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タンゴ・ミキサー

2012年10月18日 05時33分10秒 | 

 このあいだBSプレミアムで「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」を放送していて、ついつい見てしまった。
 お人形のように若く初々しいクリス・オドネルと、ある種嫌味なくらい金で好き放題しているのに、なぜか憎めなくなってしまうアル・パチーノ。軍服を着て自殺しようとする大佐と、止めようとする若者の壮絶なやりとりは、記憶の中にあるよりずっと緊迫のシーンだった。
 そしてクライマックスの、全校集会での演説。校長がチャーリーに大学推薦か退学かを迫ったことを暴露したとき、生徒たちがはっきりと嫌悪のオーラを出す。前に見た時はその辺をあまり感じなかったんだけど、初めて見たからなのか吹き替えのせいなのかはわからない。
 大佐の言葉を聞きながら、チャーリーの表情がうるんでいく。どんな処分が出ても、この大佐の言葉があればこれからの人生やっていける、みたいな感じ
 この映画の有名なシーンは、大佐が若い女性とレストランのホールでタンゴを踊る場面。もっと上手に踊ってたような気がしたが、実はほどよく素人くさかった(笑)。曲は「ポル・ウナ・カベサ」。浅田真央のエキシビション、2012/2013シーズンの宮原知子ショートプログラムなど、フィギュアスケートでもおなじみ。
 ダンス一曲踊り終わって席に戻ったあたりで、次にバンドが演奏していた曲にも聞き覚えがある。中学の体育で、フォークダンスの曲にあった記憶が
 サウンドトラックのトラックリストには覚えのある曲名がない。タンゴなんとか、、、フォークダンスだから、「オクラホマ・ミキサー」みたいに「ミキサー」がつくかな? と思って検索してたら、中学校向けフォークダンス曲のCDに「タンゴ・ミキサー」または「タンゴ・ミクサー」というタイトルで収録されているのがわかった。
 さらに検索していくと、オリジナルは「Adiós Muchachos」、「ポル・ウナ・カベサ」と同様、カルロス・ガルデルの作曲。そうだったんだ~ ルイ・アームストロングが英語で歌ってるのもある
 フォークダンスというと「オクラホマ・ミキサー」か「マイムマイム」で、いい加減飽きる…と思ってた頃に、珍しくタンゴで、ちょっと振付もお洒落で、体育でこの曲がかかるのがすごく楽しみだったっけ(肝心の振付はもう思い出せないが^^;) ちなみに「ミキサー」というのは、パターン1回ごとにパートナーを変えていくダンスのことであるらしい。
 今時の中学の体育は、ヒップホップなど「現代的なリズムのダンス」が必修になって、フォークダンスなんかはあまりやらないのかな


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