こんにちは。二年目漕手の名畑公晴です。
茨戸の日差しが豆苗を育み、収穫された豆苗が私たちの栄養となっています。晴天バンザイ。
唐突ですが、皆さんは漫画の登場人物あるいは展開に心引かれたり、熱くなったり、勇気づけられたという経験はあるでしょうか?
私はあります。
それでは、どうして読み手の心は動かされるのでしょうか?
私なりに考えるところでは、その答えの一つは『知ってもらう』ということにあると思います。
今回は『知ってもらう』という観点から、少年漫画と現状の北大ボート部を比較してみます。
①存在を知ってもらう
まず、その漫画の存在を知らなければ関心の持ちようが無いですよね。どれだけ内容が良かったとしてもです。そのため、まずは読んでもらわなければならない。本がメディアで宣伝されたり、周りから勧められたりといったキッカケが必要です。
ボート部はメジャーな部ではありませんから、同様にまずは存在を知ってもらう必要があります。だから新歓での声掛け、ビラポスター、看板などで新入生にアピールするわけですね。それ以外のまったくボートに関わりがない人へのキッカケ作りは難しそうです。あまり思いつきません。試しに今回はブログタイトルに★を付けてみました。思わず覗いてしまった方はいないでしょうかね笑。
②過程を知ってもらう
漫画では登場人物の成長過程を追いかけることが出来ます。考えや心情の変化、挫折からの立ち直り、覚醒など、その過程には様々なドラマがあります。この結果生まれた共感、感情移入が登場人物の成功・失敗に感動を与えるならば、成長過程をどれほど共に歩んでもらうか、これが鍵になるのではないでしょうか。
この点が現状の北大ボート部に大きく欠けていると思われます。対外への情報伝達手段としてブログを例にして話します。
北大ボートブログを読んで下っている皆さんは私たちが日常どんな練習をしているのか、どういった心情の変化があるのかなどわかるでしょうか?追体験と呼べる状態になっているでしょうか?答えはNoだと思います。なぜなら我々現役自身がそれほどには発信していないからです。
極端に、見ると今のこのブログはこんな感じです。
(汚くて申し訳ありません)
我々現役は実際に練習を行っているわけですから、イベントが起こった時にそれを発信するだけでも特に違和感を感じないわけですが、
ボート部の活動から離れておられる方から見てしまえば、これで応援しろと言う方が無理があります。
現役の活動に努力がない、思いがないと言っている訳ではありません。しかし、これだけの内容しか伝わっていなければ、そりゃあ負けるでしょと感じられても自然ですからね。
幾分か改善してみるとこんな感じでしょうか。
まだ不十分な気はしますが、こうやって改善していく必要はあるでしょう。
考えれば当たり前のことですが、それが出来ていないのが現状ということです。
一年目がブログを更新しだした今、1年前を思い出します。どうしてあの上級生はシフトが組まれているのにブログを書かないのだろうかと。同じように感じていた同期も多いはずです。その上級生となった時、同じように一年目に思われてはならない。
私たちボート部の日常は一般の大学生にとっても、社会人にとっても、非日常なのです。読み手を楽しませてなんぼです。
とか言いながら、長々と駄文を書いてしまったわけですが。
もっと『知ってもらう』こと。応援される力につながるのではないでしょうか。