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大尊敬するお二人の哲人と教育を語る機会に恵まれた。
お一人は、元鹿児島県教育長の濱里忠宣先生だ。
鹿児島県が誇る、第一級の文化人であり哲学者である。
もうお一人は、現代の赤ひげ先生と呼ばれている、
長寿の脳科学の研究では第一人者の医師、福田正臣先生だ。
お二人とも、僕より30数歳を超えるご年配だが、
幼子のような純粋無垢な瞳の輝きで
論理の文脈を綴っていかれる素晴らしい哲学者だ。
文学と教育を哲学する濱里先生。
医学と教育を哲学する福田先生。
明治、大正、昭和、平成と
日本の近代史を走馬灯のように語ってくれた。
日本の教育の汚点は、旧制高校を廃止したことである。
若者が青春の哲学を磨く環境を見出すには、
これ以上のものはない。
旧制高校は偉才を育てる教育機関であった。
今の時代と矛盾するかもしれないが、
旧制高校で与えられる資格など何もない。
馬鹿になれ、とか?
落第を誇りにする、とか?
既成の概念からかけ離れていた。
旧制高校で培った教えは、
人生の中で最高の財であった。
大学は、濱里先生は京都大学
福田先生は九州大学だが
旧制高校の青春とは比較にならない。
17歳か18歳の学生が歴史に残る寮歌を創作する。
カントを語り、ニーチェを笑う。
ゲーテやトルストイは食卓のデザート、
本を読むことが自慢だった。
内容はチンプンカンプン?
でも、本を読むことが自慢だった。
彼らの哲学の三つの柱は、真・善・美
真の学問、善の学問、美の学問
置き去りにされてしまった教育の再興を
夜を徹して語らんばかりのひと時であった。
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先日偶然、昔の写真を見ていた時に先生は元気にされているかと思っていた時でした。
以前短大の副学長をされていた時に黒ブチ眼鏡がとても印象的で、いつもニコニコされて、地位のかけらも滲みださない気さくな素敵な先生でらしたのを思い出しました。(同姓同名の違う方だったらすみません)
お元気でなりよりです♪
それにしても院長はほんとーにいろんな方々と繋がってらっしゃるんですね☆
卒業してから益々院長の奇跡を実感します。
精進して参りますm(_ _)m
なーんつって 笑
福田先生は奄美の大先輩で私の叔父と旧制大島中学校の同級生で母をもよく知っておらます。
そんなこともあって先生とは親しくお付き合いさせてもらっております。
昨年くらいまでは毎週奄美にこられてお年寄りの方の診察や講話をなされておられました。
しかし、最近は体調を崩されたとかでお目にかかっておらず安否を気にしていたところです。
先生は医療活動のほかに「渚を守る会」の会長をなさり環境問題にも深く関わっておられます。
また交友関係も広く、かって奄美に永 六輔さんをお呼びして講演をなさったこともあります。
その時も少しばかりお手伝いをさせて頂き永さんとも接触する機会をもつことができました。
院長の交友関係の広さと深さにまた改めて知らされました。
来月に迫ったアミュ広場でのスピーチには出かけていきます。
そのときに皆様とお会いできるのを楽しみにしております