KONA WIND-南の風- iBS学院長・南 徹ブログ

アメリカ人に英語を教えていた日本人が外語学院を作った。その学院長が、日本を、世界を斬るブログ!!

天樟院篤姫

2008-01-22 20:53:46 | インポート

Dsc04382 母は、今泉の武家であり、家老職の血を引くとの話を聞いていたので、篤姫のことは子供の頃から知っていた。

でも、ただボンヤリと素晴らしい姫さまであったというだけのことである。

時は流れて、父方母方の系図に興味を持ち始めたり、教育界で近代史論争が巻き起こったり、今年のNHK大河ドラマでクローズアップされるようになると、人事ではなくなった。

学院でも、「薩摩は英語ができる」をメインテーマに掲げることにした。

鹿児島の錦江湾を望むドルフィンポートの一角に篤姫館もオープンした。

鹿児島が起爆剤になって歴史が動いたことを証明する史実である。

鹿児島のアピールにとっては、千載一遇のチャンスである。

今日は、小雨の中、課外授業として篤姫館を見学することにした。

でも、何かが足りない?見切り発車的な感が否めない。

思いっきりがない。大胆さがない。

公の力と民の力が一つになっていない。

一過性の香りがする。

そんな悲観的な思いが頭をよぎった。

でも、まだまだ間に合う。

もっともっと大胆に、斬新に、命を吹き込むように、様々な豊かな知恵を加えて、鹿児島という町の町興しの一躍を全身全霊で担って欲しい。

僕自身も何かをしなければ・・・・

後ろ髪をひかれる思いで、冷たい冬の雨に打たれながら、篤姫館を後にした。