散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20091205ギャラリー巡り

2009年12月05日 16時01分46秒 | ART
本日はポルト→コンチネンタル→新さっぽろ→札幌市写真ライブラリー→NHK→道新→時計台→たぴお→大同→富士フィルムフォトサロン→紀伊国屋→さいとう→NEW STAR→CAI02の14か所。

■ポルトギャラリー「7人の視点」。

山川彩子「記憶の行方」:独特のカラフルさは変わらないが、画が大人びてきたように感じる(偉そうですいません)。
笹森衣里「花」「雨」:同系統の2作品で、「花」は赤系統の、「雨」は青系統の色彩を強くしてバランスが取れている。
同「献体」:小さな木切れをランダムに張り付けた作品。タイトルが気になる。

■コンチネンタルギャラリー「油展-2009-」。

桂下いずみ「KIDNAPPING」:点を散らしているが散漫に見えない面白い作品。タイトルが感心しない。
山内太陽「いつの事か見当もつかない」:大森林を描き、何万年のスケールを感じさせる。手前の枝と葉が人の閉じた眼を思わせる。
三戸唯「夏の幻影」:タコ型滑り台の前に、3人の子供を蛍光色で描いた、夏を感じさせる作品。これが一押し。
中村悠子「いつかの記念日」:中景には公園が、遠景には大都市が見える。写真的だが、どこか面白い。

■札幌市写真ライブラリー「さっぽろフォトステージ」。普段やっているグループ展とは一味違う感じを受ける(もちろん、普段でも素晴らしいのはあるわけだが)。

上原稔「ここじゃないどこかいまじゃないいつか」:少し寂れた商店街の写真はいつも感慨深い。こういう写真を見て何も感じない人は、山奥に住んでいるか、そういうものが目に入らない人だ。
サワダケンタロー「三行光刻」:細長い写真3点を7組配置した作品。3点はバラバラなものが写っているのだが、違和感を感じさせない。

■時計台ギャラリー「第3回北海道現代具象展」。私は小樽で見てきたので、感想は省略。小樽ではもう少し高い位置で展示されていたのだが、その方がずっと良かった。天井の制約が残念だ。

■大同ギャラリー「北海道版画協会作品展」。
宮井保郎「PHOENIX」「VOLCANO」:抽象作品だが、色彩とイメージに納得。
水野惠子「風と波Ⅰ」「同Ⅱ」:私は特に”波”の表現が好きだ。
萩原常良「夕映え大雪山」:ピンクの雲、抜けるような青い空。狙ってはいないと思うが、マグリットを少し思い出す。

■NEW STAR「ぱんつ展」。予想通り入れない。

■CAI02「「幌内布引アートプロジェクト 炭鉱の遺産を掘り起こす#2」報告展」。多少、何となく雰囲気が分かった。

紀伊国屋ではロジャーディーンの画集を発見して、即購入。

※20091206追記
さいとうギャラリーの次に、ivoryに行っていたので、計15か所回ったことになる。ヤナイさんのコメントで気がつきました。ありがとうございます。

ギャラリー巡りの途中

2009年12月05日 11時54分06秒 | 食べ歩き
ギャラリー巡りの途中、新さっぽろへ。ここに来るとついイタリアンの「S」に立ち寄ってしまう。12時前に入ったので、無事座れたようであるが、帰りには待ち行列ができていたのだった。安いから大人気だなあ。

まずはベジタブルセット。サラダ(小)とシーフードチャウダー。ジャガイモとあさりの味でなごみつつ、やっぱり赤ワイン(白の方が良かったかな)。何だか最近酒の量を人に心配されているのだが、250mlなので、大丈夫。





そして主食はペンネのアラビアータ。かなり熱々で、程よくピリ辛味。パスタソースを買えば家でもできそうだが、これはこれで十分美味しいと思う。周囲は家族連ればかりでアットホームな雰囲気の中、孤独に酒を飲むのであった。


20091205最近読んだ本

2009年12月05日 09時20分25秒 | 読書
■「グインサーガ外伝11~21」栗本薫
外伝の方はこれにて読破。グインのキタイ、カナンの冒険譚と、本筋バリバリの話であった。21巻は現在の本編より未来の話であり、これを読むと「この先どうなるのだったか」と感慨深い。

■「グインサーガハンドブック1~3」栗本薫

■「グインサーガ101~103」栗本薫
やはり今月最終巻(未完)が出る模様。私は129巻もあえて読んでいないのだが、やっぱり読むべきかなあ。以前、「剣客商売」は最終巻をずっと取っておいて、旅に出た時に読んだのだよなあ。

■「angels」篠田真由美
無理やりな「嵐の山荘」づくり、登場人物にドラッグ中の高校生、文学賞を受賞した高校生と無理ありすぎ。笑い出しそうに。

■「地球保護区」小林めぐみ
地球環境は悪化し、人類は他の惑星に脱出。環境の回復とともに再び地球に足を踏み入れるも、天才科学者の謎の宝があり、それを狙う集団が現れる。ほど良く面白いSF。

■「晩夏に捧ぐ」大崎梢
地方の老舗書店の幽霊騒ぎを書店で働く「本屋探偵」が旅行がてらに調査する。この辺は楽しいのだが、昔の作家志望の書生がでてくると、必ずドロドロした感じになるのはどうかなあ。

■「深夜食堂5」安倍夜郎
メニュー名だけ見ると本当につまらないのだが、何となく旨そうに読めるという深夜食堂マジック。