散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20071028最近読んだ本

2007年10月28日 22時03分19秒 | 読書
「臨場」横山秀夫
べらんめいで妥協を許さない検視官が事件を解く。周囲への影響力もある主人公で久々に横山作品で満足。

「犯人に告ぐ 上下」雫井脩介
こういうのがリアリティであるならば、不要だな。

「ライト・グッドバイ」東直己
絶対犯人だと分かっており、絶対に酒を呑みたくない下品な男と探偵の「俺」がからむ。全くお疲れさま。

「時砂の王」小川一水
謎の機械生命体が人類絶滅を狙う。追い込まれた人類は時間を遡り過去に敵を倒す手段を求めるが・・・。まあ、見ての通りの話である。直球SFで悪くない。

「仏像ロック」みうらじゅん
仏像をロックスターに見立てて、憧れを述べる本。何買ってるんだ。

「新世紀「謎」倶楽部」
再読。

「風の歌、星の口笛」村崎友
文章構造が分かりにくいが、トリックはすぐ分かるSF推理小説。

「生首に聞いてみろ」法月綸太郎
正統派の推理小説ながら、かなり救いがないストーリー。かつて「ふたたび赤い悪夢」で絶体絶命状況から依頼人を守ったのに・・・

日曜日の散歩

2007年10月28日 14時09分55秒 | 食べ歩き
来週は月曜日から水曜日まで出張。どこに行ったかは、後日記事を見ていただきたい。今週末はおとなし目に過ごしてみた。

まず古本屋「B」へ。先日も書いたのだが、今日閉店を迎えるのだ。店に行ってみると、普段見ないような人々で大混雑。来なくていいのに。デパートの閉店等がTV中継されるのを見ていると、サヨナラセールは必ず大混雑になる。店の人も「お前ら、普段から来いよ!」と思っているに違いない。私はこの店には最低週1回、その昔は週5回くらい来ていたから、そういうことを言っても許されるであろう。

それから喫茶「H」へ。今の展示は北海道ゆかりの画家が描いた「北の山々展」だ。田辺三重松の「昭和新山」はとにかくこの人らしいカラフルな山の姿(近美の収蔵品を思い出す)。上野山清貢の「初夏の大沼公園(駒ヶ岳)」は筆の跡がくっきり残っているのだが、実に駒ヶ岳らしいのである。

ランチはハンバーグの乗ったゴールデンスパゲッティと、食後にストロングコーヒー。旨い。

それから散歩しながら図書館へ。今、私が読んでいる棚は「系譜・家史・皇室」のあたりなので、家系図や家紋の話が多い。・・・実はあまり興味がないので、借りる本を選ぶのが大変だ。