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報道ステーションで羽生結弦

2012年10月17日 23時54分07秒 | 

 昨日のテレビ朝日「報道ステーション」スポーツコーナー、“フィギュアGPシリーズ第1戦が20日に開幕。今年、拠点をカナダに移し、さらなる成長を遂げた羽生結弦に注目”ということで見てみた。
 白いシャツ姿で椅子に座っていると、また去年より大人っぽくなったな、と思う。17歳高3、男子がどんどん変わっていく時期だから当たり前かもしれないけど、うちの息子たちはあんまり大きく変わった気がしない(笑) 普通の高校生ではありえない濃い経験をしてるってこと。
 先日のフィンランディア杯の映像を見ても、背が伸びてるように見えた。更新したプロフィールには171cm、去年にプラス1cm?! もっと伸びてるような気がするのは気のせいだろうか。
 「4回転の種類を増やし、2本入れないと勝てない」と、4回転ジャンプでハビエル・フェルナンデスを一躍トップ選手に押し上げたブライアン・オーサーの元へ。しかしジャンプの前に、スケーティングをみっちりたたき直される。
 現役時代も記憶にないではないが、最近はリンクサイドにいる姿しか見てないから、選手に自分で手本を示しながら滑るオーサーは新鮮 「やってみせてくれるコーチ」だったのか~。「前も後ろも肩と腕はこう、プッシュプッシュ、いいぞ」なんかコーチらしい。
 「疲れると歩幅が狭くなる」「4歩かかるところが3歩でいければ、楽になる」「余分な力を使わなくなる」「滑りが滑らかになれば、ジャンプも滑らかに跳べる」と、コーチの指導の目的や意味を、実感しながら体得していく。体重移動だけで進む、上半身の動きを意識して滑る、などのストローキングという練習を、練習時間最後の一番疲れている時間帯に行うオーサーのメニューは、実戦を意識しているのがよくわかる。
 「火事場の馬鹿力をコントロールできたら強くなれる」という羽生くん。長期間の厳しい練習の成果をわずか数分で出し切るのは、まさに「出したいときに出す馬鹿力」かも。この子の強みはジュニア時代から、本番に強い、特に全日本だの世界ジュニアだの、ここぞというところに強いことだと思ってたが、子どものときからそれがわかっていた
 「これほど自立した17歳はほかに知らない」と松岡修造がいう。元々そういう子なのか、阿部奈々美コーチがうまく育てたのか。オーサーに師事するというニュースを聞いた時は、日本を離れて外国人コーチにつくのはまだ早いんじゃないかと思ったが、全然心配なかったのだった。英語はまだ「微妙です^^;」らしいけど(笑)
 フィンランディア杯のフリーでは、力を出し切って演技終了後、大の字に寝転んでしまった。それでも、コンビネーションのセカンドが1回転だったり、3連続コンビネーションがなかったり、おそらくは完璧にプラン通りではない。シーズン終わりまでに“予定通り”の演技ができるようになったら、また大きな階段を上ることになりそうだ。

 オーサーの指導するリンクに、中村健人選手の姿があった。今季のショートプログラムはデイヴィッド・ウィルソン振付ということで、同じリンクで指導を受けているんだろう。
 カナダのジュニア界期待のナム・グエン選手もいた。羽生結弦の後ろに食らいつくようにして滑っている。彼はジュニア2年目だが、2年目で世界ジュニアを制した羽生は、追いつきたい先輩なのかな
 羽生結弦が出場するスケートアメリカは、日本時間で今週土曜日から


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