 この曲がヒットしていた当時は最初に香港に住んでいた時期で、NHK-BSの「Ja-pops Now BS歌謡最前線」という番組をいつも見ていた。赤坂泰彦と女子アナの司会で、ポップスも演歌も、かなりの割合で新人も出て、意外な組み合わせのコラボもありで面白かった。これを見ていれば一応日本のポップスについていけそう、というのもあったし(笑) 中西保志は、なんとマーサ三宅とデュエット。後から思えばすごいもの見ちゃったかも・・・。この番組がなくなってしまったのは残念だった。
 カバーが得意な香港ではもちろんカバーされていて(笑)、最初は呉奇隆(ニッキー・ウー、台湾の3人組アイドル「小虎隊」のメンバー。なぜか香港で映画に出たり広東語曲を出したりしてがんばっていた。金城武と共演多数)が歌った。彼の歌唱力ではちょっと厳しいな~と思っていたら、すぐ後に蘇永康がカバー。10曲中7~8曲カバーが当たり前だった時代に、非常にカバーが少なかった彼が初めて歌った日本の曲になる。元々日本大好きで、新人歌手コンテストでも一部日本語で歌ったくらいだから、もっと日本の曲のカバーを早くから出していてもおかしくなかったのだが。「歌いたい」と思う歌に出会わなければ、日本でヒットしているからと安易にカバーするタイプの歌手ではないということだろう。タイトルは「讓我暖一些」、訳すと「暖めさせて」。TVBでは呉奇隆バージョンのMVばかり流していたが、蘇永康のバージョンもヒットしてきたためか、後から蘇永康のも流していた。
 実は、この曲にはひとつ悲しい思い出(のようなもの)がある。私が香港芸能界で最初にファンになった歌手・俳優の温兆倫(デリック・ワン)が97年に北京語の新曲+精選アルバムを出した。その頃日本にいた私は、新曲を楽しみにいそいそと買いこんでさっそく聴くと、聞き覚えのあるサックスのイントロ。「あら、温兆倫も『最後の雨』をカバーしたのね」と思ったら、なんだかメロディが違う! 歌詞カードをよく見ると、香港の作曲家の名前が出ている。でも、コード進行といい、間奏といい、「最後の雨」そっくりなのだ。。。世の中、コード進行がほとんど同じだけどメロディは違うという曲はよくあるし、メロディが明らかに違うので盗作とは言えない。でも、蘇永康が95年に北京語でもカバーしているのだから、台湾のファンだって「え?!」と思ったんじゃないだろうか。歌手本人はプロデューサーのいうとおりに歌っただけだろうし、本人が悪いわけじゃないとは思う。でも、初恋の人に裏切られたような悲しみは残った (作曲家は確信犯的にやったんだろうか。inspired by ○○とでも書いておいてくれれば、まだ救われたのに。)
 ところで、カバーが縁なのか、Zeroと中西保志がジョイントコンサートをやるそうだ。詳しくはこちら ずっと中西保志の消息を聞かなかったのでどうしているのかと思ってたけど、元気で歌っているようで嬉しい。あらためてプロフィールを見たら、なんと私と同い年だった。
 ふと考えると、蘇永康と中西保志って、共通点はある。眼鏡かけてるし、ルックスで売ってないし(ごめん)、歌唱力あるし Zeroも気になるから、ジョイントコンサート行こうかしら、、、(ってきりがないぞ~>自分)
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きかれると困る

2006年01月12日 02時07分24秒 | Weblog
 年末年始の間放送がなかった韓国ドラマ「窈窕淑女」。今日から再開、例によって私と次男はかじりついて見た。キム・ヒソン演じるミンギョンとコ・ス演じるヨンホが完全にラブラブになったのはいいが、ミンギョンの父とヨンホの後ろ盾チェ会長が、ドンギュの父が運転する車に轢かれて入院、ミンギョンとヨンホはアメリカに行きそびれる。事故のことをなんとかもみ消そうとするドンギュと父、ミンギョンと結婚さえしてしまえば、、、とあの手この手だが、もうミンギョンが全然なびかない。スヨンちゃんもひっぱりこんでなんだか汚い手段を講じそうな気配のドンギュ・・・
 元になっている「やまとなでしこ」をちゃんと見てないので、「窈窕淑女」がどの程度違っているのか全然わからないけど、ドタバタ加減はほどよくて見やすい。再び韓国ドラマに書いたように、ラブシーンもないから安心・・・だったのに、前回、ミンギョンとヨンホは結ばれてしまった! といっても映ったのは一つ布団に肩先だけ出して並んで入ってるところなので、子供が見てもそうヤバいわけではないが、、、。でも、絶対ないと思ってるシーンが出てくるとあせる
 「トリビアの泉」で「桃太郎は桃を食べて若返ったおじいさんとおばあさんの間に生まれた」というのが出てきて、「どうして桃から生まれたことになったのか?」という質問に、桃太郎資料館(?)の人が「赤ちゃんはどこから生まれるの?って子どもにきかれると困るでしょ」と説明。それを見た次男が振り返って「子どもにきかれると困るでしょ」
 中学に入ったら、ぼちぼち教えないといけないんだろうけど、、、おとっつぁんにまかせよっと
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円高・円安

2006年01月09日 16時03分37秒 | Weblog
 なんだか急に円高になってるようで、今、113円89銭だそうだ。
 USドル建てでCDを買うことが多い私にとって、円高はありがたい。昨年の10月から12月にかけてはクレジットカードの請求が120円くらいのレートで計算されていたことを考えると、1回の買い物で得するのが数百円とはいえ、ちょっと嬉しくなる。クーポンもあるから、円高のうちにうまく買い物しよう~と購買意欲が刺激されてしまう
 なんて、使うことばっかり考えている私の思惑とはうらはらに、香港時代に香港ドルやUSドルでためた貯金を円転するチャンスを窺っている亭主にすれば、せっかくいい感じに円安になってたのに~というところだろうか。
 考えてみたら、CDを買うときに円高になるより、香港に行くとき円高になるほうが得する金額はずーっと大きい。ということは、何月ごろ円高になってほしいかというと、、、蘇永康がいつコンサートできるかわからないから、わからない いつになるのかなぁ・・・
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なにどし?

2006年01月08日 16時22分01秒 | 香港
 今年は戌年。昨夜「チューボーですよ!」で堺正章が「今年還暦です」って言ってたから、戌年の年男だ。今年生まれる赤ちゃんも戌年で、十干も同じ丙戌(ひのえいぬ)になる、はず。
 日本では今月生まれる赤ちゃんはもちろん戌年だが、旧暦を使う地域では、今年の旧正月が1月29日だから、28日までに生まれる赤ちゃんはまだ酉年。29日以降に生まれる子から戌年になる。でも、旧正月は毎年少しずつずれるので、12年前の1994年1月29日は旧暦12月18日、酉年だった。つまり、1月末から2月初め生まれの人は、西暦の誕生日が同じでも、生まれ年によって干支が違うんである。(ややこしい~)
 この現象を日本人が不思議がると、香港人はなんで不思議なのかわからないらしい。「干支は農暦(旧暦)のものなのだから、西暦とは関係ないじゃない?」といわれたりする。明治時代に西暦を採用した時、伝統行事もいっせいに移動してしまった日本、100年以上も経ってもう定着して、当たり前になってしまっている。香港に住むことがなければ気づかなかったかもしれない。
 香港では、伝統行事が旧暦で行われるだけでなく、常に日常的に使われている。テレビで朝のニュースの間、西暦の日付と並んで旧暦の日付も表示されているし、新聞にも併記されている。干支も十干と十二支を並べて「乙酉」とか「丙戌」とか表示される。自分の生まれ年もちゃんとそれで覚えていて、「なにどしですか?」と訊かれると「辛丑の牛です」なんて答えるらしい。
 ちなみに香港で「なにどしですか?」と訊くとき、「イ尓属[口羊]呀?(ねいそっkめーあ?)」という。直訳すると「あなたは何に属しますか?」。答えるときは十二支の子丑寅じゃなく鼠牛虎兔龍蛇馬羊猴雞狗猪で答える。どの年かはっきりさせるときは癸酉とか丙午とかをつけくわえる。中国語では猪は豚のことなので、亥年はブタ年 亥年前の年の瀬から新年にはそこらじゅうがブタのイラストだらけ(ホントウです)。金銀宝石店では、翌年の干支の金の置物を売り出して盛り上げる。
 街中のイルミネーションが旧正月用になり、そこらじゅうで新年の飾り物が売られ、ビクトリアパークで花市の準備が始まり、利是(お年玉。大人が子供に、結婚してる人が未婚の人にあげる)用に新札に両替し、年明け早々は髪を切ってはいけないので床屋・美容室が混みまくり・・・。香港の年の瀬はこれから。懐かしい
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李崗霖「祈祷」( 台湾)

2006年01月04日 01時15分33秒 | CD紹介

 李崗霖(アレックス・リー)のデビューアルバム。試聴もせずに買ったがジャケ買いではない(そんなにイケメンでもない^^;)。淡水の古跡でのイベントで蘇永康といっしょになった時、「憧れの蘇永康を目の前で聴けて嬉しい」とコメントしたのを読んで、蘇永康に憧れる子がどんな歌を歌うのか、聴いてみなくちゃ!と思って、買ってみた。
 1曲目の最初の一声から、蘇永康が好きというのがわかる気がした。なんか、息づかいが似ているような・・・。やや濁りが入ってる声だがそれが却って魅力。韓国ポップスのカバーが6曲。自作曲3曲、ロック系女性アーチスト趙之璧の名前もある(懐かしい・・・元気かしら)。メインのプロデューサーは中華系でアレンジは韓国人、ソウルと台北で録音。全体にK-POPっぽい雰囲気があるが、韓国人が韓国語で歌ったらくどくなりそうな曲も、すっきりと気持ちよく聴ける。聞きとりやすい北京語の発音がすんなりと歌詞の世界をイメージさせてくれる。歌い方は案外、日本のバンドのリードボーカルにありそうな感じかも。(それでなんとなく親しみが持てるのかな?)
 最後にアルバムタイトル曲のピアノ演奏(カラオケではない)が入っている。なんと演奏しているのは、韓国の有名なプロデューサー、キム・ヒョンソク。私がK-POPで一番好きなソン・シギョンのプロデューサーだ。より良い音を求めて、音楽人はひょいひょい国境を越えていく。これからもこういったコラボレーションは増えていくだろう。
 次もこんな雰囲気でいくのか、また違うイメージを出していくのか。順調に伸びて欲しいと思う新人がまた出てきた。
祈祷 @YesAsia.com

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