Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

珍しく

2005年05月31日 02時45分54秒 | Weblog
 韓国ドラマにはまっている。
 といっても、ヨン様でもビョンホン氏でも、クォン・サンウでもない。韓国でクラシックドラマといわれる「冬のソナタ」「美しき日々」「天国の階段」等の三角関係・出生の秘密・身分違いの恋・記憶喪失・・・てんこもりのドラマではなく、シットコム(situation comedyの略)といわれるコメディだ。タイトルは「屋根部屋のネコ」。日本テレビ(関東ローカル)で月~木の午前10:25~11:20に放送中。
 幼い頃両親を亡くし、裕福な祖父母に甘やかされて育った男子学生ギョンミン(キム・レウォン)は、ギャンブルで作った借金の取立てから逃れるため、就職浪人中の女の子ジョンウン(チョン・ダビン)の住む屋根部屋にころがりこむ。部屋を借りるための金を立て替えてくれたギョンミンに好意を持ってしまったジョンウンは、わがままで手のかかる彼を追い出せない。ギョンミンはお金持ちのお嬢様ヘリョン(チェ・ジョンユン)に首っ丈で、ジョンウンをまるで女と思ってなかったくせに、いつの間にかジョンウンに情が移りはじめる。ヘリョンはジョンウンのバイト先上司・ドンジュン(イ・ヒョヌ)が好きだったのだが全然相手にされず、とりあえず成績優秀なギョンミンもキープしたいので、ジョンウンをなんとか引き離そうとする。ドンジュンはドジだが活力あふれるジョンウンに好意を持つ。ライバルの出現にギョンミンは動揺し、、、今日(5月30日)放送はこのあたりまで。
 ジョンウンの弟や母親、ギョンミンの祖父母なども出てきてちょっかい出すのが面白い。ジョンウンの母親は二人が深い仲だと思い込んでいるので、「ギョンミンが司法試験に合格したら1年以内に結婚します」なんて念書に判を押させようとする。孫が可愛くて仕方ないギョンミンの祖母はこっそり小遣いを渡しに来るし、突き放したはずの祖父もこっそり借金を返しておいたりする。(実は祖父はギョンミンの両親の結婚に反対だったので、母親の話題が出るたびにギョンミンは祖父とケンカになる。祖父との和解も今後の展開の注目点^^;)ジョンウンの弟は姉と家族(特に自分?)の幸せを思うあまり、ギョンミンからドンジュンに乗り換えさせようと画策(?!)
 コメディなので、三角四角関係もドロドロしないし、しつこいいじめや意地悪がないのもいい。若い二人がちょっとしたことでケンカしたり仲直りしたり、意地張ったりヤキモチ焼いたりするのを見ていると、「若いってこうだったよなぁ」としみじみ思い出されたりする。
 ドラマの設定に韓国ならではのものが多いのも興味深い。まず屋根部屋(というか屋上部屋)。「美しき日々」でも女の子2、3人で屋上の部屋に住んでいた。一人暮らしする事が少なく、ワンルームマンションなども一般的でない韓国で、若い人が親から独立するのは大変らしい。しかも、家賃は1~2年分を前払いしなくちゃいけないのだそうだ(解約時に全額返還。大家はそれを投資して利益を得る)。それでジョンウンは、契約金を払ったものの家賃が払えず、ギョンミンに立て替えてもらうことになったわけだ。結婚前の男女が同棲することに周囲がうるさいのも、今の日本では考えにくい。ジョンウンはニンニクの皮むきだの新聞配達だの、できるバイトは何でもしてせっせとお金を貯めるのだが、お嬢様ヘリョンにはバカにされる。「肉体労働は恥ずかしいこと」という意識が伝統的にあるという話はよく聞くが、本人に面と向かって言うのは日本ではないだろう(それをやったら人格疑われるだろうし、そのことを他所で言いふらされたらヤバくないか?)日本の学生は肉体労働のバイトをそれほど恥ずかしがらないし、一流大学の学生でも平気でやる。こんな文化比較をしながら見ると面白い。
 役者たちの演技も、私はかなりいいと思う。ジョンウン役のチョン・ダビンは子役からやっているそうだが、可愛いけどすごい美人ではない(失礼!)。でも涙を流す場面など、「冬ソナ」のユジン(チェ・ジウ)よりずっと現実味と説得力がある。ギョンミン役のキム・レウォンはこのドラマで人気が出て「ボーイフレンドにしたい俳優No.1」に選ばれたそうだが、お調子者で甘ったれのくせに憎めない感じがよく出ている。体格はいいが鍛えてないところがいい(どうも、いい体ムキムキを競いがちな韓国の俳優さんたちは苦手で^^;)。ドンジュン役のイ・ヒョヌはベテラン歌手。初めは演技が硬いと思ったが、その無表情なところが好評だったそうで・・・。たしかに、大げさに騒ぐキム・レウォンと片頬で笑うイ・ヒョヌが対照的で面白い。
 さて、明日からどうなるのか? 楽しみ~。
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張棟[木梁]「首選」(出身:マレーシア 活動:シンガポール 発行:シンガポール/中国/台湾)

2005年05月28日 03時31分43秒 | CD紹介
 またまたマレーシアから大型新人が登場した。張棟樑、英語名ニコラス・テオ。張という姓をテオと発音するのは潮州系と思われる。マレーシアの新人オーディションで見出され、このとき歌った曲がCD未発売にもかかわらずカラオケでヒットしたという。シンガポール在住の日本人の方とチャットしたとき、彼の名前が挙がり、気になっていた。香港を引き揚げる時、信和中心で中国版(写真)を見つけて購入した。タイトルは「1st choice」の意味。
 おだやかなバリトン。ややフォーク系、ちょっぴりR&B系のバラードを、ゆったりと歌う。張り上げて朗々と歌うわけではないが、声量に余裕があって聴きやすい。北京語の発音もしつこくなくて(爆)聞き取りやすい。全体では癒し系になるだろうか。彼が本来持つ音楽性を自然に出せる曲、アレンジで構成されている感じがする。「那年」はスキャットでサビから入るのが面白く、切ない雰囲気が出ている。女性ラップが耳に優しい「讓我陪你」もいい感じ。「ONLY ONE」は「世界に一つだけの花」のカバー。原作より説得調の歌詞で力強い。一発生録りをしているわけではないと思うが、全体にライブ感があり、ライブで歌いたい雰囲気をそのまま再現したような感じだ。
 プロデュースは呉佳明、柯貴民、管啓源(啓は下の口なし)の3人。アレンジには呉慶隆、Terence Teo、Mac Chewなどおなじみの名前もある。ミュージシャンにはギターのShah Tahir、ドラムのGary Gideonなど、これもシンガポールの中核が参加。さらに懐かしい名前は、コーラスのCavin Soh。DreamzFM夢飛船の蘇志城ではないかと思う。元気で何より^^;(中国版の歌詞カードにはミュージシャンクレジットが全く載らないことがしばしばあるが、幸い、全部載っていた。よかった)
 シンガポール制作のアルバムは、曲のスタイルがフォークでもロックでも、楽器がアコースティックでも打ち込みでも、不思議な“手作り感”が漂う。プロデュースをつとめるミュージシャンが楽器やコーラスで参加し、いっしょに音を作っていくせいだろうか。
 このアルバムが出る前に、シンガポール・マレーシアではEP(マキシシングルのようなもの)を出しているらしい。最近、香港・台湾でも同時発行の特別版にEPの曲も収録された。VCDも付いてお買い得、、、って、どうして私が買った後に出るのよ~。新人オーディションで歌った曲、聴きたいぞ~。 
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ああ、勘違い

2005年05月24日 22時56分21秒 | 香港
 NHK-BSで放送中の韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」。香港でも放送されて、ものすごい人気だった。つい先日も、主役の女優イ・ヨンエ(香港では李英愛と表記される)が香港を訪れて大歓迎を受けていた。日本では週1回の放送だが、香港ではそんなまだるっこしいことはやらない。月~金の毎日、1時間枠(CMやニュースをはさむので、実質放送時間は45分くらい)で放送していく。中文字幕をつけたVCDもとっくに発売されているので、テレビを毎日見るのが面倒な人は買うかレンタルして見ていたと思われる。主役以外の俳優たちも人気沸騰で、相手役チ・ジニ(池珍熙、池真熙や池振熙の表記もある)の「奥さんに惚れた理由はチェリー・チェン(鍾楚紅)に似ているから」というエピソードに、香港人は気をよくしたかも。ハン(韓)尚宮、チェ(崔)尚宮役の女優さんたちも香港でプロモーションした。敵役でも結構人気があるのが香港らしい。
 香港にいるときは、途中から背景がわからないまま、韓国語の音に中文字幕で見ていたので内容がよく理解できず、放送も毎日なのでちゃんと見ていなかった。帰国してから日本語吹き替えで見始めたら、当たり前だがとてもよくわかるので(爆)、今は楽しみに見ている。先日、原作小説を書店で見つけ読んでみたら、ドラマとは違って医女としての教育を幼い頃から受けた設定。ドラマほど複雑な人間関係は出てこない。小説の最後では、チャングムは結婚して一男一女を儲けたことになっているが、ドラマではどうなるのかな? 楽しみ(^^)
 で、タイトルの勘違いは・・・香港では「大長今」のタイトルで通っているのだが、この「大」を私は一種の敬称だと思い込んでいたのだった。小説を読んで初めて、「大」が姓だとわかった。ああ、勘違い、、、
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恭碩良(ジュン・コン)

2005年05月23日 22時29分20秒 | 
 恭碩良。これも解説コメント(Blissの記事を参照)に入れようと思ったが、記事にすることにした。
 本名、Joventino Couto Remotigue。どこの人かと思う名前だが、父はフィリピン人、母はポルトガルと中国のハーフで、マカオ育ち。アメリカで学び、香港に帰ってきた。ソロアーチストとしてCDを2枚リリース、多くのアーチストの作品・ライブに参加。最近ではBEYOND黄貫中(ポール・ウォン)のバックバンド「汗」に参加している。元々ジャズドラムを学んだ人らしく、ロックもやるが、ちょっとアシッド系orオルタナ系も得意。映画「ドリフト(順流逆流)」にも出演した。
 この人をナマで見たことがある。香港のミュージシャン梁翹伯さん(実はこの方、友人の旦那様)のライブを見に行ったら、ゲストで来ていた。
 姓の恭は、本名のCoutoの音を取ったんだろうか? 同じ発音で姓として使われる「宮」の字を使わなかったのはなんでだろう? 恭の字のほうがカッコイイと思ったかな?
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イパネマの娘

2005年05月21日 09時58分36秒 | 
 美しいデュエットを聴いた。
♪Ding dun dun ding dun dun, ding dun dun~♪
  つぶやくようなイントロから、語るように優しくポルトガル語で歌い始める男。英語で甘くゆったりとスイングする女。フレーズごとに交互に、歌い継いでゆく。そしてとけあうユニゾン。最後はつぶやきになって消えてゆく。
 いっしょに聴いていたつれあいが言った。「なんでポルトガル語と英語と混ぜて歌うの?」たしかに混ぜなくたっていいんだけれど、この曲は世に出たときから、ポルトガル語と英語、ブラジルとアメリカ―世界―の二面を持っていたのかもしれない。
 作曲は「ボサノバの父」とも言われるアントニオ・カルロス・ジョビン。オリジナルのポルトガル語版を歌ったのはこれまたボサノバの生みの親のひとり、ジョアン・ジルベルト。そして、世界にボサノバという音楽を知らしめた英語版を歌ったのは、当時ジョアンの妻だったアストラッド・ジルベルト。以下はNHKの番組からの受け売りだが(番組名を忘れました、すみません)、名アルバム「Getz/Gilbert」録音のとき見学に来ていたアストラッドが、自分も歌ってみたいと言ったのが、英語版誕生のきっかけだったという。そのとき、“あとで切ってもいいように”英語版に1トラックを当てたのだそうだ。しかし、アメリカ版シングルを出すときにプロデューサーは、ジョアンのオリジナルのほうを切った。そして、アストラッドの甘ったるく下手な英語のボーカルが、なんともいえない魅力となって大ヒットしてしまったのだ。ジョアン自身もアメリカで数多くのライブをこなし、大好評を得たのだが、じっと耳をすまさなければ聞こえないような静かなボーカルスタイルは、長続きするブームにはならなかった。しかし、ジョアンのボーカルこそが、ボサノバという音楽の本質を伝えているのかもしれない。
 イパネマというのは実在のビーチの名前。そして、作詞のヴィニシウス・ヂ・モライスがビーチを歩く少女を見ていたというカフェも現存するらしい。歌詞に登場する少女は、オリジナルではポルトガル語、英語ともに“she”で語られる。ところが、シナトラか誰かが歌ったときに“you”にしてしまった。そのせいで、女性歌手が歌うとき「イパネマの少年」にすることもあるようだ。しかし、私は、あくまで“she”で歌うのがいいと思う。そのほうが風景としての美しさが際立つような気がする。
 ボサノバ創成期は毎日のように共演したジョアンとジョビンは、ある時期から袂を分かち、共演することはなかった。番組の中で宮沢和史が言った。「ジョアンはその存在そのものがone and onlyだった。対してジョビンは自分の曲がone and onlyになることを望んだのではないか」数多くの名曲を残したジョビンは、ボサノバの父として逝った。ジョアンは今も元気に活躍している。ポルトガル語を学び始めた頃、「イパネマの娘」のポルトガル語版がほしくて、レコード店で一生懸命探したが、見つけられなかった。アストラッド・ジルベルトのコーナーばかり探していたからだ。「ゲッツ・ジルベルト」を探せば一発だったのに、、、当時の私は、“ジルベルト”といえばアストラッドのことだと思い込んでいたのだった^^; なお“ゲッツ”はサックスのStan Getzのこと。
 ジョビンの来日コンサートに、当時の彼氏(今のつれあい)と出かけた。バンドメンバーに奥さんや娘、息子が入っていた(今でも、ボサノバ界には2世アーチストが多い)。日比谷の野外音楽堂、心地よい夏の夜の思い出。 冒頭のデュエットは、宮沢和史とBird。NHK「音楽・夢くらぶ」5月19日放送。録画できなかったのが心残り。この曲のときだけ宮沢が眼鏡をかけたのは、最近のジョアンの雰囲気に似せたかったのかな?
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華星(Capital)と新秀歌唱比賽

2005年05月12日 03時44分29秒 | 香港
 解説コメントに書こうと思ってちょっと調べたら、量が多かったので新しい記事として書くことにした。
 華星は香港のレコード会社。香港のTV局TVBの子会社としてスタート。TVBの新人歌手発掘番組「新秀歌唱比賽」を主催、入賞者を続々とデビューさせる一方、スター歌手を多く抱えて、80~90年代に勢力を誇った。所属した羅文、張國榮、梅艶芳、林憶蓮、郭富城、許志安、鄭秀文、、、まだまだ数え切れない。96年に「サウスチャイナ・モーニングポスト」社に買収されてTVBとの資本関係が切れた後は、TVBの後ろ盾を失って、若干勢いが弱ってきた。外資系大手レーベルが続々と中国現地法人を立ち上げて勢力を拡大する中、台湾や大陸に拠点を持たない華星は国語アルバムで市場を広げたい歌手の要望に応えられず、大物歌手が次第に移籍していく。海賊版が横行し、香港の広東語市場自体が縮小してCDが売れなくなり、古い楽曲のベストアルバムを安価で出しても利益が上がらず、経営が苦しくなっていった。
 売却を模索したこともあったようだがうまくいかず、とうとう2001年10月に従業員を解雇、営業を休止。所属歌手はそれぞれ新しい契約先を探さざるを得なくなった。
 「どうも危なそう」という噂はあったらしく、先を見越して早めに移籍した歌手はよかったが、会社を信じて残っていた歌手は大変だったようだ。実力派はどこかがすぐ手を挙げてくれるが、それほど売れてない人、俳優業中心の人、新人は次の契約が決まるまで随分かかっていた。蘇永康の仲良しの一人、梁漢文も、一度決まりかかった会社と結局契約できず、次のアルバムを出すまで手間取ってしまった。中でも大きな影響をこうむったのは、デビュー準備中だった劉浩龍。正東(Go East)に拾われ、なんとかデビューを果たしたが、華星から「CDを出せない」と告げられた時は「泣きながら歩いた」そうだ。上述の「新秀歌唱比賽」で、95年優勝の陳奕迅は翌年デビューできたのに、97年の劉浩龍は04年というのは、運悪すぎ・・・。
 華星の最大の功績は、「新秀歌唱比賽」で数多くの歌手を生み出したことといわれる。現在、この番組の主催は新興勢力ともいえるEEG英皇が行っている。歌唱力とタレント性を備えた“スター”を育ててきた華星に対し、EEGはTWINSなど“アイドル”で急成長。今後、かつてのスターたちのような大歌手を輩出することができるのだろうか? 「新秀歌唱比賽」自体、香港だけのものではなくなった。「全球華人新秀歌唱比賽・香港区選抜賽」として香港代表を選び、“世界大会”に送り込む。というと、スケールが大きくなって価値が上がったような気がするが、実際には番組の放送時間も短くなり、時間帯もいい枠からはずれ、すっかりさびれてしまった。“世界大会”は北米やオーストラリア、東南アジアなどからも参加するが、なんといっても大勢力は中国大陸各地の代表で、衣装だの振り付けだのを見ても限りなくプロに近い人が出てくるので、もうちょっとやそっとで香港代表は入賞できないのは明らか。当然、国語曲が中心になるし、視聴率も上がらないのだろう。一応、“世界大会”は上海・広州・香港の回り持ちで開催。司会者は各地から一人ずつ出て、香港の司会者は広東語で、上海の司会者は北京語で、広州の司会者は両方で(これがまた完璧なバイリンガル)進行していく。
 どういうわけか、「新秀」で優勝した人が一番売れるとは限らず、なかにはCDデビューしないままタレント活動をしばらく続けた後、家業を継ぐため引退した優勝者もいる。日本人男性にいまだに根強い人気を誇る周慧敏(ビビアン・チョウ)も入賞してない。アジアから世界に羽ばたいたCoCo Leeが、実は新秀で優勝を逃している(彼女のためにはそのほうがよかったかも・・・)。蘇永康と同期の李克勤がどうして入賞もできなかったのか謎だが、「セミプロみたいな人が落ちていった」(蘇永康談)ということはその年の方針が新人らしさにあったのかもしれない。案の定、歌手としては李克勤が先にデビューしてすぐ売れた。
 「新秀」の出身者同士は、レコード会社が違ってもどこか連帯感があるようだ。蘇永康の仲良し五兄弟(張衛健、許志安、梁漢文、呉國敬)も全員が「新秀」出身。梅艶芳は「新秀」出身者を集めてコンサートをやりたいと生前希望していたという。実現したら、何よりの供養になるだろう。私もそんなコンサートだったら絶対見たい。
 どうでもいいことだが、「新秀」の本選に残ってテレビに出られたけれど、結局歌手デビューもせず、芸能人にもならなかった人たちはどうしているだろう。リアルタイムで見た人については、ふと気になる・・・。
 ちなみに、審査員は音楽業界の人たちがつとめるが、日本からサンプラザ中野が審査員として参加したことがある。
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解説

2005年05月11日 00時12分06秒 | Weblog
このブログを読んだつれあいが、「さっぱりわからない」という。たしかに、中華圏・韓国ポップスについてあまり知らない人には、人名や単語が難しいかもしれない。ということで、コメントで解説をすることにしました。「この人はどういう人?」「○○って何?」といったご質問も、どんどんコメントに書いてください。わかることは即、わからないことはできるだけ調べてお答えします。
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モバイルから

2005年05月09日 03時37分13秒 | Weblog
 投稿してみる。今日はPTA総会だ。今年度、広報委員になった。以上。

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林子良「自告奮勇」(出身:アメリカ 活動:台湾 発行:台湾/香港)

2005年05月09日 02時30分24秒 | CD紹介
 「ABC」を辞書で引くと、「アルファベット」「物事の初歩、入門」などの説明が出る。アメリカ三大ネットワークの一つ、American Broadcasting Companiesの名前も挙がる。だが、中華ポップスの世界には、これ以外の「ABC」がたくさんいる。――American Born Chinese――アメリカ生まれの中国人、中国系アメリカ人のことだ。昨年日本でライブを成功させ、日本語アルバムも発表している王力宏(ワン・リーホン)がその代表だろう。L.A.BoyzというHipHopグループでヒットを飛ばし、ここ数年はソロで活躍している黄立行(スタンリー・ホワン)もそうだ。彼らが音楽活動をするのに、アメリカではなく台湾の北京語市場を選ぶには、どんな理由があるのだろう? 英語世界ではなく、中国語・中国文化の世界でなくてはならない何かがあるのだろうか。
 林子良(ジョニー・リン)は、その歌い方といい作る曲といい、思いっきり今のアメリカのR&B。もし英語で歌っていて顔を知らなかったら、中国系と気づかないかもしれない。POP ASIA48号のインタビューによると、小さいときは教会などで音楽を聴きまくり、自然に音楽を作ることを覚え、正式な音楽教育は特に受けていないとか。「今でも完全には楽譜が読めないんです」と言うほど。歌の半分くらいは、Ah~とかOohとかYeahとか言ってるし、やたら吐息多いし、目一杯声出してるのに囁いてるように聞こえる声だし、、、アメリカ人じゃなかったら、到底歌手になれそうもない(台湾や香港ならまだしも、中国大陸だったら絶対無理)。でも、なぜか聴いてて気持ちいい。口ずさみたくなるフレーズとリズムが繰り返されながら盛り上がって、いい感じに曲に入っていける。
 この「自告奮勇」は2ndアルバム。ほとんど一人で、丁寧にコーラスを重ねて作りこむ音は1stから変わらないが、羅大佑の「海上花」(クラシックな中国歌曲の雰囲気)に挑戦したり、「哈妳Honey」で范逸臣をフィーチャーしたり(この曲では范逸臣もはじけてて面白い)、周杰倫(ジェイ・チョウ)みたいな雰囲気の「偃月武者」が入ったり、バラエティに富んだ構成になった。それはいいんだけど、台湾版にはなぜか1stから5曲もおまけで入っている。これじゃまるで、大陸の海賊版みたい(大陸の海賊版には、新譜の曲に過去のヒット曲を数曲加えてあることが多い)、、、もしかして、海賊版対策の一環? そういえば彼の1stアルバムは、台湾より一足先に大陸で発売したんだった(台湾より先に大陸で発売するのも、タイムラグを利用して稼ぐ海賊版への対策の一つと思われる)。ちなみに香港版は普通に^^;MV2曲を加えたAVCDで出ている。
 彼の曲を聴いていると、彼の中では、北京語で音楽を作る必然性があるんだろうな~と自然に納得できるような気がする。それが何かはわからないけど。
 なお、サイトによって「ジョージ・リン」 と表記されることがあるが、これは間違いだと思われるので、訂正よろしくお願いしま~す。
自告奮勇 @YesAsia.com
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