散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

個人忘年会

2009年12月29日 21時34分07秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今年最後の外食であろうと、個人的な忘年会を行ってきた。

去年同様、寿司の「Y」からスタート。まずはビール小と刺身。刺身は八角、ヤリイカ、平目えんがわ。八角は淡白な味という印象があるが、何だか今日のは厚みがあって脂がのっている。

続いて酒の肴3点。鴨、いずし、数の子をつまみつつ、日本酒に切り替える。



さらに鮟鱇とも和え、かんぱちカマ揚げ(これはすごい!)、焼ホッキ(これも旨い。あっという間に食べる)と、板さん特製のつまみが連発である。

途中から寿司に切り替え、しめ鯖、鉄火巻き、ウニ、ボタンエビ、ホッキ、穴子、かんぴょう巻きと海苔の味噌汁で終了。今年も申し分ない味であった。



2軒目は徒歩でバー「D」へ移動。1杯目は洋梨+梨のブランデーのカクテル。2杯目はイチローズモルト秩父・ニューボーン・ヘヴーピート・5ヵ月熟成。これは5ヵ月熟成とは思えないような、良くできた味。スモーキーさが強力。



最後にジン+チョコレートリキュール+ペルノーの癖のあるカクテル。これで今年を締めくくり、新たなお客さんが大量に来たところで帰宅。

やはり会社の納会は落ち着かない。個人的に締めるに限る。

20091229ギャラリー巡り

2009年12月29日 16時03分19秒 | ART


今年最後のギャラリー巡り。丸井→三越→たぴおの3か所。

■三越「不思議の国のアリス展」。全く期待していなかったのだが、予想外の見ものがあった。

1867年マクラミン社「不思議の国のアリス」:かなり初期の本らしいのだが、装丁がすごく美しいわけでもなく、希少価値のみだろう。
日本版「「鏡の国」アリス物語」:なんと挿絵が棟方志功。

その他にもトーベ・ヤンソン挿絵版、マリー・ローランサン挿絵版があった(しかし、それほど挿絵ははっきり見えない)。

一番驚いたのが、サルバドール・ダリの版画が挿絵になっている、限定200部のアリス。7~8点が展示されていたが、これを見ることができたのは嬉しい。

もちろん展示物の撮影はNGだが、子供用にところどころ撮影ポイントが設けられている。上下の写真はそこで撮ったものだ。


2009年の食べ物、飲み物

2009年12月29日 13時20分14秒 | 飲み歩き
今年飲み食いしたものから、印象深いものを写真とともに再録してみる。最後は特定メニューの味よりも、店の印象が深かったものを「名店部門」として上げてある。

■東京にて

・銀座の居酒屋 鳥豆腐。

・月島の居酒屋 アラ大根(多分、鰤)。


・新橋のバー エギュベルとロタンのマティーニ。お店が閉店してしまい、残念。

・清澄白河の焼鳥屋 レバ


■岡山にて
・居酒屋 コチの刺身

・サワラ鍋


・鯛酒盗(青ネギが絶妙)


・ままかり焼き酢漬け


・いわし天ぷら


・バー  ブードルスのマティーニ

■姫路にて
・姫路おでん


■旭川にて
・居酒屋 刺身(ボタンエビ、マグロ)


■倶知安にて
・結構有名な蕎麦屋 鶏天ぶっかけ


■大通にて
・カキ専門店 カキステーキ
・魚料理店  昼の生ちらしランチ

■すすきのにて
・バー「N」 アクアビットスモーキーマティーニ
 タリスカー+フェルネブランカ+ビタース
 アクアビット+グラッパ
 官能的なカクテル(カルヴァドス)


・バー「Z」 スピリタス+アブサン+ピコン+レモン
・バー「n」 リンゴ+カルヴァドス+シェリー+クランベリージュース
      アクアビット+ぺルノー+シャルトリューズジョーヌ+グレナディン+レモン

・居酒屋「A」 ごっこ汁

■琴似にて
・いつもいくビストロ 砂肝と鶏のコンフィ、パンデピスのキッシュ、仔羊スペアリブ

・桜姫鶏のジュラ風


・夏野菜と仔羊のハンバーグ


・冷製カルボナーラ


・ティラミス


・ソイのブイヤベース仕立て


・合鴨のハンバーグ


・牛すねの煮込みドイツ風。年末最後に大ヒット。


・タイ料理店 蒸し鶏のせご飯


・バー「D」 スミスグレンリベット30年、マスネポワールのジャックローズ風
 ペッパーウォッカ+チョコレートリキュール+ピンクペッパーのカクテル

・いつもいく居酒屋 ジョニーウォーカーの青
・エビと野菜のゼリー寄せ


・蝦蛄刺し


・生ミンククジラ刺し


・とり牛蒡と鶏皮焼き


・素敵な名店部門























20091229最近読んだ本

2009年12月29日 13時09分37秒 | 読書
■「画像文明」石原藤夫
コミュニケーションが文字から画像に変わった時、文明はどうなるのか? マンガ体による表現で、難解な事柄も直感的に理解できるというのだが…(再読)。

以下、図書館の7冊。
■「東京てくてくすたこら散歩」伊藤まさこ
どうも私は単なる散歩というのができない。目的を持って歩くことしかできないのである。意識的に「ぶらぶらしよう」と思って歩くこともある。

■「たべる旅北海道 肉料理編」じゃらん
赤平の「がんがん鍋」というのを食べに行きたいと思う。

■「相続はおそろしい」平林亮子
うーん、どんな家族でももめることになるのだろうか。

■「危ないダイエット」阿部純子
なかなか科学的に有効性・安全性が保証できるダイエット方法というのは、無いようである。まあ、ある程度中年になると太るのはやむを得ないだろうか。

■「京の出来事」平山みき
趣味の方向性が少々違うが、平山みき、可愛いですね。

■「海外旅行 得ルール&マナー」山下マヌー
タイトルの中の「得」という文字は円で囲まれていて「マルトク」になっている(文字がないため、説明を追加した)。さて、内容であるが、同時多発テロ事件の前なので、色々なことが変わってしまっているに違いない。

■「なぜあの人とは話が通じないのか?」中西雅之
大体こういう新書本は、話の通じない人の面白エピソードばかりが紹介され、安手な内容になってしまうのだが、これはそうでもない。 

懐かしい店(3)

2009年12月29日 09時08分45秒 | 食べ歩き
■小樽「琴美食堂」
小樽にはクラシックな食堂がまだ残されているが、かつてのこの店も非常に良い感じであった。ラーメンしか食べたことがないのだが、濃厚系がダメになりつつあった私が「ああ、こういう味が良いんだよなあ」としみじみ思える味だった。小樽には時々しか行かないので、ある日突然閉店、さらに場所が駐車場になってしまった。何だかとても懐かしい店だ。

■大通「三月」
私はそれほど足しげく通う店というのはないのだが、ここは良く行ったね。富良野の食堂「三日月」と関係があるらしいのだが、大通にあったラーメン屋さんである。建物はプレハブチックだったが、一見平凡ながら隙のないラーメンの味。味噌・塩・醤油のいずれもが、なるほど一理あるという感じであった。

■狸小路のちょっと外れ「深花」
ここも何回か行ったラーメン屋さん。バランスの良い豚骨スープ(九州系?)と、具に千切りのキャベツ(生)が入っているのがポイント。賛否両論あったようだが、私は好結果を生んでいたと思う。店は地味な感じだったが、何となく行きたくなる力があったなあ。

■TV塔地下の居酒屋
小説で札幌のテレビ塔地下に居酒屋があると書いてあったので、調査しに行ってみたところ、古びた(改装前)ゲームコーナーやおみやげコーナーの奥に本当にあった店。名前は確か「テレビ塔ビアスタンド」だったか。

営業時間を聞いてみたところ10時半~21時という札幌には珍しい店で、私も時々昼間に行ってみたのだが、得体のしれない人たちが集っていたものである。メニューは枝豆、焼魚、しめ鯖などの定番メニューに加え、ベーコンエッグ、ソーセージなどの洋風もある。

数回行ったところで、TV塔の改装のため閉店となってしまい残念。店のおばちゃん曰く、「テレビ塔ができた時からあった」そうなので、40年以上は営業していたことになる。とても閉店(2002年2月)が残念な店の一つだ。

■札幌駅「千扇」
ステーションデパートがあった時代の札幌駅には、数軒の立ち飲み屋があったような気がするが、地下街の全面的な改装とともになくなってしまった。そんな中、札幌駅近くでは最後まで残されていた、いわゆる一杯飲み屋(立ち飲みではない)。

カウンターで注文して飲み物や食べ物を持ってくる方式(時間のかかる焼き物は、店の人が後で持ってくる)で、気軽・安い・昼から飲めると絶妙な店だったのだが…。2006年閉店らしい。これも時代の流れだが、駅からああいう陰の部分が失われていくのは残念だ。

そういえば、その近くの蕎麦屋さんで、ビールセット(つまみ2品)があったのだが、そこのザンギが非常に美味しかった記憶がある。ここも無くなって残念な店の一つだ。

一応、このシリーズは今回で終了。