Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

ただいま無音

2013年01月28日 20時24分03秒 | Weblog

 今週は冬季国体も開催中。フィギュアスケートも成年・少年の男女シングルが行われている。
 USTREAMでなんとLive中継している! が、演技中は「ただいま無音でお送りしております」の表示が出て、音楽が聞こえない・・・(著作権の問題らしい)
 ・・・音無しのフィギュアスケートって、なんか不思議・・・
 音楽に合わせることがどれだけ大きな要素か、よくわかる
 今、成年女子の最終グループ。このあと鈴木明子も登場するけど、曲を知っていれば動きを見て音が想像できるかな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全米選手権男子フリー(後半)

2013年01月28日 13時05分58秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全米選手権男子フリー後半。整氷が終わった後、氷面にイルミネーションを映してから、アナウンスで後半グループを呼ぶカウントダウンを観客に促して、ゼロの声と同時に選手たちがリンクに入っていく。なんか面白い

<第3グループ>
・フィリップ・ウォーレン:昨季までジュニアだった選手で、スケートを始めたのが12歳だそうな。116.79、合計183.27。
・ブランドン・ムロズ:4回転のループを持っているそうだが、今日は跳ばず。4回転トウループは下りた。世界で初めて競技会で4回転ルッツを下りたことで有名な選手だけど、今季は国際大会に出てなかったようだ。「トッカータとフーガ」「チェロ協奏曲」で柔らかな雰囲気は以前はなかったかも。136.36、合計202.42。
・アダム・リッポン:SP6位とやや出遅れたが、“リッポンルッツ”は健在。トリプルアクセル2本目がコンビネーションにできない等のミスはあったが、現代的な映画音楽で表情豊かに滑り切った。153.22、合計229.87で暫定トップ。
・ジョナサン・カサー:高橋大輔と同じ曲「道化師」♪ コーチはフランク・キャロル。トリプルアクセルや4回転がない構成だけど、ぐんと倒したイーグルなどで魅せた。129.46、合計196.49。
・ジェイソン・ブラウン:ジュニア世代期待の星の1人で、ポニーテールの髪がトレードマーク。課題のトリプルアクセルは根性で1本は下りたが、1本は転倒。ルッツでも転倒が勿体ない。柔軟な体を生かしたスピンのポジションの美しいこと「愛の夢」♪の素敵なプログラムで、今日もたくさん愛を届けてくれた 149.24、合計223.29。

<第4グループ>
・マックス・アーロン:曲「ウェストサイド物語」♪、冒頭に4回転サルコウ+2回転トウループ、4回転サルコウと続けて決めた ところどころ「休んでる」ように見えるポーズがあったりするが^^; トリプルアクセルも2本入れて、終わった瞬間はガッツポーズ。175.87、合計255.00、もちろんトップに立つ。
・リチャード・ドーンブッシュ:4回転2回挑んだが転倒、アクセルがシングルに。ミュージカル風の粋なプログラムで、コインを投げ上げてつかむ仕草や腕時計を見て慌てて動き出す動作なんかいいんだけど。151.15、合計228.81。
・ロス・マイナー:リラックスしたいい表情で始まり、スケートはよく滑っていたように思う。トリプルアクセルが1本シングルになってしまったが、4回転サルコウが入り、ステップやコレオシークエンスなど表現は豊か。本人はガッツポーズで"Yes!"。170.30、合計251.29。ここで2位、、、
・ジェレミー・アボット:ずっとスローな曲「Bring him home」♪をしっとりと演じる表現はアボットならでは、なんだけど・・・4回転に挑んで転倒、ほかにも2回転になってしまったのがあって、キス&クライで"So stupid"と自分に対して怒っていた。165.23、合計249.33。この時点で3位
・ジョシュア・ファリス:18歳、ジュニアグランプリファイナル2位。4回転で転倒した以外ミスはなく、後半のジャンプもばっちり。終わった瞬間は胸に手を当てて微笑んだ。165.04、合計244.82の4位。

 結果、優勝がアーロン、2位マイナー、3位アボット、4位ファリス、5位リッポン。全米では4位にもメダルを授与するということで、ファリスが表彰台でピューターメダルをかけてもらっていた。
 例年、アメリカは全米選手権の1位から順に世界選手権代表となっている。今季のアメリカ男子は2枠で、やはりアーロンとマイナーが代表に選ばれた
 マックス・アーロンはシニアに上がってから国際大会に3回しか出場したことがなく、世界ランキングは現在38位。このままだと世界選手権に出場した場合、SPの滑走順が早くなって不利だから、四大陸でポイントを稼ぎ、少しでも順位を上げたいところだ。
 (ミニマムポイントは今季出場した2大会でクリアしていたので大丈夫。そういえば、もしミニマムポイントをまだクリアしてない選手が勝っちゃったらどうする予定だったんだろう^^;)
 今季の世界選手権にはオリンピックの枠がかかっている。アーロンは全米と同じかそれ以上の演技を世界選手権で見せることが必須になりそうだ。3枠取るには、マイナーと2人で最低でも6位と7位・・・頑張らないと フリーはジャンプが決まらなかったらあんまり魅力がないプログラムだから、演技構成点でもう少し取れるように手直ししてほしいかも。
 ジョニー・ウィアーやエヴァン・ライサチェクが復帰を宣言しながら怪我で離脱した今季、ジェレミー・アボットは2度目の2連覇のチャンスだったが残念。GPシリーズで毎回表彰台にいるくらいのイメージで、そうそうたる実績があるアボットだけど、意外にもISU公認のパーソナルベストは238.82。そんなものだった? そしてミニマムポイントは、今季のフリーではクリアしていない(昨季のスコアを使えばOKだが)。。。四大陸にも来ないことになってしまった
 四大陸にはアーロン、マイナーとアダム・リッポンが出場。世界ジュニアには、ジュニアグランプリシリーズで活躍しているジョシュア・ファリス、ジェイソン・ブラウンと、全米ジュニア2位のショータロー・オオモリが出る(全米ジュニア優勝のヴィンセント・チョウはまだ12歳なので出られず)。

 余所様の選手権だけど、じっくり見ちゃうと悲喜こもごも

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全米選手権男子フリー(前半)

2013年01月28日 05時02分02秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・全米選手権男子フリー。Liveで見るとドキドキ ショートプログラムは録画したけどちゃんと見てないので、とりあえずこっちから。

<第1グループ>
アーミン・マーバヌーザデー:彼がフリーで1番滑走とは 4回転予定は3回転に、トリプルアクセル1本転倒、でも最後まで気持ちを切らさずに頑張った感じ。129.92、合計192.77。
ハリソン・チョート:なんか聞いたことある曲だと思ったら、レイチェル・フラットが使ってた曲♪ ジャンプは完璧ではなかったけど、それなりにまとめられた。129.45、合計187.11。
スティーブン・キャリエール:23歳、もうベテラン。小塚崇彦が初出場して8位だった2008年世界選手権で10位だった。曲が「白鳥の湖」♪、浅田真央ちゃんのとは使う部分の組み合わせ方が違うので、「あれ、まだ終わらない?」と思ってしまった^^; ジャンプの調子はいまいちだけど、138.53、合計201.30。
・ウェズリー・キャンベル:初めて見たけど、シングルの選手としてはすごく背が高い。4回転もトリプルアクセルもないけど、シューベルト「アベ・マリア」♪にのって美しいスケーティング。男子でこういうプログラムもありなんだ 一蹴りできれいに伸びて、最後はスパイラル。本人も感激の涙の出来で、観客もスタンディングオーベーション。134.51、合計191.75。
・ウィリアム・ブルースター:佐藤有香&ジェイソン・ダンジェンがコーチ。今季は国際大会の出場がないようだ。リバーダンスで盛り上がったけど、ちょっとジャンプは決まらなかった。111.5、合計1170.13。

<第2グループ>
・ダグラス・ラザノ:スケートアメリカで見たときよりも出来はよかった印象。129.68、合計192.99。
・アレクサンダー・ジョンソン:スケーティングしなやかで、肩や腕のちょっとした動きもなかなか魅力的。トリプルアクセル2本など、ほとんど予定通りにジャンプを決め、終わった瞬間は涙ぐんでいた。159.29、合計224.49でトップに立つ。
・ショーン・ラビット:転倒2回にめげずに最後まで頑張った。ファンからウサギの形のうちわをプレゼントされていたが、耳の部分に星条旗と日の丸が描いてある。日本大好きで日本語を勉強しているとか。118.79、合計181.66。
・グラント・ホックスタイン:羽生結弦が優勝した世界ジュニア2010で5位だった選手。決まるとカッコいいジャンプだけど転倒もあり、、、122.89、合計188.57。なぜかキス&クライでコーンを被っていた(爆)
・キーガン・メッシング:この選手も世界ジュニアでは活躍していた。羽生結弦が優勝したときは4位、翌年田中刑事が2位だったときも4位。ジャンプにミスが続いて残念そう。123.28、合計187.34。

 9月ごろから始まる長い地区予選を何試合も勝ち抜いてきただけあって、どの選手も基礎的な技術力は高い。クラス分けが年齢ではなく技術レベルなのだそうで、シニアに出場できるということはその力が十分にあると認められているわけだ。
 全日本は最大30人出場で、ショートプログラム24位までがフリーに進出だが、初めから少なめの人数で全員がフリーを滑れるのもいいかもしれない。
 後半に続く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパ選手権女子フリー

2013年01月28日 01時35分43秒 | スポーツ

 フィギュアスケート・ヨーロッパ選手権女子フリージャッジスコア)。見てたら眠れなくなってしまった
 リンク上が少し暑いくらいに温められているという話で、氷の上に少し水たまりが見える。解説の岡部さんによると、前回の会場があまりにも寒かったので、総会で「選手権の会場は温める」と決まったのだそうだ。へぇ~

<第1~第2グループ> 印象に残った選手をかいつまんで。
ケルシュテン・フランク(オーストリア):コロンとした体型は誰かに似てると思ったら、、、レイチェル・フラットか 難度の高いジャンプ構成ではないけど、とにかく頑張って決めていき、終わった瞬間ガッツポーズ。93.96、合計143.56。世界選手権のミニマムポイントもクリア
エレーネ・ゲデバニシビリ(グルジア):メダル取ったこともあるのにフリー第2グループで滑るって、、、今季ずっと肩と足にテーピングしてるのは、どこか痛めているのかな。93.96、合計142.71。
マエ・ベレニス・メイテ(フランス):応援団の大声援を受けて、すごく気合が入ってたが、少し空回り?! 全体にはすごく強くなってる。96.35、合計147.14。
アニタ・マドセン(デンマーク):なんか本人よりコーチたちが喜んでハグしあってるんだけど^^; 得点85.38を見て本人は"Yes!"、世界選手権のミニマムポイントにはまだまだだが、大きく自己ベスト更新したのが何より

<第3グループ>
・ユリア・トゥルッキラ(フィンランド):「シェヘラザード」♪にターコイズブルーの衣装が美しい。ジャンプにミスが出てちょっと不本意だった。79.32、合計130.79。
エレナ・グレボワ(エストニア):「ブラック・マジック・ウーマン」♪のエレキギターの雰囲気にぴったりだけど、転倒などが惜しい。91.55、合計143.45。
ナタリー・ヴァインツァール(ドイツ):前半2回転倒してしまったが、後半気を取り直して頑張った。その甲斐あって世界選手権ミニマムポイントもクリア。95.24、合計147.52。
ソニア・ラフエンテ(スペイン):「ウェストサイド物語」♪でグリーン系の衣装というのは、登場人物の誰をイメージしてるんだろう? ほとんどジャンプを決め、最後まで一生懸命滑って、終わった瞬間は「疲れた~」という顔をした。自己ベストの101.22、合計152.29には大喜び。
ニコル・ゴズヴィアニ(ロシア):黒のつなぎパンツに大きなクリスタルを散りばめた衣装がきれい。3回転+3回転を決めた一方で、回転が抜けたりステップアウトしたジャンプもあるが、きれいな姿勢や仕草で最後はまとめた。103.49、合計154.41。
ルネル・ジレロン・ゴリー(フランス):曲が「SAYURI」♪なので、衣装もキモノ風で桜があしらわれている。細かいミスがあって完璧な出来ではなかった印象だが、90.42はシーズンベスト。合計143.74。

<第4グループ>
 さすがにこのグループになると空気が一変する。滑りの質が全然違ってくるものだ。
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア):冒頭の3回転+3回転から次々ジャンプを決めてどんどんのってきて、音と振付がぴったり、16歳ながら妖艶な「黒い瞳」。最後は片手上げのダブルアクセルも決めて、終わった瞬間はガッツポーズ。131.67の高得点で、合計は188.85。この得点で何位になるか
ヨシ・ヘルゲション(スウェーデン):いつものように元気よくノリノリ、ジャンプは決まったり決まらなかったりだけど転倒はなし。95.36、合計150.40。
カロリーナ・コストナー(イタリア):大声援に送られて、黒の透ける衣装で登場。噂の「ボレロ」♪、この人の内側からにじみ出る品格みたいなものを感じる。プログラム最後にジャンプという構成だが、惜しくも2回転になってしまった。もう1本2回転になったのがあって、まだパーフェクトではなかったかな。でも130.52の高得点、合計194.71。
ヴァレンティナ・マルケイ(イタリア):今大会女子シングル最年長だそうで^^; 曲は「アーティスト」♪、ブルーの衣装にピンクの手袋がカワユイ 小さいミスはあったが回転の早いシャープなジャンプで、動き全体の切れがいい。以前より明らかに体は絞れてる。全米選手権と重なってるので佐藤有香&ジェイソン・ダンジョンコーチは帯同してなかったが、イタリアチームの人たちがついていたようだ。112.84、合計171.06。
アデリナ・ソトニコワ(ロシア):シングルになったジャンプが1つだけあったが、元気よく滑り切った。コレオシークエンスの最後のスパイラルはちょっと伸びが弱かったけど、まとめられたのは大きい。126.38、合計193.99。
ヴィクトリア・ヘルゲション(スウェーデン):最終滑走。水色の衣装がブロンドに映える。シングルになったジャンプがあったが、滑りの安定感は世界ランク1桁だけのことはある。100.95、合計155.72。

 結果、優勝は貫禄のコストナー、2位にソトニコワ、3位トゥクタミシェワ。トゥクタミシェワのフリー技術点70.02は凄い。ロシア勢はゴズヴィアニも6位で、今誰が出てきても強い。
 4位マルケイ、5位ビクトリア・ヘルゲションは健闘だろう。妹のヨシ・ヘルゲションが8位に入ったので、ロシア、イタリアに続いてスウェーデンも3枠獲得。
 7位ラフエンテ、9位ヴァインツァールはそれぞれスペインとドイツに2枠をもたらした。メイテとジレロン・ゴリーのフランス勢が10位、11位で2枠は守ったが3枠獲得はならず。
 グレボワ13位、ゲデバニシビリ14位はちょっと不本意だろう。キーラ・コルピが出場しなかったフィンランドは2枠守れず。なかなか難しい、、、

 ヨーロッパのトップ選手たちの好調さを見ると、世界選手権の戦いが楽しみ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする