散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080611最近読んだ本

2008年06月11日 21時05分15秒 | 読書
「日本沈没 第二部 上下」小松左京、谷甲州
日本が沈んだ後の話。異常気象が拡大し世界は寒冷化へと向う。思えば私が子供の頃は「今は間氷期でいずれ氷河期が来る」との予測がもっぱらであった。それが現在では温暖化の予測ばかり。結構いい加減なものである。

以下、図書館の6冊。
「新卒無業」大久保幸夫
現在はどうも仕事と職業意識のミスマッチが多いような気がする。必要な労働力と人材は結局の所、それ程変わらないと思うのだが(業態のシフトは必要かも知れない)。会社もコストダウンを言いすぎることで失っているものがあると思う。CSRなんて抜かすなら、まず正当な賃金をきちんと払う必要があるだろう。

「夕張あの頃の炭都」安藤文雄 他
炭鉱町の賑わいはもちろん知らないが、子供の頃の運動会の様子や街の賑わいは何となく分かる。

「若者の犯罪 凶悪化は幻想か」間庭充幸
事例を色々あげているが、結局の所何も分からないと言っているだけ。それはさておき、過去にも有名な凶悪事件はあるが、私も知らない事件の事例が沢山あった。結構驚くような酷い事件があるよ。

「こんな教科書あり?」谷川俊太郎、斎藤次郎、佐藤学
確かにダメな内容の教科書があるのは分かる。しかし教科書ごときに何を求めてるんだという感あり。私に言わせれば、教科書しか読まないような人間にはどんな内容であっても無駄(あまりにも視野が狭いから)。教科書以外にも本を読む人間からすれば、教科書の内容などどうでも良い(ひどい内容でも相対的に読めば良い)。教科書がちゃちでインチキ臭いなんて、子どもも分かってるよ。

「有名私立校の真実」子育てと環境を考える会
私自身、オール公立校なので良く分からない。

「食を育む」師岡章 他
どうも「食育」とか「スローフード」という言葉が好きになれない。言葉というよりもその部分だけを取り上げるやり方が気に入らないといった方が良いかもしれない。食べ物ばかり着目しても何も育つわけではないし、スローフードなど幻想に過ぎない。衣食住、仕事、人生観、制度含めてトータルに見て、初めて何がしかのことがあるのであって、「食」にばかり着目するのは木を見て森を見ない逃避的態度であると思うのだ。

わりと暇な今週前半

2008年06月11日 20時47分15秒 | Weblog
仕事が軌道に乗り、先週から平穏な日々をすごしている(いずれまた忙しくなる)。18時頃余裕で帰宅できる状況になるので、その後を有意義に過ごしたいと思うのだ。

9日(月)。歩いて家まで帰る。約1時間15分かかる。

10日(火)。地下鉄で琴似に移動し「R&R」へ。エーデルピルス、テキーラライム2杯を飲む。「足立成亮写真展」を見たいのもあって来たのだ。作品はモノクロの樹木写真で、樹木は生命体(それはそうだが)にも、きわめて複雑な地図にも見える。面白いが、特に何の説明もなく、見る人まかせ過ぎるような気もする。

11日(水)。札幌駅方向に移動し、昼は喫茶、夜は200円居酒屋という「S」へ。発泡酒、ワイン、レモンサワー、つくね、牛筋煮込み(300円)、マカロニサラダ、焼そばを食べる。つくねは不定形な鶏ハンバーグという感じだが、熱々で肉汁あふれる旨さ。焼そばは具がほとんどキャベツ・玉ねぎだけだが、締めの食事としては満足である。

全然有意義に過ごしていない。