散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20141012最近読んだ本

2014年10月12日 23時44分59秒 | 読書
■「妄想女刑事」鳥飼否宇

■「眼鏡屋は消えた」山田彩人
8年間の記憶を失い、突然教師をやっていることに気がついた主人公。記憶を無くした頃に友人が死んでいたことを知る。その死の原因に納得ができないため、いまさら(本人にとってはすぐ直前の出来事)のように事件に関して聞き込みを始めるが…。

■「天命の扉」遠藤武文

■「ダークゾーン 上下」貴志祐介
謎の世界に放り込まれた主人公は、知人たちとチームを組まされ、将棋と戦闘ゲームをミックスしたようなルールで戦うことを強制される。敗北すれば消滅させられるようだが、勝利で果たして元の世界に戻られるのか。ルールの謎の世界の秘密を解き明かすことで、徐々にゲームの可能性が見えてくるところが読みどころ。面白い。

以下、図書館の3冊。
■「泥酔懺悔」
最初の二人があまり飲めない人だったのが、その次から恐ろしいまでの泥酔っぷりになる。山崎ナオコーラの一人でバーに行く理由が読ませる(これも泥酔話ではない)。

■「にょにょっ記」穂村弘

■「日本人には二種類いる」岩村暢子
1960年を分岐点に、生まれてからの経験が全く異なってきて、結果的に価値観が違ってくるという論。確かに太平洋戦争体験派と生まれたときから高度成長時代では違ってくるのかもしれない。その次に違ってくるのは、バブル時代を大人として経験しているか否かか、生まれたときからインターネットがあったかどうかになるのかな。

群衆の中の孤独

2014年10月12日 16時49分23秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
明日も休みとあって、本日は2か月ぶりの「UH」へ。開店すぐに入り、何となくこれまで定位置としている席に座る。この場所はテレビ画面が見えないので、あまり人気が無いように思える。

飲み物はレモンサワー。通しは謎のフライ、鰯と大根の煮付け、ちくわと白滝の酢の物、スパゲッティサラダ。



レモンサワーは甘みがあまりなく、かなり酸味が効いており、私の好みの味だ。2杯目もレモンサワーにして、追加でくじら刺身を注文。これはまあ、解凍した味である。



どんどん客が来て、テレビではプロ野球中継。その中で誰とも話をせず、一人静かに飲む。


20141012ギャラリー巡り

2014年10月12日 16時29分17秒 | ART
10月11日に時計台ギャラリー→彫刻美術館ステーションギャラリー(別項)→旭川美術館(別項)。
今日はコンチネンタル→資料館→大丸→道銀駅前支店→大同→チカホ→北1条写真館→道新→大通→富士フイルム→500m美術館→市民→三越→スカイホール→さいとう→ivory→ARTスペース201→NEW STARの18か所。

■コンチネンタルギャラリー「WAVE NOW 2014」。
富原加奈子「風の記憶」:布地張りの立体なのだが、何となく寝椅子や自動車のような造形をイメージさせられる。タイトルからして、空気の流れから形作られた形なのかもしれない。
林亨「心を浮かべて(岩と水)」:塗り重ねた色彩に何か時間の経過を感じる。
伊藤彰規「紙の紙碑」:ティッシュボックスの上の部分を沢山張り付けたような作品。私にはそれぞれが違う世界へと通じる扉のようにも見える。

ギャラリー巡りの途中で札幌駅前へ。今日は終日素晴らしい快晴だった。



■地下歩行空間「北海道内学生企画展 アートに触れる2014」。
SHOTA FUJIMORI、KAZUHITO KODAIRA、SHUNEI SATO、NAKAHATA SHO「singing floor!!」:二条城の鶯張りをモチーフにした音の出る作品。



柏志保、河合裕美、嵯城彩友、高橋ゆうき、出村志織、箱田紗希、星真「プロジェクションマッピング(床への投影)」:子供のころに見た、火山地帯の溶岩の穴に人が落ちるシーンがある映画を思い出した。40年以上たったのに、どうにも記憶から離れないのだ。



瀬川綺羅「ものぐさの窓」:色彩と4層構造が面白い。



西村光智「Home Town」:故郷というより、家だけが並んでいる街である。



苛原治「2014 Self-portrait」「水分神」:上手いと言えばこの人か。

 

斜め向かい辺りでは、インターナショナルウィーク(だったっけ?)が開催されていた。

 

ロシアブースでは「クワス」の無料試飲があって、一度は飲んでみたいものだと思っていたので大喜びでつごうとした所、すでに品切れだった。ロシア人女性に「タブン、ホトンドナイ。マタアシタモヤッテマス」と言われてしまった。

■500m美術館「美術と建築、これからの札幌」。私、建築にはあまり興味が無い。
米澤隆「想像都市SAPPORO」:札幌を舞台に空想的な都市風景を描いたもの。建築的には裏付けがないが、こういう方が楽しい。



建築学生同盟北海道組「建築マップ」:一番古いのは1878年に建てられた時計台。紹介されているのはほとんど知っている建物ばかりなのだが、それ以外にないものなのか?



作品名、作家名はなかったと思うので、アート作品としての出品ではないと思うが、下の写真に写っているものは何なのか(意見広告?)。主催団体である「創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会」の意見なのだろうか?



現在、札幌市役所でも市民の意見募集中という時期に、随分、一方的な意見広告を掲示するものである。



■市民ギャラリー「学生美術全道展」。非常に高い表現力の作品もあったが、ある種のあざとさが目に付く作品もあった。
勝木那琴「さびたゆめ」:紫色の海と空、遠くの海岸沿いには遊園地。不思議な雰囲気。
斉藤杏奈「愛」:赤い背景に大木。そこに住むフクロウと木をつつくクマゲラ? 大作で思いっきりがいい。
秋元結以「悩みに沈む」:受験の悩みだろうか。壮絶な顔をしてひざ上まで水につかっている女子高生。将来、そんなに大したことではなかったことに気がつくから、大丈夫。

岩崎野乃香「おんなのこ」:お姉ちゃんの顔に見とれる子(こっちも女の子か?)。表情が上手い。
照井李彩「幸」:大いびきをかいて寝る擬人化されたライオン。布団のようにかぶさっているのは水牛か。面白い。
大坂望「かくれんぼ」:巨大な蕗の葉から顔を出す、鋭い眼の猫。葉っぱの虫食いが魚の形をしている辺り、細かい。

北林歩「夏の夜」:カラフルな金魚と放射状にのびる光。版画はモノトーンが渋いという全体的な雰囲気の中、カラフルでいい。
小西睦月「(D)evolution」:オタマジャクシとカエル男を繰り返す彫刻。

さいとうギャラリーの「べるぱぴえ 銅版画展」も面白かった。


3連休中日の贅沢

2014年10月12日 11時58分14秒 | 食べ歩き
本日の昼食は「S」寿しへ。連休中日とあって、少しいい朝食を取ろうと思っていたのだが、普段は日曜日も営業している焼肉店が開店していない。そのため、ランチメニューの掲示が無い寿司やさんに突入するという、勇気ある行動にでてしまった。

メニューを眺め、生ちらしの中では一番安い「小結ちらし」を注文(当然、この上に関脇・横綱…、さらにあったような)。比較の問題では安いのだが、ごく普通の人の昼飯としては高い…。私も涙を飲んで注文することとなった。



まあ、ものは旨そうである。上に乗っていたのは、イカ、イクラ、トビッコ、ホッキ、甘エビ、ハマチ?、タコ、カニ、マグロ、サーモン、玉子である。この中で旨かったのが、かなり厚みのある生ホッキ、鮮度のいいイカであった。最後に取っておいたイクラとトビッコでご飯をかき込むのが、またたまらないのであった。


閉店187

2014年10月12日 11時14分17秒 | 写真館

なかなか前を通らないので気がつかなかったが、西11丁目の焼鳥「I」が閉店していた。

昭和58年に営業を開始してから三十有余年、経営者老齢のため今年の7月に閉店したとのことである。3回ほど伺ったことがあるのだが、昭和の香りを残す焼鳥屋さんが、また1軒姿を消した。