全米選手権も同じ週って、大変すぎる(全部テレビで見ようとするからだけど) 一応録画はしてるのであとで。
ヨーロッパ選手権の男子フリー、ディフェンディングチャンピオンのエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が棄権。ロシア選手権のときから腰に痛みがあり、痛み止めを打っていたのだそうだ。今回はもう無理をしないことにしたのかな。各グループの滑走順抽選の前に棄権したので、SP7位マクシム・コフトゥンまでが最終グループに入った。
ところが朝の公式練習後、パヴェル・カシュカ(チェコ)がインフルエンザで棄権。第1グループは4人になってしまった。
<第1グループ>
・マノル・アタナソフ(ブルガリア):「フリーに進出しただけで疲れちゃったんじゃないでしょうか」(解説の樋口氏談)。そんな感じ
・ユストゥス・ストリード(デンマーク):サーカスのピエロのような振付と曲。ディズニー映画「ダンボ」の中の曲もあった。ヨーロッパにはこういうコミカルなマイム系の振付をやる選手がけっこういる。106.94、合計160.08。
・マチェイ・チェプルーハ(ポーランド):わりときれいな柔らかな滑り。一応コケずに終わってガッツポーズ。114.45、合計167.29。世界選手権のミニマムポイントはクリアできず
・ステファン・ウォーカー(スイス):雰囲気も名前もアメリカっぽい(笑) 112.18、合計163.11。こちらも世界選手権ミニマムポイントをクリアできず。。。60点は越えたんだけど。。。
<第2グループ>
・パヴェル・イグナテンコ(ベラルーシ):17歳、後半はお疲れ^^; トリプルアクセルが垂直にドンと下りてくる感じであまり流れない。世界ジュニアがメインだろうか。112.80、合計171.18。
・ゾルタン・ケレメン(ルーマニア):イタリアンメドレー♪、音楽の教科書に出てくるようなメロディがあれこれ。ブルーのボーダーシャツでゴンドラの漕ぎ手みたいな? 「フニクリ・フニクラ」で手拍子はたくさん。109.89、合計167.33。
・ペーター・リーベルス(ドイツ):天野真氏振付だそう。衣装も黒で渋めの印象だけど、わりと素敵。トリプルアクセル2本を決め、サルコウが2回転になった以外は頑張った。131.29、合計187.96。世界選手権では見られそうだから楽しみ。
・アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル):フラメンコギターに頑張ってついていった^^; トリプルアクセルが元々ないプログラム。114.70、合計171.12。
・ヤコフ・ゴドロジャ(ウクライナ):若い子には赤も似合う 曲はムソルグスキー「展覧会の絵」♪ トリプルアクセルなどを決めたが、スピンは「(各ポジションの)回転数が足りませんね」(樋口氏談)。112.85、合計170.29。
・ハビエル・ラジャ(スペイン):曲はエルトン・ジョン。冒頭のトリプルアクセルなどはよかったが、少し単調かも^^; 115.37、合計169.58。
今大会の会場はクロアチアのザグレブだが、イタリアやスペイン、フランスの応援団多数。今日から週末で観客が増えてきた。わりと手拍子などで盛り上がってくれる観客だ。
後半に続く。