散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20091223最近読んだ本

2009年12月23日 22時05分55秒 | 読書
■「ラ寿司開店!!3」ラズウェル細木
約4分の1が寿司マンガ。残りはなぜか入浴マンガなので、タイトルに偽りありだなあ。まあ、どっちにしても買うのだけれども。

■「酒のほそ道26」ラズウェル細木
いつのまにやら26巻。このマンガは「ああ、そういうことある」というより、ちょっと誇張したストーリーなんだよな。それでもちゃんと読ませる話なのである。

以下、図書館の5冊。
■「仕事常識平成オトナ道場」日本経済新聞社
とてもまともな内容である。ぜひ新入社員には読んできてほしい。

■「裁判員制度を批判する」小田中聰樹
肯定的な本は何冊か読んでいるので、バランスを取ってみた。制度上、複数の問題点があるのは間違いないと思う。

■「社名&商品名の謎」田中ひろみ
わりとあっさり紹介するにとどまっている。

■「冷蔵庫で食品を腐らせない日本人」魚柄仁之助
食品を保存する知恵を紹介した本。単に保存目的ではなく、味噌漬けとか醤油漬けは美味しいからね。

■「在日朝鮮人はなぜ帰国したのか」東北アジア問題研究所
うーん、いくつかの事実は分ったが、良く分からない。もう少し沢山の本を読む必要があるな。

懐かしい店(1)

2009年12月23日 16時06分14秒 | 食べ歩き
私は行った飲食店名をブログ上には(ほとんど)書いていない。なぜならば好みの違いというのは非常に大きなものだし(私はごく普通の店が好きなのである)、書いてあることと同じ待遇を受けられないケースもあるからだ。

特にバーでは、そのお店に行き、仮に私と全く同じ注文をしても同じカクテルは恐らく出てこない。これは常連だから特別待遇を受けている訳ではなく、初めて行く人は情報量が少ないため、どうしても無難な選択をされてしまうからである。

前置きはこのくらいにしておいて、今回は店名を出す記事を書いてみようと思った。但し、全て無くなってしまった店である。自分の記憶を電子化するためだけの自己満足記事だが、まあ、ブログとはそういうものだ。

■北17条「きよた」
H大体育会御用達、新入生の登竜門ともいうべき店がここだ。先輩に「明日、試験です」と口をすべらすと、必ずここに連れ込まれたような気がする。口を滑らせるほうも、半ば期待して滑らせるのだからどうしようもない。

普段、焼鳥、ホッケ(皮・骨もほぼ消滅する)等を主に食べていたと思うが、恐らく私は全メニュー制覇しているはずで、そのためだけに八つ目うなぎや石狩鍋まで註文したものだ。

そんな中で忘れられないメニューが「山賊鍋」である。中身は白菜・玉葱を中心に、僅かに脂身の多い肉が煮込まれたもので、その脂がまわっておつな味になるのである。某先輩の「おばちゃーん! 山賊」という注文が忘れられない。また註文を受けるのが、超名物おばちゃんだったのも忘れられない。

恐らく相当昔からある店だろうと勝手に思っていたのだが、閉店の時のあいさつを見ると、私が入学する8年前にできた店だということが判明し、大変驚いたものである。

■北20条「かっちゃん」
居酒屋でカラオケを歌う時にはこの店に来た記憶がある。今の人には想像もできないかもしれないが、カラオケは8トラで、歌詞カードは”紙”という恐るべき店であった。

この店での思い出は、それまで嫌いだったカキフライを食べたところ非常に美味しく、「これはウマい!」と言ったところ、他の人から「普通です」と総突っ込みを受けたことである。これ以降、カキが全般的に好きになったので、ありがたい店であった。

もう一つは、恐るべき体格のドイツ人が酒を飲んでおり、私のグループの酒・最強伝説者と飲み比べ大会になりかけたことだ。何とか適当な英語で仲裁し、勝負はやめさせておいた。彼らが飲むのは勝手だが、私と割り勘にするのはやめて欲しいからだ。

■場所思い出せない「爛漫亭」
どうやら現在のすすきのにも同名店があるようだが、別の店である。料理の美味しい居酒屋で、お任せ3点などでも非常に工夫のある料理が出てきて重宝していたのである。これだけは忘れられないというのが「蟹こうら飯」で、毛蟹のこうらに蟹みそ・蟹肉を混ぜたご飯がつめてあり、確かホイルで包んで蒸していたような気がする。あまりに美味しいので、数人で行ったときに全員1個づつ頼んでいたら、勘定がちょっと大変なことになった記憶がある。

■南6西2くらい? 「八巻」
札幌はいわゆる天ぷら屋さんが少ないような気がする。幾つか非常に美味しいが、良い値段の店もあるのだが、なかなか行きにくい。この店はお手頃で本格天ぷらだったので、何度か行ったのである。

いつも「松」コース(2500円)を頼んで、少し単品追加するのが常であった。記憶にある中でこれは、というものは鮎、めごちかな。特にめごちは初めて食べたのだが、天ぷらにしてこれほど美味しい魚があるのかと、感心したものである。

■山の手「サルディニア」
飲み屋を中心に行くことが多い私が、以前、ここだけはとたまに行っていたイタリアンレストラン。5000円のコースを頼むと、前菜からパスタ、魚、肉と大満足の味。一番の記憶は、単品注文でホタテのオーブン焼きというのを食べたところ、あまりの美味しさに驚いたことがある。ホタテが3個だったので、あっという間に食べてしまわないように、努力が必要だったものだ。

多分、後2回くらい続く。

祝日の昼食

2009年12月23日 13時38分39秒 | 食べ歩き
今日はクリスマスイブの前日&祝日ということで、街に出かける気力なし。二十四軒のビストロ「PE」で昼食を食べることにした。

前菜は銀杏のキッシュ、百合根とコンソメのロワイヤル、ミルク仔鹿のパテ、キングサーモンの香草マリネ。百合根とコンソメは良くぞこれを合わせてくれた、という味。コンソメは時に醤油に近いというか、日本人の旨み神経にダイレクトに働きかける味がする。パテも可愛い仔鹿がミルクを飲んでいるところを想像しなければ、非常に美味しい味だ(いや、そんなに神経か細くないけど)。



続いてメインは牛すね肉の煮込みドイツ風。これが今年の最後にまた大ヒットだ。すね肉からゼラチン質が出て、濃厚な味なのだが、微妙に酸味があるのだろうか。食べ飽きない、かつ奥深い煮込みの味である。



最後のデザートはベラベッカ、マダガスカル産ヴァニラのアイス、モカクリームのプラリネシュー、チョコレートのプレッツェル。何となく少しクリスマス仕様かな?



この後、図書館に立ち寄り帰宅。今日は酒を飲まないことにしておこう。