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散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

腹減った

2008年06月29日 14時35分14秒 | 食べ歩き
ギャラリー門馬付近には飲食店はおろか自動販売機すらあまり見かけない。どこで昼飯を食べようかと悩んでいたが、円山方面に下っていくと結構食べる所があるようだ。ずいぶん昔に行ったことがある、焼肉「H」に入ってみた。



うむ、昔とメニュー構成は変わらないようだ。石焼ビビンバセットというのを注文。ちいさなガラスポットでお茶がでて、サラダ、カクテキがでて、しばらくしてからジュージューと音を立てて石焼ビビンバが到着した。





スープを少しとコチュジャンを多めに入れて、激しくかき混ぜてから食べる。かき混ぜた後はあまりのお姿になってしまうので、写真は掲載できない。味はもちろんいうまでもなく、ナムル・キムチ・ひき肉・玉子などが渾然一体となり、熱々である。合いの手にカクテキをつまみつつ完食。



食後にアイスクリームもでて、このお値段では非常にお得感の強いランチであった。焼肉系の定食もちょっと食べてみたいと思う。


20080629ギャラリー巡り

2008年06月29日 13時21分00秒 | ART
今日は紙のめぐみ→門馬ANNEXの2箇所。

■紙のめぐみ「ホルストヤンセン展」。ヤンセンの銅版画は決して美しいものだけに着目したのではない、不思議さがある。紙のめぐみというのは手漉き紙専門店ということで、額装もまた見所である。普段工業的な紙にしか触れていないが、作品のベースになる紙について、もう少し意識的になっても良いなという気がした。

■門馬ANNEX「藤谷康晴展覧会 -白昼の神隠し-」。間違いなくある種の到達点に達してしまった凄みがある。もちろんその先に道があるのか、または違う道を求めるしかないのかは私には良く分からない。

作品を見て少しだけ高橋葉介を思い出したり、「北斎っぽい」と思った作品が「浮き世崩し」というタイトルであったり、過去の絵画やマンガがあって到達した地点であるとは思うのだが、それにしても他の追随を許さない所まで来ていると思う。

何か化け物のようなものを描いた大作では「クトゥルフを描かせたら世界最高かも」と思ったり、何気ない街角に見える「アンニュイタウン」に潜む、凍りつくような静かな恐怖感は、本当に素晴らしいものだと思う。

これからも継続して作品発表をしていくとは思うが、次は何を見せてくれるのか、非常に楽しみな作家の一人である。