お寺のオバサンのひとりごと

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聖徳太子を訪ねて その2

2023年10月06日 | 仏教
 

 2日目、法隆寺と同じ斑鳩。
 聖徳太子御子・山背大兄王ゆかりの法輪寺。土地名から三井寺とも呼ばれる。
 斑鳩三塔として親しまれた三重塔は昭和19年、落雷で消失。昭和50年竹島卓一博士、宮大工・西岡常一棟梁のもと元の姿で再建されたもの。
 講堂には主に飛鳥、平安時代の如来、菩薩像が安置されています。
 シルバーセンターのガイドさんに詳細にご案内いただきましたが
「素晴らしい仏像がたくさんいらっしゃるのに皆さんあまり寄ってくださらない」と残念がっておられました。
 確かに、法隆寺、境内の中宮寺には、修学旅行生がいっぱいでしたが、法輪寺、法起寺は中高年が疎らに拝観でした。

 

 ↑現存する日本最古の三重塔のある聖徳太子建立の法起寺。
 「ホッキジ」と親しまれていますが、法隆寺の世界遺産登録に合わせて正式名称が「ホウキジ」になったそうです。

 斑鳩から明日香へ。昼食後は、聖徳太子お誕生の地に建つ橘寺へ。

 
 
 酔芙蓉がたくさん。
 ご住職にご案内いただき、一般拝観できない所も見せていただきました。
 如意輪観音に6本手があるのは六道に迷う衆生のため。正面から見えない6本目の腕を須弥壇横から拝見。また、須弥壇真後ろに回ると、何と、阿弥陀さまの御絵が。
 
 

 美しい天井絵のお堂も。

 

 境内の紫式部。

 2日目最後は、596年日本で最初に創建された寺・飛鳥寺へ。寺名は法興寺、元興寺とも。
 

 本尊・飛鳥大仏(釈迦如来坐像)は鞍作鳥(止利仏師)

 

 国宝でないのは、平安、鎌倉の火災で補修され、元の部分は少ししか残ってないかららしい。
 

 花々の美しい道を歩くと蘇我入鹿の首塚があります。↓




 のどかな風景。
 奈良のお寺周辺住宅は皆、違和感なく見事に調和しています。
 2日目夜は、犬鳴山温泉(大阪府泉佐野市山間部)に宿泊。
 「犬鳴」と聞くと筑豊出身の私は「犬鳴峠」(宮若市〜久山町)を思い出します。



 
 
 
 
 
 
 

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