みなさんこんにちは。
4年目の門野です。
新型コロナウイルスの影響により、3月はじめから活動の自粛が続いています。
現時点では、自粛期間は6月30日(火)までとされていますので、残り1か月ほどで茨戸での活動が再開できる予定です。(※今後の状況によっては、大学より新たな連絡があるかもしれません)
活動再開までにやるべきこと・活動再開してから乗艇再開までにやるべきことは山ほどあります。まずは感染症対策の決定、それらに関する備品の購入、部員宅からエルゴを戻す作業、艇移動、リギング、漕手は継続したトレーニング、舵手なら減量も?・・・・・
などなどいろいろありますが、個人的に結構重要だなと思っていることがあります。
それは「暑熱順化(夏の暑さに身体が適応すること)」です。
暑熱順化では具体的には、
・心拍数の減少
・深部体温・皮膚体温の上昇幅の減少
・汗から失う塩分の減少
・発汗量の増加
・汗をかく頻度の増加
・血流量の増加
などが起こり、熱を放散しやすい身体(夏の気候に適した身体)に変化することです。
暑い時期になってすぐに変化が起こるわけではなく、2週間ほどかけて暑熱順化は完成するそうです。
熱中症にかかりやすいのが、「暑さに慣れていない時期」とよく言われますが、身体が暑熱順化していない時期ということになります。
7月1日からの練習・活動再開となると、今年はいきなり最も暑い時期から外での活動が始まることになります。zoomを使っての室内トレーニングが流行る一方で、外での練習が減っている人が多いと思います。このような状況ですので、屋外でのトレーニングが難しい時間帯もあるとは思いますが、各自工夫をして、暑さに慣れていきたいですね。
また、漕手だけでなく、コックスやマネージャーも例年であれば炎天下の下を自転車に乗っている時期ですので、それぞれ対策が必要になります。
(※今年も温暖化の影響もあって近年と同様に暑くなる確率が高いそうです)
万全な状態で再開に臨めるように、暑熱順化も進めていきましょう!