散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

もう少しだけ飲みたくて

2014年10月04日 20時54分11秒 | 食べ歩き
少し小腹が減ったのと、もう少しだけ酒が飲みたくて(←間違ってたかも)、ふらふらと歩く。結局、西11丁目方面の手前で、蕎麦と野菜の「HG」に入って見ることにした。随分店の前は通っているが、初入店である。

軽く酒をということで、「マッサン」ブームに乗ったのか竹鶴をハーフで頂く。ハーフの値段はフルサイズのちょうど半分ということで、嬉しい(フル600円、ハーフ400円という値段になることが良くあるよね)。竹鶴は相当飲みごたえのあるしっかり味。



つまみは軽めにじゃがいもとおからのサラダを注文。これはおからで少しもそもそしているのかと思ったら、非常に滑らかな味。多分、言われなければポテトサラダと区別がつかないかも。上にオクラとかいわれをあしらっている辺りが、料理っぽい。



次にこれも軽めにと思い、大滝なめこのとじ鍋を注文。大ぶりのなめこ(スーパーで売っているのとは違う)、豆腐、葱を玉子とじにした鍋がやって来た。なめこの歯ごたえと、蕎麦屋だけあって出し汁が美味い。



酒がすすんで、秋田の白瀑(しらたき)純米ひやおろしをまたもやハーフで頂く。

 

ところでこの白瀑の酵母だが、セクスィー山本酵母という名前がつけられている。思わず由来を聞いてしまったが、蔵元で発見された酵母なのだが、他で使われないように変な名前をつけたのだそうだ。

料理も美味いし、ふんわり酔ってきたところで、締めのもり蕎麦を注文。ちょっとワイルドな感じの蕎麦は香りがいい。食べきった後の蕎麦湯も美味い。あまり蕎麦つゆを飲むと、塩分取り過ぎだなあと自重して終了。



酒の品ぞろえもそれほど多くはないが、店主の趣味が表れており、料理のメニューも他に興味深いものが多数あった。また訪れてみたい店である。


旅行話

2014年10月04日 19時44分31秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
18時になり、すすきののバー「N」へ。1杯目はザ・ニッカ12年。新製品なので販売に力を入れているのだが、すでに品薄気味なのだとか。おい、大丈夫かニッカよ。



2杯目はザクロが入荷したので、今シーズン初のアンタレス(アクアビット+ザクロ+ライム)。この味がやってくると、もう冬という感じだ(まだ、秋か)。



結構酔っぱらいなので、3杯目は控えめに和梨とジンのカクテル。梨ジュースという感じもあるが、この位にしておこう。



最初の1時間は天候のせいもあってか客足がなかったので、鹿児島旅行、福島出張の話をたっぷり聞いてもらった。はあ、すっきり。

20141004ギャラリー巡り

2014年10月04日 17時18分46秒 | ART
本日は資料館→コンチネンタル→北大総合博物館→エッセ→大丸→大同→たぴお→STV北2条→時計台→道新→大通→富士フイルム→new star→三越→さいとう→ivoryの16か所。雨のため郊外型のギャラリーはついパスしてしまった。

札幌市資料館では通常の貸し展示が再開。札幌国際芸術祭の名残も、ほとんど無い。

 

■北海道大学総合博物館「美術の北大展」。期待していた展覧会だが、絵画、版画を含め49点が出品。少々狭くて見づらい会場ではあるが、予想以上に充実した展覧会となった。

黒田清輝「橋口文蔵肖像画」:他の肖像画が背景を黒にした古典的ごってり感のあるものなのだが、黒田の肖像画は軽みがある。
中根孝治「渓谷」:力感あふれる強い線と色彩の面。渓谷の新鮮な色彩の生々しさがある。
中根孝治「金魚鉢のある静物」:私にとっては中根は今回の収穫だ。地味だが正確な物の形が気持ち良い。

日野謙夫「青い流れ」:左右に陸地、中央が青い海とも見えるが、抽象画のようでもある。
小川原脩「工学部校舎」:いたって端正な建物。
小川原脩「狩猟する男」:こちらはキュビスムの感あり、土俗的な力強い大作。

木田金次郎「海岸風景」:ダイナミックに断崖から海にかけてを描いた、木田らしい傑作。
松島正人「札幌の街」:教会を描いた、私の知らないロマンチシズム札幌である。
林竹次郎「農学部風景」:かなり意識的な遠近法と、木洩れ日のあたりに感じる印象派の要素。何か歴史の舞台になった場所のような、ドラマティック風景画だ。



これはぜひ見ておくべきだ。図録が千円なので即購入(図版はちょっと小さい模様)。

■STV北2条ビル「井桁雅臣 僕らの短い永遠」。ハッとする色彩、いろいろな形が見えてくる表現。いい展覧会だ。



ここでデジカメの調子が悪くなり、写真は無事だったが各種設定が全部吹っ飛ぶ。電源を入れるたびにフラッシュありモードになるのだが、これが厄介だ。どうやっても設定ができないので、家に帰ったらマニュアルを見てやることにしよう。

ギャラリー巡りの途中、断続的に雨脚が強くなる。ズボンがずぶぬれだ。



他にもコンチネンタルギャラリー「3mens crossroad{3者3様の光と影}」、ギャラリーエッセ「いと油油し」は見どころがあった。

ドニチカキップは値上げ後(520円)初購入。消費税の転嫁だから文句はないのだが、千円を出して購入すると、お釣りが480円。細かくて邪魔だ。


15時過ぎのスタート

2014年10月04日 16時33分12秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
15時を過ぎ、ここでいったん飲みタイム。西11丁目の「O」にやって来たが、既に先客数名がかなり盛り上がっている模様。少々出遅れたか。

いつものホッピー黒を注文し、竹の子土佐煮としいたけ焼きを注文。しいたけ焼きは久々の登場のような気がするが、しじみ醤油との相性も良く、しいたけの香りが立ち上ってくる(これ、きのこが嫌いな人は地獄だろうな)。





ホッピーの焼酎をお代わりし、もう1杯は目の前にあった(鹿児島で飲んだ銘柄だった)芋焼酎のお湯割りを注文。そしてサンマ焼を頼んでみた。



おお、サンマはやっぱり旨いね。内臓も良い感じだったので、身と和えて渾然一体となったところを食べ、そして焼酎のお湯割りで流す。素晴らしい。この店は値段が300円台というところも、実にありがたい。

本日はかなりの混雑っぷりで、鹿児島旅行の様子をそそくさと話し、まずはこの位にしておこうか。ギャラリー巡り続行である。外に出ると、ありがたいことに雨は上がっていた。


年配の人の食事

2014年10月04日 11時50分54秒 | 食べ歩き
本日の昼食は軽めにしておきたいということもあり、ちょうど博物館へ行く途中にある北大の学食に行くことにした。アラカルトで少量・低カロリーを目指す。



(小)ごはん、味噌汁、チキンチーズカツ、ひじき煮、モロヘイヤとオクラのおひたし。チキンカツが入っているものの、驚きの低カロリー523kcalである。私が学生時代には、(小)ごはんの存在など、一度も気にしたことが無かったよ。

ご飯を食べ、最後にお茶を飲み、ちょうどいい量の昼食だった(もちろん夜に備えているだけだ)。

なぜか鹿児島2014

2014年10月04日 09時29分05秒 | 旅日記
私の今年の夏休み旅行は鹿児島に行って来たのである。一応、旅日記を書いてみたので、ついでにまとめ記事も作成してみた。

なぜか鹿児島(1) 今年は鹿児島だ!
なぜか鹿児島(2) 郷土料理から
なぜか鹿児島(3) 鹿児島にも名バーあり
なぜか鹿児島(4) 桜島
なぜか鹿児島(5) うどんときびなごと焼酎
なぜか鹿児島(6) 美術館へ
なぜか鹿児島(7) 豚もあるけど鶏もね
なぜか鹿児島(8) またも名バー
なぜか鹿児島(9) 鹿児島菓子
なぜか鹿児島(10) 長島美術館という所
なぜか鹿児島(11) 鹿児島ラーメンを食べなくては
なぜか鹿児島(12) 台風が来たが、本当にダメなのは今日だけだった
なぜか鹿児島(13) 居酒屋にて鹿児島の味
なぜか鹿児島(14) 名バー再訪
なぜか鹿児島(15) 朝食一巡
なぜか鹿児島(16) 鹿児島駅へ
なぜか鹿児島(17) ああ山形屋
なぜか鹿児島(18) 珍しく温泉
なぜか鹿児島(19) 露天風呂&温泉朝食
なぜか鹿児島(20) 一応、霧島神宮
なぜか鹿児島(21) さらば鹿児島
なぜか鹿児島 気になったこと、気がついたこと
なぜか鹿児島 鹿児島の街(1)
なぜか鹿児島 鹿児島の街(2)
なぜか鹿児島 鹿児島の街(3)
なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(1)
なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(2)
なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(3)
なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(4)
なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(5)

少々書き急いだので、中身が薄い気がしないこともない。後から補足記事を追加したいと思っている。

※何日かトップ記事になるよう、日付を操作しておこう。
※20141004「なぜか鹿児島」の全記事を作成。この記事からのリンクも張った。

なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(5)

2014年10月04日 08時33分17秒 | ART
名もない飲み屋街のサイ。



橋の両サイドにある「母と子供の群像」。

 

もう一人、この人を忘れていはいけない、中村晋也「大久保利通像」。



「ライオンズ広場碑」。もちろん野球チームの話じゃないよ。



木に埋もれそう。



「戦災復興記念碑」。



「切子灯」。夜は明かりがつくそうで、ちょっと見てみたかった。



宿泊した旅館のロビーにあった、真右ェ門作品。



バス待ちの際、道端で発見した交通安全記念お地蔵さん。


なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(4)

2014年10月04日 08時25分22秒 | ART
長島企業グループの創始者、南安廣「長島公佑像」。長島美術館は素晴らしいです!



街角にて「重豪、薩摩の科学技術の礎を築く」。天体観測中。



西俣敏弘「小松帯刀像」。



名もない彫刻っぽいもの。



芝生養生中のため作品に近づけず。※堀内正和「ま四角三つ」らしい。



「伊地知、吉井、政変について語る」。いちいち歴史気分満載。



名もない商店街のコアラ。



「天まちの泉」。この辺は江戸時代に天文観測所があったため「天文館」という地名なのだ。



まちかど整備事業によるもの。



名もない飲み屋街のワニ。


なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(3)

2014年10月04日 08時12分54秒 | ART
「む展」がもう少し続く。

下村貢「幻空」。



宮薗広幸「ウシータ」。ウシータはイタリア語の「出口」という意味とのこと。



新原聖樹「教会の見える風景~ディナン~(仏)」。



千田卓「いきづらさ」。



中原照夫「我が故郷」。鹿児島の人が一番最初に思い浮かべるふるさとの風景は桜島なのであろう。



鹿児島中央駅の「小里貞利像」。ミスター新幹線なんだとか。



ここから怒涛の長島美術館前彫刻群(しかもかなりの雨)。

ロダン「裸のバルザック」。



ヘンリー・ムーア「母子像」。



北村西望「若き日の母親」。



母子像3連発のトリは、本郷新「嵐の中の母子像」。本郷新の彫刻が鹿児島まで!



中村晋也「EOS」。



佐藤忠良「ポケット」。おお、佐藤忠良まで。



淀井敏夫「エピダウロス・追想」。



新妻實「眼の城'89」。



大畠久「潮風」。


なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(2)

2014年10月04日 07時57分06秒 | ART
「七校生久遠の像」。七校=現鹿児島大学であろう。



富永直樹「荒海の男」。



川村秀彦「風の芽」。



ロダン「ユスタッシュ・ド・サン=ピエール」。



ザッキン「オルフェ」。



ブールデル「サッフォー」。ザッキンは分からなかったが、ロダンとブールデルは見ただけで分かったぞ。



橋口博幸、橋口由紀「たけとりものがたり」。

 

謎の地天女? ではなくて「持名院様」。説明に「器量には恵まれませんでしたが、その人間性が尊敬され…」と書いてある。



西郷さんは外せないということで、安藤照「敬天愛人」。以前に掲載したのとは別角度から。



市立美術館のギャラリーでは「第31回む展」が開催されていた。皆さん上手だねと思ったら、武蔵野美術大学校友会の有志による展覧会なのだとか。そりゃ上手いよね。

大嵩文雄「曼荼羅」。



ますみつ三知子「□だったもの」。木のレリーフ。



茂山寛「む展の人々2014 with Tomovsky」。



三坂基文「水の中へI」。写真がぶれているのではなく、こういう描き方の絵画なのだ。これは良かった。



足立朱麻「遊路」。


なぜか鹿児島 鹿児島のアート等(1)

2014年10月04日 07時40分20秒 | ART
鹿児島で出会った絵画、彫刻、その他微妙なのも含めてお届けしたい。諸事情により、作品名・作者名不明のものが結構あるのだが、ご容赦いただきたい。

まずはホテルの1階にあった謎の作品。商業デザインか?



鹿児島中央駅前に燦然と立つ、中村晋也「若き薩摩の群像」。鎖国時代に入学した学生たちだ。



楠本香代子「丹下ウメ博士」像。



街角の「龍馬、お龍と薩摩でひと休み」。新婚旅行で来てるんだよね。



ザヴィエル公園の溝口守一「ザヴィエル」像と2人。



ビルの前にあった、彫刻っぽいもの。※楠畑裕也「愛と情熱」らしい。



ホテルのエレベータ前にあった、彫刻っぽいもの。



速水史朗「悠雄」。



児島幸雄「太平洋戦争民間犠牲者慰霊碑」。わざわざ民間犠牲者の碑があるだけで、戦争のひどさが分かるというものだ。



桜島にて、平野国臣「わが胸の燃ゆる思ひにくらぶれば煙はうすし桜島山」。情熱的な恋の歌かと思ったら、日本の行く末に熱い思いを抱いた歌なのだそうだ。



建物の壁にあったレリーフ。



お寺の前の阿吽の像。



「タウンアメニティ事業」とやらで設置されたものらしい。



こちらもタウンアメニティ事業「語らい」。作者名を公開しない風潮ってどうなのかね(設置は22年前の話だが)。



天璋院篤姫像。一瞬「おお!」と思うが、平成22年作だった。



※20141011ねむいヤナイさんのコメントをもとに、彫刻の制作者名を追記しています。