散歩日記X

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なぜか鹿児島(13) 居酒屋にて鹿児島の味

2014年09月24日 19時31分00秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
今日は初日に予約で満席のため入店出来なかった「TB」へ。今日は事前に電話を入れてみたところ、「大丈夫です」とのことだったのだ。

カウンターに座り、和助のロックから(この時だけ焼酎ロックを飲んだ)。まずは通しがやってきた。貝(名前不明)、さつま揚げ、おばいけ酢味噌、にがごりお浸し、鮭白子?、鯖酢漬け?というところか。にがごりはあっさりした酸味がつけられていて、苦味がほとんど感じられない。いずれも酒のつまみにはぴったりである。



鹿児島の魚を味わってみたく、刺身盛り合わせを注文。出てきたのは、しめ鯖、高海老、きびなご、ホタテ。しめ鯖はかなりの厚さに切っており、外側は締めてあるものの、中の方は想像以上に生で、これは旨い。高海老は鹿児島の名物なのかな。身は甘く、味噌もなかなかの味(もちろん、新鮮だからだろう)。きびなごは初日に食べたものより、微妙に新鮮度で勝っているかも知れない澄み切った味だ(ホタテは特に触れないでおこう。不味いわけではないが)。



野菜も取っておきたくなり、塩トマトを注文。手前が熊本産の酸味のあるもので、奥は北海道産の甘いトマトであった。私はそんなにトマトを食べないので、ちょっと美味しさにびっくり。



薩摩茶屋のお湯割りを頼んで、漬物盛り合わせとつきあげ(いわゆるさつま揚げ)を追加注文。このさつま揚げはすごかった。外側は堅いと言ってもいいくらいの歯ごたえ、中は魚のプリプリした感じが楽しめ、普段、北海道のスーパーで買っているものはこれの前ではさつま揚げと呼んではいかんだろう。ちなみに何も付けずに十分美味しいのだが、海老の味噌が溶け込んだ醤油をほんの少しだけ付けると、これがまた美味しいのであった。





少々勘定は高かったが、料理の旨さ、お店の人の感じのよさもあって、地元客が大勢訪れるのも分かる店であった。



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