散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20080608最近読んだ本

2008年06月08日 22時50分09秒 | 読書
今日は体調も悪くなかったが、だらけて過ごしてしまった。外出は図書館だけという体たらくだ。

「夜のピクニック」恩田陸
高校生最後のナイトハイクに色々な思いが交差する。会話主体で非常にすいすい読ませるのは作者の上手さである。

「サイロンの光と影 グインサーガ121」栗本薫
グインついにサイロンに帰還。大喜びに沸く人ばかりの中でドロドロした事態が発生していた。栗本薫、こういうの好きだよね。

「サターンデッドヒート2 上下」グラント・キャリン
土星に残された宇宙船を使い、宇宙船を残した異星人の本星へと向う。ユーモア好きの異星人に付き合うに足る種族だと、人類は認められるのだろうか(再読)。

「「独りバー」はこわくない」根津清
初心者向けには適切な本だと思う。

「dancyu7月号」
今月は北海道と九州を食べつくすという特集。北海道編では気になっている店が紹介されていた。しかし、雑誌登場で込むと思うので、しばらく行かないでおこう。第2特集は「うなぎ」。私は一時期、夏に必ず居酒屋でうなぎを食べていたのだが(また旨くて手ごろな店があったのだ)、最近食べてない。

「逆説の日本史12」井沢元彦
豊臣から徳川へと政権が移動する時期の話。わりと詳しい時代なので、読み易い。

以下、図書館の3冊。
「「よい子」が「困った子」になったとき読む本」三好邦雄
なるほど、子どもの持つ価値観が周囲に適合できなくなった時に「困った子」になるわけだ。親が子どもにどういう価値観をもたせるかというのは、非常に重要かつ難しい問題であろうと思う。

「もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ」北尾トロ、中川カンゴロー
そう思う大人は多いだろう。私も大人になって行った奈良・京都はもうたまらない楽しさであったのだ。

「「感動」禁止!」八柏龍紀
高度成長からバブルを経て現在に至るまでの消費傾向の説明が中心で、タイトルにふさわしい話はごく一部である。まあTVを見て「感動をもらう」という行為は恥ずかしいものがあるがな。