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嬉しいお知らせ

2013年01月31日 17時26分40秒 | スポーツ

 このお知らせは聞けて嬉しい
 フィギュアスケート・ペアの高橋成美選手の新しいパートナーが、木原龍一選手に決まった。佐藤有香&ジェイソン・ダンジェンコーチについて、デトロイトに拠点を移して練習するそうだ。(関連記事 毎日新聞 時事ドットコム 日刊スポーツ スポニチ
 マーヴィン・トラン選手とのペアを解散した後、日本人優先で新パートナーを探すというだった。シングルの経験とそこそこの体格、海外での練習にも対応できる大学生?と思っていたが、なるほど木原選手ならぴったり。身長174cmあるそうで、フィギュアの日本人男子としてはまあまあ大きいほう。175cmのマーヴィンとそう変わらないから、これからペアに必要な体作りをしていけば大丈夫だろう。
 世界ジュニア2011では10位だったが、翌年ジュニア最後の年は世界ジュニア出場を逃し、シニアに上がってからまだ大きな大会への派遣もなくて、あまり目立たなかった木原選手。トリプルアクセルを跳べるようになったが、なかなか試合でクリーンに下りられず。。。レベルの高い日本の男子シングルでは、トリプルアクセルも4回転も“標準装備”してないと上位にいけない
 グランプリシリーズに派遣されるくらいのレベルになれば大学卒業後も選手を続けやすいが、そこまでいかなかった選手は大学卒業と同時に引退していく場合が多い。大学2年生の木原選手、チャレンジするなら今!だったかな。
 ソチ五輪を控えた時期のペア転向で、スケート連盟も手厚くバックアップしてくれるだろうし、平均してシングルより選手生命が長いペアで順調に伸びれば、平昌五輪での活躍も期待できる。難しい決断だったろうけど、頑張っていい結果につなげてほしい
 木原選手に声がかかったきっかけは、2年前に中京大で行われたペア体験会だそうだ。高橋成美選手が講師を務め、参加していた木原選手と試しに組んだ感触がよかったらしい。
 中京大でそんなイベントをやってたとは知らなかったが、自前リンクのある大学はこういうこともできるわけだ その頃は成美ちゃんもマーヴィンと長くやるつもりだったろうけど、日本にペアを根付かせたいと願い、後輩ペアの誕生を期待して参加していたことと思う。木原選手は自分の大学(まだ高校?)のイベントだから参加してたのかもしれないが・・・。それがこんな将来につながったとは。
 高橋/トラン組と木原選手は、世界ジュニアなど何度か国際大会にいっしょに出場していたので、前からよく知っていたのもよかったんだろう。
 木原選手のこれまでのコーチ・長久保裕氏はペアで五輪出場経験がある。ペア選手だった若松詩子氏も名古屋拠点だそうだ。高橋/木原ペアが日本に滞在する時、中京大学リンクで長久保先制などの指導で練習できるなら、かなり安心かも メインコーチが佐藤有香さんなら、木原選手も当面日本語でコミュニケーションできるから、環境は大きく変わるけど少しは気が楽かな。
 成美ちゃんも手術後で、本格的な練習はこれから。ネット上では国別対抗戦出場を期待する声もあるが、そもそも国内選手権に出場してないと資格がなかったんじゃなかったっけ・・・? いずれにしても、最初から無理をしてはいけない。慌てずに基礎からやらないと

 世間の注目はソチ五輪にどうしてもなってしまう^^; 世界選手権で16組の各国枠が決まり、残り4組の出場権を得るラストチャンスは9月のネーベルホルン杯。SPフリー合計で120点~130点くらいがボーダーになるだろうか? 半年ちょっとでそこまで行くのは大変かな、、、でも、マーヴィンと2007年7月にチーム結成して、10月のジュニアグランプリ大会で113点出している。その頃よりスケーティングなどはずっと上達してるんだから、不可能でもないかも
 スケート連盟としては、仮に個人戦で出場権が取れなくても、団体戦メンバーとして登録できるペアができて一安心と思われる。団体戦出場は、世界選手権2013とグランプリシリーズ&ファイナル2014で獲得した最も高いポイントの合計で、上位10ヶ国。まずは世界選手権で男女ともメダルを取り、アイスダンスもできれば10位以内に入って、ある程度のポイントを確保しておきたいところだ。
 ソチ五輪の舞台に、4種目全部で日本の選手が立つ姿、見られそう。嬉しい

 (そしてマーヴィンに新しいパートナーが見つかって、いつか高橋/木原組と大会で会える日がくることを祈る・・・)
 

コメント
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