お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

御礼

2014年08月13日 | 雑感
 先日、「参考までに」と、住所、お名前の記載が一切無く、匿名にて、資料をお届けいただいた「老骨住職」様から
第2弾の資料(法語カレンダー8月の言葉の解説・「月々のことば」より)を数日前お届けいただきました。
  この場でしか、お伝えできませんので、厚く御礼申し上げます。
 「老骨住職」さまは、広島県(福山市?)のご住職さまのようです。
 このブログが6月末から更新されていないと、勘違いされ、私の体調をご心配いただいております。
 「老骨住職」さまのパソコンの不調? が直り、これを読んでいただけましたら、有り難いことです。
 ありがとうございました
 
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仏さまの教え

2014年08月12日 | 仏教
 土曜日頃から墓参り客が増え、昨日から、たくさんの方々が、汗だくでお墓参りに来られています。
やはり、日が照ると、気温がぐっと上がりますね。
それでも、例年(猛暑つづきのこの数年)より、今年のお盆は、幾分涼しいような気もします。(と言う私は留守番なので、涼しい顔できますが、黒い衣を着て、熱を吸収しつつ、お参りに回っている住職は暑いでしょうね~)

 例年通り、14日、15日は、午前10時~と、午後1時半~と、法専寺盂蘭盆会です。
どうぞ、ご家族、ご親族おそろいで、お参りください

 さて、天岸浄園先生の言葉です。(2012年「お盆」の冊子より)

 一般的に、教えや言葉を聞くとは、相手の言うことを自分の理性や知性によって判断し、納得することです。そのことが納得できたら是認し、納得できないことは否定します。ただし、これは人間対人間の関係であります。仏さまと人間に場合はどうでしょうか。
 仏さまの教えられる言葉は、人間の理性や知性、常識の限界を知らせる言葉です。ですから、常識の領域を超えた不可思議な言葉というべきなのです。
       (略)
 人間の知性を超えた言葉は、ただ言葉のままに受けいれるよりほかに聞くことができる方法はありません。


 そうです。私が頭で考えることが、人のためによかれと思うことも含めて、いかに自分中心であるかに気づかされるのが、仏さまの教えです。
 私が私の頭で理解し、「よっしゃ~、わかった」なんて、納得することは、所詮、私の思い込みでしかないのでありましょう。
 仏さまの大いなる智慧と慈悲の前には、ただただ、頭が下がるのみです。
 

 単なる墓参り、先祖供養の(自分の先祖だけを大切に思う)「お盆」ではなく
 あらためて、私の問題・人間の理性や知性の危うさに気づかされる「お盆」でありたいと思います。
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戦争をさせない1000人委員会

2014年08月10日 | 行事・案内
 先日・8月6日の「佐賀教区の平和の集い」に参詣した折、いただいたご案内です。

 「戦争をさせない1000人委員会」結成集会(講演会)

 日時:8月16日(土)13:30~
 場所:佐賀市 アバンセホール
 講師:横田耕一 氏 (九州大学名誉教授・憲法学)

 佐賀県民の皆さん、多数ご参加ください 

とのことです。

 「佐賀県呼びかけ人」の中には、浄土真宗のご住職方も、たくさんおられます。
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千鳥ケ淵にて

2014年08月08日 | 行事・案内
 毎年9月18日、浄土真宗本願寺派では、
国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて、「全戦没者追悼法要」を勤修しています。

悲惨な戦争を再び繰り返してはならない。平和への決意を確認するため」(本願寺案内より)の法要です。

 今年は第34回。
 導師は、第25代に就任された新門主がつとめられます。

 第34回 全戦没者追悼法要 
 日時:9月18日 12:45~14:15 
 場所:千鳥ヶ淵戦没者墓苑


 ご参拝ご希望の方は、8月15日までに、最寄りの教務所(各教区の本願寺出張所のような事務所)まで、お知らせください 
との、ご案内をいただいております。
 

 
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おばあさんは○○へ洗濯に

2014年08月07日 | 雑感
 我が家は、大家族ゆえ、大量の洗濯物が出ます。
 大量の洗濯物を一気に洗いたいところですが、家庭用洗濯機の最大量は10kg。
それ以上の容量は、業務用洗濯機となり、びっくりするほど高額。

 3月の巡番報恩講直前でしたが、10kgのドラム式洗濯乾燥機(これも結構な値段でした)に買い換えました。
最新式のおかげで、1回の洗濯時間が30分以内。
それを最低で2回、多いときは4、5回 回して、大洗濯。

 あ、ちなみに洗濯を一手に引き受けているのは、私です。
1才の孫~88才の老母の分まで。

 で、洗濯機。
 このところの大雨続きで、連日、乾燥までフル稼働。
あまりに酷使しすぎたのか・・・昨日朝、突然、ストップ
タッチパネルに、「コンセントを抜いて、販売店にご連絡下さい」の表示が・・・

 すぐ、販売店に連絡。やっと、メーカーの修理の方から連絡があったけれど、修理は、明日。

 ああ、きょうは久~しぶりのギラギラ太陽。
台風11号の接近で、またしばらく大荒れ、洗濯物が、はかどらないだろうに・・・
きょうは、ようやく洗濯日和だったのに
よりによって、きょう洗濯機が使えないなんて~

 昔話ならば、「おばあさんは、川へ 洗濯に」ですが、
我が家は、おばあさん(私)は、コインランドリーへ 洗濯に

 でも、コインランドリーまで、車でサッと行けるから、有り難いこと
これが、市内、停電だったら、昔ながらの手洗いです。
そう言えば、台風直撃で数日停電した時は、台風一過の晴天の下、たらいで洗った洗濯物を干しました。

 それに、母が私達を育ててくれた時代は、まだ、洗濯機がなくて、全て、手洗いだったんですよね~
オムツも今みたいに紙おむつなんてものはないし・・・今はホント楽してますよね
と、あたらめて、気づかされた洗濯機の故障でありました。

 

 
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平和を願う集い

2014年08月06日 | 仏教
 きょう、浄土真宗本願寺派佐賀教区の 第22回「平和を願う佐賀教区の集い」~全戦争犠牲者追悼法要~ が、勤修されました。

 8月6日と言えば、広島に原子爆弾が投下された日、これは誰もが知っていることですが、
同日、8月6日は、佐賀が、B29の空襲を受けた日でもあるのです。(8月5日~6日にかけて空襲があったそうです)
 毎年、8月6日に「平和を願う佐賀教区の集い ~全戦争犠牲者追悼法要~」が勤修されています。
 
 「全戦争犠牲者」ということは、「日本を守る」という名の下に、戦死された兵士 のみならず
原爆、空襲、沖縄の地上戦、あるいは、海で撃沈され、亡くなった一般の日本人 のみならず
敵味方の区別なく(外国人の方々も)

また、今も世界中で戦争の犠牲になられている方々も含む、

全ての戦争犠牲者の追悼法要です、

 「追悼法要」・・・それは、ただ、世間でよく使われ、イメージされる「鎮魂」のため の法要ではありません。
 煩悩まみれの私が、「亡くなっ方々の魂を鎮める なんて、不遜で、おこがましい

 そうではなく、一人ひとりが、人間の罪業を自覚し、平和であるための努力をする 「自覚」をする 法要であります。 
 

 
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朝食前に

2014年08月05日 | 仏教
 住職が、あるご婦人(仮にAさんとしておきます)から聞いた話です。

 Aさんのお父様は、内科の開業医でいらっしゃいました。
 義父の同級生ということもあり、私どもが若い頃は、お世話になっていた、かかりつけのお医者さまでした。
 温和な素敵な先生であられました。

 住職が聞いてきたのは、その先生の娘さんであるAさんが、亡くなられたお父様の思い出話として、お話になったことです。

 Aさんが子どもの頃、
仏前で(仏壇の前に座って)、短くてもよいので、何か、おつとめ(経文を称える)をし、仏さまに、手を合わせてからでなくては
朝食を食べさせてもらえなかった


ということです。

 お寺に住まわせていただいている私たちにとっては当然の行為ながら
一般のご門徒さん家庭において、じいちゃん、ばあちゃん、または、お父さん、お母さんが、毎朝、仏前に手を合わせられるとしても、お子さんが実行されているお宅は、ほとんで無いのではないかと感じいりました。

 いや、そもそも別居の若家族のお宅に、仏壇(仏さまに手を合わせるホームチャペル)がない というご家庭が、大多数でありましょうから・・・残念



 
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サマースクール

2014年08月03日 | Weblog
巨瀬組(浄土真宗のお寺のグループ)の「サマースクール」(夏休みの子ども一泊研修会」が、佐賀教堂で開催。

 元気な小学生17名が参加してくれました。

 昨日は、各寺から持ち寄った、本堂で使った残りのロウソクを使って、色とりどりのアロマキャンドル作り。

 ロウソクを3~5cmくらいにカットし、湯せんで溶かして 写真↑

溶けたロウソクに、刻んでおいたクレヨンと香りのオイルを加え 写真↓
 




 溶けて混じり合ったら、小さな紙コップに移し、ロウソクの芯を入れて、堅めて、完成。

 


 就寝前は、自分の作ったアロマキャンドルを使って、「灯火のつどい」写真↑

 ロウソクの灯火(仏さまの智慧の光を表す)を見つめながら、仏さまの詩の朗読を聞きました。
 

 2日目・きょう午前中、佐賀は、ものすごい大雨でしたので、予定していた佐賀城内のウォークラリーは、できず、
本堂で、ゲームをしたり、仏典物語のビデオを見て、過ごしました。

 出席してくれた子ども達、楽しんでくれたようで、よかったです。
子ども達、帰る頃には、元気な、大きな声で、お念仏が出ていました。

 私は、今、坊守役員なので、子ども達と一緒に宿泊しましたが、
若手住職さん、若院さん、また、お手伝いくださった坊守さん、寺族女性の方々、お疲れ様でした。
また、若い女性の門徒推進員さんも雨の中、遠路、自転車で駆けつけてくださってお手伝いくださいました。本当に、有り難いことでした。

 来年は、本山にお参りして、清掃奉仕活動などする「児童念仏奉仕団」の団体参拝があります。
たくさんの子ども達に、仏さまの前で手を合わせるご縁に遇っていただきたいと思います。ご参加をお待ちしています
 

 ところで、この天気で、昨夜の「栄の国まつり」城内の花火は延期。
 今夜の総踊りは、残念ながら、中止になりました。(午後になって晴れてきたんだけどなあ・・・)
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8月の言葉より「おがまれている」

2014年08月01日 | 仏教
 今月の「法語カレンダー」は、東井義雄先生の言葉

 拝まない者も おがまれている
拝まないときも おがまれている


 さて、「拝まない者」「拝まないときも」おがまれているのは、誰から

 答えは、阿弥陀如来

「阿弥陀如来(仏)なんか、知るか」と、全く無視している「私」や、
如来に心を合わせつつも、すぐ忘れる「私」

 そんな「私」をおがんで(願って)くださっているのが、如来さま という、味わいでございましょう。

 「月々のことば」本願寺出版社 によりますと

 阿弥陀如来は、迷い(自分の尺度を基準とした物の見方・感じ方による、心ザワザワの状態)の私を
救おう(真如・私の色眼鏡を通さない、真実の物の見方・感性に恵まれ、心が安穏の状態に導こう)と、願いを発されたと「仏説無量寿経」に説かれています。
 阿弥陀如来の願いは、私達が普段よく使う「お願い」などとは、まったく違います。
 それは、単なる願いではなく「誓い」であるのです。

 著者の内藤先生、すみません、( )内は、私が勝手に書き込みました。

 阿弥陀如来の救い・願いは、WOWWOWやスカパーのように契約者だけに届くのではなく
契約を拒んでいる人、契約しても見ない人 にも、全ての いのちある者に、平等に注がれる。

 その願いに気づかされるか、気づかないか・・・それは、私の問題です。


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