Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

6人→8人

2022年11月30日 00時03分43秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケートは全日本ジュニア選手権が終わり、12月21日から開催の全日本選手権に推薦出場する選手が発表された。
 昨季までは全日本ジュニア6位までが推薦されていたが、今季は8位までが推薦されている。出場枠自体をそう設定してあった。
 ネットのコメントには「ジュニア枠が多いのでは?」という声もあったが、、、
 国際大会では段階的にシニア出場年齢が引き上げられることになり、国内も今後従っていくとすると、ジュニアに出場する人数の母数は増えるはず。世界ジュニア代表選考基準では全日本選手権出場が必須となっているので、推薦出場枠を増やせば実力のある選手を確実に代表に選考できる可能性が高くなる。(ジュニアグランプリシリーズで実績のある選手が、全日本ジュニアのとき不調だった場合など)
 正直、シニアの東日本/西日本選手権を勝ち抜いてくる選手より、ジュニア上位の選手のほうが高得点のこともあり(全日本出場を目標にするなら、シニアに上がれる年齢になったら即上がったほうが有利だったり)、6名が8名になっても不公平という感じはしない。
 ちなみに、ジュニア男子8位の選手の得点は、東日本では4位、西日本でも7位に相当する。ジュニア女子8位なら、東日本3位、西日本5位相当。十分な実力
 世界ジュニア2023は男女とも2枠しかなく、内定しているのは全日本ジュニア優勝者だけ。吉田陽菜選手など、国内ではシニアから予選を戦っている選手も加わって、2枠目争いは凄いことになりそう
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全日本ジュニア2022女子FS

2022年11月27日 20時24分20秒 | フィギュアスケート

 FIFAワールドカップ日本vsコスタリカ戦を横目で見ながらまとめる記事
 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2022女子フリージャッジスコア)。視聴に間に合った第3グループ後半と第4グループで。

#16 和田薫子 SP:57.37(9) FS:101.21(10) Total:158.58(10)
 「仮面舞踏会」♪ 紫。今季ジュニアに上がったばかりの13歳だが、堂々たる演技。3ルッツ+3トウは転倒したが、3サルコウ、3ループと落ち着いて決める。後半には2アクセル+3トウ+2トウ、3フリップ+片手上げ2トウも。
 じっくり見せるスパイラルや、エッジと足首をホールドするビールマンスピンなど、基本的な技術がしっかりしていると感じた。

#17 村上遥奈 SP:57.52(8) FS:106.13(6) Total:163.65(8)
 「Australia」♪ 黒にカラーストーン。昨日はペアFSの後にショートプログラムだったが、今日はシングルだけなので体力は十分 3ルッツ+3トウ、3フリップと決め、2アクセルは一瞬危うかったが大丈夫。後半3サルコウ+3トウ、2アクセル+2トウ+2ループまできちんと跳んだ。
 コレオでもリンクを大きく使えている。表現力はまだこれからの感じだが、外連味がなく素直な雰囲気でいい。

#18 奥野友莉菜 SP:60.45(7) FS:105.87(7) Total:166.32(6)
 「リバーダンス」♪ ブルー。一歩がすーっと加速するスケーティングで、3ルッツ+2トウ、3フリップと決める。イナバウアーから入る2アクセルがきれい 3ループも問題なし。後半アクセルがほどけてしまったのと、サルコウが2回転になったが、3ルッツ+2トウ+2ループは頑張った。
 スピードにのったスパイラル、足元を細かく動かすリバーダンスのステップ、ダイナミックなイナバウアーとコレオはさすがの表現力

#19 高木謡 SP:61.44(6) FS:104.63(8) Total:166.07(7)
 「THE MASK OF ZORRO」♪ 深緑。迫力のある曲で、3ルッツ、2アクセル+3トウ、3サルコウ、3ルッツ+2アクセル+2トウといい流れ。後半ループがパンク、3フリップはなんとかこらえたが、最後の3トウをきちんと決める。
 長めのコレオで様々な動きを見せて盛り上げた。キス&クライに座ってるティッシュケースはナマケモノ

#20 櫛田育良 SP:62.32(5) FS:121.97(4) Total:184.29(4)
 「サムソンとデリラ」♪ レモンイエロー。妖艶な微笑みを浮かべてスタート、3ルッツ+3トウ、3サルコウ+3トウとコンビネーション立て続け。2アクセルは下りてきれいなツイズルに、単独3ルッツもOK。
 ソプラノが美しい歌声を響かせる中で、スパイラルやスライディングで雰囲気のあるコレオ。曲が速くなるところで畳みかける。3ループ+2トウ+2ループも入った。スピンに入れるイリュージョンも上手。

#21 中井亜美 SP:65.12(4) FS:125.58(3) Total:190.70(3)
 「ミス・サイゴン」♪ 白に赤の花模様。3アクセル、決まった 3ループ+3トウ、3ループ+2アクセルと自信を持って跳んでいく。3フリップで詰まったように見えたが、しっかりオイラー+3サルコウをつけた。3ループ転倒したが、最後の3ルッツを決めると笑顔が戻る
 スピンの姿勢もしっかりしているし、自分の技術に自信があるのが伝わる。ラストのコレオ、幸せな恋の思い出に浸るような(本人はまだ経験ないかもだけど)、雄大なスパイラルが美しい。

#22 柴山歩 SP:65.39(3) FS:118.89(5) Total:184.28(5)
 プッチーニ「トゥーランドット」♪ ブルーにゴールド。どんどん大人っぽくなっている。2アクセル、3ルッツ+3トウ、3ループ、3サルコウ、どれもスムーズで流れがいい。後半両手上げ3ルッツ+2トウ+2ループが入ったが、アクセルでパンク 最後の3フリップ+3トウを決めるのは立派
 3アクセルや4回転がまだないので、完璧を求めざるを得ない。

#23 千葉百音 SP:65.72(2) FS:127.43(2) Total:193.15(2)
 「バタフライ・ラバーズ」♪ ピンクから紫。スピードとなめらかさで惹きつけるスケーティング、3ルッツ+3トウ、2アクセル、3サルコウ、3フリップと安定して決めていく。袖口をなびかせてスピン、美しい 後半3ループ、3フリップ+2アクセル、終盤に3ルッ+2トウ+片手上げ2ループまで決めた。
 フリーレッグを横から持ち上げて後ろに回すスパイラルから、リンクいっぱいに繰り広げるコレオはまさにスケートの真骨頂 得点を見ていつになく大きなガッツポーズ

#24 島田麻央 SP:66.52(1) FS:132.67(1) Total:199.19(1)
 「Passepied」♪ 薄紫。3アクセル、惜しい転倒。4トウ、決まった 3ルッツ+3トウの高さが半端ない。さらに3フリップ+2アクセル、後半に3サルコウ+3トウ+2トウ、3ループ、両手上げ3ルッツ。1つくらい転倒があっても、ジャンプ構成難度と安定感は群を抜く。
 長~く見せるスパイラルは大きな円を描きながらアラベスク姿勢に。ジュニア1年目とは思えない成熟度

 結果、予想通り島田麻央が優勝、2位千葉百音、3位中井亜美。4位櫛田育良、5位柴山歩、ちょっと点差がついたが6位に奥野友莉菜。この6人が全日本選手権に推薦出場になると思われる。
 島田麻央と中井亜美は、国内ではシニアに参戦している吉田陽菜と共にジュニアグランプリファイナルに出場する。
 島田麻央は世界ジュニア代表に内定。女子も2枠しかないので、、、2枠目が誰になるか? 今からドキドキ、、、みんな怪我をしないように頑張ってほしい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全日本ジュニア2022男子FS

2022年11月27日 16時28分18秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2022男子フリージャッジスコア)。これもピックアップで。

#8 田内誠吾 SP:51.77(17) FS:127.48(3) Total:179.25(8)
 紫のジャケ。2アクセル、3フリップ+3トウ、3ループと柔らかく着氷。後半も2アクセル+3トウ+2トウ、3フリップ+2トウ、3ルッツと勢いは衰えず。スピンのポジションが一つ一つクリアで良い。終わって大きなガッツポーズ、今日は会心の出来だったかな

#12 朝賀俊太朗 SP:55.28(13) FS:110.78(13) Total:166.06(13)
 白ピンク赤。2アクセル+3トウ、3サルコウ、3ループと前半まとめる。3フリップの転倒が痛い。後半単独3トウ、2アクセル+2トウ、3サルコウ+オイラー+2サルコウを跳んだ。
 西日本ジュニア優勝の選手だが、今回はルッツが入れられない状態だった模様。3アクセルがないので、上位に入るのはなかなか厳しい

#13 西野太翔 SP:56.37(12) FS:114.37(11) Total:170.74(12)
 「Believer」♪ 黒。全日本ノービス2位。柔らかい体を活かして、よく伸びるスケート。3ルッツ、2アクセル+オイラー+3サルコウ、両手上げ3フリップ、3フリップ+2アクセル。3ルッツ+2トウは少し詰まったが、最後までよく跳んだ。
 コレオではイーグルやスライディング、立ち上がろうとして躓きかけたが耐えた 子どもの合唱ボーカルが、今の彼にぴったり 細かい振付もよく踊れる。

#14 名倉一裕 SP:57.86(11) FS:106.92(14) Total:164.78(14)
 「シャーロック・ホームズ」♪ チェックシャツに緑ベスト。3ループ、2アクセル+オイラー+3サルコウ、単独3サルコウときれいに決める。ルッツとフリップは両手上げの2回転。3トウ+2アクセルや終盤に3トウ下りてイーグルなども良かった。
 クリムキンイーグルやハイドロブレーディングを入れたコレオ、今できることはしっかりできた感じ。キス&クライで「怪我を治したら」というような話をしていた。

#15 森本涼雅 SP:57.96(10) FS:119.74(7) Total:177.70(11)
 「ラ・マンチャの男」♪ 茶系ベスト。冒頭は2アクセル、3ルッツ+3トウ、3サルコウ+2トウ、3ループと安定したジャンプ。後半3フリップ+2アクセル+2トウ、3フリップ、3ルッツと最後までしっかり。
 JGPのときよりいい滑りができている。ラストにボーカルが盛り上がるところでダイナミックにイーグルのコレオ。演技構成点があまり伸びないのは、スピードが足りないかな。

#16 周藤集 SP:60.65(9) FS:119.20(8) Total:179.85(7)
 「Se(ニュー・シネマ・パラダイス)」♪ なめらかな滑り、3アクセル+オイラー+3サルコウ、少し乱れたがなんとか! 3ルッツ+3トウ入り、単独3アクセルは片手をついた。後半3ルッツ、2アクセルときれいだったが、最後のフリップが1回転になったのが惜しい(それでも2アクセルをつけた)。
 所作が曲と合っていて、プログラム全体で表現できている。中庭コーチは「間違いなく今シーズンで一番良かった」と褒めていた。

#17 高橋星名 SP:60.79(8) FS:118.37(9) Total:179.16(9)
 チャイコフスキー「バイオリン協奏曲」♪ 白からブルーのグラデーション。3ルッツ+3トウがきれいに入ったが、アクセルで回り損ね しかし慌てず、3ループ、3フリップ、後半には3サルコウ+3トウ+2トウ、3ルッツ+2トウなどしっかり跳んだ。
 イナバウアーやスライディング、イーグルで盛り上げるコレオ。指先の所作が可愛くて、ちょっと乙女っぽい これからどんな風に育っていくのかな。

#18 中田璃士 SP:63.26(7) FS:126.98(4) Total:190.24(5)
 黒系。3アクセル、高いと思ったら、つなぎの滑りで転倒。ちょっと慌てて曲に追いつき、3ルッツで手をつく。3フリップ、3ループは落ち着いて決められた。後半2アクセル+3トウはよかったが、次のトウループが2回転に。それでもオイラー+3トウをつけ、3サルコウ+2アクセルで締めくくる。
 コレオはジェームス・ボンドになりきって、クリムキンイーグルから撃ちまくる。終わって「やっちゃった」という顔だったが、得点は予想以上だったようで中庭コーチのほうが喜ぶ(父・中田コーチは終始無言

#19 垣内珀琉 SP:63.39(6) FS:117.34(10) Total:180.73(6)
 「Wake Me Up」♪ 白の上にブラウンのベスト。4トウ挑んだが転倒、しかし3ループ、3ルッツ+3トウと安定している。後半3サルコウ+2アクセルのあと、2アクセル+3トウで変な姿勢の着氷になってしまって転倒、惜しい 
 コレオに続いて元気よく踊るところがこのプログラムのポイント 最後にきれいな3ルッツも入ってよかったかな。

#20 菊池竜生 SP:63.92(5) FS:114.11(12) Total:178.03(10)
 「チャーリーとチョコレート工場」♪ 赤ビロードのジャケット。力強い所作から、3アクセルはステップアウト。次の3アクセル+3トウ、決まった ルッツがパンク、3フリップで乱れる。イーグルしながら腕の動きで表情を作り、キャッチフットで足を前に高く上げるスパイラルのコレオがカッコよい。3サルコウ+2アクセル、2アクセルと終盤で巻き返した。
 柔らかい動きとシャープな動き、両方できるのがいい。
 
#21 佐々木晴也 SP:67.31(4) FS:140.65(1) Total:207.96(3)
 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」♪ 藤色。一蹴りでしっかり伸びていくスケート。きれいな3アクセルから、2アクセル+3トウ、3ルッツ+オイラー+3サルコウ。3トウの着氷が音とぴったり合った 3ルッツ+2アクセル、3ループ、最後の3フリップが決まるとガッツポーズ。
 スローパートで大きく表現するコレオ、19歳なので体ができていて、やはり13、4歳の子とは違う。「せめて130点」とお祈りしたら140点、天を仰いで感動

#22 中村俊介 SP:70.28(3) FS:126.64(5) Total:196.92(4)
 「Sheik」♪ こげ茶にゴールド。4トウ、決まった 3アクセル+2トウも入る。しかし3ルッツ+3トウで転倒、後半3アクセルは両手をつき、3ルッツ+オイラー+3サルコウも手をついてしまった。最後の3ループがきれいに入ったのは救い。
 キャメルスピンがあまり速くない。最後のスピンも少しふらついて、、、キス&クライでは反省会

#23 吉岡希 SP:71.84(2) FS:137.73(2) Total:209.57(1)
 「パイレーツ・オブ・カリビアン」♪ 白シャツに肩布。スピードに乗って4トウ、ややこらえる。4トウ+3トウは完璧。3アクセルはなんとか。3ループ、ステップアウト。後半3アクセル+オイラー+3サルコウは見事だったが、3フリップ+2アクセルで変な転び方 3ルッツは大丈夫だった。
 スピンは元々あまり速くはなかったが コレオは勢いよく、手拍子ももらっていた。

#24 片伊勢武アミン SP:83.27(1) FS:124.95(6) Total:208.22(2)
 「序奏とロンド・カプリチオーソ」♪  フリルブラウスにワインカラーのジャケット。冒頭の3アクセル、ちょっと回転の開始が遅かった感じで転倒 しかし次の3アクセル+3トウは美しく決まった。3フリップのあと、ループでパンク 3ルッツ、2アクセル+3トウと頑張る。最後はサルコウが2回転になり、根性で2アクセル+2トウをつけるもシークエンスと認められず
 基本の滑りが美しいので、それだけでも見る価値がある。しかし今日は厳しかった、、、

 結果、吉岡希が優勝、世界ジュニア代表に内定。2位片伊勢武アミン、SPで11点の差をつけていたが逆転を許した。3位佐々木晴也、ここまでは200点越え。4位中村俊介、5位中田璃士、6位垣内珀琉。おそらくここまでが全日本選手権に出場すると思われる。
 男子も世界ジュニア代表が2枠しかないので、2枠目を目指す戦いはさらにシビアになりそう。吉岡くんはジャンプ以外の要素を磨いて、レベルアップを図ってほしい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GP2022エスポー、エキシビション予定

2022年11月27日 14時19分16秒 | フィギュアスケート

 アイスダンス・フリーダンスもまだ見てないけど
 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022グランプリ・エスポー、競技は終了。グランプリシリーズ6大会がこれで終わり、あとは12月8日からのファイナル。
 今夜9時からのエキシビションには、日本勢5人が出演。




 フィンランド代表だけど、アイスダンスの折原裕香/ユーホ・ピリネン組も出演。
 ・・・FIFAワールドカップ日本vsコスタリカ戦の直後だけど、見ている時間あるかな でも見たい

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全日本ジュニア2022女子SP

2022年11月27日 13時10分50秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2022女子ショートプログラムジャッジスコア)。
 こちらも30名いるので、ピックアップで。(第1グループ#1~#5は間に合わず

<G1>
山田恵 SP:48.76
 「ツィゴイネルワイゼン」♪ オレンジ。3フリップ+3トウ転倒、3ループは問題なし。2アクセルもきれい。13歳中1にしては大人っぽい雰囲気がある。

<G2>
島田麻央 SP:66.52
 「ライオン・キング」♪ 黄色にオレンジ。足元の安定感、まったく隙がない。3ループ、2アクセルと着氷姿勢も美しく、3ルッツ+3トウは2つ目のジャンプのほうが高さがあるほど。生き生きとステップを踏んだが、一瞬ふらついたせいかレベル2止まり。最後のI字スピン、片手を差し出してからその手も高く上げた足に添える、ダイナミックな表現。

柴山歩 SP:65.39
 「風の神の歌」♪ 水色。少し背が伸びて、手足が長く感じられる。3ルッツ+3トウ、2アクセルと着氷後もいい表情で表現。3ループもきっちり決まった。体がよく動き、思い描いたとおりの動きができているようで、ちょっとした工夫が全て音に合っている。
 高得点におお!とコーチと喜ぶ

岡本真綸 SP:44.38
 「おんな城主直虎」♪ 黒に金と赤の着物風。ルッツは2回転になったが3トウをつけられた。3ループ、2アクセルと大丈夫。高3で18歳、身長もあるので華やかな表現になる。

櫛田育良 SP:62.32
 「Red Violin」♪ 明るめのワインカラー。すらっとした体型で伸び伸びと滑る。3ルッツ+3トウ、少し態勢が後ろになりそうだったがちゃんと着氷。2アクセル、後半3ループと落ち着いて決める。フラメンコを意識した振付で指先まで表現していた。

<G3>
奥野友莉菜 SP:60.45
 「Beethoven’s 5 Secrets」♪ ネイビーから薄紫。柔らかく滑り出し、ターンからの2アクセル、3ルッツ+2トウ、3ループと決める。要素から要素へシームレスに移っていくので、最初から最後まで一続きの心地よさ。

宮本琉花 SP:44.90
 「Jumpin' Jack Rock」♪ 濃い目のピンク。全日本ノービス3位。3ルッツ+2トウ、2アクセル、後半3ループ。よくスピードに乗っている。コミカルな振付に弾ける笑顔、アクション大きく、アピール力抜群
 キス&クライには武田奈也さん、得点に喜ぶ。

中井亜美 SP:65.12
 ガーシュウィン「I Got Rhythm」♪ ピンク。コケティッシュな笑顔を振りまきながら躍動する ウォーレイから2アクセル、下りてフリーレッグを動かすトランジション。3ルッツ+3トウ、3ループと流れよい。細かい音が鳴るパートでのスピン、回転速度やシットから一気にキャメルにチェンジするのも良い。ステップは振付と音が一体になって、ビールマンスピンでリンクに花が咲いた

岡万佑子 SP:52.99
 「Pina Lilies Of The Valley」♪ 紫からピンクとブルー。全日本ノービス2位。小柄なのに表現が大人っぽく、キャメルスピンの反対の手でキャッチフットする姿勢など面白い。3ループ、3ルッツ+2トウ、2アクセルとしっかり着氷。

千葉百音 SP:65.72
 「シンドラーのリスト」♪ グレーがかった薄紫。しっとりと滑り出し、流れる2アクセル。3ルッツ+3トウ決まり、3ループも美しい。ジャンプの前後の滑らかさ、所作の一つ一つが曲の感情を表現する。一歩がゆったりと大きく伸びていくステップ、サイドウェイズからパール、ヘアカッター、ビールマンと見せていくレイバックスピンはため息
 技術点速報より少し下がったのはqまたは回転不足か。

花田実優 SP:47.89
 「Cotton Eye Joe」♪ 黄色。3ループから入り、2アクセル、後半に3サルコウ+2トウを持ってきた。ジャンプ難度は高くないが、軽快な曲で弾むような動き、ミスなく持っている力が出せたかな。振付はショーン・ラビット

<G4>
上薗恋奈 SP:56.17
 「New Moon」「Disclosure Latch」♪ ワインカラーに黒。全日本ノービス優勝。見事な3ルッツ+3トウでスタート、2アクセル下りてツイズル。技術にノービスとは思えない大人っぽさがある。レイバックスピンはせずにきれいなシットスピン。曲が変わったところの変化も良かった。

和田薫子 SP:57.37
 「Reflection, Steps, Moving」♪ 茶系。非常に小柄で軽い!どのジャンプも軽やかだった。振付も軽さを活かしている感じ。

<G5>
杉山菜那 SP:54.81
 「ロシュフォールの恋人たち」♪ ラベンダー。3ルッツ+3トウ、3ループとスムーズ。後半にスパイラル姿勢から2アクセル。木下アカデミー所属ではないが、同じコーチについている模様。ステップはちょっと重たかったかな。

村上遥奈 SP:57.52
 「Just Wave Hello」♪ 極薄ピンク。3ルッツ+3トウ、2アクセルと丁寧に決める。ペア・フリーの疲れも見せず、後半3ループ、ビールマンスピンなど、全体に安定した力を見せた。
 二刀流をこれからどう続けていくか、いつまでできるかわからないが、シングル選手としての個性はまだこれといったものはない感じ。どんな選手になっていくかな。

高木謡 SP:61.44
 「パリの空の下」「Milord」♪ 紺色。高さとパワーのある3ルッツ+3トウ、3ループを決める。ボーカルの緩急と合わせていく振付、ジャンプの着氷やスピンが音と合っていて素敵

 結果、島田麻央がトップ、2位千葉百音、3位柴山歩、4位中井亜美、5位櫛田育良、6位高木謡。フリー最終グループは木下アカデミーとMFアカデミーで占められた。
 フリー進出のボーダーは44点台。
 優勝すると世界ジュニアの代表に決定。例年6位くらいまでが全日本選手権に推薦出場となり、全日本で成績のいい選手が世界ジュニア2枠目に入れる。表彰台、6位以内を目指す戦いになる。
 フリーは夕方6時から。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GP2022グランプリ・エスポー男子FS

2022年11月27日 03時33分39秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022グランプリ・エスポー男子フリージャッジスコア)。

<G1>
モリシ・クヴィテラシヴィリ(ジョージア) SP:62.42(12) FS:134.38(9) Total:196.80(12)
 「Trouble」「If I Can Dream」「Tutti Frutti」♪ 黒にキラキラ模様。4サルコウ+3トウ、決まったけど、3アクセルちょいステップアウト、4トウ転倒。後半トウループはパンク、3フリップ+オイラー+3サルコウが決まって、最後にもう一度4トウに挑んで転倒
 最後はひたすら踊りまくったコレオ あまりリンクを大きく使わなかったのでGOE控えめ

アレクサンドル・セレフコ(エストニア) SP:66.96(11) FS:132.51(10) Total:199.47(10)
 「Ad Martem」♪ 黒系。3ルッツ+3トウ、3トウ、2アクセルと予定より1回転ずつ少ないジャンプ 3フリップでようやく予定通りに跳べた。足替えキャメルで足替えが上手くいかず 後半アクセルがまた2回転になり、急遽2トウ+2トウをつける。
 ジャンプが安定しなかったが、仰向けスライディングから胸まで付きそうなハイドロのコレオで、会場は大満足

本田ルーカス剛史 SP:67.92(10) FS:129.98(11) Total:197.90(11)
 「エクソジェネシス交響曲第3部」ミューズ♪ ブルーに赤。冒頭は予定通りの3サルコウ、アクセルでパンク 次の3アクセル転倒。3ループはきれいに入る。ステップはあまり一歩が伸びずレベル2止まり。
 後半の3ルッツ+3トウ、得意らしい。3フリップでオーバーターンしたが1アクセルをつける。コレオは高いバレエジャンプを見せた。最後の3ルッツに2トウ+2トウをつけてフィニッシュ、頑張った
 帯同したのは佐藤コーチ。

ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド) SP:69.15(9) FS:134.87(8) Total:204.02(9)
 「Other Side of Sea」♪ ブルーに雲のような模様。地元の大歓声の中、きれいな3ルッツ+片手上げ2トウを決める。単独3ルッツちょっとこらえ、3トウ+2アクセルは下りてツイズルに。イーグルやニースライドのコレオ、イナバウアーからの3サルコウが素敵 3トウ+片手上げ2トウ+片手上げ2トウ、さらに3ループ、2アクセルと頑張った。
 回転速いきれいなキャメルスピン、ステップはレベル4獲得。最後まで静かに心を込めたプログラム、得点に観客大喜び

ニコライ・マヨロフ(スウェーデン) SP:69.94(8) FS:139.61(6) Total:209.55(6)
 「鉄仮面」♪ 黒にグレー。鮮やかな3アクセル! 3ルッツ+3トウは少しステップアウト。軽くターンから3ループ。後半3ルッツでステップアウト、2アクセルはオーバーターンしてコンビネーションにできず、3フリップはきれいに下りたが単独にした。
 力強さを表現するステップは観客の手拍子に乗っていく。最後のスピンを片手側転で出てフィニッシュ。隣国の選手ということで声援も大きい

カムデン・プルキネン(アメリカ) SP:72.45(7) FS:157.47(5) Total:229.92(5)
 「ブエノスアイレスの冬」アストル・ピアソラ♪ 黒。華麗な調べに乗ってなめらかに滑り出す。きれいな4トウ入った 3ルッツ+3トウ頑張り、3アクセルにつけたオイラーは勢いが落ちたので1サルコウで。3ループを下りてぴたっとストップがカッコいい。
 後半3アクセルこらえ、2ルッツに2アクセルをつけた。盛り上げるコレオはダンス系のジャンプが良き スピンの後片手側転、流行りです

<G2>
アーレット・レヴァンディ(エストニア) SP:72.67(6) FS:136.83(7) Total:209.50(7)
 「Adagio for Tron」「The Grid」「Derezzed」♪ 黒に青でライン。冒頭の3アクセルは転倒したが、3ルッツ+両手上げ3トウを決める。後半3ルッツ+オイラー+3サルコウ決まり、3フリップこらえたが2アクセルをつけられた。イーグルから3ループ、下りてまたイーグル
 躍動するステップ、スピンでは女子並みのヘアカッターを入れ、キックで出てフィニッシュ。フレッシュな17歳、キス&クライではコーチの母と和やかに。

壷井達也 SP:78.82(5) FS:166.08(4) Total:244.90(4)
 「High Strung」♪ ブルーに赤のストーン。きれいな4サルコウそして3アクセル3アクセル+オイラー+3サルコウと淀みない。スピンやステップは奇をてらわず正統派な感じがよい。
 3ループ、3フリップ+3トウ、単独3フリップ、3ルッツ+2トウと速報がオールグリーン(GOEプラス)。膝曲げイーグルと大きなイーグルのコレオも高い点がついた。終わって思わずガッツポーズ、コーチも大喜び コーチのほうが「やった~~~」

キーガン・メッシング(カナダ) SP:80.12(4) FS:124.90(12) Total:205.02(8)
 「Home」「Lullaby for an Angel」♪ 黒赤チェック。4トウ転倒、2本目は膝を深く折ってこらえる。3アクセルはフリーレッグがついてしまい、ルッツでパンク…
 大きなバタフライで入るスピン、豪快 ステップは観客の手拍子で会場が一体になる。後半3アクセル転倒、3ルッツ、3フリップとも耐える着氷でコンビネーションにできず。それでも大きなイーグルから大きなハイドロのコレオ、スピンを終えて胸に手を当てて、、、この時間をエンジョイしたかな

佐藤駿 SP:81.59(3) FS:180.62(2) Total:262.21(2)
 「レッド・バイオリン」♪ 赤紫。コーチとグータッチして出ていく。軽々と高々と4ルッツ 4トウ+3トウの余裕! 3アクセル+オイラー+3サルコウ滑らか。単独4トウもあっさりと決めてしまう。後半も3アクセル、少し回りすぎるくらい。3フリップ+2トウ、3ループ、オールグリーン
 ジャンプを完璧に決めたらあとは曲に乗ってステップを踏み、イーグルなどのコレオ。スピンを丁寧にこなしてフィニッシュすると、何度もガッツポーズ コーチはスタッフに抱きつく 嬉し涙が滲みそうなキス&クライ。

イリア・マリニン(アメリカ) SP:85.57(2) FS:192.82(1) Total:278.39(1)
 「Euphoria」♪ 青に黒やワインカラー。4アクセル、手をついたが着氷。4フリップ、4トウ、4サルコウ、どれも余裕 キャメルスピンでは高く足を上げてキャッチする。ステップは地道にレベル4獲得。
 後半4トウ+オイラー+両手上げ3サルコウ、3フリップ+両手上げ3トウ、3フリップ+両手上げ3アクセル、、、史上最高の構成かも、、、
 観客をあおりながらコレオ、手をつかない側転、その場ジャンプなどで盛り上げた。終わってこちらも大きなガッツポーズ
 ここまで凄いプログラムでも、200点には届かない。演技構成点でそこまで高い点はまだもらえないのだった。

ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:88.96(1) FS:166.73(3) Total:255.69(3)
 「グラディエーター」♪ こげ茶ノースリーブ。冒頭から映画の世界に引き込む。3ルッツ+2トウ、3アクセル+2トウ、さらに3アクセル、美しい 自由に向かっていくようなステップはエッジづかいもきれいにレベル4。後半も3トウ+オイラー+3サルコウ、3フリップ、2アクセルを降りるとガッツポーズ。
 コレオではクリムキンイーグルのような動きや手無し側転、手で滑りながら仰向けのハイドロのような動きなど、彼ならではの表現で堪能させてくれた
 コーチに開口一番「Mon Dieu!」 得点と順位にこちらも大喜び

 結果、優勝はマリニン、2位佐藤駿、3位エイモズ。壷井達也が4位、プルキネンが5位。本田ルーカス剛史は11位だった。ファイナルにはマリニンと佐藤駿が進出を決めた。
 後半グループは素晴らしい演技が続いて、ライブで見られて幸せ このあとアイスダンス・フリーダンスだけど、疲れたので寝ます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GP2022エスポー女子FS

2022年11月26日 23時31分50秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022エスポー女子フリージャッジスコア)。

<G1>
ヤンナ・イルキネン(フィンランド) SP:42.89(12) FS:111.56(7) Total:154.45(10)
 「The Story of Voyages」♪ 未見(時間あったらまた後で)

エヴァーロッタ・キーブス(エストニア) SP:49.27(11) FS:89.62(12) Total:138.89(12)
 「Shallow」「I’ll Never Love Again」♪ ブルーに白と黒。見られてないが、ミスが続いてしまった模様。

リネア・セダー(フィンランド) SP:55.63(10) FS:96.28(10) Total:151.91(11)
 「Broken Vow」♪ ワインカラー。映像トラブルでよく見られず(時間あったらまた後で)

アナスタシア・グバノワ(ジョージア) SP:56.03(9) FS:110.54(8) Total:166.57
 「Latika’s Theme」「Ringa Ringa」♪ モカベージュ。冒頭の3ルッツで転倒したが、2アクセルに3トウをつけてリカバリー。後半の3フリップ+2トウ+2トウも頑張った。
 インド音楽で踊るプログラムはもう人気

イェンニ・サーリネン(フィンランド) SP:59.69(8) FS:95.95(11) Total:155.64(9)
 「I'll Take Care Of You」♪ 紫。最初から7つのジャンプ要素を続ける構成。2ルッツ、3トウなんとか、2アクセル+オイラー+2フリップ。3トウ転倒、3サルコウ+2トウ、2サルコウ、そして2アクセル。
 その後はレイバックスピン、大きな動きをいろいろ織り込んだステップなど。不思議と構成に不自然な感じはしなかった。キス&クライでは少し涙。

ブレイディ・テネル(アメリカ) SP:60.64(7) FS:103.34(9) Total:163.98(8)
 ヴィヴァルディ「四季」♪ 青から茶、黄色。冒頭の3ルッツ転倒、次の3ループをきっちり決める。3サルコウは少しオーバーターン。2アクセルからイーグル、ボーカル(ナレーション)に合わせて拳を突き上げる。3ループ+オイラー+2サルコウ頑張ったが、2本目の3ルッツで転倒、+REPになってしまった。
 しかし意欲的な表現がいろいろ織り込まれているステップなど、プログラムそのものは魅力的。

<G2>
紀平梨花 SP:64.07(6) FS:128.36(4) Total:192.43(4)
 「タイタニック」♪ 水色と黒。4回転がなくても、3アクセルがなくても、これだけのことができる 音が鳴った瞬間から彼女の滑りが惹きつける。3サルコウ+3トウ、2アクセル+オイラー+3サルコウ、3ループ、3ループ+片手上げ2トウ、ジャンプを一つずつ取り戻してきた。さらに3フリップ、2アクセル+2トウ、3トウ、質の高いジャンプばかり
 大きなスパイラルが、細やかなステップが、映画の世界を見せる。スピンをイリュージョンで出て、遥か上を見つめてフィニッシュ。
 出来がよかったから、もう少し点が欲しかった 的な笑顔

マデリン・スキーザス(カナダ) SP:65.19(5) FS:122.65(5) Total:187.84(5)
 「ウェストサイド物語」♪ オレンジ系。冒頭の3ルッツは少し変な着氷で単独に。しかし2アクセル+3トウ+両手上げ2トウ、3ループ+片手上げ2トウで盛り上げる。3フリップ、3サルコウ、3ループもOK。「I Feel Pretty」でチャーミングにステップを繰り広げたが、その後のアクセルが1回転になってしまった きゅっと足を抱え込むヘアカッターからビールマンでフィニッシュ。

リンゼイ・ソーングレン(アメリカ) SP:65.75(4) FS:117.48(6) Total:183.23(6)
 「An Amalgamation Waltz」「Often a Bird」「Nostos」♪ 薄紫からブルー。きちんとした3ルッツ+3トウから、3サルコウは下りてツイズル、足を後ろに高く上げた姿勢から3ループ。イーグル、スパイラル、イナバウアーと続くコレオからの流れで2アクセル、きれい 後半3ルッツ+2トウ+2ループでこらえきれず転倒。
 脛あたりをホールドするキャンドルスピンや、両手でエッジを持つI字スピンなど、個性的な技も見せた。

河辺愛菜 SP:67.03(3) FS:130.38(2) Total:197.41(3)
 「Drowning」♪ ピンク。2アクセルに続いて、3ルッツ+3トウ+2トウを下りて波に乗る。3ループ、2アクセル、ステップでも体がよく動いていてレベル4獲得。後半3ルッツ+3トウ着氷、曲が盛り上がってきたところで大きなカーブのイナバウアーでコレオ。
 3フリップ+2トウはちょっとぎりぎり 最後の3サルコウは大丈夫。シットスピンからスライドで出てフィニッシュすると、両手でガッツポーズ
 シーズンベスト更新でメダル確定 

三原舞依 SP:73.58(2) FS:130.56(1) Total:204.14(1)
 「恋は魔術師」♪ 赤に黒で模様。いつものようにコーチに両肩をぎゅっとされて出ていく。大きく流れる2アクセル、3ルッツ+2トウ+2ループ、3サルコウ。フリップがパンクしてびっくり しかしミスはそれだけ。
 後半2アクセル+3トウ、3ルッツ+2トウ、3ループときっちり入った。恋の魔力に取りつかれていくような激しさを出すステップ、リンクの端から端までスパイラル。I字スピンにビールマンスピン、ぴたっと止めてフィニッシュ。
 達成感半分、ちょっと悔しいのが半分 でもトップに立って2位以上とファイナル進出決定

ルナ・ヘンドリクス SP:74.88(1) FS:129.03(3) Total:203.91(2)
 「Heaven」「Fallen Angel」♪ 白に黒を少し。両手上げ3ルッツ+両手上げ3トウ、いつもながらびしっと決める。2アクセル、両手上げ3フリップと良かったが、2本目のアクセルが1回転に。I字スピン、舞依ちゃんと張り合える大きなスパイラル。後半3ルッツ転倒 しかし3フリップ+2トウ+2ループ(全部両手上げ)頑張り、3サルコウに両手上げ2トウをつけてリカバリー。
 手拍子に後押しされて、ぐいぐいと進むステップ。片手でエッジ片手で足首をホールドするレイバックスピンから、カッコいいフィニッシュポーズを決めた
 完璧な出来ではなかったので、少し残念そうなキス&クライ。それでも最後は笑顔

 結果、三原舞依が2大会連続の優勝 2位ヘンドリクス、3位河辺愛菜、4位紀平梨花。5位にスキーザス、6位ソーングレン。ファイナル進出の可能性がわずかに残っていたグバノワは7位。
 これで三原舞依が全体のトップでファイナルに進出、ヘンドリクスも決定。渡辺倫果の進出も決まって、6人中3人が日本勢となった
 この後はいよいよ男子。ルーカス、たっちゃん、駿、頑張れ~~~

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全日本ジュニア2022ペアFS

2022年11月26日 17時38分03秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2022ペア・フリージャッジスコア)。

村上遥奈/森口澄士 SP:52.72 FS:96.36 Total:149.08
 ビートルス・メドレー♪ ピンク、オフホワイトポロ。つなぎのダンスリフトなど、レベルアップしている。サイドバイサイドで3ルッツ、世界最高難度の3サルコウ+3トウ+2アクセルも決まった。2ツイスト、スロー2サルコウと2ルッツも安定。高さは出ているので、スロージャンプのどちらかは3回転にできないかな?
 スパイラルとイーグルを組み合わせるコレオ、開放感がある。デススパイラルの途中で男性が手をついてしまい、無効になってしまった。それでもJGPより高得点が出た。
 キス&クライにはキャシー・リードさん。「先にサイドバイサイドジャンプやってよかったでしょ」予定と順番を変えて成功したようだ。

 来季はジュニアにもシニアにも出られない年齢のペア。国内だけでも競技会のチャンスを

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全日本ジュニア2022アイスダンスFD

2022年11月26日 17時17分55秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権2022アイスダンス・フリーダンスジャッジスコア)。

原澤七愛/熊野英輔 RD:36.72(4) FD:57.59(4) Total:94.31(4)
 「The Rise Of Skywalker」「王女レイアのテーマ」「Dual Of The Fates」♪ ラベンダーとグレー。丁寧なスピニングムーブメントから、できることのレベルはまだ高くないが、一つずつきちんとこなしていった。スピンが安定していたのは良い。まだ15歳と17歳なので、ひたすら初々しい

山下珂歩/永田裕人 RD:42.52(3) FD:66.63(3) Total:109.15(3)
 「ムーラン・ルージュ」♪ 赤、黒シャツの肩に赤い花。ほどよく伸びるワンフット、片足からホールドして前に抱えるローテーショナルリフトでは男性が片足も見せる。ツイズル丁寧に、後半しっかりスピードを上げてステップ。ストレートラインリフトは女性がキャッチフットで。
 2人の身長が同じなので、女性は髪を結いあげずに後ろでまとめたのは良かった キス&クライには立野在さんも。

岸本彩良/田村篤彦 RD:51.58(2) FD:82.24(2) Total:133.82(2)
 「パルプ・フィクション」♪ 白に黒、黒系。キャッチフットのツイズル、回転速くレベル4獲得。女性が柔軟性があって体幹が強いようで、スプリットポジションやY字ポジションを随所に入れている。コレオステップの男性の腕立て伏せ、女性が背中を踏み越えるのはやめたようだ ラストの足を持って振り回しながら入るステーショナリーリフト、トリッキー

來田奈央/森田真沙也 RD:65.17(1) FD:96.75(1) Total:161.92(1)
 「Red Notice」♪ 赤、白シャツ黒タイサスペンダー。最初から他の組とスピードが違う。移動距離が半端ないツイズル、ちょっと近づいちゃったけどミスにはならず。ぶんぶん飛ばすワンフット、スピンも洗練されている。最後のローテーショナルリフトも迫力あった。
 今日は勢い余ってコケるのがなくて何より

 結果、JGPチェコ大会銅メダルの実力を発揮した來田/森田が優勝、2位岸本/田村もJGPで8位くらいには入れそうな高得点。3位は拠点を倉敷に移した山下/永田、さらなる成長を期待。原澤/熊野、、、まずは続けてほしい

 世界ジュニア選手権には來田/森田組が出場すると思われる。ほかの組も国際大会に出場機会があるといいな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全日本ジュニア2022男子SP

2022年11月26日 16時17分50秒 | フィギュアスケート

 優勝すれば世界ジュニア代表に決まる、全日本ジュニア選手権2022、昨夜から開幕している。昨夜はアイスダンス・リズムダンス、ペア・ショートプログラムが行われた。
 今日はまず男子ショートプログラムジャッジスコア)。29人全員見るのは大変なので、気になっている選手を適宜ピックアップして
 選手情報はこちら

<G1>
#1 菊池竜生 SP:63.92(5)
 「Uncontrollable Evil Extended」♪ 黒。3アクセルいきなり! 3ルッツは手をついたが2トウをつける。3ループ下りて右手を差し出す所作がカッコよい。ステップやスピンの出に入れる空中キックなど、勢いのあるプログラム。
 技術速報では黄色(審議中)が多かった。回転不足やエッジをチェックされていたか。

#2 西野太翔 SP:56.37(12)
 「Stampede」♪ 白キラキラシャツの襟に赤。全日本ノービス2位。3ルッツ+3トウ頑張る。アクセルはきれいなダブルで。3ループこらえた。まだ子ども子どもした体格の13歳だが、手足が長く、踊りが大好き スピン中のジャンプなどにも挑戦していた。

#5 花井広人 SP:51.62(18)
 「タッカー」♪ シルバーのベストとタイ。全日本ノービス3位。3ループ、2アクセルとジャンプの回転が速い。コンビネーションは3トウ+2トウ。けっこうパワーが出る滑りで、キャメルスピンの姿勢も良い。今後伸びそう。

<G2> ジュニアグランプリシリーズに出場した選手が目白押しのグループ。
#6 本田大翔 SP:53.89(15)
 ヴィヴァルディ「四季」より「冬」♪ 黒にストーン。滑りがなめらか。3ループきれいに入り、3ルッツ+2トウはやや乱れる。幅のある2アクセル。コーチは阿部奈々美さん。

#7 佐々木晴也 SP:67.31(4)
 「Streamroller Blues」♪ 赤。京都大学に通う。ロックンロールに乗って、3アクセル立った! 3ルッツ+3トウ大きい。後半3ループをきっちり。既に19歳なので、髪を撫でつけたり指さしたりの所作も嵌っている。
 キス&クライではもう「フリーに集中」と話す。

#8 中田璃士 SP:63.26(7)
 「Believer」♪ 赤とグレー。3アクセル、やや詰まったがきっちり回って着氷。3トウ+3トウしっかり入る。なのに3ループでパンク きびきびした所作、ステップの一歩の伸びも増しているが、、、キス&クライでは「(ループは)スピードないから」と中庭先生が指摘。

#9 中村俊介 SP:70.28(3)
 「El Conquitador」♪ 赤に黒を重ねる。フラメンコのポーズをびしっと取ってスタート、3アクセルきれいに決まる(跳ぶぞ~という構えが大きいが)。3ループ入り、3ルッツでオーバーターンしたが上手く3トウをつける。駆け出して入るステップで引っ掛かって転倒、レベルは取れたがGOEで引かれた。なんとなくバタついてたような
 全体にスピンの回転が遅い。

#10 田内誠吾 SP:51.77(17)
 「Je me souviens de nous」♪ 黒にゴールドで飾り。3フリップでフリーレッグをついてしまい、2トウが無効に。2アクセルは美しい。後半の3ループもきれい。
 さらに手足が長くなり、所作に見栄えがする。体を大きく使っていたステップで一瞬引っ掛かって転倒?のような形に。
 キス&クライで大泣き

#11 吉岡希 SP:71.84(2)
 「マラゲーニャ」♪ グレーに赤系ベスト。スピードと高さのある3アクセル、3ルッツ+3トウも余裕。3ループは下りてその場ジャンプに。フライングキャメルのフライング姿勢がちょっと コーチ陣に「スピンがどれもヤバかった」と言われてる 一方で「音嵌め良かった」と表現面の成長も。

<G3>
#15 森本涼雅 SP:57.96(10)
 「Nemesis」♪ 黒っぽいシャツ。アクセルは2回転で大きく。3ルッツ+3トウしっかり決まる。3ループで傾いて転倒 どことなく、肩に力が入っていて滑りが重い気がした。

#17 垣内珀琉 SP:63.39(6)
 「リベルタンゴ」♪ 黒に赤い花模様。3ループ、きれいな着氷姿勢。2アクセルも流れがある。後半3ルッツ+3トウが入った。次第に動きを大きくしていくタンゴのステップ、表現力がある。キャメルスピンはちょっとふらついた 全体にシームレスでまとまったプログラム。

<G4>
#18 高橋星名 SP:60.79(8)
 「タッカー」♪ 全日本ノービス優勝。3ルッツ+3トウ、2アクセルと安定して決める。キャメルスピンの姿勢がきれい。3ループの着氷が音とぴったり。指先や上半身の動きが丁寧なステップやつなぎ。踊るの大好きタイプ
 ジャンプのとき、頭というか首がぶるんぶるんするのが、ちょっと気になった。得点にはコーチと大喜び

#22 朝賀俊太朗 SP:55.28(13)
 「Hit The Road Jack」♪ 黒シャツ。西日本選手権優勝。軽快に滑り出したが、3フリップでステップアウト、2トウをつけたが無効に。アクセルは2回転でまとめる。後半3ループを丁寧に決めた。
 スピンの出に側転したり、面白い振付もある。はりきっていただけに、惜しい。

#23 名倉一裕 SP:57.86(11)
 まだ細身の14歳。軸の細い3トウ+3トウ、3ループと決める。2アクセルはステップアウト。ステップで一歩がよく伸びているのがいい。コーチは本田武史さん。

<G5>
#27 片伊勢武アミン SP:83.27(1)
 「伝説、そして神話へ(メインテーマ)/大河ドラマ「義経」より」♪ ブルーの着物風。優雅で雄大な3アクセルから、慎重に3ループ。3ルッツ+3トウに審議ランプは回転不足?十分な滞空時間はあったけど。
 空間を大きく使う美しいステップでレベル4、キャメルスピンの出でイリュージョン。あっという間に終わる

#29 周藤集 SP:60.65(9)
 「Per Te」♪ 黒にゴールドで葉の模様。3アクセルをきれいに決めた!と思ったら、ルッツで跳び上がった瞬間に背中から落ちる転倒 何が起こったんだか、、、。諦めずにきちんと3ループを下り、丁寧なステップは曲とよく合っている。高い演技構成点も納得。

 結果、片伊勢武アミンが他を圧倒してトップに立ち、吉岡希、中村俊介の2人が70点台で続く。“文武両道”佐々木晴也が4位につけ、菊池竜生、垣内珀琉、中田璃士の3人が団子状態で全日本推薦6位までを争う。
 このあとはアイスダンスとペア

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐藤駿くんがファイナルに行くには

2022年11月26日 15時26分58秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022、最終第6戦エスポー開催中。グランプリファイナルに進出する選手6人/組が決まる。
 女子は三原舞依とルナ・ヘンドリクスが15ポイント持っていて、それぞれ4位以内で決定するので、この2人になるのはほぼ間違いなさそう。
 男子は佐藤駿が11ポイント持っていてチャンスがある。現在4番手がダニエル・グラスル24ポイント(9+15)、5番手がアダム・シャオ・イム・ファ22ポイント(15+7)。では佐藤駿くんが進出できるのは?
・優勝した場合 26ポイント(11+15)
 上回ることができるのはイリア・マリニンだけなので、他の選手の順位・得点に関わらず決定。
・2位の場合 24ポイント(11+13)
 アダム・シャオ・イム・ファよりは上になるが、グラスルの下になる。
 優勝がマリニン・・・上回るのはマリニンだけなので、決定。
 優勝がキーガン・メッシング・・・メッシングが24ポイント(9+15)で佐藤駿の上になる。マリニンが3位か4位だと進出できず。5位以下なら進出。
 優勝がその他の選手・・・上回るのはマリニンだけなので、決定。
・3位の場合 22ポイント(11+11)
 アダム・シャオ・イム・ファより下になる。チャ・ジュンファンとポイントで並ぶので、上回るには269.79点以上が必要。
 その上で、「マリニン6位以下」「メッシング4位以下」「優勝は壷井達也、カムデン・プルキネンではない」の3条件が満たされた場合のみ、進出となる。

 こうしてみると、ケヴィン・エイモズの出来に大きく左右されそう。マリニンが5位とか6位とかはなかなか考えにくいので ここはなんとか、エイモズとメッシングに勝ってくれ
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GP2022グランプリ・エスポー男子SP

2022年11月26日 03時00分45秒 | フィギュアスケート

 フィギュアスケート・グランプリシリーズ2022グランプリ・エスポー男子ショートプログラムジャッジスコア)。
 今季のグランプリシリーズもいよいよ最終第6戦 ファイナル進出選手が決まる。

<G1>
本田ルーカス剛史 SP:67.92(10)
 「エル・チョクロ」♪ 黒系の袖に赤。しっかりと氷を捉えながら滑り出し、丁寧な3フリップ。3アクセルは転倒したが、3ルッツ+3トウ耐えた。ピアノとストリングスでクラシックな雰囲気のタンゴで、ステップやキャメルスピンでもなかなか見せる。
 ちゃんとしたグランプリシリーズは初出場となる。

ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド) SP:69.15(9)
 「A Stutter」♪ グレー系。BioのProfessionにmedical doctorと書かれている、本物のお医者さん、35歳。3トウ+3トウをきれいに決め、2アクセルはステップアウト。3ルッツは安定。ニースライドやスピニングを織り込んだステップが素敵 スピンも見え方を工夫していて惹きつけられる。
 シーズンベストに近い得点にサムズアップ

ニコライ・マヨロフ(スウェーデン) SP:69.94(8)
 「Rise」♪ 黒。3ルッツ+3トウ、ややこらえて立つ。3アクセルは転倒したが、3フリップをきっちり決めた。細身の体を目いっぱい伸ばして動くステップに、自然と手拍子が起こる。最後のスピンの出に手をつかない側転を見せた まずはシーズンベスト

壷井達也 SP:78.82(5)
 「天国への階段」♪ 黒系。4サルコウ、オーバーターンで頑張った。3アクセルは高さがあって問題なし。3ルッツ+3トウも大丈夫。だんだん曲が激しくなっていくのに合わせて、力強いステップを見せてくれた。こちらもシーズンベスト

アレクサンドル・セレフコ(エストニア) SP:66.96(11)
 「Egyptian Trap Mix」♪ 黒系。セレフコ兄弟の兄のほう。4回転予定のルッツは3回転でまとめる。4トウ転倒してコンビネーションにできず。キャメルスピンの途中でエッジの踵に近いところで立つようなシーンがあったけど、あれは何だろう
 3アクセルも転倒してしまったが、中東風ヒップホップみたいな曲でステップ、手の指を氷に滑らせながらのハイドロ、いろいろ面白いことをやっている

佐藤駿 SP:81.59(3)
 「Carol of the Bells」♪ 黒の肩から紫の布。軽やかにスピードに乗って、4トウ+3トウ決めた 4ルッツ、いい感じに上がったんだけど、転倒 ポジションのきれいなスピン、滑らかに3アクセル。一歩がすーっと気持ちよく伸びるステップはリンクを大きく使っていた。
 本人はかなり悔しそう。。。

<G2>
アーレット・レヴァンディ(エストニア) SP:72.67(6)
 「夢二のテーマ」「No.6」♪ 青水色白に黒。エストニア国旗を思わせる配色の衣装。3アクセルは転倒したが、ターンからの3フリップがきれい。一気につま先を掴むシットスピンの姿勢は難しそう。3ルッツ+両手上げ3トウを見事に決めた。
 ドラマチックに表情豊かに見せるステップ、スピンの姿勢でもしっかり表現して、ラストの出はカッコいいスライディング

ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:88.96(1)
 「Still Don't Know My Name」♪ ブルーとカーキのシャツ。いきなり片手側転もどき 鮮やかに3アクセル、3フリップ+3トウは間にオーバーターンが入ったが頑張る。ステップの一部のように3ルッツ。
 腕を使わない側転のような動き、スライドから立ち上がって走るような動きのステップ、いちいち面白くて質が高くて

カムデン・プルキネン(アメリカ) SP:72.45(7)
 「Fly Me To The Moon」♪ ブルー。たしか父方はフィンランド系、先祖の国で演技を見せる。4トウ、片手をついたが着氷。アクセルが1回転に フライングキャメルスピンでキャッチフットがスムーズにいかず、ちょっとふらついてしまった 後半3ルッツ+3トウでリカバリー。
 甘く切ないボーカルとイケメンは似合う

イリア・マリニン(アメリカ) SP:85.57(2)
 「I Put A Spell On You」♪ 赤紫。4トウ+両手上げ3トウ、4サルコウ、余裕 逆に3アクセルで手をついちゃうって レイバックで膝つきスライディングとか、腕を伸ばしてじっと観客を見るスタートポーズとか、若者っぽい。また背が伸びた?さらに手足が長くなっている。
 得点が思ったより伸びなかったのは、4トウ、3トウにqがついたあたりかな。

キーガン・メッシング(カナダ) SP:80.12(4)
 「Grace Kelly」♪ ワインカラーに緑と青のライン。冒頭のタップダンス風の振付で観客は釘付け スピードに乗って4トウ、手をついた。3アクセルも手をついてステップアウト、3ルッツ+3トウは膝を深く折ってこらえる。曲といっしょに歌っているような指先と足さばきのステップ 高速スピン、ラストの出は片手側転もどきでぴたっと立ってフィニッシュ。
 キス&クライではスマホで自宅にいる息子ちゃんの姿。ここにパパがいるよ~

モリシ・クヴィテラシヴィリ(ジョージア) SP:62.42(12)
 「Way Down We Go」「Break My Baby」♪ 黒系。4サルコウ、両手で体を支える形になって転倒扱いの模様。3アクセルはステップアウト。4トウも転倒 ジャンプは嵌らなかったが、ステップはブルースに乗っていい感じ。

 結果、直前のチャレンジャーシリーズ・ワルシャワ杯でシーズンベストを出して優勝していたケヴィン・エイモズが、ここでも好調でトップに立った。2位マリニン、佐藤駿が3位につける。メッシング4位、壷井達也5位。本田ルーカス剛史は10位。
 フリーは明日の夜中、1時15分から

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

勝っちゃった~~~

2022年11月24日 01時06分50秒 | スポーツ

 90分長いんで、ときどき他の部屋で他のことしながら、ちらちら見ていた
 FIFAワールドカップ・カタール2022、グループEの日本vsドイツ戦。前半、GKのもったいないファウルでペナルティキックを与え、決められて先制された。
 (相手選手と競って、両方とも倒れ、起き上がろうとしたところ下に相手がいて、押さえてしまった感じ。ファウルにならないように立ち上がるには、横に転がるしかなくて、それじゃボールから目を離すことになる。無理
 しかし後半、メンバーチェンジが当たったようで なんだか日本が攻めてる 歓声が聞こえたので見に行ったら、得点していた
 少しほっとして他の部屋に行ってたら、また歓声が リプレイで見たら、すっごく狭いところを抜いたゴールだった
 これですぐ負けることはなくなった。ますます安心して他の作業に しかしアディショナルタイムが7分って、、、心臓に悪いんで見ないでおこう。
 終わった気配を確かめてテレビ前に戻る。勝ちきった
 W杯で第1シードグループのチームに勝ったのは初めてらしい(byつれあい)。最新の世界ランキングでは、ドイツ11位、日本24位。優勝4回を誇る強豪に勝って「(アルゼンチンに勝ったサウジアラビアのように)日本も明日休日にすればいいのに」(byつれあい)。。。そのくらい凄いんですね
 しかし、前半押されてたのに後半がらっと雰囲気が変わったのは、最終的にメンバーを5人替えたのが大きいと思う。前回大会までは3人までだったのが、今大会から5人になった。一度に5人替えたわけではないが、ゴールキーパー以外の10人のうち5人が違う人になったら、別のチームに近いような 監督の采配が重要になったかな。
 公式サイトには「日本はW杯で初めて、リードされてから逆転して勝った」と書かれている。逆にドイツが前半リードして逆転負けしたのは、1978年にオーストラリアに2-3で負けたとき以来だそう。
 先制ゴールを与えてしまったけど、GK権田は「素晴らしいセーブを連発した」と褒められていた
 日本の次の試合は27日(日)19時からコスタリカ戦。この調子で勝つといいな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FIFAワールドカップ・カタール2022始まって

2022年11月22日 23時04分45秒 | スポーツ

 私「サッカーのワールドカップって、冬季オリンピックの年にあるんだよね」
 つれあい「じゃなくて!ワールドカップの年に冬季オリンピックがあるようになったの!」
 ・・・そうでした 第1回大会は1930年の開催で、冬季オリンピックが同年になったのは1994年から
 第22回FIFAワールドカップ・カタール2022が20日に開幕 つれあいがテレビにかじりつく日々が始まった。決勝戦は12月18日だから、けっこう長期間
 といっても、今大会は全ての試合がテレビ中継されるわけではない テレビ中継のない試合はAbemaTVで見るとかで、自分のパソコンで見ていてくれると、私はテレビ&録画関連を使えてありがたい(フィギュアスケートのシーズンに入っているし
 いつもならFIFAワールドカップは夏場だが、今回は暑いカタールということで11月。競技場の中は送風があって涼しいらしい
 今日の試合ではサウジアラビアがアルゼンチンに勝った!とニュースになっている。日本の初戦は明日のドイツ戦。
 日本がらみじゃない試合はのんびり見てられるけど、日本戦はハラハラドキドキ 90分って長くない と言いつつ、多分見ちゃう

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHK杯2022エキシビション

2022年11月20日 16時04分23秒 | フィギュアスケート

 グランプリシリーズのエキシビション、時差の関係でなかなかゆっくり見られないけど、今週は時差がないので

【トーク1】
 三浦璃来/木原龍一組。小松原美里も参加して、結成前に璃来ちゃんが「木原さんってどんな人?」と美里さんに聞いたりしていたという話。
 続いてティム・コレトが入ってきて、初めての北海道で街歩きを楽しみ、マグロを毎日食べたとか。
 村元哉中/高橋大輔組とお互いに質問。KOKOから「アイスダンスの魅力は?」大ちゃんは「昔から好きで」。かなだいから「どちらがリーダーシップをとっている?」ティムが「自分はシングルから転向したから、初めは美里にこれはどう?と聞いていた。今はいっしょに」。大ちゃんが「勝手に美里ちゃんだと思っていた

<パート1>
 全員が順番に出てきて、どーもくんたちとハイタッチ。

吉野咲太朗(全日本ノービスB男子優勝)
 「Smooth Criminal」♪ 黒ジャケ。3サルコウ、2アクセル、2ルッツ+2トウなど、びしびし決める。滑り自体に安定感があり、I字スピンやスパイラル姿勢など柔軟性も見せた。

アリソン・リード/サウリウス・アンブルレヴィシウス(アイスダンス4位)
 「SVELNUMAS」♪ 黒のシンプルな衣装。2人で組んで滑ることの魅力を前面に出して、しっとりと表現。

ニーナ・ペトロキナ(女子7位)
 「Kuula」♪ シルバーのトップ、黒ホットパンツ風。長い金髪のポニーテールをなびかせてゆったりと滑る。ジャンプ転倒したけど、膝つきのスライディングのように表現しながら立ち上がるところ、良い

イルマ・カルダーラ/リカルド・マーリオ(ペア4位)
 「Ovunque Sarai」♪ 黒。一つ置かれた椅子の周りから滑り出す。デススパイラルを出てそのまま女性が座り込み、その周りを男性が滑ったり、リフトから下ろすときにダンスリフトっぽくしたり、エキシビションならでは。ラスト、椅子の背に二人が手を置く。

友野一希(男子4位)
 「What’s My Name?」♪ 鋲付き黒ジャケ。踊る!踊る!3アクセルも2本!! 指さし、アイコンタクトし、バレエジャンプしてパン!と止まり、、、浪速のエンターテイナー見参

キャロライン・グリーン/マイケル・パーソンズ(アイスダンス3位)
 「雨に唄えば」「Yeah!」♪ 紫、Yシャツにベスト。お人形の女性のねじを巻いて動かすと、「雨に唄えば」じゃなくてアップテンポの曲ばかり踊りだし、、、仕方なくつきあっちゃう ラストはお人形が男性の頭を叩いてノックアウト。

ニカ・エガゼ(男子7位)
 「Sense」♪ 白の裾にグレーのシャツ。軽々と4回転を跳んで、大きな空中キックも見せつつ、静かなバラードの表現。

渡辺倫果(女子5位)
 「This Is Me」♪ シルバー。髪を巻いてフェミニンな印象。静かに始まり、次第に力強くエネルギッシュに。2アクセル、3ループと跳んだ。

マッテオ・リッツォ(男子6位)
 「Two Men In Love」♪ 赤紫。今季のEXはバラードナンバー。得意の3フリップ、ツイズルから2アクセル下りてツイズル。しっとり系もなかなか良い。

カミーユ・コヴァレフ/パヴェル・コヴァレフ(ペア5位)
 「Natural」♪ ワインカラー、黒。スロージャンプも決め、抱え込みからデススパイラル。細かいところで息が合っている感じ。

住吉りをん(女子3位)
 「Better When I'm Dancing」♪ イエロー。キュートに踊る。ジャンプ転倒しても笑顔。

アダム・シャオ・イム・ファ(男子5位)
 「スターウォーズ」♪ 白に黒ジャケ。けっこう本気でジャンプを跳び、スピンをした後、ライトセーバーを持ってステップ。激しい闘い!持ったままスピンも上手い!

村元哉中/高橋大輔(アイスダンス6位)
 「Love Goes」♪ ピンクと黒。2人が離れてミラーのようにミッドラインを滑っていくところ、この2人ならでは。ほぼ競技同様のリフトも見せた。

【トーク2】
 荒川静香、高橋成美の解説陣が司会。
 住吉りをん、渡辺倫果が登場。住吉りをんが2016年、渡辺倫果が2013年のNHK杯エキシビションに出演したときの映像も紹介される。渡辺倫果はダイオウグソクムシのぬいぐるみを持ってきた
 荒川静香が一般滑走で滑っていたら、小さい子がいきなり手をつないできてニコニコ。当時短かった髪を見て「試合のときどうするの?」「もう試合出ないんだよ」「えーもったいない~」というエピソード、渡辺倫果だったそうな
 次は坂本香織。髪をショートにした話で盛り上がる。友達に「ショート似合うんじゃない?」と言われたのがきっかけだそうで。髪を振り回すような振付に生きているらしい。
 山本草太、友野一希。はまっているサウナの話。フリップに書いてきたのは「サウナの流儀」、「激アツキンキン」(草太)「水風呂」(一希)。
 友野一希と山本草太は「スケートを始めた頃からのつきあい」。そこへ宇野昌磨登場、サウナには誘われないらしい 昌磨の知られざる一面は「全部出してるのでない」「普段通り」なのだそう。

<パート2>
金沢純禾(全日本ノービスB女子優勝)
 赤。ハートのクッションを持って登場。3サルコウに拍手が起こり、2アクセル3連続、最後にコケちゃった

小松原美里/ティム・コレト
 「Filter」BTS♪ 赤パンツスーツ。襟を持って動かしたり、スーツを生かした振付。終盤上着を脱ぎ捨てて小粋に。

オードリー・シン(女子4位)
 ミュージカル「ゴースト」♪ 水色。3フリップや2アクセルを織り込みながら、丁寧に曲を表現していく。ドラマの表現をしっかりするのは北米の選手らしい。

チャ・ジュンファン(男子3位)
 「Golden Hour」♪ 茶系に水色。大きくカーブを描くイナバウアー、レイバックスピン。クリケット仕込みのスケーティングにますます磨きがかかり、滑りそのもので魅せられる。

坂本花織(女子2位)
 「タンゴ・アモーレ」♪ 黒系。力強く踊るタンゴ、2アクセルも3フリップも跳んだ。どんどんタンゴらしくなっていく。

マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アイスダンス2位)
 「Nightcall」♪ 濃紺。スピーディーでドラマチックで、なにげに難しい姿勢でスライディングとか。技術と表現の高い水準。

山本草太(男子2位)
 「Poeta en el viento」♪ 黒に赤のストーン。全日本ジュニア、ユースオリンピック優勝のシーズンに使ったショートプログラムを滑る。すっかり大人になって色気がにじみ出る。

エミリー・チャン/スペンサー・アキラ・ハウ(ペア2位)
 「Something got to give」♪ 黒カットソー、白っぽいシャツ。デニムでカジュアルに、表情豊かに元気よく。ダンスリフトや離れてのステップも明るくていい。

キム・イェリム(女子1位)
 「The Good Part」♪ 白シャツに黒パンツ。きれいな2アクセルやイナバウアー、スパイラルで氷をさわるハイドロも。足が長い!
 アンコールは2アクセルからイナバウアー、スピンまでじっくり。

ロランス・フォルニエ・ボードリー/ニコライ・サアアンスン(ダンス1位)
 「Time from Amsterdam」♪ 紫、白シャツ。2人で遠くを見つめるような振付から、女性を頭の上まで持ち上げるリフト、女性が肩腕だけで男性の首につかまるリフトなど、競技ではできないアクロバティックな技も見せる。
 アンコールは男性がシャツの前を外して、情熱的にリズムダンスのステップ。女性の動きの切れのよさが引き立つ。

宇野昌磨(男子1位)
 「Padam, padam」♪ 黒シャツ。ゆったりとイントロに乗って3アクセルを跳ぶ。クリムキンイーグルで袖口を滑らせる。大人のシャンソンを表現できるようになった。
 アンコールはフリーのステップからスピンでフィニッシュ。何か第一人者の貫録が溢れてくる

三浦璃来/木原龍一(ペア1位)
 「I Lived」♪ ブルー系。初めから笑顔 高い3ツイストに、EXならではのその場リフト、足を持って振り回す技。生き生きとリンクを横断していくステップ。
 アンコールはショートプログラムのステップからデススパイラル。アイスダンスでも通用しそうなしっかりとした足さばきが光る。

 フィナーレ、アイスダンスがリフトなどを見せ、男子がスピンやキックなどを見せる。女子は輪になってからそれぞれのジャンプなど。ペアもデススパイラルで。
 優勝選手はダンス、男子、女子、ペアの順にさらにソロパート。みんなが輪になってご挨拶。
 優勝メンバーはそろって写真撮影していた。

 選手も観客も楽しんだひととき

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする