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ヨーロッパ選手権2016ペア・フリー

2016年01月30日 21時44分46秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2016ペア・フリージャッジスコア)。

1 アレクサンドラ・ヘルブリコヴァ/ニコラス・ローレ(スイス) SP:36.38(15) FS:67.09(16) 合計:103.47(16)
 「Chambers」♪ ストリーミング接続失敗で未見。女性は地元スロバキア生まれ。

2 マルセリーナ・レク/アリツ・マエストゥ(スペイン) SP:40.46(13) FS:68.65(15) 合計:109.11(15)
 「雨に唄えば」♪ 少しミスはあったようだが、自己ベストは更新。

3 アデル・タンコヴァ/エフゲニー・クラスノポルスキ(イスラエル) SP:37.81(14) FS:76.75(13) 合計:114.56(13)
 女性15歳、男性27歳と一回り違いのペア。揃って黒の衣装。単独3回転サルコウがきれいに決まったが、コンビネーションは女性が転倒。終盤のキャリーリフトが難しい姿勢で迫力。

4 アナ・マリー・ペアス/マルク・マギャール(ハンガリー) SP:36.00(16) FS:74.55(14) 合計:110.55(14)
 「マイ・ウェイ」「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」♪ 女性は赤、男性は白シャツに赤いタイ。ツイストはダブル、コンビネーションは2-2、単独はダブルアクセルを跳んだ。スロージャンプは1つ成功、1つは転倒。
 少し危なっかしく見えるけど、リフトでは逆回転やキャリーも。女性の姿を探す男性の後ろから女性が肩をトントン、振り返ってペアスピンに入る振付が可愛かった。

<G2>
5 ミリアム・ツィーグラー/セヴェリン・キーファー(オーストリア) SP:52.96(9) FS:96.11(10) 合計:149.07(9)
 「ムーラン・ルージュ」♪ 女性は赤のスリップドレス、男性はYシャツとベスト。3回転ルッツのサイドバイサイドが決まった。コンビネーションは女性が転倒。スロー3回転フリップ転倒、後半のサルコウは決まった。リフトの上げ方下ろし方がとてもスムーズで、スピードが落ちない。
 ソチ五輪予選のネーベルホルン杯の頃は、日本の高橋成美/木原龍一と出場権を争っていたペアだが、とても息の合ったスケーティングで、ずいぶん完成度が高くなっていた。

6 ゴーダ・ブトクテ/ニキータ・エルモラエフ(リトアニア) SP:46.85(11) FS:92.71(11) 合計:139.56(11)
 「スカフォール(ジェームズ・ボンド・メドレー)」♪ 女性は深いブルー、男性が黒。トリプルツイスト鮮やか。単独3回転サルコウで女性が転倒したが、次のスローは着氷。片手ホールドで女性が足を高く上げるリフトや、スプリットポジションのリフトが美しい。
 コンビネーションジャンプ3連続が決まり、デススパイラルからそのままペアスピン。なかなか見所が多いペア。

7 ビアンカ・マナコルダ/ニコロ・マチイ(イタリア) SP:44.71(12) FS:85.29(12) 合計:130.00(12)
 「ゴッドファーザー」♪ 女性は黒のレース、男性はYシャツにベスト。3回転ツイスト、スロー3回転フリップはちょっとステップアウト。単独3回転トウループはそろって下りた。コンビネーション3-2も決まる。
 リフトは全体にスムーズ、女性のお腹でのホールドから姿勢を変えていくリフトが面白い。

8 タチアナ・ダニロワ/ミカライ・カミアンチュク(ベラルーシ) SP:48.72(10) FS:98.64(9) 合計:147.36(10)
 「ノートルダム・ド・パリ」♪ 3回転ツイスト、コンビネーション3-2、スロー3回転と好調。単独3回転サルコウもそろって決まった。スロー3回転サルコウとジャンプ系はミスなし。
 ハンドトゥハンドリフトのキャリーで盛り上がり、美しい姿勢のペアスピンでフィニッシュ。リフトから下りるときなど、細かいところでも女性の足がぴんと伸びていてきれい。自己ベスト大幅更新

<G3>
9 ヴァネッサ・ジェームズ/モーガン・シプレ(フランス) SP:62.10(5) FS:123.45(5) 合計:185.55(4)
 「ロミオとジュリエット」♪ ベージュでノーブルな雰囲気。「I'm kissing you」から。高さのある3回転ツイスト、コンビネーションは3-2頑張った! スローは4回転サルコウに挑んでオーバーターン。
 単独3回転サルコウを決め、スロー3回転フリップもきれい。最後のリフトはキャリーのまま男性がラウンジポジションまで姿勢を低くして、そのまま女性を下ろしてフィニッシュ 要素の出来と曲の盛り上がりがマッチして、素晴らしいプログラム。自己ベストをちょこっと更新。

10 ヴァレンティナ・マルケイ/オンドレイ・ホタレック(イタリア) SP:58.47(8) FS:124.14(4) 合計:182.61(5)
 「追憶」「ステイン・アライブ」「ディスコ・インフェルノ」♪ 黒と赤を組み合わせて。映画のセリフから。単独3回転ルッツ、なんとか2人とも下りた。ツイストも3回転に。スロー3回転ループ、コンビネーション3-2-2と頑張る。女性が仰向けでエッジをホールド、男性が長くキャリーするリフトがすごい
 スロー3回転ルッツを決めてそのままノリノリのコレオシークエンス、スパイラル姿勢からそのままペアスピンでフィニッシュ。満足な出来に、ホタレックは「サタデー・ナイト・フィーバー」のポーズでご挨拶 マルケイは動きがペアらしくなってきた。自己ベスト更新の180点越えに歓声。

11 ニコーレ・デラモニカ/マテオ・グアリゼ(イタリア) SP:61.51(6) FS:117.46(6) 合計:178.97(6)
 「ロミオとジュリエット」より「Cosmic Journey」♪ イタリアチャンピオンの登場。完璧なユニゾンで3回転サルコウ! 3回転ツイスト問題なし。コンビネーションは女性が転倒。
 スロー3回転ループは距離が出たが、スロー3回転サルコウは両足着氷。リフトはどれも無理なく滑らかで、以前のどこか硬いイメージがなくなって、洗練されてきたと思う。


12 クリスティナ・アスタコワ/アレクセイ・ロゴノフ(ロシア) SP:60.63(7) FS:114.09(7) 合計:174.72(7)
 「Shatter Me」♪ 女性はピンクのフリル、男性はベストにタイ。コンビネーション3-2-2だったが女性がミスしてしまった。回転の速い3回転ツイスト。単独3回転サルコウはばっちり。
 スロー3回転は2本ともシャープに決まる。女性が逆立ちのような姿勢のリフト、逆さまのスプリット姿勢のダンスリフト、マリオネットのような動きなど、見所満載


<G4>
13 エフゲニア・タラソワ/ヴラジミール・モロゾフ(ロシア) SP:70.17(3) FS:127.38(2) 合計:197.55(3)
 「ノクターン」「プレリュード」「革命のエチュード」ショパン♪ 女性はト音記号が描かれたラベンダー色の衣装。目をみはる高さのツイスト、単独3回転スムーズ。コンビネーションは2-2-1になった。
 スロー3回転ループは軽くステップアウト、スロー3回転サルコウばっちり。ペアスピンでは逆回転も。難しいことをやっているはずなのに、難しく見えない

14 タチアナ・ボロソジャル/マクシム・トランコフ(ロシア) SP:79.77(1) FS:142.89(1) 合計:222.66(1)
 「Bram Stoker's Dracula」♪ 王者の登場。女性のスカートが後ろだけ長め。雄大なツイストから。途中ストリーミング不調でよく見えなかったが^^; 見事すぎるスロー、キャリーリフトの安定感は他の追随を許さない。ダンスリフトなどもちょっと他とは違う。

15 アリオナ・サフチェンコ/ブルーノ・マソ(ドイツ) SP:75.54(2) FS:125.24(3) 合計:200.78(2)
 「Sometimes」♪ サフチェンコが新パートナーとようやく国際大会復帰がかなった今シーズン。滞空時間の長いツイスト、ジャンプシークエンスは2-3に、単独3回転サルコウはしっかり決める。
 きれいなキャリーリフト、スローパートでのしっとりしたダンスリフト。スロー3回転フリップを見事に決め、サルコウはステップアウトぎみだが大きなミスではなかった。おおむね好調だったのに、リフトで上げきれずに背中に乗せてそのまま下ろすしかなくなったミスが惜しい
 サイドバイサイドスピンはかなりきれいに合わせていた。


16 マリ・ヴァルトマン/ルーベン・ブロマエルト(ドイツ) SP:62.90(4) FS:108.40(8) 合計:171.30(8)
 「ウェストサイド・ストーリー」より「Somewhere」♪ こちらも新パートナー。マリアのドレスのような白にサッシュ。3回転ツイスト、スロー3回転サルコウ、3回転トウループのシークエンスとしっかり決めていく。スロー3回転?はステップアウト。単独サルコウは男性が転倒。
 リンクを広く使ったコレオシークエンスなどはよかったが、リフトでタイミングが合わずに上げられず、やり直したがこれも持ち上がらなかった。さすがに残念そう・・・

 結果、ボロソジャル/トランコフが圧巻の優勝、2位にサフチェンコ/マソがこのペアで選手権初メダル、3位タラソワ/モロゾフ。ジェームズ/シプレ4位、マルケイ/ホタレック5位、デラモニカ/グアリゼ6位。
 7位アスタコワ/ロゴノフで、ロシア勢は3組ともトップ10。8位ヴァルトマン/ブロマエルトで、ドイツは3枠獲得。9位ツィーグラー/キーファーのオーストリア、10位ダニロワ/カミアンチュクのベラルーシも2枠に。
 16組と参加が少なかった今大会。ストルボワ/クリモフ、川口悠子/スミルノフが出場してなかったのが残念だったけど、見ごたえはあった。

 このあとはアイスダンス・フリー 

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ヨーロッパ選手権2016アイスダンスSD

2016年01月29日 22時01分46秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2016アイスダンス・ショートダンス(ジャッジスコア)。

1 カタリナ・パイセ/ユーリ・エレメンコ(スイス) SD:36.23(28)
 「Real Love」「Micmacs a tire-larigot」♪ 赤のホルターネックと紺のジャケット。素直な感じの若手。大きなミスはなかったが、まだエッジは浅いかな。ISU自己ベスト更新。

2 カロリーナ・モスケーニ/バラス・マジョール(ハンガリー) SD:42.87(27)
 「Fascination」「Hungarian Polka」♪ パステルグリーンのドレスと、シャツにベスト。「魅惑のワルツ」のゆったりしたリズムで、ツイズルをきれいに合わせる。ポルカでは手拍子にのって、元気よく滑った。本人たちは満足の出来だが、ベスト更新はならず。

3 ペロリーヌ・オジャルディアス/ミカエル・ブラマンテ(フランス) SD:48.36(24)
 「All of Me」「Die Young」♪ ピンクのスカートがふわり。全体にスピーディーで、一歩もわりと伸びている。ベスト更新。

4 イサベラ・トビアス/イリア・トカチェンコ(イスラエル) SD:64.46(7)
 「シンデレラ」♪ 水色のドレス、男性はオフホワイトで王子様風に。曲はディズニー。いい距離感のツイズル、「ビビディバビィディブー」のパーシャルステップは楽しげ。男性の靴の上に乗るリフトもよかった。
 デヴィダス・スタグニウナスと組んでリトアニア代表だったトビアス、エカテリーナ・リャザノワと組んでロシア代表だったトカチェンコ、新しいパートナーとの相性は良さそう

<G2>
5 カタリナ・ミュラー/ティム・ディエク(ドイツ) SD:48.75(23)
 「Micmacs a tire-larigot」♪ 緑のスカートに花がいっぽい、蝶も止まってる あんまりスピードはないが、丁寧にこなしている印象。ツイズルは少しだけずれてしまった。わずかながらベスト更新。

6 小松原美里/アンドレア・ファブリ(イタリア) SD:49.56(21)
 「椿姫」より「Libiamo ne lieti calici(乾杯の歌)」「Dell'Invito Trascorsa e gia l'ora(招待の時はとっくに過ぎた)」ヴェルディ♪ 日本人選手の登場。舞踏会の雰囲気で。ツイズルの最初のパートは二人の回転数が合わず、小松原選手が先に回転を止めてしまったが、残りのパートはぴったり合った。
 アリアのサビのところでローテーショナルリフト、途中で手を高く上げるところなど盛り上る。

7 テイラー・トラン/サウリウス・アンブルレヴィシウス(リトアニア) SD:45.09(25)
 「The Carousel」♪ 紫のドレスとグレーのベスト。ツイズルでユニゾンが少しずれ、男性が一瞬ふらついた。パターンダンスはわりとスピードに乗れていた感じ。

8 カヴィタ・ロレンツ/パナジオティス・ポリゾアキス(ドイツ) SD:55.06(13)
 「サウンド・オブ・ミュージック」♪ 水色のドレス、男性はベストとタイ。「ドレミの歌」でツイズル、耳になじんだ曲で楽しい。「マイ・フェヴァリット・シングス」でパターンダンス、この曲ってワルツだったんだと再認識。
 体を大きく伸びやかに使えている印象。自己ベスト更新に大喜びするキスクラ。

<G3>
9 オルガ・ヤクシナ/アンドレイ・ネフスキー(ラトビア) SD:49.49(22)
 「Maybe I May Be You」「I Was Made For Love」♪ スコーピオンズの曲なので男性の背中にはサソリの飾り。リフトに上げるタイミングが一瞬合わなかったが、落ち着いてうまく持ち上げた。
 女性が170cm、男性195cmと長身カップル。減点1はリフトが長かったか。

10 ヴァレリア・ガイストゥルク/アレクセイ・オレイニク(ウクライナ) SD:44.44(26)
 「ラ・ボエーム」♪ 女性は細かい花柄の長めのドレス。ストリーミング不調で見られなかったが、本人たちは納得の出来だった模様。

11 ティナ・ガラベディアン/サイモン・プルール-セネカル(アルメニア) SD:50.17(20)
 「花のワルツ」など♪ ピンクのドレス、男性は水色のシャツ。この曲は今年の課題・ラベンスバーガーワルツに最適 スピードにのってスケートがよく伸びている。ツイズルはちょいずれ。
 モントリオール拠点のカップル。ベスト更新。

12 セシリア・トルン/ユシヴィル・パルタネン(フィンランド) SD:51.14(18)
 「The World (WIth You)」「Witchcraft」フランク・シナトラ♪ ベビーピンクのドレスと燕尾服。パターンダンスのなかで女性が一瞬つまづいたが大きなミスにはならなかった。身のこなしがボールルームダンスらしい雰囲気。

13 ロレンザ・アレサンドリーニ/ピエール・スーケ(フランス) SD:54.37(16)
 「パリの空の下」「Les Grands Boulevards」イヴ・モンタン♪ 大きな花柄のワンピース、男性はベストにスカーフ。フランスのカップルがシャンソンでワルツを踊る、なかなか素敵
 伸びやかなパターンダンス、スピードを保ってツイズルへ。リフトの姿勢変化が自然で見栄えがした。
 ベスト更新でコーチのシェーンフェルダー氏も嬉しそう。

<G4>
14 セリア・ロブレド/ルイス・フェネロ(スペイン) SD:50.19(19)
 「Sangre de toro」「Bolero of Fire」♪ 火のように赤いドレスと白シャツ。ツイズルから入り、丁寧にパターンダンス。後半はマーチで、背中に逆立ち姿勢で乗るリフトは迫力。
 自己ベスト更新にコーチたちも嬉しそう。

15 バルボラ・シルナ/ユーリ・クラキン(オーストリア) SD:54.56(15)
 「こうもり」♪ 白っぽいドレスと燕尾服。オーストリア代表がウィンナワルツで、フォルクスオパーの舞踏会のよう 流れのきれいなパターンダンスから、スピードにのってスプリットポジションのローテーショナルリフト。ツイズルもおおむね合った。
 後半はポルカで、手拍子をもらいながらテンポアップ、フィニッシュも女性のスプリットポジションと華やか。技術点は29点(世界選手権ミニマム)越え。

16 ナタリア・カリゼク/マクシム・スポディレフ(ポーランド) SD:59.57(11)
 「Rain Waltz」ショパン/「二人でお茶を」♪ ピンクの長めのスカート、男性はスーツ。なめらかで大きなツイズルから、ワルツもなめらか。男性が片足でスピンしながらのリフトが魅力的。
 「Tea for Two」の小粋でロマンティックなダンスに見惚れる。ベスト更新にコーチのほうが感激。

17 コートニー・マンスール/ミハル・チェスカ(チェコ) SD:54.97(14)
 「La Valse d'Amelie」「ラ・ヴィ・アン・ローズ」♪ ストリーミング失敗^^; あとで動画見てからまた。ベスト大幅更新!

18 ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ(ロシア) SD:68.33(4)
 「白鳥の湖」♪ 白のチュチュ風とフリルのシャツ。このカップルのワルツはゴージャス 高速ツイズルに拍手が起こる。後半のポルカも軽快でキレがある。
 終わって大きくガッツポーズのカツァラポフ、ベスト大幅更新。

<G5>
19 フェデリカ・テスタ/ルーカス・チョリー(スロバキア) SD:62.24(9)
 「アダムス・ファミリー」♪ 地元の大歓声に送られて登場。ゴージャスなツイズルから入り、スムーズで端正なワルツ。後半はひょうきんな振付も見せ、持ち上げ方がユニークで姿勢の変化が素早いリフトでも喝采。ベストに近い得点。

20 ローレンス・フォルニエ・ボードリー/ニコライ・ソレンセン(デンマーク) SD:62.19(9)
 「Never Tear Us Apart」♪ 黒に赤などをあしらって。ツイズルの回転がすごく正確。中盤からのマーチでワルツのパートとがらっと雰囲気を変える。女性が直立姿勢で、男性が女性の太腿の内側を片手で持ち上げるリフト、そこから女性が横向きに姿勢を変えていくのが面白い。
 こちらも自己ベストまであとわずか。

21 アレクサンドラ・ステパノワ/イワン・ブキン(ロシア) SD:66.65(5)
 「The Stunt Man」♪ またストリーミングが(汗) 自己ベスト更新。

22 ヴィクトリア・カヴァリオワ/ユリー・ヴィエリアエフ(ベラルーシ) SD:52.25(17)
 「Flashlights」「Russian March」♪ あまりよく見られなかったんだけど、ツイズルでミスがあった模様。

23 アリサ・アガフォノワ/アルペル・ウチャル(トルコ) SD:56.33(12)
 「Until」♪ 地味なグレーのドレス。女性が片足を男性の肩に乗せてスプリットポジションを取るリフトが特徴的。何がどうってうまく言えないけど、このカップル独自の世界観みたいなものがちゃんとある感じ。

<G6>
24 シャルレーヌ・ギニャール/マルコ・ファブリ(イタリア) SD:64.87(6)
 「帰れソレントヘ」「マリア・マリ」「Fantasia Italiana」♪ イタリアのカップルがイタリア民謡で。ムードたっぷりのボーカルにのったツイズルが決まる。女性を逆さまに持ち上げて一ひねりしてから膝に乗せるリフト、アクロバティック!

25 ガブリエラ・パパダキス/ギョーム・シゼロン(フランス) SD:70.74(2)
 「Charms」「Composition」♪ このカップルが帰ってきた。赤のドレスと白のシャツ、ただその滑りを見せるための衣装。ひたすらスムーズに、全ての動きが完璧・・・

26 ペニー・クームス/ニコラス・バックランド(イギリス) SD:64.26(8)
 「こうもり」♪ このカップルも帰ってきた。自己ベスト更新。

27 アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(イタリア) SD:72.31(1)
 「メリー・ウィドウ」♪ 隙がなく気持ちいいツイズル、終始笑顔でリラックスした滑り。ぴょん!と女性が跳び上がってホールドされるローテーショナルリフトがクライマックス。

28 エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリ・ソロヴィエフ(ロシア) SD:68.71(3)
 「仮面舞踏会」ハチャトゥリアン/「ロミオとジュリエット」プロコフィエフ♪ 重い曲に負けない力強い滑り。つなぎのステップからさっと肩に乗って難しい姿勢変化をしていくリフトが凄い。
 
 結果、トップに立ったのはカッペリーニ/ラノッテ、2位に復帰のパパダキス/シゼロン、3位にボブロワ/ソロヴィエフがつけた。僅差の4位にシニツィナ/カツァラポフ、5位ステパノワ/ブキンとロシア勢が続く。イタリアの2番手ギニャール/ファブリが6位、トビアス/トカチェンコ、クームス/バックランドまで64点台。
 日本人の小松原美里/アンドレア・ファブリ(イタリア)は、惜しくも21位でフリー進出ならず。あと0.62点だった
 フリーは大会最後の種目

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ヨーロッパ選手権2016男子フリー

2016年01月29日 18時13分20秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2016男子フリージャッジスコア)。

<G1>
1 ステファン・ウォーカー(スイス) SP:57.23(22) FS:114.56(18) 合計:171.79(19)
 「ピアノ協奏曲第21番」モーツァルト♪ ビロードジャケット風。トリプルアクセルは手をついたが着氷。ルッツが2回転になったり、3-3予定が3-2になったりとジャンプは好調ではなかった。
 曲調がずっと同じで、コレオシークエンスが目立たなかった^^;

2 ソンドレ・オドヴォル・ボエ(ノルウェー) SP:59.12(20) FS:90.48(24) 合計:149.60(24)
 「Mi Mancherai」♪ 胸から腕にかけてのピンクが映える。アクセルがシングルに、フリップ2本もシングルになる等、今日は元気がない トウ・トウ3-2、ルッツ・ループ・サルコウ3-1-2などをなんとか決めた。
 スパイラル姿勢なんかは柔らかくきれいなので、それが生きるようなプログラムが見たい。


3 デイヴィッド・クラニェック(スロベニア) SP:56.99(23) FS:106.99(22) 合計:163.98(22)
 「トリスタンとイゾルデ」♪ グレーのメタリックな雰囲気の衣装。最初にルッツ・トウ3-2、サルコウ・ループ・サルコウ3-1-2を決める。2本目のルッツはステップアウト。
 クリーンに決まってきれいに流れていくジャンプは少なかったが、それなりに頑張ったかな。前半は比較的抑えた感じで、終盤のコレオシークエンスでバレエジャンプなどでようやく盛り上った印象。

4 ニコラス・ヴルドリャク(クロアチア) SP:59.02(21) FS:108.05(20) 合計:167.07(21)
 「道」ニーノ・ロータ♪ ピエロ風の衣装。トリプルアクセル以上のジャンプは元々ないようだが、できるジャンプは淡々とこなした。フリップ、ルッツ、ループ、サルコウと3回転単独、コンビネーションはルッツ・トウ2-2、フリップ・トウ・ループ3-2-2など。
 ステップは、高橋大輔ファンが見たら頭抱えそうな^^; コレオシークエンスでステップシークエンスと曲の同じパートを繰り返したのが、ちょっと構成的にどうなんだろう? 解説・岡部さんには「姿勢を直して」と指摘されていた。

5 イリ・ベロフラドスキー(チェコ) SP:60.53(19) FS:108.04(21) 合計:168.57(20)
 「カルメン」♪ トマシュ・ヴェルネルが見守るなか、フリップ・トウ3-3を着氷。1本目のループは転倒したが、2本目は2回転トウループをつけた。同じメロディが何度も繰り返されるので、ちょっと冗長に感じた。

6 マリオ-ラファエル・イオニアン(オーストリア) SP:54.16(24) FS:106.41(23) 合計:160.57(23)
 「Vabanque」♪ 若く見えるけど25歳。黒シャツに赤いタイ。トリプルアクセルはない構成。慎重に丁寧にジャンプを跳んで、大きなミスはなかった。ただ両足着氷したり、流れがあまりないあたりを解説・岡部さんに指摘される。イーグルからの3回転サルコウはよかったと思う。スピンはあまり速くないかも^^;
 自己ベスト大幅更新にコーチが大喜び。

<G2>
7 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:68.32(14) FS:135.92(10) 合計:204.24(12)
 「Adagio for Tron」♪ コーチはアレクセイ・ウルマノフ。JGPでは2試合とも2位に入っている選手。長い手足を生かして独創的な振付、伸びやかなスケーティング。冒頭にトリプルアクセルを着氷、高さのあるルッツ・トウ3-3など。着氷姿勢も岡部さんに褒められる。
 キックやブレイクダンス風の動きが入ったコレオシークエンスも面白い。終わってきちっとお辞儀、リンクサイドに戻ったところで転びそうになって


8 フランツ・シュトロイベル(ドイツ) SP:68.11(15) FS:128.06(11) 合計:196.17(14)
 「ジャンゴ 繋がれざる者」♪ 白シャツにベスト。スムーズに4回転トウループ、カウンターからのトリプルアクセル、フリップやループと決まった。ところが後半、3連続が3-1-1になってしまったりと、コンビネーションジャンプがいまいち^^;
 スケーティング自体はわりときれい。少しだけど自己ベスト更新。

9 フィリップ・ハリス(イギリス) SP:63.93(18) FS:117.06(16) 合計:180.99(18)
 「The Globalist」ミューズ♪ 黒に控えめにストーン。トリプルアクセルをややこらえながら下りて2回転トウループをつける。ルッツ・ループ・サルコウ3-1-3はサルコウでステップアウト、2本目のトリプルアクセルは途中で開いてしまった。後半3回転予定が2回転になったものが2つと、やや疲れたか。
 「ステップはなかなかいい」と岡部さん。


10 イワン・パヴロフ(ウクライナ) SP:68.78(13) FS:120.87(15) 合計:189.65(15)
 「Angels and Demons」♪ こちらも黒でストーン。トリプルアクセル1本目はややこらえて着氷、2本目はステップアウトで両手をついた。ルッツ・トウ3-3、ルッツ・ループ・サルコウ3-1-3も決める。終盤のループは2回転になった。
 終盤速いエレキの音にのってステップ、続けてコレオシークエンス、電気が切れるようなフィニッシュ。「ステップとコレオの違いがあまりない」と岡部さん。


11 パウル・フェンツ(ドイツ) SP:67.97(16) FS:114.62(17) 合計:182.59(16)
 「Another Brick in the Wall」ピンク・フロイド♪ 黒Tシャツにレンガのような模様。冒頭にきれいなトリプルアクセルを下り、4回転予定だったトウループは無理せず3回転に。後半のトリプルアクセルはステップアウトして手をついた。
 ステップシークエンスの途中で転倒 表現は個性があるだけに惜しい。


12 フェリペ・モントーヤ(スペイン) SP:67.73(17) FS:114.22(19) 合計:181.95(17)
 「ラ・クンパルシータ」♪ 黒シャツにサスペンダー。スペイン語の語りが入る曲。トリプルアクセルを回避、しかしルッツ2本が2回転に。コンビネーションのセカンドに3回転も入れられなかった。
 「ちょっと元気がなかった」「めりはりがなかった」と岡部さん。フリーで世界選手権ミニマム獲得ならず。

<G3>
13 マテオ・リッツォ(イタリア) SP:74.91(12) FS:125.90(14) 合計:200.81(13)
 「女心の歌(「リゴレット」より」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「ウィリアム・テル」♪ 全体にスケーティングは軽やか。冒頭のトリプルアクセルはステップアウト、フリップ・トウ3-3は間にターンが入ってしまった。終盤ルッツが2回転になったあたりは本人は口惜しいところ。
 全然違うタイプの曲を3曲つなげたプログラム^^;

14 アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:76.34(11) FS:127.93(12) 合計:204.27(11)
 「Archangel」♪ 昨季と同じプログラム。冒頭の4回転トウループがきれいに決まり、ルッツ・トウ3-2はルッツで傾いたが頑張る。トリプルアクセル+2回転トウループも入った。
 後半アクセルが1回転に。3回転トウループからの3連続に使った2回転トウループが3つ目で、コンビネーションが無効0点に プログラム全体の完成度は高くなっている。


15 フローラン・アモディオ(フランス) SP:78.28(8) FS:162.68(2) 合計:240.96(4)
 「Memories of Sobral」「Rio」♪ 競技生活最後の演技。4回転サルコウ トリプルアクセルもこらえる。2本目のトリプルアクセルから、なんとか1回転ループ+2回転サルコウにつなげた。ルッツ・トウ3-2、サルコウ・トウ3-3も入る。
 サンバのリズムを氷上に表現するステップ、最後のダブルアクセルを決めて笑顔で踊りまくったコレオシークエンス。フラワーガールたちがリンクサイドで踊っていた。
 スピンを終えてフィニッシュするときにはもう、感激のガッツポーズ。氷に突っ伏して喜んでいた。コーチのモロゾフ氏も感涙 キス&クライでは感謝の言葉のフリップを見せ、涙ぐみながら手を振った。

16 ミハイル・コリャダ(ロシア) SP:77.58(9) FS:159.00(3) 合計:236.58(5)
 「The Nightmare Before Christmas」♪ 感激ムードの中に、ちょっと気まずそうに登場。しかし堂々たる演技!4回転トウループはステップアウトで手をついたが、トリプルアクセル+3回転トウループは鮮やか。2本目のトリプルアクセル、ルッツ・トウ・ループ3-2-2も入る。
 おどけた振付を随所に挟み、独特の雰囲気のステップとコレオシークエンスで盛り上げた。


17 ヨリク・ヘンドリックス(ベルギー) SP:79.13(7) FS:142.26(9) 合計:221.39(9)
 「タイタニック」♪ 映画のセリフをところどころで使っている曲。トリプルアクセル1本目ステップアウト、2本目で転倒したので+REPで基礎点が下がった。ルッツ・トウ・ループ3-3-2などはきっちり着氷。
 映画の内容の盛り上がりをうまく使った印象。

18 アレクサンデル・ペトロフ(ロシア) SP:76.95(10) FS:152.74(7) 合計:229.69(8)
 「Oblivion」アストル・ピアソラ♪ グレーにゴールドをのせた衣装。軽く髪をかきあげて滑り出し、トリプルアクセル+2回転トウループ、トリプルアクセル単独と決める。ルッツ・トウ3-2はセカンドで両手上げ、フリップ・ループ・サルコウ3-1-3はちょっと手をついたが着氷。
 4回転を回避してクリーンなプログラム。しっとりと滑るパート、タンゴの激しいリズムを表現するパートと、しっかり演じ分けていた。


<G4>
19 ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:82.73(5) FS:149.35(8) 合計:232.08(7)
 「シャーロック・ホームズ」♪ 4回転を3つ入れる構成。冒頭のトウループは頑張って2回転トウループをつけ、次のサルコウはステップアウト、後半のトウループは深く膝を曲げて着氷。
 アクセルが1回転になったのがもったいない^^; でも全体に若者らしい勢いがある。

20 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:84.09(4) FS:158.47(4) 合計:242.56(2)
 「レ・ミゼラブル」♪ 後輩に負けてられない!と4回転トウループを下り、なんとか1回転トウループをつける。トリプルアクセルがきれいに入り、2本目の4回転トウループは転倒。その後のジャンプはルッツ・ループ・サルコウ3-1-3など、きっちり決めていった。
 「夢破れて」でしっとりとステップ、終盤「民衆の歌」で力強くコレオシークエンス。表現もまとまっていた。

21 イヴァン・リギニ(イタリア) SP:82.23(6) FS:154.13(5) 合計:236.36(6)
 「Shine On You, Crazy Diamond」「Money」ピンク・フロイド♪ 派手めのブルーの衣装。4回転は回避、トリプルアクセル2本、ダブルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウ、ルッツとフリップは両手上げ。2本目のルッツが2回転になった以外はミスはなし。
 レジのガチャガチャ、チン!という音に合わせてカキカキした動きの振付が面白い。スピンの姿勢など、以前より丁寧になったと思う。いい演技に満足そうにVサイン。

22 ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:102.54(1) FS:200.23(1) 合計:302.77(1)
 「野郎どもと女たち」♪ 王者の登場。4回転トウループ1本目はちょっと手をつく。4回転サルコウには3回転トウループをつけ、トリプルアクセル+2回転トウループもきれい。後半の4回転サルコウがまた見事 2本目のトリプルアクセルは転倒したが、ほかにミスはなかった。
 軽やかなステップシークエンスからそのままスピンに入るなどの工夫。競技なのにエンターテインメントになってて、楽しすぎる
 技術点100点越え、フリー200点越え、合計300点越え 羽生結弦の次元にフェルナンデスも入ってきた

23 マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:88.09(2) FS:154.12(6) 合計:242.21(3)
 ベートーヴェン・メドレー♪ 4回転サルコウでステップアウト、4回転トウループで転倒して起き上がるのに時間がかかってしまった。次のサルコウは2回転にパンク トリプルアクセル+3回転トウループは頑張り、ほかの3回転ジャンプはしっかり決めてきた。
 コミカルな表情も織り交ぜながら、ステップやコレオシークエンスでは大きく表現。あとはジャンプを完璧にできるようになれば、、、

24 ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:84.30(3) FS:127.51(13) 合計:211.81(10)
 「海賊」♪ ほぼ地元の選手が最終滑走。トリプルアクセルでステップアウト、トウループは3回転にした。4回転サルコウは2本とも転倒 さらにアクセルがシングルになったり、ループが2回転になったり・・・
 バレエらしいポーズや振付はきれいにこなしていて、ジャンプが決まれば素敵なプログラムになるはずなんだけど。終盤疲れが出たのかスピンも回転速度が落ちてしまっていた。世界選手権までに立て直して!

 結果、選手権で初めての300点越えで、フェルナンデスが4連覇。オンドレイ・ネペラ以来のヨーロッパ選手権4連覇だそうな 2位ビチェンコ、イスラエル代表として初めてのヨーロッパ選手権メダル。僅差の3位にコフトゥン。今大会で引退のアモディオは4位。
 5位コリャダ、8位ペトロフとロシア勢は安定の強さを見せた。リギニは6位と昨年より順位を上げ、7位のサモヒンは2位ビチェンコと合わせて3枠獲得に貢献。ヘンドリクスが9位に入り、フリーで順位を落としたブレジナが10位、なんとか2枠は保った。
 11位マヨロフのスウェーデン、14位シュトロイベルと16位フェンツのドイツは1枠に。複数枠を保持していくのは難しい
 世界選手権ミニマムポイントをこの大会でクリアした選手は、男子ではなし。フェリペ・モントーヤ(スペイン)がSPはクリアしたが、フリーはちょっと遠かった。世界選手権エントリーまでにクリアできるかな?

 今夜はペアSP、女子フリー

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ヨーロッパ選手権2016男子SP

2016年01月28日 07時05分29秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2016男子ショートプログラムジャッジスコア)。男子も35人出場!

<G1>
1 ミカエル・ノイマン(スロバキア) SP:42.03(34)
 「ワルソー・コンチェルト」♪ 地元の選手、シンプルに白シャツで。冒頭のルッツは途中で回転が開いてしまった。次のフリップに2回転トウループをつける。189cmの長身でポーズが決まれば見栄えがするけど、「(ステップの)ターンが荒い」と解説・岡部さん。

2 アレクサンデル・マスリアンコ(ハンガリー) SP:44.26(33)
 「山の魔王の宮殿にて」グリーグ♪ 黄緑と黒。最初のフリップは途中で回転が開いてしまったが、ループ・トウ3-2は決まった。アクセルはダブル。
 少しずつアップテンポになる曲で、会場が手拍子で後押し。どんどん速くなるパートで一生懸命ステップ。

3 ダニール・ズラフ(エストニア) SP:50.50(28)
 「Memories」♪ 黒Tシャツに白いタイと手袋。冒頭のルッツは傾いたが着氷。3回転トウループに片手上げ2回転トウループをつけてコンビネーションに。わりと一歩が伸びるステップ。後半ダブルアクセルもきれいに入った。シニアデビュー戦でいい演技。

4 エンギン・アリ・アルタン(トルコ) SP:40.60(35)
 「Melodrama」♪ 鮮やかなブルー。トリプルアクセルを予定していたがダブルに。フリップは転倒したがトウ・トウ3-3は成功。スピンで少しトラベリングしてしまうあたり、「スケーティングスキルがよくなると、エレメンツもよくなるはず」と岡部さん。

5 ラリー・ルポロヴェル(アゼルバイジャン) SP:44.46(32)
 「君の瞳に恋してる」♪ 黒のVネックの胸元に大きなペンダント。フリップの着氷で足をついてしまって、続けた1回転トウループは無効扱いに。ルッツはきれいに入り、ターンからのダブルアクセルは着氷でややつまった。
 サビのところでステップに入る部分で転倒 盛り上りたかったのに、残念。

<G2>
6 ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド) SP:52.07(26)
 「ラ・ヴィ・アン・ローズ」♪ ピンクのシャツにグレーのベスト。トウ・トウ3-2から入り、トリプルアクセルに挑んだが軸が曲がって痛そうな転倒になってしまった ループは頑張った。
 スピンでバランスを崩すところがあったが、レベルは取れた模様。

7 パトリック・ミジク(ポーランド) SP:49.26(30)
 「Come Together」「Black Betty」♪ 黒T。カナダの生まれ育ち、コーチはリー・バーケル。トウ・トウ3-2が入り、高さのあるダブルアクセルには拍手が起こる。ルッツは転倒してしまった。
 ハヴィエル・フェルナンデスのプログラムのイメージがある「Black Betty」だが、彼なりの力強い表現。速くて細かいステップもなかなか個性的。なんか“固太り”の体形で、あんまりフィギュアっぽくないかも^^;


8 アルメン・アガイアン(ジョージア) SP:49.32(29)
 「Assa Party (Gadi Gamodi)」♪ 民族衣装風。ルッツで転倒したが、ループ・トウ3-3はセカンドが回転不足。「スピンの軸を取るのが上手い」と岡部さん。ダブルアクセルでステップアウト。
 パーカッションで細かく足を動かすステップ、会場は手拍子。


9 アレクセイ・ミアリオンキン(ベラルーシ) SP:50.98(27)
 「エル・タンゴ」♪ 初出場。フリップで手をついたが頑張って3回転トウループをつける。ダブルアクセルは余裕をもって下り、ルッツはステップアウト。
 「タンゴが表現できてない」と岡部さん。

10 ダヴィド・クラニェック(スロベニア) SP:56.99(23)
 「Who Wants to Live Forever」クイーン♪ 元はオーストラリア代表。ベージュのグラデーション。ぐいぐいと大きく滑り出し、ルッツを決める。トウ・トウ3-3はなんとかこらえた。ダブルアクセルはOK。
 ステップに入ったところで転倒、いくつかターンかステップが抜けてしまった。スピンはきれいな姿勢のキャメルや回転の速いシットなど、悪くない。

11 トーマス・ケネス(オランダ) SP:53.86(25)
 「Nothing Else Matters」♪ 紫系のグラデーション。ルッツ・トウ3-2、ループと決める。ダブルアクセルはオーバーターン。スピンやステップは丁寧で、プログラム全体に統一感がある。

<G3>
12 ポール・フェンツ(ドイツ) SP:67.97(16)
 「Barcelona 1999」♪ 紺系の闘牛士風。いきなりトリプルアクセルがすっと決まった! ルッツもきれい。スピンはだんだん速度が落ちてしまうが、大きな失敗にはならない。トウ・トウ3-3も決まった。ステップは上半身がまっすぐ立ったままで、体を大きく使うという感じにはならなかったが、ノーミスの演技に会場が沸いた。

13 ステファン・ウォーカー(スイス) SP:57.23(22)
 「Wicked Game」♪ 白シャツをなびかせて。トリプルアクセルはもう少しで立てそうだったが転倒。フリップ・トウ3-3はセカンドが両足着氷だった。柔らかく体を使うステップはなかなか雰囲気がある。スピンのドーナツ姿勢など美しい。

14 イリ・ベロフラドスキー(チェコ) SP:60.53(19)
 「トッカータとフーガ」バッハ♪ ほぼ地元のチェコの選手に会場が大きな拍手。赤いスカーフに白いシャツ。ルッツ・トウ3-3が決まると大拍手。ダブルアクセルはターンから決めた。フリップも決まってドヤ顔
 クラシックのモダンアレンジで、元気いっぱいのステップ。スピンはまだ少し不安定かな^^;
 トマシュ・ヴェルネルがリンクサイドで見守っていた。初めての60点台にガッツポーズ。

15 フェリペ・モントーヤ(スペイン) SP:67.73(17)
 「ドン・キホーテ」♪ ハイウェストがバレエらしい感じ。ルッツ・トウ3-3、ダブルアクセルときれいな着氷。キャメルスピンの姿勢が「美しいですね」と岡部さん。フリップも決まった。
 よく知られている曲で、音によく合っているステップ。バレエジャンプではどよめき カッコよくフィニッシュポーズを決めた。
 高得点&SPの世界選手権ミニマム獲得

16 マリオ-ラファエル・イオニアン(オーストリア) SP:54.16(24)
 「Mr. Bojangles」「Mr. Pinestripe Suit」♪ 初出場。裾がアシンメトリーなシャツ。サルコウ・トウ3-3、ループと決める。スピンはちょっと速度が落ちたり、トラベリングしたり^^; ダブルアクセルはちょっとステップアウト。
 曲が変わるところから、きびきびした動きのステップは楽しげ。ベスト更新にコーチたちのほうが嬉しそう。

17 ニコラス・ヴルドリャク(クロアチア) SP:59.02(21)
 「レ・ミゼラブル」より「彼を帰して」「フィナーレ」♪ 初出場、アメリカ生まれ育ち。トリプルアクセルは回避してダブルに。ルッツ・トウ3-3を着氷。フリップもOK。
 わりと淡々とできることをこなす感じ。「ちょっと姿勢が気になる」と岡部さん。いつも膝が曲がってて、上半身が棒立ちな感じかも。「爪先や指先、フリーレッグがもう少し」確かに・・・

<G4>
18 イワン・パヴロフ(ウクライナ) SP:68.78(13)
 「Pardon」♪ シルバーのシャツ。初出場の17歳。トリプルアクセルでステップアウト、ルッツ・トウ3-3もセカンドでやや乱れた。キャメルスピンで足換えのあと逆回転。最後までスピードが落ちず、シャープな動きのステップを見せた。シーズンベスト更新。

19 フィリップ・ハリス(イギリス) SP:63.93(18)
 「Le Desir」♪ 白シャツの襟元にストーンきらきら。トリプルアクセルはステップアウトで片手をつき、ルッツ・トウ3-3は間にターンが入ってセカンドも乱れた。フリップも片手つきとジャンプがクリーンに入らず。
 ちょっとした緩急をつける動きが素敵なステップ、フライング姿勢がカッコいいスピンに拍手が起こった。


20 スラヴィク・ハイラペティアン(アルメニア) SP:46.71(31)
 「ゴッドファーザー」♪ 位置につく前に十字を切った。トリプルアクセル転倒、ルッツはこらえた。フリップでステップアウトしてコンビネーションにならなかった。
 「スケートのエッジにきちんと乗って滑れるようになるといい」と岡部さん。

21 フランツ・シュトロイベル(ドイツ) SP:68.11(15)
 「Samba Pa Ti」「Oye Como Va」「Soul Sacrifice」サンタナ♪ 黒ジャケにルーズなタイ。トリプルアクセルはやや傾いたがこらえた。4回転トウループは転倒、ループ・トウ3-3は大丈夫。
 長身をもっと活かせる振付だといいのかな? コーチはアネット・ペッチ。


22 ソンドレ・オドヴォル・ボエ(ノルウェー) SP:59.12(20)
 「踊るリッツの夜」♪ 紫にオレンジのタイ。フリップ・トウ3-3のセカンドで手をついてしまった。ルッツは着氷したが「エッジはどうでしょうか」と岡部さん。スピンの入るところがうまく音に合ってていい。
 リミックスで現代風のアレンジ、面白い動きをところどころで見せるステップがなかなかいい。

23 ヨリク・ヘンドリックス(ベルギー) SP:79.13(7)
 「You Raise Me Up」♪ 黒の深いVネック。軸の細いトリプルアクセル、ルッツ・トウ3-3が軽やか。スピンの姿勢に入るのが速く、回転も速い。ターンからすっとループを跳んだ。
 ステップのしなやかな体の動き、足捌きがなめらかで、うっとり 最後のスピンでもう拍手とスタンディングオーベーション


<G5>
24 マテオ・リッツォ(イタリア) SP:74.91(12)
 「マラゲーニャ」♪ 初出場の17歳、お父さんは元アイスダンス選手。黒で前たてとカフスが赤。トリプルアクセル、フリップ・トウ3-3ときれいに入った。ルッツもしっかりと流れる。
 スピンも一つ一つ丁寧で穴がない。ステップで無理なくのびのびと音に乗せて動いている。こんなにちゃんと滑れる選手だとは知らなかった 高得点に大喜び。

25 ミハイル・コリャダ(ロシア) SP:77.58(9)
 「Nightingale Tango」「John Gray」♪ 緑のチェックのシャツ。4回転トウループ転倒、トリプルアクセルはステップアウトで手をついた。ルッツ・トウ3-3はきっちり。
 スピンの回転が速く、姿勢も一つ一つクリア。ひょうきんな振付のステップを軽快にこなして、終盤は盛り上げた。


26 フローラン・アモディオ(フランス) SP:78.28(8)
 「Happy」♪ この大会で引退を表明している選手。大きな水玉に赤いボウタイ。4回転跳びたかっただろうサルコウは3回転に。トリプルアクセルは見事に決める。ルッツ・トウ3-3は惜しいステップアウト。
 シャツの一番上のボタンをはずして、指差してから走り出すようなステップ。素敵な演技で、彼もみんなも笑顔

27 アレクサンデル・マヨロフ(スウェーデン) SP:76.34(11)
 「タンゴ・アモーレ」♪ 黒シャツ。ルッツ・トウ3-3はこらえて着氷、トリプルアクセルも頑張った。シットスピンは回転が速い。フリップは高さがあった。
 身のこなしにキレがあって、ちゃんとタンゴらしくなっていた。

28 イヴァン・リギニ(イタリア) SP:82.23(6)
 「You Raise Me Up」♪ 黒の網目模様。トリプルアクセル、両手上げフリップと高さもあってスムーズ。両手上げルッツ+3回転トウループも決まった。
 ステップの中で、膝をついて体を後ろに倒す姿勢などで盛り上がり、全ての要素がつながりながら丁寧で、とてもなめらか。すごく気持ちのいいプログラムで、終わって大きくガッツポーズ

29 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア) SP:68.32(14)
 「踊るリッツの夜」♪ 今大会最年少の16歳。白シャツに黒ベスト。トリプルアクセルは傾いたがこらえた。ルッツ・トウ3-3も頑張って下りる。キャメルスピンの姿勢がきれいで回転も速い。シットスピンもお地蔵様みたいな面白い姿勢で回転が速い
 フリップで転倒、思いきり体を伸ばしながらぎりぎりまでバランスを取って踏むステップ、やりすぎて(?!)転倒したが、何事もなかったかのように起き上がってさらに元気よく続ける。終わって日本人みたいな律儀なお辞儀
 JGPシリーズの頃より、さらにスケートが伸びやかで、フリーも楽しみ

<G6>
30 ミハル・ブレジナ(チェコ) SP:84.30(3)
 「今宵の君は」♪ タキシードにほどいたボウタイ。ズボンのポケットに両手をつっこんだポーズから、小粋に滑り出していく。トリプルアクセルを鮮やかに決め、4回転サルコウは惜しくも転倒。ルッツ・トウ3-3は高さもあった。
 ダンスジャンプを織り込み、ミュージカルの舞台のようなステップはわくわくする 素敵なプログラムで高得点。

31 アレクサンデル・ペトロフ(ロシア) SP:76.95(10)
 「La Leyenda del Beso」♪ 初出場16歳、ゴールド系の衣装。トリプルアクセルを落ち着いて決めると、ルッツ・トウ3-3、後半のフリップとなめらかで着氷後の流れ方がいい。
 ステップを丁寧にこなし、足換えや姿勢変化でも速度が落ちないスピン。「まだあまり個性がない」と岡部さん、たしかにそうだけど まあ、これから。


32 ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:102.54(1)
 「マラゲーニャ」演奏:パコ・デ・ルシア、歌唱:プラシド・ドミンゴ♪ 世界王者の登場。スペイン国立バレエ団芸術監督に振付けてもらったプログラム。
 トウ・トウ4-3はセカンドでちょっとステップアウトしたが、4回転そのものは見事。4回転サルコウは柔らかに着氷。シットスピンの姿勢、指先の動き、どれをとっても
 「言葉を控えます、ご堪能ください」と岡部さんが言ったステップは、まさにスペインのマラゲーニャ。ついに、フェルナンデスも100点を超えた

33 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) SP:84.09(4)
 「All Alone」♪ 黒にパープルを組み合わせて。トリプルアクセル、4回転トウループをしっかりと決め、しっとり系の曲でアクセントをつけながらステップ。ルッツ・トウ3-3も決まってノーミス。初の80点越えに充実の表情。

34 ダニエル・サモヒン(イスラエル) SP:82.73(5)
 「Still Loving You」♪ 背中にサソリの革ベスト風。トウ・トウ4-3、完璧! 4回転サルコウも深く膝を曲げて着氷。「その前のムーブメントが1つしかない」と岡部さん、SPでは減点対象ではある^^; トリプルアクセルは転倒
 スピンは基本に忠実に基本姿勢を見せていく。ロック系の曲でロックにステップ、膝をついて指差してフィニッシュ。


35 マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:88.09(2)
 「I Can't Dance」♪ 黒シャツに描かれてるのはギター。サルコウ・トウ4-3をシャープに決めると、4回転トウループも下りた。課題のトリプルアクセルは転倒。
 フライングアップライトスピンはやる選手が少ないので個性的。ステップで「体はよく動いているが、感情があまり出てこない」と岡部さん。とはいえ、かなり頑張っていたと思う。

 結果、2位以下に大きく差をつけてハヴィエル・フェルナンデスがトップに立った。2位コフトゥン、3位ブレジナ、4位ビチェンコ、5位サモヒン、6位リギニ。7位ヘンドリクス、今大会で引退のアモディオが8位、9位コリャダ、10位ペトロフとロシア勢が続いている。
 フリーはもう今夜 日本時間で深夜1:45から

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ヨーロッパ選手権2016女子SP

2016年01月27日 23時55分27秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権2016女子ショートプログラムジャッジスコア)。出場36人!

<G1>
1 ダニエル・ハリソン(イギリス) SP:40.68(29)
 「Molitva」♪ 蛍光ピンクの衣装。笑顔を浮かべながら滑り出し、ダブルアクセル、トウ・トウ3-2、3回転ループと着氷。ボーカルパートでわりと勢いがあるステップを踏んだが、途中少し躓いたかも^^; ビールマンスピンでは片手でエッジ、片手で上げた脚の太腿あたりをホールドする姿勢。

2 エイミー・ブキャナン(イスラエル) SP:39.79(31)
 「One Moment In Time」ホイットニー・ヒューストン♪ 黒のワンショルダーのつなぎ。元アメリカの選手。トウ・トウ3-2から入り、フリップ転倒。ダブルアクセルはなんとかこらえた。
 顔の表情もめいっぱい使いながらのステップ、ビールマンスピンから少し足を下ろしてエッジにキスするようなポーズが面白い。


3 シャルロッテ・ヴァンデルサレン(ベルギー) SP:39.93(30)
 「アダージョ」歌唱:サラ・ブライトマン♪ コーチはケヴィン・ヴァンデルペレン&ジェナ・マコーケル夫妻。黒の透ける生地にストーン。ダブルアクセルから入り、フリップ転倒。スパイラルを見せたあと、サルコウ・トウ3-2を下りる。
 全体に品のいい丁寧な感じ。169cmとすらっとした体形。

4  ニキ・ヴォリーズ(オランダ) SP:46.82(21)
 「The Lady Is A Tramp」♪ 深緑の衣装。フリップ・トウ(片手上げ)3-2が決まる。ルッツは少し傾いたが頑張る。ダブルアクセルは惜しくも転倒。
 スイングジャズのボーカルにのって、元気よく小粋に動いていた。コーチはブルーノ・マルコット。


5 ヤニナ・マケーンカ(ベラルーシ) SP:27.62(36)
 「タイタニック」♪ 赤のドレスに黒の長手袋、ティアラのような髪飾り。慎重にループを跳び、サルコウ・トウが3-1に。イーグルからダブルアクセルで転倒 全体にそれほどスピードはなかったかな^^; スピンで回転数が少なくレベルが取れてないかも。

6 ダニエラ・ストエヴァ(ブルガリア) SP:33.82(35)
 「ベートーヴェンの5つの秘密」♪ 黒。ダブルアクセルを決め、ループで片手をついた。サルコウも転倒してコンビネーションにできず。
 わりとずっと同じ曲調が続くなか、淡々と丁寧にやっている感じ。

<G2>
7 マティルダ・アルゴットソン(スウェーデン) SP:47.97(18)
 「The Hanging Tree」♪ 全身黒にブーツの白。アカペラボーカルで始まり、サルコウ・トウ3-2、ループと決める。ダブルアクセルは回転不足になってしまった。全身を大きく伸ばしながらステップ、スピンにはウィンドミルも。
 独特の曲調で、スピード感のある演技。世界選手権のミニマムにはわずかに足りなかったが、得点を見て喜んでいた。


8 ペルニル・ソレンセン(デンマーク) SP:34.81(34)
 「Diamonds are a Girl's Best Friends(「ムーラン・ルージュ」より)」♪ ピンクのドレスと手袋。人差指をくわえるポーズから。サルコウでステップアウト、トウループが単独に。ダブルアクセルはややオーバーターン。
 歌詞にあわせて投げキッスからステップに入る。全体に動きが重いような


9 ヘレリー・ハルヴィン(エストニア) SP:47.49(20)
 「Fly」セリーヌ・ディオン♪ 鮮やかなピンク、裾の白。ルッツ・トウ3-2、トウループと入る。柔らかな動きで一歩をしっかり伸ばしながらステップ。全体に素敵な雰囲気。

10 アンネ・リーネ・ヤッシェム(ノルウェー) SP:49.80(14)
 「Fly」セリーヌ・ディオン♪ こちらは水色。同じ曲が続いた^^; ダブルアクセル、サルコウ・トウ・3-2を着氷、ループも決まった。丁寧なスピンに拍手が起こっていた。
 「以前に比べて体の使い方が洗練されてきた」と解説・岡部由起子さん。


11 ヴィヴェカ・リンドフォルス(フィンランド) SP:53.92(11)
 「ペルシャの踊り」「雪の女王」♪ 明るいブルーに金髪が映える。ここまでで最初に、トウ・トウで3-3コンビネーションを決める。ルッツはステップアウトになったが、「きちんとアウトエッジで跳べている」と岡部さん。ダブルアクセルも決まった。
 中東風の曲調で、指先や体を一生懸命使いながらのステップ。I字スピンでフィニッシュ。自己ベスト更新

12 ユリア・ザウター(ルーマニア) SP:41.79(27)
 「What a Wonderful World」歌唱:セリーヌ・ディオン♪ ドイツと二重国籍の選手。赤のホルターネック。トウ・トウ(片手上げ)3-2を決めたが、サルコウが2回転に。ダブルアクセルは大丈夫。コンビネーションスピンの姿勢などは工夫していてきれい。しっとりしたボーカル曲で、ヘアカッターでフィニッシュ。

<G3>
13 タニヤ・オデルマット(スイス) SP:41.44(28)
 「Silija (Dans la maison)」♪ 赤いレースのドレス。3-3予定があったが、トウ・トウ(両手上げ)3-2に。ループは転倒。ダブルアクセルは大丈夫。
 シャープにターンをつなげてステップを踏んだが、少しバランスを崩す場面も。


14 アンナ・クニチェンコワ(ウクライナ) SP:47.90(19)
 「Italian Mafia」「Mambo Italiano」♪ 元々ペアの選手。黒で長手袋。ダブルアクセルがきれいに流れた。トウ・トウ3-3も決まる。ルッツが2回転になってしまった。
 ヘアカッターのレイバックスピンのあと、マンボの曲にのって軽快なステップ。終わっておでこをぴしゃり、ルッツのミスが口惜しい


15 ビルチェ・アタベイ(トルコ) SP:37.55(32)
 「マラゲーニャ」♪ 黒に赤のスカート。ルッツ(エッジエラーe)・トウ3-2はルッツで両足着氷に。サルコウ、ダブルアクセルはしっかり決めた。「背中が丸くなっているのが気になる」と解説・岡部さん。
 すらっと長身の選手、もう少しスピード感があると映えそう。

16 フラー・マクスウェル(ルクセンブルク) SP:46.55(22)
 「Take Me to Church」♪ 白にブルー系のストーン。サルコウはやや傾いて単独に、後半トウ・トウ3-2でコンビネーションに。姿勢の一つ一つがしっかりしていて、回転の速いスピンに歓声が沸いた。

17 ソニア・ラフエンテ(スペイン) SP:37.12(33)
 「I Put a Spell On You」♪ 黒のワンショルダー。フリップ、ダブルアクセルと決めるが、トウループで転倒してコンビネーションにできなかった。

18 アレクサンドラ・ゴロヴキナ(リトアニア) SP:49.30(15)
 「Feeling Good」マイケル・ブーブレ♪ 黒の衣装で大人っぽく。よく見られなかったけど、いい演技だった模様。

<G4>
19 ナタリー・ヴァインツィエル(ドイツ) SP:57.36(7)
 「Feeling Good」マイケル・ブーブレ♪ こちらも黒、さっきと同じ曲。スピードにのってダブルアクセル、3-3予定のトウ・トウは3-2に。躍動感のあるステップ、ルッツがきれいに決まった。
 姿勢変化の速いスピンでも拍手をもらい、肩や指先の仕草もなかなかいい感じ。シーズンベスト更新に笑顔


20 エリシュカ・ブレジノヴァ(チェコ) SP:48.21(17)
 「ロクサーヌのタンゴ」♪ 黒に赤い花を飾って。冒頭のフリップはステップアウト、ルッツに2回転トウループをつけたが、回りきれずダウングレードになってしまった。
 頑張って力強く表現しようとしていたが、「曲を表現しきれていたか」と岡部さん。それでもパワフルなスピンなどは会場が沸いていた。リンクサイドではミハル・ブレジナが応援

21 イサベル・オルソン(スウェーデン) SP:45.11(23)
 「I Was Here」ビヨンセ♪ 白にスカート部分がブルー。ルッツ・トウ3-2をスムーズに着氷したが、ループで転倒。ステップの途中で膝をつく振付で、ちょっとバランスを崩してしまった。
 ダブルアクセルも大きくステップアウトで両手をつき、転倒扱いに。スピンの姿勢ごとに十分な回転数がない、というような指摘を岡部さんがしていた。


22 カースティン・フランク(オーストリア) SP:44.85(24)
 「Kingdom Hearts」♪ 紫、スカートにスリット。冒頭のトウループで転倒、後半のサルコウも単独でコンビネーションにせず。長めのスパイラルを見せてからのダブルアクセルは大丈夫だった。
 きちんとスケートを滑らせてるステップ、姿勢ごとにきちんと2回転以上してレベルを獲得してくるスピン。ベテランらしさはある。

23 ジアダ・ルッソ(イタリア) SP:53.52(12)
 「Big Spender」♪ セクシーなスリップドレス風。トウ・トウ3-2から。コンビネーションの入り方がノンベーシック(非基本姿勢)からで、「珍しい」と岡部さん。単独ジャンプはサルコウ(回転不足)、ダブルアクセルからそのままイーグルと工夫もある。
  曲に合ったコケティッシュな振付も魅力的。


24 ダシャ・グルム(スロベニア) SP:43.46(26)
 「セントルイス・ブルース」♪ 紺色でアシンメトリーなスカート。軸の細いルッツ・トウ3-2を決めたが、フリップが1回転に ダブルアクセルは決まった。
 タンゴ風のアレンジのパートでなかなかキレのいいステップ。フィニッシュポーズを取るところでちょっとバランスを崩してしまった

<G5>
25 ルトリシア・ボック(ドイツ) SP:43.77(25)
 「パッチ・アダムス」♪ ピンクとパープルに花をたくさんあしらって。ルッツ・トウ3-3を予定していたが、ルッツの着氷で乱れてホップのようなジャンプをしてしまい、その後に3回転トウループを頑張ってつけたが、3つのジャンプをしたという判定で+COMBOに。フリップの転倒が痛い

26 ヨシ・ヘルゲション(スウェーデン) SP:58.13(6)
 「Too Darn Hot」エラ・フィッツジェラルド♪ 鮮やかなピンクのVネック。ロック系のアレンジで、パワフルに滑る。ルッツは決まったが少し減点があった模様。トウ・トウは無理せず3-2でセカンドを両手上げで。
 強い音にぴしぴしとはめながら、体をぐいぐい動かしてステップ。肩をそびやかしたりキックしたり、彼女ならでは。終わって自分で手を叩いて嬉しそう。


27 マエ・ベレニス・メイテ(フランス) SP:57.35(8)
 「Feeling Good」マイケル・ブーブレ♪ 今日3人目のこの曲、ボーカルではなくインストで。2012/2013シーズンに使っていたプログラム。トウ・トウ3-3、フリップ、ダブルアクセルと元気よく下りた。ステップの動きも勢いがある。
 終わって久々にガッツポーズ。


28 アナスタシア・ガルスティアン(アルメニア) SP:48.93(16)
 「アナスタシア」♪ クリーム色のローブデコルテ風。ルッツ・トウ3-3をなめらかに決めた。フリップも決まり、足を前に上げたスパイラルを見せてからのダブルアクセルもばっちり。
 しっかり曲にのって雰囲気を盛り上げるステップ。「要素から要素に、流れが止まらないのがいい」と岡部さん。パール姿勢からビールマンのスピンでフィニッシュすると、跳び上がって喜んだ
 残念ながら、ジャンプは全て回転不足判定、、、会場からはブーイングだけど、これは仕方ないか

29 イヴェット・トート(ハンガリー) SP:55.54(10)
 「Legend of Two Old Guys With A Mustache」「I Say A Little Prayer」♪ ピンクで手袋。トウ・トウ3-3はセカンドで両足着氷になったが、ルッツは決まった。ダブルアクセルもターンから。
 ヘアカッターからビールマン、シット、ウィンドミルが入るコンビネーションとどのスピンも回転が速くて見栄えがする。柔軟性を見せながらしなやかに動くステップもよかった。フィニッシュポーズからそのままガッツポーズ


30 ロリーヌ・ルキャヴァリエ(フランス) SP:52.84(13)
 「I Know You(「Fifty Shades of Grey」より)」♪ 黒にブルー系のストーン。冒頭のトウループはコンビネーション予定だったが単独に。ルッツのあとターンが入ったが2回転トウループをつけた。スパイラルからのダブルアクセルは着氷してすぐスプリットジャンプと素敵
 ステップはいい流れだったのに、途中でちょっとつまずいてしまった。スピンはわりときれい。


<G6>
31 エレーナ・ラジオノワ(ロシア) SP:70.96(2)
 「Je t'aime」ララ・ファビアン♪ サーモンピンクで長めのスカート。ルッツ・トウ3-3を下り、単独ジャンプは難度を上げてフリップに。ドーナツスピンでも軸足がぴんと伸びている。ヘアカッターから細いビールマンも迫力。
 ノーミスで終わり、小さくガッツポーズ。


32 ニコル・ライチョヴァ(スロバキア) SP:57.24(9)
 「ロミオとジュリエット」♪ 地元の大歓声のなかに登場。ブルーにゴールドの衣装で、昨季のプログラムに戻した。得意のルッツ・ループ3-2が決まり、単独3回転ループはステップアウト。手拍子に後押しされながらのステップは活き活きと、ターンからのダブルアクセルは音にもぴったり合った。
 シーズンベスト更新の得点に、会場も大喜び

33 エフゲニア・メドヴェージェワ(ロシア) SP:72.55(1)
 映画「白夜の調べ」♪ ワインカラーにストーンが光る。コンビネーションスピンから入り、しっとりと哀調を帯びたステップ。フリップ(片手上げ)・トウ3-3を決め、片手上げダブルアクセルは珍しくステップアウト。単独ループは手を上げずに跳ぶ。
 「スピンで足を換えた後に速度が増すところが凄い」と岡部さん。今日も感情たっぷりに演じて、終わってほっとした笑顔。

34 アンゲリーナ・クフヴァルスカ(ラトビア) SP:58.99(5)
 「トスカ」より「E lucevan le stelle(星は光りぬ)」プッチーニ♪ ラベンダー色。冒頭のルッツ、トウ・トウ3-3、ダブルアクセルとどれも流れがあった。ワルツのリズムで柔らかな雰囲気のステップ、スピンもパワーがある。着氷姿勢がぴしっとしてていい。
 シーズンベスト更新にコーチがキスで讃える。


35 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア) SP:63.81(3)
 「バイオリンと管弦楽のためのボレロ」♪ 赤いリボンを巻きつけたようなデザインの衣装。ルッツ・トウを落ち着いて決めたがループが2回転に ダブルアクセルは惚れ惚れするような着氷とその後の動きなのに
 しなやかさと力強さ、美しさを兼ね備えた素敵なステップシークエンス。やはり見所が多い選手。

36 ロベルタ・ロデギエロ(イタリア) SP:61.01(4)
 「He Sleeps」「Pretty Woman」♪ 赤いドレスに白い手袋。コンパクトな回転のトウ・トウ3-3、フリップと決めると、「プリティ・ウーマン」のボーカルで軽やかにステップを踏む。
 ダブルアクセルも決まってミスなく終わり、自己ベストの得点に大喜び

 結果、メドヴェージェワがトップ、2位にラジオノワ、3位ポゴリラヤとロシア勢が上位独占(予想通り^^;)。4位ロデギエロ、5位クフヴァルスカ、6位ヘルゲション。地元スロバキアのライチョヴァは9位につけた。
 フリーは、ロシア勢の表彰台独占になるか、誰か割って入るかが見所になりそう

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見るもの多すぎ週間続き

2016年01月26日 23時48分50秒 | スポーツ

 絶賛継続中
 テニスの全豪オープン2016、男子シングルスの錦織圭は準々決勝でノヴァク・ジョコビッチに敗れた。。。見ていてじれったかった~~~
 もう日本勢はいなくなった?と思いきや、ジュニアに何人か勝ち残ってるし、ホイールチェアーもある。ということは、まだまだ見られるかも
 フィギュアスケートは、全米選手権の男女でもうぐったり(笑) アイスダンスのシブタニ兄妹初優勝とか、ペアのケイン/オシェア初優勝とか、チェックしたいんだけど^^; カナダ選手権のケヴィン・レイノルズやケイトリン・オズモンドの復活ぶりも見たい~
 しかし、明日からもうヨーロッパ選手権が始まってしまう そして男子と女子はJ SPORTSで生中継が 35人とか36人とか、ショートプログラムは人数も多い。これは大変
 そして今、リオデジャネイロ五輪出場をかけて、サッカーU-23日本代表が戦っている。頑張れ
 ・・・生で見るものと、録画で見るもの、使い分けていかないと身体がもたない。うまくやらねば>自分

<追記>
 後半アディショナルタイムに弾丸シュートで決勝点! リオ五輪出場決定、おめでとう

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全米選手権2016男子フリー

2016年01月25日 08時20分30秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全米選手権2016男子フリージャッジスコア)。

<G1>
1 エリック・スティンハート SP:49.11(17) FS:92.39(19) 合計:141.50(19)
 「Overture to the New Picaso」♪ ルッツ・トウ3-2、フリップ、単独ルッツと頑張る。ダブルアクセルはかなり傾いたけど着氷。後半単独で3回転トウループ予定が2回転になり、3つ目の2回転トウループで無効0点になってしまった。サルコウ・ループ・フリップ3-1-2などもなんとか。
 一生懸命、最後まで演じきって、満足げ。

2 カラン・オイ SP:48.66(18) FS:101.40(18) 合計:150.06(18)
 「A Promise to Return」♪ 最初の要素がステップシークエンス、続いてダブルアクセル。フリップで転倒したが、ループ・トウ3-2やルッツ・ループ・サルコウ3-1-2などをなんとか。後半ルッツ・トウ3-3、ループ、サルコウと続けて決める。後半のほうがジャンプはよかった。
 スピンはあまりスピードがないかも^^;

3 ロバート・プルセピオスキ SP:49.38(16) FS:111.16(16) 合計:160.54(17)
 「Proud of Your Boy」♪ あまり助走をつけずにすっと3回転サルコウをまず跳んだ。ステップのあと、フリップ・トウ3-2はトウループで両手上げ。ルッツ・ループ3-2は間にターンが入ったが着氷。ダブルアクセル+ループ+2回転サルコウは幅があって迫力。
 気持ちよさげに、伸び伸びと滑っていた。フラワーガールたちと肩を組んで記念撮影したり、大会を楽しんでいる 全米でのベスト更新。

4 ベン・ジャロヴィク SP:48.16(19) FS:119.17(12) 合計:167.33(15)
 「アバター」♪ 冒頭のアクセルはトリプル予定がダブルに。ルッツ・ループ・サルコウ3-1-3、フリップ(エッジエラーe)・トウ3-2と着氷。ステップのあと、ルッツ、ループ・トウ3-2、単独ループと決まって、ジャンプは大きなミスなし。セカンドの2回転トウループは片手上げで跳んでいる。
 わりと静かな曲で淡々とした感じだが、雰囲気はわりと出せていたかな。得点にガッツポーズ。

<G2>
5 セバスチャン・ペヤネット SP:56.10(14) FS:116.58(14) 合計:172.68(14)
 「ピアノ協奏曲第1番」チャイコフスキー♪ ルッツ、フリップ、サルコウ・トウ3-2と決めて波にのる。トウ・ループ・サルコウ3-1-2は決まったが、コンビネーションは2つのみになってしまった。
 丁寧なスピン、細かいところまで気を使っている動きに好感がもてる。

6 ジミー・マー SP:51.95(15) FS:109.68(17) 合計:161.63(16)
 黒と白のツートンカラー。最初に4回転トウループに挑んだがダウングレード。決まったジャンプはけっこう高さもあるが、1回転になってしまったジャンプもあって、出来は安定しなかった。
 ステップシークエンスの途中で転倒したのが痛かった

7 スコット・ダイアー SP:59.67(12) FS:122.43(11) 合計:182.10(11)
 「ニュー・シネマ・パラダイス」♪ 美しい3回転トウループから。トリプルアクセル+2回転トウループはアクセルが回転不足判定。2本目のアクセルはシングルになってしまった。
 「ジャンプの前に構えすぎ。よい姿勢を保とうとするのが、かえって固くなってしまっている」と杉田氏。
 回転の速いスピンをぴたっと止めて次にいくところがいい。

8 ダニエル・クレンカンプ SP:56.97(13) FS:130.37(9) 合計:187.34(10)
 フランク・シナトラ・メドレー♪ ドレスシャツにネクタイ。冒頭のトリプルアクセルが両足着氷になった以外は、ルッツ・トウ3-3、後半にもルッツ・トウ・ループ、その他の3回転ジャンプもきっちり決まった。
 歌詞の雰囲気に合わせていい感じに踊り、音とジャンプ前のターンやスピンのウィンドミルがぴったり合ったり、気持ちいいプログラム。終わってすごく嬉しそうだった

9 エマニュエル・セイヴァリー SP:62.96(11) FS:116.36(15) 合計:179.32(13)
 「Reveil」♪ シルク・ド・ソレイユの曲で、カラフルなピエロ風の衣装。冒頭の4回転サルコウで転倒、トリプル予定のアクセルがダブルに。フリップ・トウ3-3はセカンドで両手上げで決めたが、後半スピードが落ちてしまった。

<G3>
10 ショータロー・オオモリ(大森勝太朗) SP:63.82(10) FS:117.67(13) 合計:181.49(12)
 「ノクターン」ショパン♪ ワインカラーのカットソーにグレーのパンツ。トリプルアクセルになんとか1回転トウループをつける。フリップ、サルコウ、ダブルアクセルと決めた前半。
 しっとりした曲調で、丁寧にステップを踏んでいく。後半ループで転倒、サルコウ・トウ3-3は着氷が少し乱れた。
 柔らかな身のこなしはなかなか素敵なんだけど、ジャンプの調子は今ひとつ。

11 ショーン・ラビット SP:66.71(9) FS:125.92(10) 合計:192.63(9)
 「F調の交響曲」ガーシュイン♪ スパイラルから跳んだルッツが2回転に、トリプルアクセル転倒。フリップも2回転に。しかし後半持ち直し、フリップ・トウ3-2やサルコウ・トウ3-3、ダブルアクセル+2回転トウループ+2回転ループが決まる。
 長いイーグルで魅せるコレオシークエンスなど、後半どんどん盛り上った。

12 ヴィンセント・ジョウ SP:68.10(8) FS:149.13(8) 合計:217.23(8)
 「ゴッドファーザー」♪ 軸の細いトリプルアクセル+3回転トウループを下り、4回転サルコウ2本に挑戦、1本は乱れたが1本は巧く決める。後半のルッツ(両手上げ)・ループ・サルコウ3-1-3など、予定のジャンプは全部着氷。
 映画の雰囲気をしっかり表現する意識のコレオシークエンス、しっかりしたスピンでフィニッシュすると、顔を覆って喜んだ。
 キス&クライで膝に乗せてるのは、ど~もくん

13 グラント・ホクスタイン SP:79.26(6) FS:173.58(4) 合計:252.84(4)
 「レ・ミゼラブル」♪ 「彼を帰して」の曲から。冒頭の4回転トウループはフリーレッグをついてしまったが、トリプルアクセル+2回転トウループ、後半にも単独トリプルアクセルがきれいに決まる。ルッツ・ループ・サルコウ3-1-3や3-2も入り、フリップが2回転になったのが唯一のミス。
 スピンの姿勢と回転の安定感、「One Day More」の歌の掛け合いを表すような力強いコレオシークエンス。素晴らしい出来

14 アレクサンダー・ジョンソン SP:73.69(7) FS:168.25(5) 合計:241.94(6)
 ラベンダーっぽい衣装。トリプルアクセル+2回転トウループ、単独トリプルアクセルと立て続け。ルッツ・ループ・サルコウ3-1-3も鮮やか。しなやかに大きく身体を使うステップ、スパイラルからダブルアクセル+3回転トウループと素敵。3回転サルコウでステップアウトしたのが惜しい。
 得意なのか、つなぎで何度かスパイラルを見せる。滑走姿勢や動作だけでも見ていてきれいな選手

<G4>
15 ティモシー・ドレンスキー SP:80.01(5) FS:156.12(7) 合計:236.13(7)
 「ショパンのテーマによるオーケストラ変奏」♪ 冒頭のトリプルアクセル+3回転トウループで、セカンドの着氷で乱れた。後半の単独トリプルアクセルなどはきれいに入る。
 フライングコンビネーションスピンで、キャメル姿勢が安定せず、その後もかなりトラベリングしてしまった。

16 ネイサン・チェン SP:86.33(4) FS:180.60(2) 合計:266.93(3)
 「交響曲第3番」サン-サーンス♪ ブルーのシャツの裾を翻しながら滑り出し、サルコウ・トウ4-2、4回転サルコウといきなり!おまけに4回転トウループ!
 ジャンプが決まれば、元々完成度が高いスケーティングやスピンで魅了していく。後半にも4回転トウループが入り、唯一のミスはトリプルアクセルの転倒。
 最後のスピンでもうスタンディングオーベーション 技術点は100点越え。

17 マックス・アーロン SP:91.83(1) FS:177.72(3) 合計:269.55(2)
 「ブラック・スワン」♪ 直前に凄い演技があっても落ち着いていた。サルコウ・トウ4-3、トリプルアクセル+2回転トウループと決まる。後半の4回転サルコウ、トリプルアクセルはちょっと着氷で傾いたがこらえる。
 以前よりしっかり踊れるようになって、バレエの動きをきれいに見せている。終盤はダブルアクセルなど比較的容易なジャンプが中心だが、いい感じに盛り上がった。本人も納得の表情でフィニッシュ。

18 アダム・リッポン SP:88.01(3) FS:182.74(1) 合計:270.75(1)
 ビートルズ・メドレー♪ 透ける生地のパープルに軍服風の飾りの衣装。4回転ルッツに挑んで転倒、トリプルアクセル+2回転トウループは決まった。両手上げの3回転ルッツが決まれば、「ゲット・バック」で軽快にステップ。目の覚めるようなトリプルアクセル、ルッツ・トウ3-3も決まる。
 「サージャント・ペパーズ・ロンリーハーツクラブバンド」のコレオシークエンスで活き活きと踊る。めっちゃカッコいい~ 終わって顔を覆って喜んだ。

19 ロス・マイナー SP:90.90(2) FS:157.11(6) 合計:248.01(5)
 「Too Much Love Will Kill You」「Who Wants to Live Forever」クイーン♪ 冒頭の4回転サルコウは片手をつき、トリプルアクセルがシングルに ルッツなどもちょっと傾いたり、SPのときほど精彩がなかったか・・・
 曲のサビでリンクいっぱいに使うイーグルとか、プログラムとしては素敵なのに、惜しかった。

 結果、アダム・リッポンの全米初優勝 2位マックス・アーロン、3位ネイサン・チェン、4位にグラント・ホクスタインが入った。ロス・マイナーが5位、アレクサンダー・ジョンソン6位、ティモシー・ドレンスキー7位。ヴィンセント・ジョウが200点越えで8位。
 まれに見る接戦、見ごたえのある試合だった

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全米選手権2016男子SP

2016年01月25日 04時10分47秒 | スポーツ

 女子フリーを先にアップしちゃったけど^^;
 フィギュアスケート・全米選手権2016男子ショートプログラムジャッジスコア)。

<G1>
1 アレクサンダー・ジョンソン 73.69(7)
 「Transe」♪ 独特の曲で1番滑走。トリプルアクセルは着氷が乱れ、フリップ・トウ3-3は着氷したがあまり流れなかった。ルッツは転倒。
 キャメルスピンの姿勢などは解説・杉田秀男さんにほめられていた。

2 ベン・ジャロヴィク 48.16(19)
 「Absurdity」♪ 初出場。高さのあるダブルアクセルから。フリップ(エッジエラーe)・トウ3-2は余裕をもって下りたが、後半のルッツはダウングレードで転倒になってしまった。
 ステップは「体があまり巧く使えていない」と解説・杉田氏。

3 エマニュエル・セイヴァリー 62.96(11)
 「Viejos Aires」♪ 18歳初出場、アフリカ系の選手。4回転サルコウに挑み、着氷で沈みこんで手をついた。アクセルはダブルになって乱れたが、フリップ・トウ3-3はセカンドで頑張って両手上げ、下りた瞬間白い歯を見せてにっこり。
 しなやかできびきびした動きでタンゴを表現。伸びそうな選手

4 ネイサン・チェン 86.33(4)
 マイケル・ジャクソン・メドレー♪ 今季のジュニアグランプリファイナルを制した期待の若手が登場。4回転サルコウはオーバーターン、トウ・トウ4-3を見事に決める。MJ!という感じの振付で踊るステップ、トリプルアクセルは片手をついた。
 フライングシットスピンでレベル1のV判定になったのは、フライング姿勢が不十分だったのか、着氷後2回転以内にシット姿勢になれなかったのか? ジャンプより、こういう点を細かく解説してほしいところ。
 本人とコーチは得点に満足そう、ハイタッチを交わしていた。

<G2>
5 ジミー・マー 51.95(15)
 「Tsunami」♪ 喉元に翡翠、レース系の衣装。冒頭のアクセルはダブルに、ルッツ・トウ3-3は幅と流れがあった。後半のフリップが1回転に
 ステップの途中で両膝をついてしまう(転倒扱い)ミス。勢いはあったけど。

6 セバスティアン・ペヤネット 56.10(14)
 「ロミオとジュリエット」♪ 丁寧なダブルアクセルから。シットスピンはしっかり回転数を多く回ってレベルを得る。ルッツ転倒、サルコウに2回転トウループをつけた。

7 グラント・ホクスタイン 79.26(6)
 「Due Tramonti」♪ 柔らかな曲調にのって滑っていく。4回転トウループ転倒、トリプルアクセルは鮮やか。ルッツ・トウは3-2に。「ジャンプで回転しようと上体に力が入り、肩が上がって首が絞まるような状態」と解説・杉田氏。
 ステップは緩急もあってなかなかよかった。

8 ヴィンセント・ジョウ 68.10(8)
 「Crystallize」♪ ジュニアグランプリファイナル4位の15歳。軸の細いトリプルアクセルを決め、イーグルから4回転サルコウを跳んだがダウングレード。後半のルッツ・トウ3-3はルッツで両手上げ、自信を持って跳んでいる。
 「(表現で)首や手は動いているが、もっと身体全体を使えるようになるといい」と杉田氏、なるほど・・・

9 ロス・マイナー 90.90(2)
 「ニューヨークの想い」ビリー・ジョエル♪ なめらかな3回転フリップ、トリプルアクセルと完成度の高いジャンプ。音楽と一体化しながら、ちょっとした仕草がおしゃれなステップが素敵。キャメルスピンにはラウンジポジションから、フライングシットスピンに入るジャンプも工夫があり、ステップとスピンは全てレベル4。
 後半ルッツ・トウ3-3はルッツでやや傾いたが、頑張ってセカンドにつなげてGOEはプラス1.0をゲット。終盤曲が盛り上るところでバレエジャンプからイーグル、カッコいい
 SPで90点台は自身初。地元ボストンで開催の世界選手権に出場するチャンスがあるかも

<G3>
10 エリック・ステインハート 49.11(17)
 「Homecoming」♪ こんな名前だけど、ルックスはアジアっぽい。慎重にルッツ・トウ3-3を決め、フリップとダブルアクセルはまあまあ。ステップシークエンスの間、腕が両側に広がってバランスを取りながら滑っている感じ。
 怪我で欠場のジョーダン・モイラーに代わって出場のチャンスを得た18歳。

11 ショーン・ラビット 66.71(9)
 「サムソンとデリラ」♪ 羽生結弦が出場していたスケートカナダ・オータムクラシックで3位だった選手。フリップ・トウ3-3を決めたが、トリプルアクセルで転倒。ルッツは問題なし。
 長身を大きく使って、ダイナミックに活き活きとステップを踏んだ。途中で入れるダンス系のジャンプがカッコいい。

12 ティモシー・ドレンスキー 80.01(5)
 「ニュー・シネマ・パラダイス」♪ 鮮やかなブルーのVネック。トリプルアクセルで軸が傾いたが頑張って着氷、フリップ・トウ3-3とルッツも少しこらえたが大丈夫。スケーティングがよく滑っていて、スピンとステップは全部レベル4を獲得。自己ベストを大きく更新した模様。

13 カラン・オイ 48.66(18)
 こちらも鮮やかなブルー。妹はアイスダンス日本代表で水谷太洋と組んでいたブリナ・オイ。アクセルはダブル、3回転フリップの後ターンが入ったが2回転トウループをつけ、3回転ループは決まった。
 マサチューセッツ工科大学進学でスケートから離れ、イエール大学の博士号も取得。今は自分でフィギュアスケート採点システムを効率化する会社をやっているそうな

<G4>
14 ダニエル・クレンカンプ 56.97
 トリプルアクセル転倒、ルッツがダブルに 3回転フリップはきれいに入ったが、コンビネーションなしという結果に。上半身をしなやかに使ったステップはなかなかよかった。振付はダグラス・ラザノ。

15 スコット・ダイアー 59.67(12)
 「アディオス・ノニーノ」「ラ・クンパルシータ」♪ 黒シャツにサスペンダー。トリプルアクセルを下りたが回転不足、ルッツ・トウは3-2に。タンゴに乗ってキレのいい動きのステップはレベル4をもらった。

16 ショータロー・オオモリ(大森勝太朗) 63.82(10)
 「Your Song」♪ 両親とも日本人、2013年世界ジュニア銅メダルの選手。振付はジェレミー・アボット。
 トリプルアクセルをなんとかこらえ、フリップ・トウ3-3、ルッツと頑張った。歌詞の世界を気持ちをこめて表現するステップ。久々に試合で滑る姿を見た。

17 ロバート・プルゼピオスキ 49.38(16)
 「Saturday Night」フランク・シナトラ♪ 白シャツにほどいたボウタイ。ステップの一部のようにダブルアクセルから。ルッツ・トウ3-2はルッツでややバランスを崩したが頑張る。フリップでは両手をついてしまった。
 スピンはちょっとレベルが取れてないが、表外ジャンプを織り込んだステップが楽しい。

18 マックス・アーロン 91.83(1)
 「誰も寝てはならぬ」♪ 今日もピタピタのパンツ。すんなりスピードにのって、サルコウ・トウ4-3を鮮やかに決めた トリプルアクセルはオーバーターンしかかったが、うまく抑えた。ルッツは軽々。
 ステップはあまり一歩が伸びてない感じだったが、パヴァロッティのボーカルに負けてない表現ができている。

19 アダム・リッポン 88.01(3)
 「Who Wants To Live Forever」クイーン♪ 今日は4回転ルッツ挑戦はせず。ルッツ・トウ3-3はルッツで傾いてしまい、セカンドはステップアウト。トリプルアクセルと後半フリップは問題なし。
 しなやかな動きのステップやスピンは見惚れてしまう。

 結果、マックス・アーロンがトップ、2位にマイナー、3位リッポン、4位チェン。1位から4位までは5.5点の中に入っているので、フリーの出来次第で順位が大きく変わる可能性もありそう。
 さて、どうなる

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28周年はニッケル

2016年01月24日 23時37分06秒 | Weblog

 というのは、フランス式らしい
 今日は結婚28年目の記念日。つれあいはバンコクからミャンマーに移動しているようで、たぶん忘れてる
 「~婚式」という呼び方、25周年の銀婚式や50周年の金婚式は有名だけど、他の年も一応ある。ざっと検索すると、1年目は紙、2年目は綿または藁、3年目は革、などなど。2つ3つの呼ばれ方がある年も。8年目に入ってる電気器具って、業界の希望
 15年目の水晶までは、だいたいどのサイトにも出てくるが、その後は5年毎のところが多い。16年目トパーズ、17年目アメジスト、18年目ガーネットとしているサイトもあった(19年目がなかった)。
 26年目から29年目あたりは、どうでもいい扱い? その間もちゃんと続いてないと、30年目の真珠婚式までたどりつかないんだけど
 ようやく見つけたのが、フランス式の呼び方を紹介しているサイト。一般的なイギリス式と少し違うようだけど、10年目錫、15年目水晶、20年目磁器、25年目銀と節目のところは共通。26年目以降もきっちり毎年名前がついている。
 28年目はニッケルだそうな。ニッケルといって思い浮かぶのは、アメリカの5セント 我が家に1枚くらいあるかな
 

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全米選手権2016女子フリー

2016年01月24日 14時21分41秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全米選手権2016女子フリージャッジスコア)。

<G1>
1 マリア・ヤン SP:36.34(21) FS:83.86(14) 合計:120.20(18)
 「パール・ハーバー」♪ 冒頭にフリップ・ループ3-3にチャレンジ、軽くオーバーターンしたが着氷(回転不足だったかも)。その後ルッツ、フリップ、ループと着実にジャンプを決め、彼女としてはほぼミスのない演技。今できることをやりきれた感じ。

2 ハイディ・マンガー SP:36.34(18) FS:89.98(12) 合計:131.46(15)
 「ロミオとジュリエット」♪ シャンパンベージュの衣装がきれい。フリップトウ3-2など安定したジャンプ。「I'm kissing you」でしっとりステップはレベル4。ダブルアクセルは転倒したが、フリップ・ループ2-2を決めた。

3 エイヴリー・カーツ SP:41.27(19) FS:66.02(20) 合計:107.29(20)
 「ブレイブハート」♪ ブルーに赤の紐を巻きつけたような衣装。冒頭にフリップ・ループ・サルコウ(両手上げ)3-1-2をきれいに決めたが、ルッツで転倒。2つ目のルッツは着氷したがコンビネーションにできず、+REPで基礎点が下がってしまった。
 リバーダンス系の曲調にのったステップが、滑らかな動きで解説・中庭健介さんにほめられていた。最後のスピンの途中でバランスを大きく崩し、手をついてしまったのが惜しい。

4 エレナ・プルキネン SP:38.22(20) FS:63.43(22) 合計:101.65(22)
 「風の谷のナウシカ」♪ なかなか優雅な雰囲気のある選手。冒頭の3回転トウループで転倒、ほかのジャンプもこらえるものが多かった。スピンの入り方や姿勢はよかった。

5 アレクシス・ギャグノン SP:33.24(22) FS:72.32(19) 合計:105.56(21)
 「ラ・クンパルシータ」「ラ・モロチャ」♪ 元気系ラテンナンバーで。ダブルアクセルから入り、スピードにのってステップ。3回転ジャンプはトウループ1回だけで、コンビネーションはルッツ・ツープ2-2やフリップ・トウ2-2など。
 コレオシークエンスでは、難しい姿勢のハイドロブレーディングも。最後まで元気よく滑りきった。

<G2>
6 カーリー・ゴールド SP:42.41(15) FS:65.55(21) 合計:107.96(19)
 「月の光」♪ きれいな水色の衣装。冒頭にダブルアクセル+2回転トウループ+2回転ループを決めたが、1回転になってしまったジャンプが3つほどあって、ちょっとジャンプは不本意だったか。
 イナバウアーやスパイラルなどはきれい。

7 アシュリー・ケイン SP:42.41(13) FS:83.54(15) 合計:131.89(14)
 「バイオリンと管弦楽のためのボレロ」♪ 身のこなしが美しく、指先まで意識した身体表現ができる選手。冒頭のルッツや後半のループで転倒、ジャンプは全体にやや着氷が固かったかな。3回転サルコウ+ダブルアクセルのシークエンスはよかった。

8 クリスティーナ・クリーヴランド SP:41.49(17) FS:80.32(17) 合計:121.81(16)
 「ハーレム」♪ ジェイソン・ブラウンと同じコリ・エイドがコーチ。わりと高さのあるジャンプを跳ぶ。ダブルアクセル+1回転ループ+2回転フリップなどを決めたが、最後のトウループ転倒がもったいなかった。

9 アレクシー・ミエスコスキ SP:41.63(16) FS:79.64(18) 合計:121.27(17)
 「シェヘラザード」♪ 21歳で初出場の選手。衣装はワインカラー。トウ・トウ3-2から入り、単独2回転ループは両腕を下に降ろした面白い姿勢で工夫している。ループは得意なのかループ・ループ3-2も。
 ダブルアクセルで転倒したが、次のコンビネーションは決めて笑顔。

10 ケイティ・マクビース SP:46.94(14) FS:86.58(13) 合計:133.52(13)
 「シンデレラ」♪ ブルー系で長手袋。曲はディズニー。前半ルッツやフリップ・トウ・ループ3-2-1などを上手く決めたが、後半ダブルアクセルの転倒や1回転になるジャンプがあって惜しい。
 「目線が下に向いてしまう」と中庭氏が指摘。とはいえ、ここまでのトップに立った。

<G3>
11 コートニー・ヒックス SP:54.93(11) FS:113.11(9) 合計:168.04(9)
 「エリザベス:ゴールデン・エイジ」♪ きれいなターコイズブルー。序盤の3連続ジャンプの最後に転倒してしまったが、後半持ち直して迫力のあるループやフリップを決め、盛り上がった。
 イーグルやバレエジャンプで構成したコレオシークエンスも高得点、笑顔でフィニッシュ。

12 カレン・チェン SP:55.23(12) FS:113.89(8) 合計:168.75(8)
 「レ・ミゼラブル」♪ スピードにのって流れのいい3回転ルッツから。脚を持って高く上げてからのスパイラルは迫力。フリップで転倒、アクセル+ループ+サルコウの3連続コンビネーションが、シングルアクセル+1回転ループで止まってしまった。後半いいジャンプが続いたが、サルコウ・トウ・トウ3連続が

13 アンジェラ・ワン SP:55.23(10) FS:107.94(10) 合計:163.17(10)
 「恋のアランフエス」♪ ブルーのチューブトップドレス。両手上げ3回転ループから。レベル4の美しいステップの後、つなぎの部分で転倒 しかし落ち着いて3回転トウループ+ダブルアクセルのシークエンスを決め、後半も大きなミスなくまとめた。

14 ブレイディー・テネル SP:58.26(7) FS:123.07(6) 合計:181.33(6)
 「Tango in Ebony」♪ ルッツ・トウ3-3、ダブルアクセル+3回転トウループを立て続けに決め、ルッツ・トウ3-2で間にターンが入った以外はジャンプにミスなし。スピンとステップも全部レベル4をもらった。ジャンプの軸が細く、技術がしっかりしている。
 最後まで活き活きと滑り、終わって大きくガッツポーズ。「スピンのポジション変化が速いのがいい」と中庭氏。

15 ハンナ・ミラー SP:57.86(9) FS:116.56(7) 合計:174.42(7)
 グレーがかったピンクの衣装。冒頭にトウ・ループ・サルコウ3-1-3、ダブルアクセル+3回転トウループと着氷して、笑顔を浮かべながら滑っていく。どの要素も音楽としっかり合わせながら流れにのっていて、見栄えがする。少し回転不足があったのが惜しい。
 細かい動きながら身のこなしがしなやかなステップ、ダイナミックなスパイラルのコレオシークエンスもよかった。

16 フランチェスカ・キエラ SP:57.94(8) FS:82.44(16) 合計:140.38(12)
 「At Last」♪ スケートの一歩がなめらかに滑る選手で、ステップの振付などはそれが生かされている動き。ジャンプのほか、つなぎでも転倒してしまって動揺したか、コンビネーションにしなければならない2回目のジャンプを単独で終わらせてしまったのがもったいない。

<G4>
17 マライア・ベル SP:58.85(6) FS:101.18(11) 合計:160.03(11)
 「7月4日に生まれて」♪ 赤、青に白のストライプで星条旗モチーフの衣装。鮮やかな3回転ルッツを決めたが、勢いのあったダブルアクセルが惜しくも転倒。後半のルッツ・トウ・トウ3-2-2やダブルアクセル+2回転トウループが、3回目&4回目の2回転トウループで無効0点に
 「指先まで意識して、いつ写真に撮られても美しい」と中庭氏。

18 アシュリー・ワグナー SP:62.41(4) FS:135.47(3) 合計:197.88(3)
 「ムーラン・ルージュ」♪ 女王の登場。回転不足を取られやすい3回転のコンビネーションが、今日は完璧!フリップ・トウ3-3、ループ・ループ・サルコウ3-1-3とばっちり。ノーミスで最後までいくか?と思ったが、ルッツが1回転になって ステップの中で一瞬立ち止まって振り返る振付は、彼女ならではのドラマ演出。
 終わって、ルッツでミスしたところを指差して「ここ!」という感じ。もちろんトップに立ったが、さてどうなる?

19 長洲未来 SP:59.64(5) FS:129.20(4) 合計:188.84(4)
 「華麗なるギャツビー」♪ 20年代風の衣装。フリップ・トウ3-3をまず着氷(エッジエラーe)、ルッツやループ、ダブルアクセル+2回転トウループなどをしっかり決めていった。しっとりした曲調では美しいスパイラルのコレオシークエンス、アップテンポの曲調に変わって軽やかなステップ、会場から手拍子が起こった。とても素敵なプログラム

20 タイラー・ピアス SP:62.45(3) FS:126.05(5) 合計:188.50(5)
 「死の舞踏」♪ 力強く滑り出し、ルッツ・トウ3-3を鮮やかに決める。後半にもルッツ、ダブルアクセル+3回転トウループと決まったジャンプはどれも見事。最後のジャンプが決まると"Yeah!"と声がかかった。フリップの転倒が唯一のミス。
 全体にスピードがあり、ダイナミックに上半身を使いながらステップ。会心の出来。

21 ポリーナ・エドマンズ SP:70.19(1) FS:137.32(2) 合計:207.51(2)
 「風と共に去りぬ」♪ 髪をおろして後ろにリボン。見事なルッツ・トウ3-3を決め、「タラのテーマ」でステップ。フリップ・ループ・サルコウ3-1-3など、どのジャンプも軸が細くきれい。「無駄な力を使わないジャンプ」と中庭氏。
 終盤のリンクをいっぱいに使うスパイラルは、もう風格 映画の世界を完璧に表現した、素晴らしいプログラム

22 グレイシー・ゴールド SP:62.50(2) FS:147.96(1) 合計:210.46(1)
 「火の鳥」♪ きりっとした表情で滑り出し、シャープにルッツ・トウ3-3を決める。ステップも動きの完成度が高く、まったく隙がない。後半にダブルアクセル+3回転トウループ+2回転トウループ、フリップ・トウ3-2、スパイラル姿勢からそのままルッツ。どのジャンプも、エッジエラーも回転不足もない、GOEが全てプラス
 最後のサルコウを下りると小さくガッツポーズ、スピンが終わる前からスタンディングオーベーションだった。最終滑走で、これぞノーミスという演技。
 得点が出た瞬間、跳び上がって喜ぶ。歴史に残る大逆転優勝 なんと技術点は76.12

 結果、ゴールドが優勝、2位エドマンズ、3位ワグナー、4位長洲未来。5位タイラー・ピアス、6位ブレイディー・テネル。
 ・・・見ごたえのある大会だった・・・

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飲み会に差し入れ

2016年01月23日 23時30分05秒 | 香港

 香港好きの新年会に、店長自ら持ってきてくれた。
 ・・・ああ、香港の味・・・
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全米選手権2016女子SP

2016年01月22日 15時22分00秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全米選手権2016女子ショートプログラムジャッジスコア)。他国の選手権ながら、生中継で見られる喜び 画面に予定要素、実施した要素とその得点が順次表示される

<G1>
1 エイヴリー・カーツ 41.27(19)
 「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」♪ 初出場の選手。ルッツ・トウ3-2をセカンド片手上げで決めたが、フリップで転倒。アクセルがシングルになったのが痛かった エレキにのってのびのびとステップを踏んだ。

2 カーリー・ゴールド 42.41(15)
 「ハンガリー狂詩曲第2番」♪ グレイシー・ゴールドの双子の姉妹、初出場。グレイシーと違って赤毛。ダブルアクセルから入り、サルコウ・ループ3-2を決める。単独ループが1回転に。
 きれいなビールマンスピンなど、美しい姿勢を見せた。

3 マリア・ヤン 36.34(21)
 「タイスの瞑想曲」♪ 丸顔で可愛い。手首のストーンがキラキラ フリップで転倒、ルッツ・トウはセカンドが1回転に。スパイラルからのダブルアクセルはきれいだった。曲の雰囲気を表現する意識は伝わってきた。

4 クリスティーナ・クリーヴランド 41.49(17)
 「Lonely Heart」♪ けっこう高いルッツ・トウ3-2が決まった。フリップは転倒。後半にダブルアクセルを跳んだ。ピアノがメインの曲がちょっとBGMっぽかったかな^^;

5 マライア・ベル 58.85(6)
 「Storm Cry」♪ 冒頭にルッツ・トウ3-3に挑んで転倒したが、動きの切れはいい。フライングシットスピンに入るとき一瞬ぐらついたがうまく収める。フリップ、ダブルアクセルは問題なし。リバーダンス系のリズムで勢いのあるステップを見せた。

<G2>
6 コートニー・ヒックス 54.93(11)
 「The Feeling Begins」♪ フリップ・トウ3-3転倒、ルッツも転倒して立ち上がるのに少し時間がかかってしまった。イーグルからのダブルアクセル、レベル4のステップでは高得点。ブレードをホールドしたキャメル姿勢からそのままシット姿勢になる得意のスピンも見せる。
 パワフルな動きは魅力的。

7 ハイディ・マンガー 41.48(18)
 「The Winner Takes It All」♪ 今年世界選手権が行われるボストンの選手。ルッツ・トウが2-2に、フリップも2回転に。ダブルアクセルはきれいに決め、リンクを大きく使うイーグルなどで見せた。すらっとした長身の選手。

8 フランチェスカ・キエラ 57.94(8)
 「Nyah」♪ フリップ・トウ3-2はセカンドで片手上げ、流れの中できれいにダブルアクセル。ルッツもクリーンに決まると、スピンもステップも気持ちよくこなした。ノーミスの演技に笑顔。

9 アレクシス・ギャグノン 33.24(22)
 「Vertigo」「Baby Elephant Walk」♪ 初出場。最初の要素がステップシークエンス、コミカルな動き。ダブルアクセルはうまく決めたが、コンビネーションが1-1に サルコウは回転足りずに両足着氷。でも最後まで笑顔を絶やさなかった。

10 長洲未来 59.64(5)
 「Demons」♪ グレーの衣装が渋い。コールされる前に両足をぴしゃっと叩いて気合を入れる。
 フリップ・トウは3-3予定が3-2になったがクリーンに下りる。得意のループジャンプや、イナバウアーでも拍手が起こった。迫力のあるレイバックスピンでフィニッシュ。
 リンクサイドに戻ってきたとき、靴を指差していた。演技中に少し壊れたんだろうか? フリーに影響がないといいけれど。


<G3>
11 カレン・チェン 54.86(12)
 「トゥーランドット」プッチーニ♪ 両親は台湾出身。冒頭のルッツで転倒したが、一歩がよく伸びるステップでレベル4獲得。ループでも転倒してしまってコンビネーションにできなかったが、ダブルアクセルは鮮やか。ほぼI字姿勢のスパイラルは迫力!

12 アレクシー・ミエスコスキ 41.63(16)
 初出場の21歳。冒頭のループは転倒したが、トウ・トウ3-2を決め、落ち着いて丁寧に滑っていく。全体に柔らかな動きが素敵な選手。

13 タイラー・ピアス 62.45(3)
 「Voices from the Forest」♪ トウ・トウ3-3を頑張って下り、ダブルアクセルは下りてすぐのスプリットジャンプにつなげ、ターンの連続からのループと見事。シャープでダイナミックな動きのステップも高得点。I字スピンでフィニッシュするとスタンディングオーベーション。

14 ブレイディー・テネル 58.26(7)
 「The Storm」♪ 昨年全米ジュニア1位。ルッツ・トウ3-3、ここまで滑った中で最初に決まった。フリップはフェンスに近づきすぎたが両手で押して事なきを得る。長いイーグルからのダブルアクセルがきれい。スピンの姿勢もクリアでいい。
 お母さんが日本人だそうな 言われてみれば、金髪なのに眼が茶色かな。

15 アシュリー・ケイン 48.35(13)
 「スキニー・ラブ」♪ ミントブルーの衣装が素敵。昨季はGPシリーズ2大会に派遣されたが、今季はなかった。ルッツ転倒、ループも乱れてコンビネーションにできず。ダブルアクセルはきれいだった。
 音楽と一体になった表現の力はある。

16 エレーナ・プルキネン 38.22(20)
 「カンフー・ピアノ」♪ レイバックスピンから入る。続いてステップシークエンスと、面白い構成。後半にジャンプを固めたが、サルコウ・トウが1-2になってしまった。動きは全体にきれいで魅力的。アジアっぽい外見だがハーフかな?

<G4>
17 アンジェラ・ワン 55.23(10)
 「Paint It Black」♪ きりっとした黒のVネック。トウ・トウ3-3をやや傾いたが頑張る。ループを両手上げで跳んだが、回転不足判定かも。身長にダブルアクセルをこなすと笑顔になった。
 スピード感のあるステップ、スピンでフィニッシュすると顔を覆って喜んだ。

18 ポリーナ・エドマンズ 70.19(1)
 「月光ソナタ」「Presto Agitato」ベートーヴェン♪ ブルーにストーン、アシンメトリーなスカートと印象的な衣装。ルッツ・トウ3-3が鮮やかに決まる。フリップもとてもスムーズ。成長期が一段落して体形が安定したのか、動きやすそうに見える。ステップも滑らかで、得点が5.60
 エッジをホールドする高速ツイズルで拍手、ダブルアクセルも余裕。最後は回転の速いスピンで締めくくった。完璧 初めての70点台をマーク。
 フィニッシュのポーズなど、バレエのレッスンをみっちりやっている感じ。フリーも楽しみ

19 ケイティー・マクビース 46.94(14)
 「Sway」♪ コケティッシュなポーズから、レイバックスピンで始まる。コンビネーション予定のルッツで手をついてしまったが、フリップに2回転トウループをつけた。ラテンナンバー「キエン・セラ」の英語版で、いい感じにのってるプログラム。
 終わって本人は軽くガッツポーズ

20 アシュリー・ワグナー 62.41(4)
 「Hip Hip Chin Chin」♪ ディフェンディング・チャンピオンの登場 パーカッションにのってフリップ・トウ3-3を跳んだが惜しくも転倒。ダブルアクセルとループは問題なく振付の一部のように決めた。小粋な振付で踊るステップはいつもどおりカッコいい。
 ・・・観客の皆さん、もう少しノリノリで見てもいいんじゃないかしら・・・


21 グレイシー・ゴールド 62.50(2)
 「エル・チョクロ」♪ 冒頭のルッツが1回転に しかし落ち着いてフリップに2回転トウループをつけ、脚を高く上げたスパイラルを見せてからのダブルアクセルと決める。ストリングスにのって緩急をつけるステップは、「ターンの質がいい」と解説の中庭健介氏。
 ミスがあってもそれなりにまとめる力はさすが。

22 ハンナ・ミラー 57.86(9)
 「アラベスク」♪ 中東風の曲で。トウ・トウ3-3で少し乱れる。曲によく合った振付の中でフリップ、ダブルアクセルをきっちり決めた。ジャンプの後は笑顔を浮かべながら活き活きとステップを踏んだ。

 結果、トップに立ったのはただ一人70点台に乗せたポリーナ・エドマンズ。2位グレイシー・ゴールド、3位タイラー・ピアス、4位アシュリー・ワグナーの3人が62点台で僅差で並んでいる。長洲未来が5位、マライア・ベルが6位につけた。
 JGPに出場しているブレイディー・テネルが7位。NHK杯2位のコートニー・ヒックスは11位、GPシリーズ2大会で5位のカレン・チェンが12位と出遅れた。
 フリーは日本時間24日(日)9時から

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ディーン・フジオカ@スタジオパーク

2016年01月22日 08時20分26秒 | 
 いつ見ても、なんて清々しいイケメン(^.^)
 この人が、若い頃なぜ日本で売れなかったのか。不思議…

(追記)
 ボクシングとか、ビートボックス系音楽とか、グルテンアレルギーとか、プライベートが面白い(^o^)
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見るもの多すぎ週間

2016年01月21日 23時59分36秒 | スポーツ

 絶賛開催中(笑) 観戦したいスポーツ大会が、同じ時期に集中されると、本当に忙しい
 テニスの四大大会・全豪オープンが月曜に始まり、錦織圭が快調に勝ち進んでいる。今日は女子の大坂なおみが2回戦で第18シードの選手を破る快挙 そのほかの日本人選手も、結果敗退しても大健闘するので、Live Streamingを切るタイミングがない
 そしてフィギュアスケートでは、全米選手権とカナダ選手権が始まっている。日本と違って(日本が珍しい?)、ジュニアやノービス、全米ではさらに下のクラスも同時開催で、ネットで見るとなかなか面白い。
 全米とカナダは1週ずれる年もあったと思うんだけど、今年は同じ週。いよいよシニアの部が始まるので、、、早起きするか、逆に夜更かしするか、どちらの大会のどの種目を見たいかで変わってくる。
 ・・・とりあえず、明朝の全米ペアSPが見たいかな・・・日本時間の11時からは全米女子SPをJ SPORTSで生中継 楽しみ でも9時から錦織圭の3回戦が どんなザッピングだ
 早く寝なきゃ
 

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全豪オープン2016熱戦中

2016年01月19日 15時54分03秒 | スポーツ

 昨日から始まった、テニス全豪オープン2016。朝の9時からNHKが、錦織圭の試合を生中継
 今大会は日本勢が9人も出場ということで、女子では日比野菜緒がマリア・シャラポワと対戦、惜しくも敗退したが頑張ったらしい。今、日本の女子で最高の世界ランク56位だそうな(知らなくてごめん^^;)。
 今日は大阪なおみがドナ・ヴェキッチ(クロアチア)に2-0で勝った 今、土居美咲が第7シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)と対戦中。第1セットを取った
 こちらこちらで見られるかと

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