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語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【旅】一口八態妖怪天井画 ~大山・「圓流院」の水木しげる~

2012年06月24日 | □旅
 「からす天狗」は、大山のシンボルです。水木しげる先生が「米寿」を祈念し、「圓流院」のため絵筆をとられた渾身の作です。
 天井画は、水木先生がまず原画を描き、拡大してシルクに移し、天井に貼ったものです。

 妖怪は、もともと神さまであり、仏さまでした。この神さまたちは、万物に憑依し、子どもたちだけでなく大人も、規範、規律、教え、戒め、たしなめなどの喩えとして、怖いもの、恐ろしいもの、または大事にしなければならない畏敬の対象でした。身近な存在でした。
 しかし、時代とともに忘れ去られました。おじいさん、おばあさんのいない核家族では、むかし話も対話もなくなって、ゆとりのない社会、人々の心の荒廃の中で、立場、行き場をなくし、さ迷っていました。
 ところが、水木先生の「幸福菌」で妖怪たちは蘇り、まちを活性化し、多くの人に元気、しあわせ、よろこび、えがお、うるおい、癒しを与え、まさに神さま、仏さまの世界に復活しました。
 神さま仏さまの世界は、神仏習合です。本地垂迹説によれば、日本の神々は、実は様々な仏さまが化身として日本の地に現れた権現なのです。徳川家康が亡くなると、日光東照宮に祀られて神さまになる。その神さまは、仏さまの化身である。そういうことです。

 妖怪さまは、開運のご守護です。
 本堂で大の字になり、開運の妖気シャワーを浴びてください。

 天台宗別格本山角盤山大山寺塔頭「圓流院」の陽気な(妖気な?)坊さんは、こう語った・・・・。

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